2003年の阪神タイガース

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2003年の阪神タイガース
成績
日本シリーズ敗退
3勝4敗(対ダイエー
セントラル・リーグ優勝
87勝51敗2分 勝率.630
本拠地
都市 兵庫県西宮市
球場
阪神甲子園球場
Summer Koshien 2009 Final.jpg
球団組織
オーナー 久万俊二郎
経営母体 阪神電気鉄道
監督 星野仙一
« 2002
2004 »

2003年の阪神タイガース(2003ねんのはんしんタイガース)では、2003年の阪神タイガースにおける動向をまとめる。

この年の阪神タイガースは、星野仙一監督の2年目のシーズンであり、1985年以来、18年ぶり8度目のリーグ優勝に輝いたシーズンである。

概要[編集]

2年目の星野監督の元で断行された「血の入れ替え」によって選手を大きく入れ替えた阪神は、開幕直後から首位を独走し、7月終了時点で2位に17.5ゲーム差の大差を付け、そのまま2位以下を全く寄せ付けず、18年ぶりのセ・リーグ優勝をぶっちぎり[1]で飾った。しかし、日本シリーズでは、監督率いるダイエーに3勝4敗で敗れ、日本一を逃した。戦力としては、「第三次ダイナマイト打線」と称された金本矢野今岡アリアス赤星らの野手陣が140試合で728得点と1試合5点以上を獲る得点力を発揮し、投手陣も井川伊良部ら先発陣、安藤ウィリアムスらリリーフ陣がともに活躍し、チーム防御率はリーグ1位を誇った。

チーム成績[編集]

レギュラーシーズン[編集]

開幕オーダー
1 今岡誠
2 赤星憲広
3 金本知憲
4 濱中おさむ
5 桧山進次郎
6 アリアス
7 矢野輝弘
8 藤本敦士
9 井川慶
2003年セントラル・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 最終成績
1位 阪神 -- 阪神 -- 阪神 -- 阪神 -- 阪神 -- 阪神 --
2位 ヤクルト 2.0 巨人 8.0 中日 12.5 中日 17.5 巨人 16.0 中日 14.5
3位 巨人 2.5 中日 8.0 巨人 8.5 ヤクルト 19.0 中日 17.5 巨人 15.5
4位 中日 2.5 ヤクルト 9.5 ヤクルト 14.0 巨人 19.5 ヤクルト 18.5 ヤクルト
5位 広島 3.0 広島 11.5 広島 17.0 広島 22.0 広島 19.5 広島 20.0
6位 横浜 11.0 横浜 20.0 横浜 30.0 横浜 39.0 横浜 42.5 横浜 42.5
2003年セントラル・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
優勝 阪神タイガース 87 51 2 .630 -
2位 中日ドラゴンズ 73 66 1 .525 14.5
3位 読売ジャイアンツ 71 66 3 .518 15.5
ヤクルトスワローズ 71 66 3 .518 15.5
5位 広島東洋カープ 67 71 2 .486 20.0
6位 横浜ベイスターズ 45 94 1 .324 42.5

日本シリーズ[編集]

2003年 日本シリーズ
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月18日(土) 第1戦 阪神タイガース 4-5 福岡ダイエーホークス 福岡ドーム
10月19日(日) 第2戦 阪神タイガース 0-13 福岡ダイエーホークス
10月20日(月) 移動日
10月21日(火) 第3戦 雨天中止 阪神甲子園球場
10月22日(水) 福岡ダイエーホークス 1-2 阪神タイガース
10月23日(木) 第4戦 福岡ダイエーホークス 5-6 阪神タイガース
10月24日(金) 第5戦 福岡ダイエーホークス 2-3 阪神タイガース
10月25日(土) 移動日
10月26日(日) 第6戦 阪神タイガース 1-5 福岡ダイエーホークス 福岡ドーム
10月27日(月) 第7戦 阪神タイガース 2-6 福岡ダイエーホークス
優勝:福岡ダイエーホークス(4年ぶり4回目)

個人成績 [編集]

主な投手成績[編集]

  • 色付きは規定投球回数(140イニング)以上の選手
  • 各年度の太字はリーグ最高
選手















































W
H
I
P
 
いかわ/井川慶 29 29 8 2 3 20 5 0 -- .800 839 206.0 184 15 58 3 3 179 5 0 72 64 2.80 1.17
いらふ/伊良部秀輝 27 27 3 0 0 13 8 0 -- .619 730 173.0 186 24 47 0 6 164 4 0 77 74 3.85 1.35
しもやなき/下柳剛 26 24 3 1 0 10 5 0 -- .667 573 137.2 138 20 25 0 7 135 3 1 63 57 3.73 1.18
むあ/ムーア 21 20 1 1 0 10 6 0 -- .625 493 111.2 122 7 39 1 5 94 3 0 59 54 4.35 1.44
やふ/藪恵壹 23 15 0 0 0 8 3 0 -- .727 405 97.2 97 13 27 0 2 67 4 0 50 43 3.96 1.27
くほた/久保田智之 26 10 0 0 0 5 5 0 -- .500 383 89.1 89 5 27 2 6 100 2 0 35 31 3.12 1.30
ふした/藤田太陽 5 5 0 0 0 1 2 0 -- .333 99 23.1 21 3 11 0 0 14 0 0 8 8 3.09 1.37
ふくはら/福原忍 5 4 0 0 0 2 2 0 -- .500 96 22.0 20 3 10 0 0 27 0 0 9 7 2.86 1.36
ふしはら/藤川球児 17 2 0 0 0 1 1 0 -- .500 126 29.1 28 4 12 1 1 19 2 0 12 11 3.38 1.36
すきやま/杉山直久 3 2 0 0 0 0 2 0 -- .000 48 11.2 12 1 3 0 0 8 1 0 10 10 7.71 1.29
たになか/谷中真二 29 1 0 0 0 3 3 0 -- .500 160 33.2 44 8 19 2 3 17 2 0 23 22 5.88 1.87
よしの/吉野誠 56 0 0 0 0 1 1 0 -- .500 169 41.1 26 2 14 2 6 31 0 0 16 15 3.27 0.97
ういりあむす/ウィリアムス 52 0 0 0 0 1 1 25 -- .500 207 52.2 36 5 13 3 7 57 2 0 9 9 1.54 0.93
あんとう/安藤優也 51 0 0 0 0 5 2 5 -- .714 245 61.0 44 2 19 2 1 60 1 0 11 11 1.62 1.03
かなさわ/金澤健人 36 0 0 0 0 0 1 0 -- .000 225 55.2 48 7 10 0 1 44 2 0 23 17 2.75 1.04
りかん/リガン 29 0 0 0 0 3 0 0 -- 1.00 146 35.2 29 2 11 0 2 30 0 0 8 6 1.51 1.12
いしけ/石毛博史 17 0 0 0 0 1 1 0 -- .500 75 19.1 9 4 9 0 0 19 2 0 8 7 3.26 0.93
さくもと/佐久本昌広 6 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 55 10.2 21 7 4 0 1 7 1 0 15 15 12.66 2.34

主な打撃成績[編集]

  • 色付きは規定打席(434打席)以上の選手
  • 各年度の太字はリーグ最高
選手











































O
P
S
 
あかほし/赤星憲広 140 635 551 90 172 17 7 1 206 35 61 10 24 1 45 0 14 76 15 .312 .378 .374 .752
かねもと/金本知憲 140 632 532 94 154 24 2 19 239 77 18 4 0 2 93 5 5 89 6 .289 .399 .449 .848
いまおか/今岡誠 120 526 485 67 165 35 1 12 238 72 1 1 4 7 28 6 2 52 9 .340 .374 .491 .865
ありあす/アリアス 124 518 464 89 123 25 0 38 262 107 2 1 0 4 44 1 6 130 6 .265 .334 .565 .899
やの/矢野輝弘 126 484 433 65 142 25 5 14 219 79 1 0 4 1 38 6 8 84 8 .328 .392 .506 .897
ひやま/桧山進次郎 111 456 414 70 115 21 3 16 190 63 1 3 0 3 34 0 5 77 9 .278 .338 .459 .797
ふしもと/藤本敦士 127 451 402 51 121 16 7 0 151 36 9 4 17 4 26 7 2 42 9 .301 .343 .376 .719
かたおか/片岡篤史 110 373 334 48 99 31 0 12 166 55 1 1 1 1 35 1 2 86 3 .296 .366 .497 .863
はまなか/濱中おさむ 55 201 176 30 48 9 1 11 92 48 3 2 1 2 19 2 3 27 8 .273 .350 .523 .873
おきはら/沖原佳典 64 137 123 16 42 8 0 1 53 17 3 2 5 1 7 1 1 20 0 .341 .379 .431 .810
やき/八木裕 64 119 105 11 30 6 0 0 36 21 0 0 0 4 9 3 1 20 0 .286 .336 .343 .679
のくち/野口寿浩 59 116 107 9 29 4 3 1 42 5 1 0 1 1 5 0 2 29 2 .271 .313 .393 .706
たなか/田中秀太 102 75 69 24 12 0 1 1 17 5 8 2 3 0 3 0 0 15 1 .174 .208 .246 .455
せきもと/関本健太郎 36 74 67 13 18 4 0 4 34 12 2 0 0 1 6 0 0 15 4 .269 .324 .507 .832
なかむら/中村豊 55 68 64 5 16 4 1 0 22 7 2 1 0 0 3 0 1 13 1 .250 .294 .344 .638
ひろさわ/広澤克実 37 68 62 8 19 3 0 4 34 15 0 0 0 0 6 0 0 18 3 .306 .368 .548 .916
くし/久慈照嘉 55 56 46 4 14 3 1 0 19 6 1 0 2 2 6 0 0 12 1 .304 .370 .413 .783
あさい/浅井良 37 36 34 4 8 0 0 1 11 5 1 0 1 0 0 0 1 7 1 .235 .257 .324 .581
はやかわ/早川健一郎 12 31 31 4 7 0 0 3 16 4 0 0 0 0 0 0 0 9 1 .226 .226 .516 .742
ひらした/平下晃司 25 23 19 7 6 0 0 3 15 6 0 0 0 0 3 0 1 5 1 .316 .435 .789 1.224
かみさか/上坂太一郎 16 23 21 1 3 0 0 0 3 1 0 0 0 0 2 0 0 7 0 .143 .217 .143 .360

2003 サンヨー オールスターゲーム[編集]

選出選手及びスタッフ
ポジション 名前 選出
回数
先発投手 井川慶 3
投手 伊良部秀輝 4
捕手 矢野輝弘 3
一塁手 桧山進次郎 3
二塁手 今岡誠 3
三塁手 アリアス 2
遊撃手 藤本敦士
外野手 金本知憲 6
赤星憲広
濱中おさむ
  • 太字はファン投票で選ばれた選手。取り消し線の選手は出場辞退した選手。

できごと[編集]

4月[編集]

5月[編集]

6月[編集]

7月[編集]

  • 7月2日 - 対中日戦(甲子園)に勝利し、NPB史上初の7月中に貯金30。桧山進次郎がサイクル安打達成[3]
  • 7月8日 - 対広島戦(倉敷)に勝利し、セ・リーグ史上最速のマジックナンバー49が点灯。今岡誠がNPB史上初の2試合連続初回先頭打者初球本塁打i[3]
  • 7月21日 - 対ヤクルト戦(甲子園)に勝利し、セ・リーグ最短記録を更新するシーズン60勝[3]
  • 7月30日 - NPB史上初の4カ月連続チーム15勝以上[3]

8月[編集]

  • 8月12日 - 対横浜戦(札幌ドーム)で勝利し、星野仙一が監督通算900勝、NPB史上13人目[3]
  • 8月16日 - セ・リーグ史上最速のシーズン70勝[3]

9月[編集]

  • 9月3日 - 赤星憲広が対広島戦(広島)で球団記録を更新するシーズン52盗塁[3]
  • 9月15日 - 18年ぶりにセントラル・リーグ優勝、この日の対広島戦(甲子園)に勝利しシーズン81勝は球団記録を更新。主催試合観客動員が初の300万人を突破[3]

10月[編集]

11月[編集]

12月[編集]

入団・退団[編集]

シーズン開幕前[編集]

本節では、前レギュラーシーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。なお、退団の去就はスポーツ関係又は芸能関係の職業に転身した場合のみを記載し、空欄は前述以外の一般職業に転身もしくは去就不明を示す。

入団 退団
No. 選手名 入団区分 前所属 No. 選手名 退団区分 去就
投手
13 中村泰広 ドラフト4位 日本IBM野洲 13 葛西稔 二軍投手コーチ専任
18 杉山直久 ドラフト自由獲得 龍谷大学 18 バルデス 中日ドラゴンズ
26 江草仁貴 ドラフト自由獲得 専修大学 26 カーライル アメリカ合衆国の旗ロイヤルズ傘下
30 久保田智之 ドラフト5位 常磐大学 30 横田久則 台湾の旗兄弟
35 ポート 新外国人 アメリカ合衆国の旗エンゼルス 34 星野伸之 野球解説者
37 三東洋 ドラフト6位 ヤマハ 35 舩木聖士 千葉ロッテマリーンズ
41 伊良部秀輝 日本球界復帰 アメリカ合衆国の旗レンジャーズ 38 弓長起浩
42 下柳剛 トレード1 日本ハムファイターズ 41 部坂俊之 台湾の旗中信と契約
47 佐久本昌広 トレード3 福岡ダイエーホークス 42 ハンセル アメリカ合衆国の旗ヤンキース傘下
48 石毛博史 自由契約 大阪近鉄バファローズ 47 伊藤敦規 野球解説者
49 新井智 ドラフト9位 ローソン 48 成本年秀 ヤクルトスワローズ
52 柴田佳主也 自由契約 日本ハムファイターズ 49 伊達昌司 トレード1 日本ハムファイターズ
54 ウィリアムス 新外国人 アメリカ合衆国の旗ドジャース 52 遠山奬志 野球解説者
56 田村領平 ドラフト8位 市立和歌山商業高 54 山岡洋之 オリックス・打撃投手
67 伊代野貴照 ドラフト10位 ローソン 56 原田健二 打撃投手
58 川俣ヒロアキ
68 面出哲志
69 西川慎一 広島東洋カープ
捕手
27 野口寿浩 トレード2 日本ハムファイターズ 27 山田勝彦 トレード1 日本ハムファイターズ
内野手
32 久慈照嘉 自由契約 中日ドラゴンズ 37 根本隆輝
59 田中聡 自由契約 日本ハムファイターズ
68 萱島大介 ドラフト11位 ローソン
外野手
0 中村豊 トレード1 日本ハムファイターズ 0 吉田浩 社会人・住友金属鹿島
6 金本知憲 FA移籍 広島東洋カープ 6 ホワイト メキシカンリーグ
38 林威助 ドラフト7位 近畿大学 32 坪井智哉 トレード2 日本ハムファイターズ
58 早川健一郎 自由契約 千葉ロッテマリーンズ 67 松田匡司 トレード3 福岡ダイエーホークス
69 松下圭太 ドラフト12位 三瓶高

シーズン開幕後[編集]

本節では、本シーズン開幕から本シーズン終了までの入退団について記述する。

入団 退団
No. 選手名 POS 前所属 入団区分 退団区分 No. 選手名 POS 去就
4月
34 吉田篤史 投手 千葉ロッテマリーンズ トレード 34 橋本武広 投手 千葉ロッテマリーンズ
5月
金銭トレード 65 高波文一 外野手 西武ライオンズ
6月
65 リガン 投手 アメリカ合衆国の旗インディアンス傘下 新外国人

選手・スタッフ[編集]

  • 背番号変更
  • 守備位置登録変更

表彰選手[編集]

井川慶(投手、初受賞)
矢野輝弘(捕手、初受賞)
ジョージ・アリアス(一塁手、初受賞)
今岡誠(二塁手、2年連続2度目)
赤星憲広(外野手、初受賞)
矢野輝弘(捕手、初受賞)
ジョージ・アリアス(一塁手、初受賞)
今岡誠(二塁手、初受賞)
赤星憲広(外野手、2年ぶり2度目)

ドラフト[編集]

順位 選手名 ポジション 所属 結果
自由獲得枠 鳥谷敬 内野手 早稲田大学 入団
自由獲得枠 筒井和也 投手 愛知学院大学 入団
1巡目 (選択権なし)
2巡目 (選択権なし)
3巡目 (選択権なし)
4巡目 桟原将司 投手 新日本製鐵広畑 入団
5巡目 小宮山慎二 捕手 横浜隼人高 入団
6巡目 庄田隆弘 外野手 シダックス 入団

出典[編集]

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  1. ^ 今岡誠、2試合連続初球先頭打者本塁打でセ最速マジック点灯
  2. ^ 吉田と橋本がトレード ロッテ、阪神共同通信2003年4月22日
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p タイガースHistory阪神球団公式サイト
  4. ^ 阪神がリガン獲得 速球とフォークが武器共同通信2003年6月18日
  5. ^ a b c ベースボールマガジン2005年冬季号129ページ