音別駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
音別駅
駅舎(2018年9月)
駅舎(2018年9月)
おんべつ
Ombetsu
K42 厚内 (15.0km)
(9.7km) 古瀬 K46
所在地 北海道釧路市音別町本町1丁目
駅番号 K45
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 根室本線
キロ程 265.1km(滝川起点)
電報略号 オン←ヲン
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
351人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1903年明治36年)3月1日
備考 社員配置駅
みどりの窓口
テンプレートを表示

音別駅(おんべつえき)は、北海道釧路市音別町本町(もとまち)1丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)根室本線JR北海道の駅番号K45電報略号オン。旧音別町代表駅である。かつて停車した夜行特急「まりも」が廃止されたため、現在は普通列車のみ停車する。JR貨物の取扱は2019年になくなっているが、地元の要請で廃止届の提出が保留されている[1]

歴史[編集]

1977年の音別駅と周囲約750m範囲。右が根室方面。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

駅名の由来[編集]

所在地名(旧町名)より。アイヌ語の「オムペッ[注釈 1]」(川尻・塞がる・川)に由来するとされる[4]

駅構造[編集]

  • 2面2線の相対式ホームを有する地上駅。ホーム同士は、中央の構内踏切で結ばれている。上下線ともに駅舎側の本線である1番線を使用し、交換する場合のみ副本線の2番線を使用する。
  • 社員配置駅。管理駅として、直別白糠間の各駅を管理下に置いている。
  • みどりの窓口(営業時間8時10分~15時00分)がある。
  • 朝方に1往復、夜間に1往復の計2往復、釧路駅~当駅間の区間列車が設定されている。(2016年3月26日ダイヤ改正時点)
のりば
番線 路線 方向 行先
1・2 根室本線 下り 釧路方面
上り 帯広新得方面

貨物駅[編集]

2019年に取り扱いを終了したJR貨物の駅は旅客駅南側にあり、1面1線のコンテナホーム(全長約200メートル)がある。荷役線のほか1本の側線もある。荷役線・側線の両端は本線から分岐しているが、着発線にはなっていない。

当駅はコンテナ貨物の取扱駅で、12フィートコンテナのみを取り扱っていた。専用線はなく、主に大塚製薬工場釧路工場から出荷される清涼飲料水を取り扱っていた[1]

廃止直前まで、1日2回の貨物列車入換作業が行われていたが、出荷量が2012年度から半減していたことから、2019年3月16日ダイヤ改正において貨物取り扱いが廃止された。しかし釧路市はJR貨物に対して再開を求めて協議する方針で、JR貨物側も廃止届の提出を当面見合わせている[1]

利用状況[編集]

旅客[編集]

「釧路市統計書」によると、近年の年間乗車人員の推移は下記のとおりである。

年度 乗車人員
(百人)
出典
普通 定期
2006年(平成18年) 108 342 [5]
2007年(平成19年) 89 265
2008年(平成20年) 93 254
2009年(平成21年) 84 223
2010年(平成22年) 77 229
2011年(平成23年) 83 200 [6]
2012年(平成24年) 68 183 [7]
2013年(平成25年) 62 131
2014年(平成26年) 46 149
2015年(平成27年) 45 117
2016年(平成28年) 36 105
2017年(平成29年) 43 85 [8]

貨物[編集]

「釧路市統計書」によると、近年の貨物発着の推移は下記のとおりである。

年度 年間貨物トン数 出典
発送 到着
2006年(平成18年) 21,606 8,270 [5]
2007年(平成19年) 25,013 9,800
2008年(平成20年) 22,651 9,055
2009年(平成21年) 19,310 8,630
2010年(平成22年) 23,165 8,910
2011年(平成23年) 28,407 9,725 [6]
2012年(平成24年) 30,457 9,210 [7]
2013年(平成25年) 29,434 9,551
2014年(平成26年) 24,577 9,182
2015年(平成27年) 22,030 10,495
2016年(平成28年) 16,634 9,270
2017年(平成29年) 18,081 7,885 [8]

駅周辺[編集]

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道(JR北海道)
根室本線
厚内駅 (K42)- (直別信号場) - (尺別信号場) - 音別駅 (K45) - *波若信号場 - **古瀬駅 (K46) - 白糠駅 (K47)
*:打消線は廃止信号場(廃止時点では古瀬駅が未開業)
**:一部列車は古瀬駅を通過する。

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d 石川孝織 (2019-06). “2019年3月改正で廃止された根室本線尺別駅と直別駅”. 鉄道ピクトリアル (株式会社電気車研究会(鉄道図書刊行会)) 69 (6(通巻960)): pp.122-124. ISSN 0040-4047. 
  2. ^ 音別町史 昭和60年12月発行 P737。
  3. ^ a b 音別町史 P706。
  4. ^ アイヌ語地名リスト オニシベキタ P31-40P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月19日閲覧。
  5. ^ a b 平成23年釧路市統計書 (PDF)”. 釧路市. p. 125 (2011年). 2018年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月30日閲覧。
  6. ^ a b 第10編 運輸・通信・電気・ガス・水道 (PDF)”. 平成28年釧路市統計書. 釧路市. p. 113 (2016年). 2018年2月9日閲覧。
  7. ^ a b 第10編 運輸・通信・電気・ガス・水道 (PDF)”. 平成29年釧路市統計書. 釧路市. p. 115 (2017年). 2018年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月30日閲覧。
  8. ^ a b 第10編 運輸・通信・電気・ガス・水道 (PDF)”. 平成30年釧路市統計書. 釧路市. p. 115 (2018年). 2019年4月22日閲覧。

関連項目[編集]