鵜飼哲

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鵜飼 哲(うかい さとし、男性、1955年 - )は、日本哲学者フランス現代思想、特にジャック・デリダの研究で著名。一橋大学名誉教授、一橋大学大学院言語社会研究科特任教授

経歴[編集]

インパクション』編集委員の中心的メンバーであり、日本にポスト新左翼的なアクティヴィズムを導入。「民族学校出身者の受験資格を求める国立大学教職員の声明」など、さまざまな運動・声明の呼びかけ人などになっている。1996年には高橋哲哉とともに、映画『SHOAH(ショアー)』の上映運動を行った。

著書[編集]

単著[編集]

  • 『償いのアルケオロジー』、河出書房新社、1997年。
  • 『抵抗への招待』、みすず書房、1997年。
  • 『応答する力――来るべき言葉たちへ』、青土社、2003年。
  • 『主権のかなたで』、岩波書店、2008年)
  • 『ジャッキー・デリダの墓』、みすず書房、2014年。

共著[編集]

  • エルネスト・ルナン、J・G・フィヒテ、ジュール・ロマンエティエンヌ・バリバール共著、『国民とは何か』、インスクリプト、1997年。(共訳者の一でもある。)
  • 阿部浩己、森巣博共著、『戦争の克服』、集英社[集英社新書]、2006年。
  • 豊島重之編、『飢餓の木』、以文社、2010年。
  • 赤尾光春、早尾貴紀共編、『ディアスポラの力を結集する――ギルロイ・ボヤーリン兄弟・スピヴァク』、松籟社、2012年。
  • 酒井直樹、テッサ・モーリス=スズキ、李孝徳、『レイシズム・スタディーズ序説』、以文社、2012年。
  • 前田朗編、『なぜ、いまヘイト・スピーチなのか――差別、暴力、脅迫、迫害――』、三一書房、2013年。
  • 桐光学園中学校・高等学校編、『問いかける教室――13歳からの大学授業』、水曜社、2013年。

共編著[編集]

  • 高橋哲哉共編、『『ショアー』の衝撃』、未来社、1995年。
  • 西谷修港千尋共編、『原理主義とは何か』、河出書房新社、1996年。
  • 石田英敬坂元ひろ子、西谷修共編、『「日の丸・君が代」を超えて』、岩波書店、1999年。
  • 西谷修、宇野邦一共編、『アメリカ・宗教・戦争』、せりか書房、2003年。
  • 恒川邦夫、古澤ゆう子、坂井洋史、三浦玲一、中井亜佐子、武村知子共編、『文化アイデンティティの行方――一橋大学言語社会研究科国際シンポジウムの記録』彩流社、2004年。
  • 今福龍太共編、『津波の後の第一講』、岩波書店、2012年。

監修[編集]

訳書[編集]

  • ジャック・デリダ他共著、『この男この国――ネルソン・マンデラに捧げられた14のオマージュ』、共訳、ユニテ、1989年。
  • ジャック・デリダ著、『他の岬――ヨーロッパと民主主義』、高橋哲哉共訳、みすず書房、1993年、新装版、2016年。
  • ジャン・ジュネ著、『恋する虜――パレスチナへの旅』、海老坂武共訳、人文書院、1994年。
  • ジャン=リュック・ナンシー編、『主体の後に誰が来るのか?』、港道隆、大西雅一郎、安川慶治、広瀬浩司松葉祥一、加国尚志共訳、現代企画室、1996年。
  • エルネスト・ルナン、J・G・フィヒテ、ジュール・ロマンエティエンヌ・バリバール共著、『国民とは何か』、大西雅一郎、細見和之、上野成利共訳、インスクリプト、1997年。(共著者の一でもある。)
  • ジャック・デリダ著、『盲者の記憶――自画像およびその他の廃墟』、みすず書房、1998年。
  • ジャン・ジュネ著、『アルベルト・ジャコメッティのアトリエ』、編訳、現代企画室、1999年。
  • 『スペクタクルの政治――第三世界の階級闘争』(『アンテルナシオナル・シチュアシオニスト』第10号及び第11号の翻訳)、木下誠、黒川修司、安川慶治、石田靖夫、原山潤一、永盛克也、栗原幸夫共訳、インパクト出版会、1999年。
  • ジャック・デリダ著『友愛のポリティックス(1・2)』、大西雅一郎、松葉祥一共訳、みすず書房、2003年。
  • ジャック・デリダ著、『生きることを学ぶ、終に』、みすず書房、2005年。
  • ジャック・デリダ著、『精神分析の抵抗――フロイト、ラカン、フーコー』、守中高明石田英敬共訳、青土社、2007年。
  • ジャック・デリダ、サファー・ファティ共著、『言葉を撮る――デリダ/映画/自伝』、港道隆、神山すみ江共訳、青土社、2008年。
  • ジャック・デリダ著、『ならず者たち』、高橋哲哉共訳、みすず書房、2009年。
  • ジャン・ジュネ著、『シャティーラの四時間』、梅木達郎共訳、インスクリプト、2010年。
  • ジャン・ジュネ著、アルベール・ディシィ編、『公然たる敵』、梅木達郎、根岸徹郎、岑村傑共訳、月曜社、2011。
  • ジャック・デリダ著、マリ=ルイーズ・マレ編、『動物を追う、ゆえに私は〈動物で〉ある』、筑摩書房、2014年。

脚注[編集]

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