鳥井博郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

移動: 案内検索

鳥井 博郎(とりい ひろお/はくろう、1911年2月25日 - 1953年11月20日)は、思想史家。

兵庫県神戸市出身。1934年東京帝国大学文学部哲学科卒。1933年唯物論研究会に参加。1934年三枝博音の「日本哲学全書」「日本科学古典全書」編集に協力。治安維持法違反で検挙され、拘留中の39年応召、病気で除隊となる。戦後は鎌倉アカデミア教授を務め、唯物論の立場から日本宗教史、明治思想史などを研究したが41歳で死去した。[1][2]

著書[編集]

  • 『明治思想史 唯物論全書』三笠書房 1935
  • ディドロ フランス啓蒙思想への一研究』国土社 1948
  • 『明治思想史』河出書房 日本近代史叢書 1953

共著[編集]

  • 『日本宗教思想史』三枝博音共著 三笠書房 1938
  • 『日本の産業につくした人々』三枝博音共著 毎日新聞社 毎日少年ライブラリー 1954

翻訳[編集]

  • ヘーゲル『宗教哲学 上巻』共訳 モナス 1933
  • ヘフディング『哲学者としてのキエルケゴール』第一書房 1935
  • ジョン・ロック『デモクラシイの本質』若草書房 1948
  • U.ヴェント『技術と文化』三枝博音共訳 創元社 創元科学叢書 1953

[編集]

  1. ^ 日本人名大辞典
  2. ^ 20世紀日本人名事典