1971年の相撲

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1971年の相撲(1971ねんのすもう)は、1971年の相撲関係のできごとについて述べる。

大相撲[編集]

できごと[編集]

  • 蔵前国技館を改修、貴賓席を1階枡席部分に新設したが、警備の都合から使われなかった。
  • 1月、蔵前国技館改修工事落成。入場料値上げ。
  • 2月、16日に酒井忠正元横審委員長没、18日菅礼之助運営審議委員長没。
  • 5月、横綱の大鵬幸喜が引退し一代年寄となる。協会運営審議委員長に金子鋭互選。
  • 6月、理事会で取組編成の改革決定。幕内34人以内、十両26人以内の定員を幕内38人以内、十両26人以内に改める。幕下からの十両入りは直ちに発表する。平幕下位の好成績者は横綱、大関と対戦させる。平幕上位、十両上位でも著しく不成績の場合は十両、幕下へ落とす。
  • 8月、秀の山監事(元関脇笠置山)、高砂理事(元横綱前田山)が亡くなる。振分(元横綱朝潮)が高砂を襲名。立田川が時津風から独立し、立田川部屋創設。
  • 10月11日、現役横綱の玉の海正洋が27歳で死去。
  • 11月、中学生の入門が禁止となり、すでに入門している中学生力士については、卒業まで東京場所の日曜日のみの出場とすることとなり、11月場所中に中学生力士は帰京した。この中には、後の大関琴風豪規、関脇巨砲丈士鳳凰倶往らがいた。
  • 12月、公傷制度の発足。監察委員会の設置。行司の年功序列制を廃止。

本場所[編集]

  • 一月場所(蔵前国技館・10日~24日)
    幕内最高優勝 : 大鵬幸喜(14勝1敗,32回目)
     敢闘賞-陸奥嵐、技能賞-大受
    十両優勝 : 白田山秀敏(11勝4敗)
  • 三月場所(大阪府立体育館・14日~28日)
    幕内最高優勝 : 玉の海正洋(14勝1敗,5回目)
     殊勲賞-大受、敢闘賞-福の花、技能賞-貴ノ花
    十両優勝 : 長浜広光(12勝3敗)
  • 五月場所(蔵前国技館・9日~23日)
    幕内最高優勝 : 北の富士勝昭(15戦全勝,6回目)
     殊勲賞-貴ノ花、敢闘賞-輪島、技能賞-大受
    十両優勝 : 大潮憲司(11勝4敗)
  • 七月場所(愛知県体育館・4日~18日)
    幕内最高優勝 : 玉の海正洋(15戦全勝,6回目)
     殊勲賞-貴ノ花、敢闘賞-義ノ花、技能賞-黒姫山
    十両優勝 : 吉王山修(13勝2敗)
  • 九月場所(蔵前国技館・12日~26日)
    幕内最高優勝 : 北の富士勝昭(15戦全勝,7回目)
     殊勲賞-長谷川、敢闘賞-三重ノ海、技能賞-貴ノ花
    十両優勝 : 旭國武雄(12勝3敗)
  • 十一月場所(福岡スポーツセンター・14日~28日)
    幕内最高優勝 : 北の富士勝昭(13勝2敗,8回目)
     殊勲賞-黒姫山、敢闘賞-輪島、富士櫻、技能賞-三重ノ海
    十両優勝 : 北瀬海孝雪(11勝4敗)
  • 年間最優秀力士賞:玉の海正洋(68勝7敗)
  • 年間最多勝:北の富士勝昭(73勝17敗)

参考文献[編集]

  • 『相撲』誌各号
  • 『大相撲戦後70年史』(ベースボールマガジン社、2015年)p69