黒い天使

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黒い天使(くろいてんし Nero Angelo)は、神曲に登場する地獄の使者であり、神に反逆した熾天使の側についた悪しき天使たち。 マレブランケなどの地獄の獄吏よりも格上の存在とされ、「黒きケルビーニ智天使)」とも呼ばれる。

その姿は文字通り全身が黒く、背中にある翼で地獄中を自在に飛び回る。また、地獄を出て現世にも派遣される。 彼らの任務は普通の悪魔がする悪の伝播や誘惑でなく、現世において悪人が死んだ時、その魂を地獄の裁判長ミノスの所に連れて行くことである。

神曲の主人公ダンテは、地獄の第8園8嚢で、法王の策略に加担した罪により黒い天使に魂を運ばれた。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 『悪魔事典』 新紀元社、2000年、124-125頁。