飛行禁止空域

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飛行禁止空域(ひこうきんしくういき、英語:No-fly zone)とは、上空において航空機の航行が許されていない領域のこと。

このような空域は通常、における非武装地帯に似て軍事的な文脈で使用され、通常領域内の交戦国の軍用機の活動が禁止される。

歴史上または現在の飛行禁止空域[編集]

イラク(1991–2003)[編集]

ボスニア・ヘルツェゴビナ(1993–1995)[編集]

リビア(2011)[編集]

行政また民生上の飛行禁止区域[編集]

非軍事的な文脈における航空行政上の飛行禁止空域は、各国の国内法令等により多種多様に設定される。

アメリカ[編集]

ワシントンD.C.の防空識別圏

ハイジャックした旅客機を目標に激突させる手法が用いられた911テロの後、米国メリーランド州ボルチモアワシントンD.C.に跨る首都地域は、領空内の飛行許可を得ている民間航空機等の侵入をも許可しない防空識別圏「Washington, DC Metropolitan Area Special Flight Rules Area」を設けている。

日本[編集]

航空法第80条および航空法施行規則第173条に規定する、飛行禁止区域あるいは飛行制限区域を設定して行われる。飛行禁止区域等は、予め国土交通省告示によって行われる場合と(官報等に掲載、各航空機関において共有)、急を要するためNOTAMにより公告される場合とがある。

また飛行禁止区域等とは別に、制限表面に係る規制や、民間訓練試験空域(航空法第95条の3)、自衛隊在日米軍の陸上または洋上の射爆撃場に係る制限空域または試験航空空域、米軍制限空域(横田空域など)がある。

無人航空機ドローン等規制法により飛行が禁止されている区域が存在する。

関連項目[編集]