黒部大橋

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黒部大橋
基本情報
日本の旗 日本
所在地 富山県黒部市 - 下新川郡入善町
交差物件 黒部川
用途 道路橋
路線名 富山県道150号魚津入善線
竣工 1958年
構造諸元
形式 ワレントラスト橋
全長 570.6 m
7.3m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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黒部大橋(くろべおおはし)は、富山県黒部市下新川郡入善町黒部川両端を結ぶ富山県道150号魚津入善線である。

本項では、前身の橋にあたる黒部川橋および桜井橋についても説明する。

概要[編集]

  • 左岸:富山県下新川郡入善町上飯野[1]
  • 右岸:富山県黒部市沓掛[1]
  • 道路の路線名:富山県道150号魚津入善線
  • 橋長:570.6[1]
  • 幅員:7.3m[1]
  • 構造:ワレントラスト橋(曲弦鉄橋)[2]

歴史[編集]

江戸時代参勤交代で三日市から下街道を通行する際は、黒部川に仮設の舟橋(40 - 60艘)を架けていた[3]

1885年、京都西本願寺法王の巡遊を機に、河中に仮杭を立てて神通川舟橋に使用されていた鉄鎖で仮抗を繋いで板を並べただけの吊り橋(橋長442m、幅員6m)を架橋した[4][1]1887年には下新川郡三日市町の有志が西半分はこの吊り橋を使い、東半分は板橋を新設した賃取橋(橋長694.5m、幅員3.6m)が架橋、『桜枝橋』(『桜井橋』)と命名し10年間使用された[1][4][4][5]

1898年1月、県が長さ374間4丈(約682m)、幅14尺の木橋の架橋を計画、4月30日に『黒部川橋』として竣工した。当時は県内最長の橋であった。その後も相次ぐ洪水被害で通行止めになることが多かった[1][6]

1934年の大洪水により橋脚が露出するほどの流失被害を受けたのをきっかけに、1935年 - 1937年、旧黒部川橋の15m上流に長さ699.3m、幅員4.5mの木橋『桜井橋』(『黒部橋』)を架橋[1][4]。この橋の工事で、前述の吊り橋架橋時に使用されていたと伝えられる鉄鎖が発掘された[2]

1958年3月に現在の橋『黒部大橋』が桜井橋の上流に国道8号の橋として架橋された。全長570m、幅員7.5mのワレントラスト橋(曲弦鉄橋)の永久橋であった[1]

2016年4月1日には、入善黒部バイパスが国道8号の本線になったことに伴い、現在の県道の橋となった[7]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i 角川日本地名大辞典 16 富山県』(昭和54年10月8日、角川書店発行)326ページ
  2. ^ a b 大布施村誌(1985年年7月25日、大布施振興会発行)356ページ。
  3. ^ 大布施村誌(1985年年7月25日、大布施振興会発行)341ページ。
  4. ^ a b c d FR16:川を渡る橋・富山県(2019年9月30日閲覧)
  5. ^ 大布施村誌(1985年年7月25日、大布施振興会発行)334ページ
  6. ^ 大布施村誌(1985年年7月25日、大布施振興会発行)355ページ。
  7. ^ 4月1日より国道8号の一部区間の路線名等が変わります (PDF)”. 国土交通省富山河川国道事務所 (2016年3月30日). 2019年9月23日閲覧。

関連項目[編集]