1987年の日本競馬

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馬齢は旧表記で統一する。

概要[編集]

サクラスターオーの二冠とマックスビューティの牝馬二冠[編集]

この年の牡馬クラシック戦線は異常でもあった。 スプリングステークスで猛烈な追い込みを決めたマティリアルが春のクラシックの本命に推され、皐月賞東京優駿共に1番人気に支持された。 皐月賞を制したのは弥生賞勝ち馬サクラスターオーで、そのサクラスターオー不在となったダービーの勝ち馬は前年の朝日杯3歳ステークス勝ち馬メリーナイスであった。 メリーナイスは秋初戦のセントライト記念も勝ち、菊花賞では1番人気に支持されたが惨敗。 勝利を収めたのは皐月賞以来のレースとなったサクラスターオーであった。

一方、牝馬の4歳クラシック路線はマックスビューティが本命で、桜花賞は8馬身差の圧勝、優駿牝馬でも他馬を寄せ付けず完勝。メジロラモーヌに続いて2年連続の牝馬三冠も期待されたが、エリザベス女王杯タレンティドガールに敗れた。

年末の第32回有馬記念ではサクラスターオーが1番人気、メリーナイスが3番人気、マックスビューティが4番人気に支持されたが、サクラスターオー、メリーナイスの2頭はいずれも競走を中止。マックスビューティも惨敗し、波乱を招いた。

できごと[編集]

1月 - 3月[編集]

4月 - 6月[編集]

7月 - 9月[編集]

10月 - 12月[編集]

  • 10月11日
  • 11月8日:菊花賞で、勝利を収めた皐月賞以来半年ぶりの出走となったサクラスターオーが9番人気の低評価を覆して優勝。
  • 11月14日:武豊が59勝目をあげ、加賀武見の持っていた新人記録を更新する。最終的に69勝。
  • 11月15日:二冠牝馬マックスビューティがエリザベス女王杯で牝馬三冠に挑むが、タレンティドガールの2着に敗れ三冠ならず。
  • 11月22日ニッポーテイオーが天皇賞・秋に続いてマイルチャンピオンシップも優勝し、前週のエリザベス女王杯における半妹タレンティドガールに続いて2週連続の妹・兄によるGI連覇を達成。
  • 11月25日:東京競馬最終競走で、第3位入線のモガミシャインに騎乗した天間昭一は「ゴール前で手綱を緩めた」として4ヵ月間の騎乗停止処分。
  • 12月13日:大雪の影響でこの日の中山競馬は2レースで中止され、昼休みに予定していたミホシンザンの引退式を執り行った。
  • 12月17日中京競馬場調整ルームで、騎手同士による暴力事件が発生。一方の騎手が打撲傷を負ったが、両者とも2日間と4日間の騎乗停止処分に。
  • 12月27日第32回有馬記念で、3番人気に支持された東京優駿勝ち馬メリーナイスが発走時に落馬し競走中止。さらには1番人気に支持された二冠馬サクラスターオーも故障のため競走を中止。枠番連勝複式馬券の配当は1万6300円となる大波乱。

競走成績[編集]

中央競馬・平地GI[編集]

中央競馬・障害[編集]

地方競馬主要競走[編集]

表彰[編集]

JRA賞[編集]

  • 年度代表馬・最優秀4歳牡馬・最優秀父内国産馬 サクラスターオー
  • 最優秀3歳牡馬 サッカーボーイ
  • 最優秀3歳牝馬 シノクロス
  • 最優秀4歳牝馬 マックスビューティ
  • 最優秀5歳以上牡馬、最優秀スプリンター ニッポーテイオー
  • 最優秀5歳以上牝馬 ダイナアクトレス
  • 最優秀父内国産馬 ミホシンザン
  • 最優秀ダートホース 該当馬なし
  • 最優秀障害馬 該当馬なし
  • 最優秀アラブ アキヒロホマレ

リーディング[編集]

リーディングジョッキー[編集]

  • 最多勝利騎手、最高勝率騎手、最多賞金獲得騎手、騎手大賞 岡部幸雄
  • 最多勝利新人騎手 武豊

リーディングトレーナー[編集]

  • 最多勝利調教師、最多賞金獲得調教師、最高勝率調教師 伊藤雄二

リーディングオーナー[編集]

リーディングブリーダー[編集]

リーディングサイアー[編集]

リーディングブルードメアサイアー[編集]

誕生[編集]

人物[編集]


競走馬[編集]

この年に生まれた競走馬は1990年のクラシック世代となる。

死去[編集]

人物[編集]

競走馬[編集]


脚注[編集]


出典・参考文献[編集]

  • 『新版競馬歴史新聞』(競馬歴史新聞編集委員会篇、日本文芸社、2004年4月、ISBN 4-537-25205-7)