韓成烈

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韓 成烈(ハン・ソンリョル 1954年-)は、朝鮮民主主義人民共和国の元外交官。長らく対アメリカ合衆国との折衝役などを担ってきたが、2018年に外務次官を解任、失脚して以降、消息不明の状態となっている。

経歴[編集]

  • 1980年 - 金日成総合大学を卒業後に外務省に勤務。
  • 1993年 - 国連北朝鮮代表部公使に就任。
  • 2002年から2006年 - 国連次席大使に就任[1]
  • 2007年 - 軍縮平和研究所長に就任。
  • 2008年から2013年 - 国連次席大使に就任(2回目)。
  • 2016年 - 米国担当外務次官に昇格。核問題の協議を行うために、クアラルンプールでアメリカのガルーチ元国務次官補と接触[2]
  • 2018年 - 崔善姫北米局長が外務次官に昇格。交代させられた韓成烈の動静は不明となる[3]

失脚説[編集]

韓国内では、韓成烈が局長級の幹部5人とともに革命化処罰を受け、咸鏡南道の剣徳鉱山で思想教育中との報道がなされている。また、韓国統一部が発行している「北朝鮮人名録」では、2019年版から名前が外されている。失脚の理由として、金正恩朝鮮労働党委員長に提出した米朝首脳会談の提案書を批判されたとも、2013年粛清された張成沢の件に連座したものとも推測されている[4]

脚注[編集]

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  1. ^ 北朝鮮の韓成烈氏、米国担当の外務次官に昇進”. 中央日報 (2016年9月8日). 2019年2月3日閲覧。
  2. ^ 弾道弾と暗殺で一気に進む「北爆時計」の針”. 日経ビジネス (2017年2月23日). 2019年2月3日閲覧。
  3. ^ 崔善姫氏が外務次官昇格か 北朝鮮、米国や核問題担当”. 日本経済新聞 (2018年2月28日). 2019年2月3日閲覧。
  4. ^ 北朝鮮の米国通・韓成烈外務次官が失脚、鉱山送りに”. 朝鮮日報 (2019年1月30日). 2019年2月3日閲覧。