食品と暮らしの安全

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食品と暮らしの安全
ジャンル 食品、環境、生活
刊行頻度 月刊
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
出版社 NPO法人食品と暮らしの安全基金
発行人 小若順一
刊行期間 1981年 -
発行部数 5700部(2012年2月)
ウェブサイト tabemono.info
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食品と暮らしの安全』はNPO法人食品と暮らしの安全基金発行の月刊誌。

概要[編集]

市民が資金を集め、食品や暮らしにひそむ化学物質の安全性について自らテスト、調査を行って調べていこうと、1984年に創刊。当初は「JOFニュース」の誌名であったが、1993年の第50号から「食品と暮らしの安全」に改めた[1]。編集者は小若順一。広告を取らず、購読料で月刊誌を発行。

1998年1月、日本子孫基金は12品目のカップ麺容器に熱湯を入れる実験を行い、すべての容器からスチレンが溶出していることを確認した[2]。『食品と暮らしの安全』は2月号で「カップ麺から発ガン環境ホルモンを検出」のタイトルでこの件を取り上げた[3]。5月には日本即席食品工業協会が「カップ麺の容器は環境ホルモンなど出さない」と全面広告を出したが、国立医薬品食品衛生研究所の再実験でスチレントリマーが検出された[4]

2002年には創刊150号を迎え、創刊以来の雑誌の内容を合本にした『食品と暮らしの安全』を出版した[5]。2004年、発行団体の日本子孫基金が設立20周年を迎え、団体名称が「食品と暮らしの安全基金」に変更された[6]

取り組んできたテーマ[編集]

  • 食品添加物
  • ポストハーベスト農薬
  • 消費者を惑わす表示
  • 国際食品規格
  • 遺伝子操作食品
  • 環境ホルモン
  • ダイオキシン
  • PCB
  • シックハウス
  • 防虫剤
  • 電磁波
  • 原発
  • エネルギー
  • 空気・水・土壌汚染
  • 抗生物質耐性菌
  • 掃除機の廃棄問題
  • ミネラル
  • 現代食

脚注[編集]

  1. ^ 「「食品と暮らしの安全」に誌名改めて、内容一新 「日本子孫基金」の月刊誌」『毎日新聞』1993年6月24日付東京本社朝刊18面。
  2. ^ 「よみがえれ環境・第8部 地球が乱れる(3) 疑惑の容器 生活の隅々に広がる」『京都新聞』1998年4月19日付朝刊1面。
  3. ^ 「特集1 100カップ麺の「カップと麺」安全性調査 カップ麺から発ガン環境ホルモンを検出 安心なのは3品目 ワーストメーカーはエースコック」『食品と暮らしの安全』第106号、2-4ページ。
  4. ^ 「環境ホルモンの衝撃 企業にリスク管理能力を問う」『週刊東洋経済』第5525号、1998年11月14日、44-49ページ。
  5. ^ 「17年の活動記録 日本子孫基金が「食品と暮らしの安全」出版」『日本農業新聞』2002年1月15日付2面。
  6. ^ 「「日本子孫基金」設立20周年 「食品と暮らしの安全基金」に名称を変更」『読売新聞』2004年2月19日付東京本社朝刊19面。

関連項目[編集]