1956年のオールスターゲーム (日本プロ野球)

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1956年オールスターゲーム (日本プロ野球)

1956年のオールスター
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概要[編集]

前年、2年ぶりの日本一を達成した読売ジャイアンツ水原茂監督が全セ(オールセントラル・リーグ)を率い、パ・リーグを制した南海ホークス山本一人監督が全セ(オールパシフィック・リーグ)を率いた。

米田哲也阪急)が初出場。第2戦、全パの先発として打たせて取る投球術で初陣を飾った。なお、この年で消滅する高橋ユニオンズから出場した佐々木信也は2試合で2安打を放った。

この年からオールスターゲームはナイトゲーム開催になった。

また、前座試合としてプロ野球発足20周年を記念した「オールドオールスター(OBオールスター)ゲーム」が開催された。

選出選手[編集]

セントラル・リーグ[1] パシフィック・リーグ[1]
監督 水原円裕 巨人 監督 山本一人 南海
コーチ 宇野光雄 国鉄 コーチ 三原脩 西鉄
藤村富美男 大阪 別当薫 毎日
投手 別所毅彦 巨人 6 投手 荒巻淳 毎日 5
小山正明 大阪 島原幸雄 西鉄
杉下茂 中日 6 河村久文 西鉄 3
金田正一 国鉄 6 梶本隆夫 阪急 2
中山俊丈 中日 米田哲也 阪急
秋山登 大洋 武智文雄 近鉄 2
長谷川良平 広島 5 三浦方義 大映
大田垣喜夫 広島 伊藤四郎 高橋
捕手 藤尾茂 巨人 捕手 佃明忠 毎日
河合保彦 中日 2 日比野武 西鉄 3
土井淳 大洋 山下健 阪急
一塁手 川上哲治 巨人 6 一塁手 榎本喜八 毎日 2
二塁手 井上登 中日 二塁手 岡本伊三美 南海 3
三塁手 児玉利一 中日 3 三塁手 中西太 西鉄 4
遊撃手 吉田義男 大阪 3 遊撃手 豊田泰光 西鉄 2
内野手 広岡達朗 巨人 3 内野手 佐々木信也 高橋
箱田淳 国鉄 木塚忠助 南海 6
渡辺博之 大阪 3 森下正夫 南海 2
坂本文次郎 大映 2
外野手 与那嶺要 巨人 5 外野手 山内和弘 毎日 3
青田昇 大洋 5 杉山光平 南海
田宮謙次郎 大阪 2 飯田徳治 南海 6
宮本敏雄 巨人 戸倉勝城 阪急 4
大津淳 大阪 高倉照幸 西鉄
平山智 広島 毒島章一 東映
鵜飼勝美 国鉄 大沢昌芳 南海
小鶴誠 広島 3
  • 太字はファン投票で選ばれた選手、▲は出場辞退選手発生による補充選手。
    • 広岡、渡辺、河村は2試合とも出場機会がなかった[2]

試合結果[編集]

試合 試合日 球場 開始時刻 勝利 スコア 敗戦 MVP 入場者数
第1戦 7月3日(火) 後楽園 19時3分 パシフィック 8 - 0 セントラル 森下正夫 32855人
第2戦 7月4日(水) 後楽園 19時3分 セントラル 2 - 0 パシフィック 吉田義男 28257人

第1戦[編集]

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
全セ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 4
全パ 0 3 0 0 1 1 1 2 X 8 10 1
  1. セ : ●別所()、金田)、秋山)、長谷川)-藤尾(巨)、土井(洋)、河合保
  2. パ : ○島原(西)、梶本隆)、荒巻)、武智文)-(毎)
  3. : 島原(1勝)  : 別所(1敗)  
  4. :  パ – 佃1号(2ラン・長谷川)
  5. 審判:球審…横沢三(パ)、塁審…円城寺(セ)・二出川(パ)・(セ)、外審…苅田(パ)・小柴(セ)
  6. 試合時間:1時間55分

オーダー[編集]

セントラル
打順 守備 選手
1 [左] 与那嶺要
2 [遊] 吉田義男
3 [右] 青田昇
4 [一] 川上哲治
5 [中] 田宮謙次郎
6 [三] 児玉利一
7 [二] 井上登
8 [捕] 藤尾茂
9 [投] 別所毅彦
パシフィック
打順 守備 選手
1 [三] 森下整鎮
2 [一] 榎本喜八
3 [遊] 豊田泰光
4 [左] 山内一弘
5 [右] 杉山光平
6 [中] 飯田徳治
7 [二] 岡本伊三美
8 [捕] 佃明忠
9 [投] 島原幸雄


第2戦[編集]

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
全セ 0 0 0 0 1 0 0 0 1 2 8 1
全パ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 1
  1. セ : 杉下(中)、○中山(中)、大田垣(広)、金田(国)-河合保、藤尾
  2. パ : 米田(急)、三浦)、●梶本隆、伊藤)、島原-山下(急)、日比野(西)、佃
  3. : 中山(1勝)  : 梶本隆(1敗)  
  4. 審判:球審…島(セ)、塁審…苅田(パ)・小柴(セ)・二出川(パ)、外審…円城寺(セ)・横沢三(パ)
  5. 試合時間:2時間10分

オーダー[編集]

セントラル
打順 守備 選手
1 [左] 与那嶺要
2 [遊] 吉田義男
3 [右] 宮本敏雄
4 [一] 川上哲治
5 [中] 田宮謙次郎
6 [三] 児玉利一
7 [二] 井上登
8 [捕] 河合保彦
9 [投] 杉下茂
パシフィック
打順 守備 選手
1 [三] 森下整鎮
2 [一] 榎本喜八
3 [遊] 豊田泰光
4 [左] 山内一弘
5 [右] 杉山光平
6 [中] 高倉照幸
7 [二] 佐々木信也
8 [捕] 山下健
9 [投] 米田哲也


オールドオールスターゲーム[編集]

日本プロ野球のリーグ制が始まって20年を記念して2試合のOB戦を開催した。チーム名はそれぞれ昔話の主人公から取って「モモタローズ」と「キンタローズ」とした。中にはプロで選手経験はないものの、プロの指導者となった天知俊一らもいた。

現役引退して久しい選手もいたため、トンネル・落球・鈍足・足のもつれなど珍プレーの連続で観客からは「本戦よりも面白いゾ」との野次まで飛んだ。翌日の新聞も「珍プレー続出」と大きく扱い、OB選手たちのハッスルプレーを讃えた。この「オールドオールスターゲーム」はのちに様々な形で催されるプロ野球OB戦の契機となった。[要出典]

第1戦[編集]

7月3日 後楽園球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
キンタローズ 0 0 0 0 2 0 0 0 1 3
モモタローズ 0 3 0 0 0 0 2 0 X 5
  1. キ : 湯浅、谷口、伊達-天知、室井、片岡
  2. モ : 浜崎スタルヒン藤本、三富、芳村-田中、武井

第2戦[編集]

7月4日 後楽園球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
キンタローズ 0 0 0 0 1 0 0 3 0 4
モモタローズ 0 1 1 0 0 1 0 1 1X 5
  1. キ : 湯浅、野口、内藤、有村-天知、片岡、室井
  2. モ : 宮武、浜崎、服部若林、高松、岡田-津田、武井、田中

テレビ・ラジオ中継[編集]

テレビ中継[編集]

ラジオ中継[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 『オールスターゲームの軌跡 DREAM GAMES HISTORY since 1951』(2001年、ベースボール・マガジン社)、P.73
  2. ^ 『オールスターゲームの軌跡 DREAM GAMES HISTORY since 1951』(2001年、ベースボール・マガジン社)、P.74-75

関連項目[編集]