高峻峰級揚陸艦

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高峻峰級揚陸艦
2015.11.10. 제70주년 해군창설 기념 함정체험 (22727513580).jpg
基本情報
種別 戦車揚陸艦 (LST)
命名基準 大韓民国の山
運用者  大韓民国海軍
就役期間 1993年 - 現在
前級 雲峰級 (旧米LST-1級)
次級 天王峰級 (LST-II型)
要目
満載排水量 4,278トン
全長 106.90 m
最大幅 15.40 m
吃水 3.00 m
主機 SEMT ピルスティク16PA6 V280ディーゼルエンジン×2基
推進器 スクリュープロペラ×2軸
出力 12,800馬力
電力 750 kW
速力 16ノット
航続距離 10,000海里 (12kt巡航時)
乗員 士官14名+下士官兵106名
兵装70口径40mm連装機銃×1基
 ※1番艦では75口径30mm連装機銃
20mm多銃身機銃×2基
搭載機 ヘリコプター甲板のみ
搭載艇LCVP上陸用舟艇×4隻
レーダー ・AN/SPS-64(V)6 航法用×1基
・AN/SPS-64(V)9 航法用×1基
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高峻峰級揚陸艦(コージュンボンきゅうようりくかん、朝鮮語: 고준봉급 상륙함: Kojoonbong-class landing ships)は、大韓民国海軍戦車揚陸艦の艦級[1][2]。計画名はLST-I

設計[編集]

韓国タコマ造船所(現在の韓進重工業)がアリゲーター型として輸出していた設計に基づいており、HDL-4000型とも称される[1][2]

艦首を海岸に擱座(ビーチング)して兵員・車両を揚陸することを前提としている。箱型の船体の艦首部に観音開きの門扉(バウ・ドア)とその中に道板(バウ・ランプ)を設けるという点では、前任の雲峰級(旧米LST-1級)と同様である。その後方に連続した車両甲板(タンク・デッキ)は全通甲板となっており、艦尾にも道板(スターン・ランプ)が設けられている。バウ・ランプは幅4.5メートルで、伸ばすと長さ14.5メートルとなる。またスターン・ランプは幅4.9メートルで、伸ばすと長さ10.9メートルとなる[2]

揚陸部隊200名が乗艦できる。物資搭載量は1,800トンだが、擱座揚陸を行う際には吃水制限が課されるため、搭載量も690トンに抑えられる[1]。車両甲板には主力戦車17両を搭載できる。前端に直径6.1メートルの転車台が設けられており、また上甲板とは長さ9メートル×幅4メートルのエレベータによって連絡されている[2]

艦橋構造物の両脇には、それぞれ2隻重ねでLCVP上陸用舟艇が搭載されている。また船体後部にはヘリコプター甲板が設定されているが、ハンガーは備えていない[1]

同型艦[編集]

# 艦名 進水 就役
LST-681 孤隼峰 (コジュンボン)
ROKS Kojoonbong
1992年
9月
1994年
3月24日
LST-682 毘盧峰 (ピロボン)
ROKS Birobong
1996年
12月
1997年
12月1日
LST-683 香炉峰 (ヒャンロボン)
ROKS Hyangrobong
1998年
10月
1999年
8月
LST-685 聖人峰 (ソンインボン)
ROKS Sunginbong
1999年
2月
1999年
11月

また韓国タコマ造船所のアリゲーター型揚陸艦は海外にも輸出されており、ベネズエラ海軍ではカパナ級として4隻が、インドネシア海軍ではテルク・セマンカ級として6隻が就役している。

参考文献[編集]

  1. ^ a b c d 「写真特集 今日の韓国軍艦」、『世界の艦船』第780号、海人社、2013年7月、 21-42頁、 NAID 40019692113
  2. ^ a b c d Eric Wertheim (2013). The Naval Institute Guide to Combat Fleets of the World, 16th Edition. Naval Institute Press. p. 413. ISBN 978-1591149545. 

関連項目[編集]