1984年ロサンゼルスオリンピックの日本選手団

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オリンピックの日本選手団
Flag of Japan (1870–1999).svg
日章旗
IOCコード JPN
NOC 日本オリンピック委員会
公式サイト
1984年ロサンゼルスオリンピック
人員: 選手 231名、役員 77名
旗手: 室伏重信
主将: 山下泰裕
メダル
国別順位: 7 位

10

8

14

32
夏季オリンピック日本選手団
1912192019241928193219361948195219561960196419681972197619801984198819921996200020042008201220162020
冬季オリンピック日本選手団
19241928193219361948195219561960196419681972197619801984198819921994199820022006201020142018

1984年ロサンゼルスオリンピックの日本選手団は、1984年アメリカロサンゼルスで行われた1984年ロサンゼルスオリンピック日本選手団、およびその競技結果。選手名及び所属は1984年当時のもの。

概要[編集]

メダル獲得者[編集]

金メダル[編集]

銀メダル[編集]

  • 江藤正基(レスリング男子グレコローマン57キロ級)
  • 入江隆(レスリング男子フリースタイル48キロ級)
  • 赤石光生(レスリング男子フリースタイル62キロ級)
  • 長島偉之(レスリング男子フリースタイル82キロ級)
  • 太田章(レスリング男子フリースタイル90キロ級)
  • 梶谷信之(体操男子平行棒)
  • 森末慎二(体操男子跳馬)
  • 具志堅幸司(体操男子跳馬)

銅メダル[編集]

陸上競技[編集]

監督:小掛照二
コーチ:宮川千秋
コーチ:中村清
コーチ:廣島日出国
コーチ:青山利春

水泳[編集]

競泳[編集]

監督:浜口喜博
ヘッドコーチ:加藤浩時
コーチ:鶴峰治
コーチ:東島新次
コーチ:渡部敏夫

  • 伊東慎治(中大
    • 男子200m個人メドレー:10位(2分06秒07)
    • 男子400m個人メドレー:13位(4分29秒76)
  • 奥野景介(早大
    • 男子400m自由形:予選落ち(4分06秒31)
  • 隅田敏司(法大
    • 男子100m自由形:予選落ち(53秒83)
  • 高橋繁浩中京大研究生)
    • 男子100m平泳ぎ:10位(1分04秒41)
    • 男子200m平泳ぎ:12位(2分20秒93)
  • 坂大平(日大
    • 男子100mバタフライ:予選落ち(56秒40)
    • 男子200mバタフライ:9位(2分00秒31)
  • 坂本弘中京大
    • 男子200m自由形:予選落ち(1分54秒71)
  • 緒方茂生鳥栖高
    • 男子100m自由形:予選落ち(52秒96)
    • 男子200m自由形:予選落ち(1分55秒97)
    • 男子400m自由形:予選落ち(4分02秒97)
  • 川和秀動(中大
    • 男子100mバタフライ:予選落ち(56秒52)
    • 男子200mバタフライ:予選落ち(2分03秒07)
  • 渡辺健司(大塚中)
    • 男子100m平泳ぎ:予選落ち(1分06秒10)
    • 男子200m平泳ぎ:15位(2分22秒29)
  • 鈴木大地市立船橋高
    • 男子100m背泳ぎ:11位(58秒30)
    • 男子200m背泳ぎ:16位(2分06秒02)
  • 坂大平・坂本弘鈴木大地高橋繁浩
    • 男子4×100mメドレーリレー:決勝失格
  • 緒方茂生・奥野景介・坂大平・坂本弘
    • 男子4×200m自由形リレー:失格
  • 緒方茂生・坂大平・坂本弘・隅田敏司
    • 男子4×100m自由形リレー:予選落ち(3分30秒45)
  • 伊勢多恵美(近大
    • 女子100mバタフライ:14位(1分03秒33)
  • 関戸直美(文京学園女高
    • 女子100m背泳ぎ:予選落ち(1分05秒60)
    • 女子200m背泳ぎ:14位(2分18秒87)
  • 岩崎香(九州女学院高
    • 女子100m平泳ぎ:予選落ち(1分14秒68)
    • 女子200m平泳ぎ:予選落ち(2分42秒69)
  • 久米直子(デサント
    • 女子200mバタフライ:6位(2分12秒57)
  • 高橋清美(専大
    • 女子100mバタフライ:11位(1分02秒55)
    • 女子200mバタフライ:12位(2分16秒27)
  • 桜井純子(藤村女子高
    • 女子400m自由形:予選落ち(4分28秒68)
    • 女子800m自由形:予選落ち(9分13秒27)
  • 中森智佳子(愛知淑徳高
    • 女子100m自由形:予選落ち(59秒00)
    • 女子200m自由形:13位(2分04秒11)
    • 女子400m自由形:14位(4分20秒18)
  • 長崎宏子秋田北高
    • 女子100m平泳ぎ:6位(1分11秒33)
    • 女子200m平泳ぎ:4位(2分32秒93)
  • 輿水秀香(山梨英和短大
    • 女子200m個人メドレー:15位(2分22秒81)
    • 女子400m個人メドレー:14位(4分58秒02)
  • 簾内望(専大
    • 女子100m背泳ぎ:予選落ち(1分07秒23)
    • 女子200m背泳ぎ:予選落ち(2分25秒05)
  • 簗瀬かおり(武南高
    • 女子100m自由形:予選落ち(58秒47)
    • 女子200m自由形:16位(2分05秒24)
  • 久米直子・関戸直美・長崎宏子・簗瀬かおり
    • 女子4×100mメドレーリレー:決勝失格
  • 斉藤美紀(近大付属高)・桜井純子・中森智佳子・簗瀬かおり
    • 女子4×100m自由形リレー:予選落ち(3分54秒68)

水球[編集]

監督:清原伸彦
コーチ:原朗

  • 大浦朝美(日体大)・甲斐真吾(日体大)・斉藤久治(日体大)・斉藤好史(大阪成蹊女短大勤務)・当麻成人(日体大研究員)・永田久喜(日体大)・福元寿夫(横浜サクライスイミングクラブ)・藤田悦司(自営業)・藤森耕資(横浜サクライスイミングクラブ)・宝亀大輔(日大)・宮原利幸(光陽グラフィックインターナショナル)・山崎慎次(日体大)・若吉浩二(筑波大大学院
    • 男子:11位

飛込[編集]

コーチ:二木廣幸

  • 山岸勲(埼玉栄高
    • 男子高飛込:17位(462.09)
    • 男子飛板飛込:25位(427.14)
  • 中島勝司(奈良県文化事業団)
    • 男子高飛込:15位(466.74)
  • 馬淵よしの(コラル・ギャブレス高)
    • 女子高飛込:9位(348.60)

シンクロナイズドスイミング[編集]

コーチ:井村雅代

体操[編集]

監督:阿部和雄
男子コーチ:監物永三
女子コーチ:塚原光男
女子チームリーダー:塚原千恵子
新体操コーチ:五明みさ子
ピアニスト:石崎弘子

体操競技[編集]

新体操[編集]

自転車[編集]

監督:岡本雄作
コーチ:藤原英興

ハンドボール[編集]

監督:市原則之
コーチ:野田清

バレーボール[編集]

男子[編集]

ヘッドコーチ:中野尚弘
コーチ:南将之
アシスタントコーチ:大古誠司

女子[編集]

ヘッドコーチ:山田重雄
コーチ:米田一典
アシスタントコーチ:三浦敏子

レスリング[編集]

フリースタイル監督:福田富昭
フリースタイルコーチ:中田茂男
グレコローマン監督:市口政光
グレコローマンコーチ:平山紘一郎

柔道[編集]

監督:醍醐敏郎
コーチ:佐藤宣践
コーチ:関根忍

ウエイトリフティング[編集]

監督:三宅義信
コーチ:福田弘

ボクシング[編集]

監督:久米利美
コーチ:斎藤義信

フェンシング[編集]

監督:田渕和彦
コーチ:藤沢義彦

  • 下川禎(法大
    • 男子フルーレ個人:予選敗退
  • 東伸行(和歌山県教委
    • 男子フルーレ個人:予選敗退
  • 梅沢賢一(山梨県公園運動場管理事務所)
    • 男子フルーレ個人:予選敗退
  • 東伸行・梅沢賢一・金津義彦(法大)・子安英八(和歌山県教委)・下川禎
    • 男子フルーレ団体:予選敗退
  • 及川あずさ(奈良県庁
    • 女子フルーレ個人:27位
  • 宮原美江子(東女体大研究生)
    • 女子フルーレ個人:30位
  • 前川みゆき(清水建設
    • 女子フルーレ個人:38位
  • 及川あずさ・岡智子(日体大)・前川みゆき・宮原美江子
    • 女子フルーレ団体:8位

アーチェリー[編集]

監督:飯塚十朗
コーチ:秦浩太郎

射撃[編集]

クレー射撃[編集]

監督:井口哲次郎

  • 渡辺和三三和
    • トラップ:11位(186)
  • 板倉幹夫(板倉精機)
    • スキート:13位(192)
  • 平野元治(みつわ革漉工業)
    • トラップ:11位(186)
  • 林英源(林真珠商会)
    • スキート:41位(184)

ライフル射撃[編集]

監督:加藤稔
コーチ:山本忠正

  • 蒲池猛夫自衛隊
    • 男子ラピッド・ファイア・ピストル:金メダル(595)
  • 松尾薫(自衛隊
    • 男子スモール・ボア・ライフル3姿勢:33位(1125)
  • 赤塚裕幸(警視庁
    • 男子ラピッド・ファイア・ピストル:23位(583)
  • 中條公行(自衛隊
    • 男子スモール・ボア・ライフル伏射:17位(591)
  • 帖佐徳人(自衛隊
    • 男子スモール・ボア・ライフル伏射:43位(585)
  • 田代繁俊(自衛隊
    • 男子フリー・ピストル:29位(540)
  • 木場良平自衛隊
    • 男子エア・ライフル:18位(578)
    • 男子スモール・ボア・ライフル3姿勢:25位(1137)
  • 平井親文(福岡県警
    • 男子フリー・ピストル:18位(551)
  • 香西式子(東京デザイナー学院出)
    • 女子エア・ライフル:11位(383)
    • 女子スモール・ボア・スタンダードライフル3姿勢:11位(568)
  • 杉本充子(神奈川県警
    • 女子スポーツ・ピストル:23位(564)
  • 平川啓子(警視庁
    • 女子スポーツ・ピストル:23位(564)

カヌー[編集]

コーチ:畑満秀

  • 井上清登(マルニ特殊家具)
    • レーシング男子カナディアン・シングル1000mC1:8位(4分18秒72秒)
    • レーシング男子カナディアン・シングル500mC1:6位(2分01秒79秒)
  • 小池一守(大正大職)・柳沢尚久(上九一色村役場)
    • レーシング男子カヤック・ペア500mK2:敗者復活戦敗退(1分47秒42)
    • レーシング男子カヤック・ペア1000mK2:敗者復活戦敗退(4分00秒02)
  • 和泉博幸(日体大)・福里修誠(戸田競艇組合
    • レーシング男子カナディアン・ペア1000mC2:準決勝敗退(4分10秒77)
    • レーシング男子カナディアン・ペア500mC2:8位(1分50秒22秒)

ボート[編集]

監督:磯一郎

  • 阿部肇(中大)・川本俊介(中大)・前口英明(中大)・三好悟(中大)・小池明広(中大、かじ)
    • かじ付きフォア:8位(6分52秒62)
  • 堀内俊介(東レ
    • シングルスカル:敗者復活戦敗退(7分32秒53)

セーリング[編集]

コーチ:山田敏雄
コーチ:松山和興

  • 沖田稔(本田技研)・広沢孝治(本田技研)・藤原巧(本田技研
    • ソリング級:17位(124.00)
  • 高木裕(福岡大)・山本悟福岡大)・三船和馬(福岡市立ヨットハーバー公社、出場せず)
    • 470級:11位(93.00)
  • 佐藤三郎(本田技研)・脇永達也(本田技研
    • フライングダッチマン級:14位(99.70)
  • 佐藤務(ウィンド・サーフィン・ジャパン)
    • ウィンドグライダー級:16位(132.00)

近代五種[編集]

監督:坂下俊雄
コーチ:川添博幸(選手兼任)

  • 荒木大三(自衛隊
    • 男子:46位(4282)
  • 川添博幸
    • 個人:29位(4809)
  • 内田正二(警視庁
    • 個人:28位(4829)
  • 荒木大三・内田正二・川添博幸
    • 団体:11位(13920)
  • 泉川寛晃(自衛隊):出場せず

馬術[編集]

コーチ:竹田恒和

  • 戸村崇(相生馬事公苑、馬名:パープレックス)
    • 障害飛越個人:46位(予選敗退)
  • 中俣修(日本中央競馬会馬事公苑、馬名:メディーナ)
    • 馬場馬術個人:39位
  • 中野善弘(乗馬クラブクレイン、馬名:コールマン)
    • 障害飛越個人:34位
  • 東良弘一(京都洛北宝ヶ池観光農園、馬名:ラッキーボエッシジャー)
    • 障害飛越個人:馬体検査失格
  • 陶器修一(芦屋大、馬名:ザ・シントー)
    • 障害飛越個人:14位(予選敗退)
  • 牧野孝喜(筑波ライディングパーク、馬名:信長)
    • 馬場馬術個人:馬体検査失格
  • 廣松伸忠(廣松喜八郎公認会計士事務所、馬名:バンソール)
    • 馬場馬術個人:43位
  • 小畑隆一(甲南大中退)・陶器修一(馬名:ザ・シントー)・戸村崇(馬名:パープレックス)・中野善弘(馬名:コールマン)
    • 障害飛越団体:11位

本部[編集]

  • 顧問:青木半治
  • 顧問:藤田明
  • 団長:柴田勝治
  • 副団長:安斎実
  • 総務主事:福山信義
  • 本部役員:廣堅太郎
  • 本部役員:林克也
  • 本部役員:佐々木秀幸
  • アタッシェ:田中克之
  • サブ・アタッシェ:石田訓夫
  • 本部員:樽味久行
  • 本部員:土屋和平
  • 本部員:浅沼隆和
  • 本部員:三浦宜久
  • 本部員:平野祐司
  • 本部員:金古正
  • 本部員:三瓶勝也
  • ドクター:高沢晴夫
  • ドクター:渡會公治
  • ドクター:坂本静男
  • ドクター:南谷和利
  • マッサー:川野哲英
  • マッサー:川上良太
  • マッサー:白川守

備考[編集]

ドーピング騒動[1][2]

バレーボール全日本男子の田中幹保下村英士が、日本人の五輪史上としては初であるドーピング検査の陽性反応が出た。

まず田中が検査に引っかかった。風邪で体調を崩したためトレーナーが処方した葛根湯を無自覚で服用、この中に含まれるエフェドリンが検出されたため。この経緯のため田中自身は処罰されず、トレーナーが処分を受けた。

次に下村の場合は、テストステロンの異常値がみられたことから。ただしテストステロンが男性ホルモンの一種で生成に個人差があることから「執行猶予付き有罪」とされ隔離された。日本オリンピック委員会はこれを不服として再調査を行った結果、下村の特異体質ということが判明し無罪となった。

脚注[編集]

  1. ^ 「何でも薬で..」の落とし穴”. ケミカルドラッグ(毎日新聞からの転用) (1984年12月13日). 2010年9月27日閲覧。
  2. ^ ドーピングコントロール”. スポーツの鉄人に聞け!. 2010年9月27日閲覧。

参考文献[編集]