馬橋駅

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馬橋駅
東口(2006年3月20日)
東口(2006年3月20日)
まばし
Mabashi
所在地 千葉県松戸市馬橋
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細
流鉄駅詳細
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JR馬橋駅を通過する常磐線の快速電車と流鉄流山線の電車。(2012年2月12日)

馬橋駅(まばしえき)は、千葉県松戸市馬橋にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・流鉄である。

乗り入れ路線[編集]

旅客線はJR東日本の常磐線と、流鉄の流山線が乗り入れ、接続駅となっている。JR東日本の駅には常磐線の緩行線を走る常磐線各駅停車のみが停車する。JR東日本の駅には「JL 24」の駅番号が付与されている。

このほかに、JR東日本の駅からは貨物列車専用の武蔵野線支線(馬橋支線)が分岐している。この支線は常磐線の快速線から分岐しており、同様に北小金駅付近から分岐する武蔵野線支線(北小金支線)との合流箇所を含めて馬橋駅構内となっている。なお、当駅の所属線は常磐線である。

年表[編集]

駅構造[編集]

JRと流鉄は別改札である。

JR駅舎の真下にある出入口は東口である。橋上駅舎と跨線橋により改札外でつながる東西の出入口はどちらの会社線に乗降する際も使えるが、切符売場と改札口が両社別である。両社間に連絡改札口は存在しないため、乗り換えの際は一度改札外に出なければならない。駅名にはJR東日本のロゴしかないが、流山線階段上には「流山線」と表記された案内標識がある(どちらの出入口もJR管理区域に入るためと思われる)。

跨線橋と西口歩道橋の境目部分の流山線階段上にスピーカーが設置されているが、これはJRのもので、JR線の遅延案内放送に使われる。

JR東日本[編集]

JR 馬橋駅
まばし
Mabashi
所在地 千葉県松戸市馬橋121
所属事業者 JR logo (east).svg 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 マハ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
25,246人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1898年明治31年)8月6日
乗入路線 2 路線
所属路線 JL 常磐線(各駅停車)
(正式には常磐線
駅番号 JL 24
キロ程 19.1km(日暮里起点)
綾瀬から11.4km
JL 23 北松戸 (1.3km)
(1.6km) 新松戸 JL 25
所属路線 武蔵野線(貨物支線・馬橋支線)
キロ程 3.7*km(JR貨物・南流山起点)
南流山 (3.7km)
備考 業務委託駅
* 貨物支線はJR東日本が第1種鉄道事業者であるが、同社では営業キロを設定していない。第2種鉄道事業者である日本貨物鉄道(JR貨物)のみ営業キロを設定している。
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JR東日本ステーションサービスが受託する業務委託駅である。緩行線のみに島式ホーム1面2線を持つ地上駅橋上駅舎を有する。自動改札機が設置されている。販売係員配置のみどりの窓口2006年5月25日に廃止され、代わりに指定席券売機指定券や長距離乗車券類の発売を行っている。駅舎内にトイレエスカレーターエレベーター・待合室がある。

流鉄のホームから階段が伸び、JR橋上駅舎を結ぶ跨線橋につながるが、これは1971年の常磐線複々線化以前に常磐線下り線と総武流山電鉄(当時)がホームを共用していた名残りである[2]。現在この跨線橋は改札外通路である。跨線橋は流鉄階段上辺りでそのまま専用の歩道橋(西口)とつながり、駅西側を流れる新坂川を超えた場所に出られる。

発車メロディオカリナ奏者宗次郎楽曲『四季~愛しき子供達へ~』のアレンジ曲が使用されていたが、著作権上の理由で2005年3月7日をもって別の曲に変更された。この曲はJR東日本の発車メロディの中でも特に暗いイメージがあり、過去に松戸駅新松戸駅柏駅などでも使われていたが、今ではこの曲を使用する駅はない。現在の発車メロディは、1番線はせせらぎ、2番線は トレモノVer.である。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 JL 常磐線(各駅停車) 上り 松戸北千住代々木上原方面
2 下り 新松戸我孫子取手方面

流鉄[編集]

流鉄 馬橋駅
2016年に登場した新駅名標(2016年7月)
2016年に登場した新駅名標(2016年7月)
まばし
Mabashi
(1.7km) 幸谷
所在地 千葉県松戸市馬橋181
所属事業者 流鉄
所属路線 流山線
キロ程 0.0km(馬橋起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
1,451人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1916年大正5年)3月14日[1]
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島式ホーム1面2線を持つ地上駅。ホーム上に自動券売機・改札口・駅事務室(券売・出札窓口)・待合室(改札内)があり、流山方のホーム先にトイレがある。

発車ベルは東京近郊の鉄道としては数少ない「ジリジリ~」と鳴る電磁タイプを使用している。装置は流山線入口付近にある。音量が大きい。

待合室内には、かつて総武流山電鉄→流鉄時代に活躍していた車両の写真が飾られている[1]。また、幸谷寄りには流山市の観光案内図が設置されている。

のりば[編集]

番線 路線 行先 備考
1・2 流山線 流山方面 2番線は通勤時間帯のみ使用

線路と饋(き)電線の接続[編集]

  • 北松戸寄りの場所で、流鉄の線路とJR常磐線の線路が接続されているが、車両の受け渡しなどに使用される程度で、普段は使用されない。
  • 流鉄はかつて旧日本国有鉄道(国鉄)・JR東日本から買電していた経緯から、JRの架線き電接続されており、現在でも自前の変電所が機能しなくなった時の非常用として使われるという。

貨物取扱[編集]

当駅では臨時車扱貨物のみを取り扱っており、定期貨物列車の発着はない。まれに発着する臨時貨物列車は、流鉄の新車を搬入する車両輸送列車である。 常磐線の複々線化までは、貨物の取り扱いが行われていた。

利用状況[編集]

  • JR東日本 - 2016年度の1日平均乗車人員25,246人である。
    • 近年は減少傾向にあり、現在は松戸市内の常磐線の駅の中では松戸駅新松戸駅に次いで3番目である。単独駅の北小金駅とは数十~数百人の差で、年によっては抜かれる場合もある。
  • 流鉄 - 2015年度の1日平均乗車人員は1,451人である。
    • 流鉄6駅の中では幸谷駅、流山駅に次いで3番目に利用者が多い駅である。

JR東日本および千葉県統計年鑑によると、近年の1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。

年度別1日平均乗車人員[統計 1]
年度 JR東日本 流  鉄 出典
1990年(平成02年) 28,363 3,882 [* 1]
1991年(平成03年) 28,656 3,877 [* 2]
1992年(平成04年) 29,193 3,879 [* 3]
1993年(平成05年) 29,364 3,942 [* 4]
1994年(平成06年) 28,892 3,773 [* 5]
1995年(平成07年) 28,723 3,601 [* 6]
1996年(平成08年) 28,546 3,530 [* 7]
1997年(平成09年) 28,182 3,468 [* 8]
1998年(平成10年) 27,730 3,411 [* 9]
1999年(平成11年) 27,434 3,277 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 1]27,363 3,146 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 2]27,310 3,141 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 3]27,004 3,059 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 4]26,907 3,018 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 5]26,692 2,892 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 6]25,946 2,274 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 7]25,078 1,781 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 8]24,934 1,669 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 9]24,929 1,626 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 10]24,533 1,553 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 11]24,387 1,492 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 12]24,325 1,448 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 13]24,256 1,456 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 14]24,604 1,467 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 15]24,350 1,407 [* 25]
2015年(平成27年) [JR 16]24,981 1,451 [* 26]
2016年(平成28年) [JR 17]25,246

駅周辺[編集]

駅開業時の地平駅舎は東側にあり、現在の東口側は駅開業以来の古い商店街が存在する。間の宿があった旧水戸街道にもほど近い市街地である。それと対照的に駅西側は西口出口開設後の住宅街である。西口出口は、新坂川を渡る歩道橋にのみつながっていて、川向こうに西口広場や駅前駐輪場がある。どちらも徒歩10分以内はおおむね住宅地であり、商店スーパーマーケットなどが点在する。また1990年代より中層のマンションが目立つようになった。駅南西には、北松戸工業団地の北端部がある。

2011年5月6日、西口に建設された駅ビル「馬橋ステーションモール」が開業した[3]

東口[編集]

西口[編集]

バス路線[編集]

駅東口側はバス乗り場が駅前ロータリーにないため、駅を出てから多少距離がある。 バス路線は南北方向の鉄道線に対して東西方向に伸びており、松戸市八ヶ崎・西馬橋・旭町・栄町西などからの連絡を担う。

東口(馬橋駅入口停留所)[編集]

駅東口構内(駅前広場)には乗り入れず、2012年2月16日より旧・馬橋坂下停留所前の松戸市役所馬橋支所跡地がバス発着所となった。駅出口から370m離れているがトイレやベンチ、雨除け、テレビ付きの乗務員休憩室など移転前にはなかった施設を揃え、なおかつバス転向場としたため駅方面行きの経路短縮を行っている[4]

系統 経由地 行先
馬12 八ヶ崎・千葉西病院 常盤平駅北口
  • 松戸市コミュニティバス(中和倉コース)
系統 経由地 行先
左回り 北松戸駅・専大松戸高校・県立松戸高校 松戸市立総合医療センター
右回り 中和倉商店街

西口(馬橋駅西口停留所)[編集]

西口とつながる歩道橋の出入口前にある広場内に乗り場がある。改札口から徒歩1分程度。

運行事業者 系統 経由地 行先
松戸新京成バス 新2 蓮田橋・支所前 新松戸駅
京成バス(松戸) 松72 馬橋高校・日大病院入口・古ヶ崎・松戸営業所 松戸駅
馬橋高校・日大病院入口・古ヶ崎・樋野口橋

廃止された系統[編集]

新京成バスが4方面乗り入れていたが、1970年代以降、交通事情や周辺環境の変化により廃止されたり他路線への振替がなされている。

  • 松戸新京成バス・新京成電鉄
    • 小金原線馬橋系統 貝の花方面行
    • 幸谷線 北小金駅行
    • 六和支線
  • 京成電鉄
    • 新松戸線 新松戸駅行、日大歯科病院行
    • 浅草線
  • 東武鉄道
    • 松戸線

その他[編集]

  • 当駅から新松戸駅(流山線は幸谷駅)までJR常磐線と流山線はほぼ並行する。同駅までの運賃は普通旅客運賃が両者同額であったが、1997年4月1日2014年4月1日の消費税税率変更により、JR線は変更分が転嫁されて「140円(ICカードは133円)」になったのに対し、流山線は「120円」の据え置きとなっている。
    • ただし、流山線は定期旅客運賃が高くなる。また、運転本数は流山線が日中毎時3本に対し、常磐線は日中毎時6本と差がついている。
  • 当駅から南流山駅へ向かう線路(馬橋支線)は全線複線である。一部、単線のように見える部分があるが、その部分は馬橋駅の構内として扱われている。

隣の駅[編集]

JR logo (east).svg 東日本旅客鉄道
JL 常磐線(各駅停車)
北松戸駅 (JL 24) - 馬橋駅 (JL 25) - 新松戸駅 (JL 26)
武蔵野線貨物支線(馬橋支線)
南流山駅 - 馬橋駅
流鉄
流山線
馬橋駅 - 幸谷駅

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』21号 関東鉄道・真岡鐵道・首都圏新都市鉄道・流鉄、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年8月7日、24・26頁。
  2. ^ 流山電鉄
  3. ^ 馬橋駅西口公社所有地有効活用事業:土地の売却, 財団法人松戸市都市整備公社
  4. ^ 馬橋線改正のお知らせ

出典[編集]

JR東日本の2000年度以降の乗車人員
千葉県統計年鑑