1996年アトランタオリンピックのバスケットボール競技・女子日本選手団

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アトランタオリンピック女子バスケットボール日本代表(―じょし―にほんだいひょう)は、1996年アトランタオリンピック女子バスケットボール競技に出場したバスケットボール女子日本代表である。

女子バスケットボールが初めて採用されたモントリオール五輪に出場した日本ではあったが、その大会以降は長らく五輪から遠ざかっていた。しかしながら、世界選手権には1986年を除いて出場を続けており、五輪出場は長年の悲願であった。

アジア選手権では3位に食い込むもののアジア枠の壁に阻まれていた。しかし、1995年アジア選手権ではバルセロナ五輪で中国が銀メダル獲得したためアトランタ五輪でのアジア枠が3に増加したこともあり、地元開催を3位で終えた日本は20年ぶりとなる悲願を達成した。1990年より指揮を執る中川文一監督の下、1994年世界選手権経験者を中心にチームを編成して本大会に臨んだ。

グループゲームでは中国を撃破し、イタリアには敗れたもののカナダ戦では11点差を追いついて延長戦で勝利。準々決勝では「本物のドリームチーム」と称された米国に敗れはしたものの、93-108の米国戦最小点差の善戦を見せ、順位決定戦ではグループゲームで敗れたイタリアを下し7位で入賞する健闘を見せた。チームでの3Pシュート成功数(66本)とフリースロー決定率(78.7%)ではそれぞれ1位となった。

大会の翌年、チームで最も活躍した選手のひとりである萩原美樹子がWNBA入りを果たした。

スタッフ[編集]

  • 団長 安達宣郎
  • ヘッドコーチ 中川文一
  • アシスタントコーチ 永井祥剛
  • アシスタントコーチ 小牟禮育夫
  • マネージャー 地原礼子
  • トレーナー 津田清美

選手[編集]

No. 氏名 P 身長/体重 生年月日 所属 備考
4 一乗アキCaptain sports.svg G 180 / 65 1969/11/13 シャンソン化粧品
5 村上睦子 G 165 / 57 1970/10/10 シャンソン化粧品
6 大山妙子 F 173 / 68 1974/6/18 ジャパンエナジー
7 萩原美樹子 F 180 / 73 1970/4/17 ジャパンエナジー
8 参河紀久子 G 170 / 58 1968/4/29 ジャパンエナジー
9 山田かがり G 178 / 70 1972/6/4 シャンソン化粧品
10 加藤貴子 F 180 / 69 1971/4/12 シャンソン化粧品
11 原田裕花 G 171 / 61 1968/6/5 ジャパンエナジー
12 岡里明美 F 178 / 70 1974/7/24 シャンソン化粧品
13 川崎真由美 C 183 / 69 1972/10/1 ジャパンエナジー
14 永田睦子 F 178 / 73 1976/9/26 シャンソン化粧品
15 濱口典子 C 183 / 78 1974/1/15 ジャパンエナジー

※川崎・永田を除く全員が1994年世界選手権代表である。

中川ジャパンの成績[編集]

グループA[編集]

国・地域 試合 勝点
ブラジルの旗 ブラジル 5 5 0 424 360 10
ロシアの旗 ロシア 5 4 1 378 342 9
イタリアの旗 イタリア 5 3 2 330 309 8
日本の旗 日本 5 2 3 365 396 7
中華人民共和国の旗 中国 5 1 4 347 378 6
カナダの旗 カナダ 5 0 5 293 352 5

決勝トーナメント[編集]

準々決勝
5-8位決定予備戦
7位決定戦

最終順位[編集]

順位 国・地域
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ブラジルの旗 ブラジル
オーストラリアの旗 オーストラリア
4位 ウクライナの旗 ウクライナ
5位 ロシアの旗 ロシア
6位 キューバの旗 キューバ
7位 日本の旗 日本
8位 イタリアの旗 イタリア
9位 中華人民共和国の旗 中国
10位 大韓民国の旗 韓国
11位 カナダの旗 カナダ
12位 ザイールの旗 ザイール

関連項目[編集]