高時川

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高時川
水系 1級水系 淀川水系
種別 1級河川
延長 41.4 km
流域面積 208.7 km²
水源 栃ノ木峠
水源の標高 538 m
河口・合流先 姉川
流域 滋賀県
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高時川(たかときがわ、別名:妹川(いもうとがわ))は、滋賀県長浜市を流れる淀川水系河川姉川支流である。上流部では丹生川と呼ばれており、また一部の流域の住民は姉川に対して、高時川を妹川とも呼ぶ。

地理[編集]

福井県との県境に位置する栃ノ木峠を河川の起点し、湖北地域を南流し長浜市難波町難波橋付近で姉川合流する。源流は淀川水系の最北端部に位置する。上流部の余呉地区はスキー場があり、豪雪地帯である。また丹生ダムの建設計画が進められている。水質が良好であり、アユハスウグイをはじめ、ビワマスアマゴ、上流部のイワナ等、数種のマス類も生息する。上流の丹生川や支流の杉野川には、幾つかの鮎の管理釣場があり、シーズン中は鮎釣り師で賑わう。なお、梅雨明け以降の夏季から晩秋に掛けては、完全に渇水することが多い。

流域には高時村(現在の長浜市木之本地区の一部)があった。現在は長浜市立高時小学校がある。

歴史[編集]

中流域にある湖北平野が古くから開発されたため、高時川から取水する用水井も早期に発達したとされる。中世以降は土豪の井口氏が用水井堰を掌握したが、戦国時代に入ると井口氏は浅井氏の被官となり、争いの採決などは浅井氏が行なった。浅井氏の滅亡後は羽柴秀吉が管理し、家臣の早川長政が普請を行なうなどした結果、太閤堤と呼ばれる堤防が現在まで高月地区に残っている。

1965年から始まった湖北農業水利事業によって高時川幹川用水路が完成し、左岸の山手一帯に用水が確保された。1969年には国交省の事業によって高時川頭首工が完成し、長年に渡って続いた灌漑問題が解決した。

流域の自治体[編集]

  • 滋賀県
    • 長浜市

主な支流[編集]

  • 杉野川

参考文献[編集]

  • 日本歴史地名大系(オンライン版) 小学館 (『日本歴史地名大系』 平凡社、1979年-2002年 を基にしたデータベース)

Webリンク[編集]