2002年のナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
検索に移動
2002年ナショナルリーグ
チャンピオンシップシリーズ
チーム 勝数
サンフランシスコ・ジャイアンツ 4
セントルイス・カージナルス 1
シリーズ情報
試合日程 10月9日–14日
観客動員 5試合合計:23万1896人
1試合平均:04万6379人
MVP ベニート・サンティアゴ(SF)
NLDS SF 3–2 ATL
STL 3–0 ARI
殿堂表彰者 トニー・ラルーサ(STL監督)
チーム情報
サンフランシスコ・ジャイアンツ(SF)
シリーズ出場 13年ぶり4回目
GM ブライアン・セイビアン
監督 ダスティ・ベイカー
シーズン成績 95勝66敗・勝率.590
西地区2位=ワイルドカード

セントルイス・カージナルス(STL)
シリーズ出場 02年ぶり6回目
GM ウォルト・ジョケッティ
監督 トニー・ラルーサ
シーズン成績 97勝65敗・勝率.599
中地区優勝

 < 2001
NLCS
2002

2003 > 

 < 2001
ALCS
2002

2003 > 
ワールドシリーズ

2002年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)ポストシーズンは10月1日に開幕した。ナショナルリーグの第33回リーグチャンピオンシップシリーズ(33rd National League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、9日から14日にかけて計5試合が開催された。その結果、サンフランシスコ・ジャイアンツ西地区)がセントルイス・カージナルス中地区)を4勝1敗で下し、13年ぶり20回目のリーグ優勝および17回目のワールドシリーズ進出を果たした。

両球団がポストシーズンで対戦するのは、1987年のリーグ優勝決定戦以来15年ぶり2度目。この年のレギュラーシーズンでは両球団は6試合対戦し、カージナルスが4勝2敗と勝ち越していた[1]。今シリーズの第1戦では、カージナルスのマイク・クルデイルがジャイアンツのケニー・ロフトンに対し内角高めへ死球スレスレの球を投じ、これをきっかけに両軍ベンチ総出の睨み合いが発生した[2]。その後ロフトンは、第5戦の9回裏にサヨナラ安打を放ってジャイアンツにリーグ優勝をもたらした。リーグ優勝決定戦史上、シリーズ制覇をサヨナラで決めたのは今回のジャイアンツが3年ぶり延べ7球団目である[3]シリーズMVPには、第4戦の8回裏に勝ち越し・決勝の2点本塁打を放つなど、5試合で打率.300・2本塁打・6打点OPS.964という成績を残したジャイアンツのベニート・サンティアゴが選出された。しかしジャイアンツは、ワールドシリーズではアメリカンリーグ王者アナハイム・エンゼルスに3勝4敗で敗れ、48年ぶり6度目の優勝を逃した。

試合結果[編集]

2002年のナショナルリーグ優勝決定戦は10月9日に開幕し、途中に移動日を挟んで6日間で5試合が行われた。日程・結果は以下の通り。

日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月09日(水) 第1戦 サンフランスシコ・ジャイアンツ 9-6 セントルイス・カージナルス ブッシュ・スタジアム
10月10日(木) 第2戦 サンフランスシコ・ジャイアンツ 4-1 セントルイス・カージナルス
10月11日(金) 移動日
10月12日(土) 第3戦 セントルイス・カージナルス 5-4 サンフランスシコ・ジャイアンツ パシフィック・ベル・
パーク
10月13日(日) 第4戦 セントルイス・カージナルス 3-4 サンフランスシコ・ジャイアンツ
10月14日(月) 第5戦 セントルイス・カージナルス 1-2x サンフランスシコ・ジャイアンツ
優勝:サンフランスシコ・ジャイアンツ(4勝1敗 / 13年ぶり20度目)

第1戦 10月9日[編集]

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
サンフランシスコ・ジャイアンツ 1 4 1 0 1 2 0 0 0 9 11 0
セントルイス・カージナルス 0 1 0 0 2 2 0 1 0 6 11 0
  1. カーク・ルーター(1勝)  マット・モリス(1敗)  Sロブ・ネン(1S)  
  2. 本塁打:  SF – ケニー・ロフトン1号ソロ、デビッド・ベル1号ソロ、ベニート・サンティアゴ1号2ラン  STL – アルバート・プホルス1号2ラン、ミゲル・カイロ1号2ラン、J.D.ドリュー1号ソロ
  3. 審判:球審…ランディ・マーシュ、塁審…一塁: ジェフ・ネルソン、二塁: デイル・スコット、三塁: ジェフ・ケロッグ、外審…左翼: ティム・ウェルキー、右翼: チャーリー・レリフォード
  4. 試合開始時刻: 中部夏時間UTC-5)午後7時24分 試合時間: 3時間31分 観客: 5万2175人 気温: 67°F(19.4°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / Fangraphs
両チームの先発ラインナップ
サンフランシスコ・ジャイアンツ セントルイス・カージナルス
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 K・ロフトン 1 F・ビーニャ
2 R・オーリリア 2 E・マレーロ
3 J・ケント 3 J・エドモンズ
4 B・ボンズ 4 A・プホルス
5 B・サンティアゴ 5 E・レンテリア
6 J・スノー 6 T・マルティネス
7 R・サンダース 7 M・カイロ
8 D・ベル 8 M・マシーニー
9 K・ルーター 9 M・モリス
先発投手 投球 先発投手 投球
K・ルーター M・モリス

第2戦 10月10日[編集]

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
サンフランシスコ・ジャイアンツ 1 0 0 0 2 0 0 0 1 4 7 0
セントルイス・カージナルス 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 6 0
  1. ジェイソン・シュミット(1勝)  ウッディ・ウィリアムズ(1敗)  Sロブ・ネン(2S)  
  2. 本塁打:  SF – リッチ・オーリリア1号ソロ・2号2ラン  STL – エドゥアルド・ペレス1号ソロ
  3. 審判:球審…ジェフ・ネルソン、塁審…一塁: デイル・スコット、二塁: ジェフ・ケロッグ、三塁: ティム・ウェルキー、外審…左翼: チャーリー・レリフォード、右翼: ランディ・マーシュ
  4. 試合開始時刻: 中部夏時間UTC-5)午後7時22分 試合時間: 3時間17分 観客: 5万2195人 気温: 70°F(21.1°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / Fangraphs
両チームの先発ラインナップ
サンフランシスコ・ジャイアンツ セントルイス・カージナルス
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 K・ロフトン 1 F・ビーニャ
2 R・オーリリア 2 M・カイロ
3 J・ケント 3 J・エドモンズ
4 B・ボンズ 4 A・プホルス
5 B・サンティアゴ 5 T・マルティネス
6 J・スノー 6 E・レンテリア
7 R・サンダース 7 J・ドリュー
8 D・ベル 8 M・マシーニー
9 J・シュミット 9 W・ウィリアムズ
先発投手 投球 先発投手 投球
J・シュミット W・ウィリアムズ

第3戦 10月12日[編集]

映像外部リンク
MLB.comによる動画(英語)
5回裏、バリー・ボンズの3点本塁打でジャイアンツが同点に追いつく(1分9秒)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
セントルイス・カージナルス 0 0 2 1 1 1 0 0 0 5 6 1
サンフランシスコ・ジャイアンツ 0 1 0 0 3 0 0 0 0 4 10 0
  1. チャック・フィンリー(1勝)  :ジェイ・ウィタシック(1敗)  Sジェイソン・イズリングハウゼン(1S)  
  2. 本塁打:  STL – マイク・マシーニー1号ソロ、ジム・エドモンズ1号ソロ、イーライ・マレーロ1号ソロ  SF – バリー・ボンズ1号3ラン
  3. 審判:球審…デイル・スコット、塁審…一塁: ジェフ・ケロッグ、二塁: ティム・ウェルキー、三塁: チャーリー・レリフォード、外審…左翼: ランディ・マーシュ、右翼: ジェフ・ネルソン
  4. 試合開始時刻: 太平洋夏時間UTC-7)午後4時30分 試合時間: 3時間32分 観客: 4万2177人 気温: 70°F(21.1°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / Fangraphs
両チームの先発ラインナップ
セントルイス・カージナルス サンフランシスコ・ジャイアンツ
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 F・ビーニャ 1 K・ロフトン
2 E・レンテリア 2 R・オーリリア
3 J・エドモンズ 3 J・ケント
4 A・プホルス 4 B・ボンズ
5 J・ドリュー 5 B・サンティアゴ
6 T・マルティネス 6 R・サンダース
7 E・マレーロ 7 J・スノー
8 M・マシーニー 8 D・ベル
9 C・フィンリー 9 R・オルティス
先発投手 投球 先発投手 投球
C・フィンリー R・オルティス

第4戦 10月13日[編集]

映像外部リンク
MLB.comによる動画(英語)
8回裏、ベニート・サンティアゴの2点本塁打でジャイアンツが勝ち越し(1分22秒)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
セントルイス・カージナルス 2 0 0 0 0 0 0 0 1 3 12 0
サンフランシスコ・ジャイアンツ 0 0 0 0 0 2 0 2 X 4 4 1
  1. ティム・ウォーレル(1勝)  :リック・ホワイト(1敗)  Sロブ・ネン(3S)  
  2. 本塁打:  SF – ベニート・サンティアゴ2号2ラン
  3. 審判:球審…ジェフ・ケロッグ、塁審…一塁: ティム・ウェルキー、二塁: チャーリー・レリフォード、三塁: ランディ・マーシュ、外審…左翼: ジェフ・ネルソン、右翼: デイル・スコット
  4. 試合開始時刻: 太平洋夏時間UTC-7)午後5時00分 試合時間: 3時間26分 観客: 4万2676人 気温: 70°F(21.1°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / Fangraphs
両チームの先発ラインナップ
セントルイス・カージナルス サンフランシスコ・ジャイアンツ
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 F・ビーニャ 1 K・ロフトン
2 E・レンテリア 2 R・オーリリア
3 J・エドモンズ 3 J・ケント
4 A・プホルス 4 B・ボンズ
5 J・ドリュー 5 B・サンティアゴ
6 T・マルティネス 6 J・スノー
7 E・マレーロ 7 R・サンダース
8 M・マシーニー 8 D・ベル
9 A・ベネス 9 L・ヘルナンデス
先発投手 投球 先発投手 投球
A・ベネス L・ヘルナンデス

第5戦 10月14日[編集]

映像外部リンク
MLB.comによる動画(英語)
9回裏二死一・二塁、ケニー・ロフトンがスティーブ・クラインから右前打を放ち二塁走者デビッド・ベルが生還、サヨナラ勝利でジャイアンツのリーグ優勝が決定(1分32秒)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
セントルイス・カージナルス 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 9 0
サンフランシスコ・ジャイアンツ 0 0 0 0 0 0 0 1 1x 2 7 0
  1. ティム・ウォーレル(2勝)  マット・モリス(2敗)  
  2. 審判:球審…ティム・ウェルキー、塁審…一塁: チャーリー・レリフォード、二塁: ランディ・マーシュ、三塁: ジェフ・ネルソン、外審…左翼: デイル・スコット、右翼: ジェフ・ケロッグ
  3. 試合開始時刻: 太平洋夏時間UTC-7)午後5時20分 試合時間: 3時間1分 観客: 4万2673人 気温: 62°F(16.7°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / Fangraphs
両チームの先発ラインナップ
セントルイス・カージナルス サンフランシスコ・ジャイアンツ
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 F・ビーニャ 1 K・ロフトン
2 M・カイロ 2 R・オーリリア
3 J・エドモンズ 3 J・ケント
4 A・プホルス 4 B・ボンズ
5 E・ペレス 5 B・サンティアゴ
6 E・レンテリア 6 T・グッドウィン
7 E・マレーロ 7 J・スノー
8 M・マシーニー 8 D・ベル
9 M・モリス 9 K・ルーター
先発投手 投球 先発投手 投球
M・モリス K・ルーター

脚注[編集]

  1. ^ "Head-to-Head Records," Baseball-Reference.com. 2021年5月22日閲覧。
  2. ^ "Lofton Draws La Russa's Ire," The Washington Post, October 11, 2002. 2021年5月22日閲覧。
  3. ^ Roger Schlueter, "MLB Notebook: Ishikawa joins LCS icons / Giants hero just the fourth player since 1969 with pennant-winning homer," MLB.com, October 17, 2014. 2021年5月22日閲覧。