革新

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
検索に移動

革新(かくしん)とは、「新たに革(あらた)める」ことであり、既存のものをより適切に変更することを意味する。

  1. 日本の政治の文脈では、戦前には、右翼勢力を指して「革新派」・「革新官僚」・「革新右翼」等と呼んだ。
  2. 一方、戦後には、日本社会党日本共産党など左翼勢力を指して「革新政党」・「革新勢力」・「革新統一」・「革新自治体」と呼んだ。
  3. その他の分野では、「改革Reform)」と同じく抽象的に用いられ、「Innovationイノベーション)」の日本語訳としても用いられる。
  4. 政治的な「Progressivism」の日本語訳の一つとして「革新主義」が充てられることもある[1]が、同じ意味で「進歩主義」とも日本語訳される[注 1]

冷戦の終了やソ連崩壊を受け、55年体制も崩壊して以降、新たに自民党に対抗する政党として登場した民主党(その後継である民進党)は、従来で言えば保守・革新の混成勢力であった。

現在も、社民党や共産党、沖縄社会大衆党、或いは、社会党・社民党の出身者で現在それ以外の政党(民主党や立憲民主党など)に在籍する党員などを「革新」と呼ぶ習慣は、メディア上に見られるのみならず、その文脈で自らを「革新」と呼ぶ団体の一つに「平和・民主・革新の日本をめざす全国の会(全国革新懇)」などがある。

一方、三島由紀夫は、1968年から1970年の死までの2年間(昭和40年代の前半)、自身の「文化防衛論」等において「国家革新」を唱えた。

2012年に結成された日本維新の会は、戦前の日本の「革新派」が使用した「維新」をそのまま党名に採用し、また、2014年に結成された維新の党2016年に結成された日本維新の会は、「維新」の英称として「Innovationイノベーション)」を充てている。

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 但し、それと異なる日本語に特有の意味で、明治時代の進歩党が掲げた「進歩主義と責任内閣の樹立」など「進歩主義」が、或いは、上述の(戦後の日本の政治における日本社会党日本共産党など左翼勢力を指した)「革新政党」に引っ張られる形で社会主義共産主義を総称して「革新主義」が、それぞれ用いられることもあるので注意が必要である。

出典[編集]

  1. ^ Yahoo辞書 かくしん【革新】 プログレッシブ和英中辞典

関連項目[編集]