高橋勝成
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Katsunari Takahashi | |
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基本情報 | |
名前 | 高橋 勝成 |
生年月日 | 1950年8月5日(70歳) |
出身地 | 北海道旭川市 |
経歴 | |
成績 | |
優勝回数 |
レギュラー:14回 海外:1回 シニア:12回 グランドシニア:1回 |
賞金ランク最高位 |
日本男子6位 (2000年から2003年) |
高橋 勝成(たかはし かつなり、1950年8月5日 - )は、北海道旭川市出身のプロゴルファー。SINACOVA 所属。
略歴[編集]
戦前樺太に移住した韓国人の父と旭川市出身で日本人の母の元に産まれ、北海高校を卒業後、日本大学ゴルフ部で腕を磨く。大学卒業後は父の勧めにより1年間のサラリーマン生活を経験し、1975年にプロ転向。練習熱心さと技術、用具などに関する研究心の旺盛なことに定評があり、プロ2年目の1976年に韓国オープンで初優勝。1983年に初のシード権を獲得して以来、以降15年連続で賞金シードを取り続け、シードの常連として活躍。「マッチプレーの鬼」の異名を持ち、日本プロゴルフマッチプレー選手権を2度制覇。特に1987年における尾崎将司との決勝は、日本ゴルフ史上に残る名勝負と言われ、「ジャンボキラー」として人気を集める。しかし、1980年代後半になって足の踵に痛みが起きるようになり、プレーに集中できる状態ではなかった場面が見られるようになる。1990年・1991年には北海道オープンを2連勝。2000年からはシニアに転向し、日本プロシニアと日本シニアオープンのメジャー2冠を制覇して賞金王になり、以降4年連続で日本シニア賞金王を獲得する。最近はスナッグゴルフの普及にも努めている。2016年7月31日のマルハンカップにおいて初のエージシュート(65歳でスコア65)を達成。なお、この日のキャディーはゴルフ番組で共演している阪神タイガース元監督の真弓明信が務めた。
主な優勝記録[編集]
- レギュラー (日本ツアー:通算14勝)
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- 群馬オープン(1979年)
- 広島オープン(1983年)
- 北海道オープン(1983年・1985年・1986年・1990年・1991年)
- 日本プロゴルフマッチプレー(1985年・1987年)
- ミズノオープン (1985年)
- 茨城オープン(1986年)
- 瀬戸内オープン(1987年)
- くずは国際(1987年)
- ABCラークカップ(1988年)
- 海外
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- 韓国オープン(1976年)
- シニア (日本シニアツアー:通算12勝)
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- 日本シニアオープン(2000年・2003年・2004年)
- 日本プロシニア(2000年)
- ファンケルクラシック(2001年・2002年・2003年)
- コマツオープン(2001年)
- フィランスロピーシニアトーナメント(2003年・2005年)
- アデランスウェルネスオープン(2007年)
- グランドシニア
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- 日本グランドシニアオープン(2010年)
出演番組[編集]
参考文献[編集]
- 三好徹 『開眼のゴルフ…10人の名手が教える上達のエッセンス』 プレジデント社
外部リンク[編集]
- 高橋勝成 - 日本ゴルフツアー機構のプロフィール
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