2003 FIFA女子ワールドカップ日本女子代表

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2003 FIFA女子ワールドカップ日本女子代表(2003フィーファじょしワールドカップにほんじょしだいひょう)は、2003年9月20日から10月12日にかけて、アメリカ合衆国で開催された2003 FIFA女子ワールドカップ[注 1]。 のサッカー日本女子代表チームである。


概要[編集]

4大会連続での参加となったが、そこまでの道のりは大変厳しいものとなった。

アジア予選を兼ねてタイバンコク行われた第14回アジア女子選手権では順当に勝ち抜くと思われていたが、3位決定戦で大韓民国に敗れて4位になってしまった。アジアの出場枠は3.5であったが、準優勝の中国が開催国返上により出場権を獲得していたため大陸間プレーオフへと進出することになり、北中米カリブ海3位のメキシコとの対戦で辛くも勝利を収めての本大会出場となった。しかしこの苦戦の末の勝利がマスメディアに大きく取り上げられ、斜陽といわれていた日本の女子サッカーが復活するきっかけになったといわれている。

本大会ではアルゼンチン戦で大谷未央ハットトリックをあげるなどの大量得点により6対0で勝利したが、次のドイツ戦では大会MVPとなるビルギット・プリンツを中心とした攻撃に翻弄され、0対3と大敗した。

引き分けでも決勝トーナメント進出できる状態で臨んだカナダ戦では澤穂希のゴールにより前半に先制するも、その後には不運ともいえる失点などから逆転され、同点ゴールと思われた大谷未央のヘディングシュートがオフサイドとされたのちにもう1点失ったため、グループリーグ敗退となった。

本大会登録メンバー[編集]

  • 「出場状況」欄の「〇」はフル出場、「▼」は途中交代アウト、「▲」は途中交代イン、数字は前半の試合開始からの経過時間(分)、「得点」は獲得得点をそれぞれ表す。
  • 「所属クラブ」は、開会式が行われた2003年9月20日時点の所属クラブ。
背番号 選手名 ポジション 所属クラブ 出場状況 備考
アルゼンチン戦
9月20日
ドイツ戦
9月24日
カナダ戦
9月27日
1 山郷のぞみ GK 日本の旗さいたまレイナスFC  〇  〇  〇
2 大部由美 DF 日本の旗 YKK東北フラッパーズ  〇  〇  〇 主将
3 磯﨑浩美 DF 日本の旗田崎ペルーレFC  ▲73  ▲60  〇
4 山岸靖代 DF 日本の旗伊賀フットボールクラブくノ一  ▼73  〇  〇  
5 酒井與恵 MF 日本の旗日テレ・ベレーザ 〇   ▼56  ▼62
6 小林弥生 MF 日本の旗日テレ・ベレーザ  ▼57  ▼56  ▼54
7 川上直子 MF 日本の旗田崎ペルーレFC  〇  〇  〇
8 宮本ともみ MF 日本の旗伊賀フットボールクラブくノ一  〇  〇  〇
9 荒川恵理子 FW 日本の旗日テレ・ベレーザ  ▲57  ▲56   ▲54
10 澤穂希 FW アメリカ合衆国の旗アトランタ・ビート ▼80 2得点  〇 〇 1得点
11 大谷未央 FW 日本の旗田崎ペルーレFC  〇 3得点  〇  〇
12 小野寺志保 GK 日本の旗日テレ・ベレーザ      
13 中地舞 MF 日本の旗日テレ・ベレーザ      
14 矢野喬子 DF 日本の旗神奈川大学  〇  ▼60  
15 宮﨑有香 DF 日本の旗伊賀フットボールクラブくノ一      
16 山本絵美 MF 日本の旗田崎ペルーレFC  〇 1得点  〇  ▼89
17 柳田美幸 MF 日本の旗田崎ペルーレFC    ▲56  ▲62
18 丸山桂里奈 FW 日本の旗日本体育大学  ▲80    
19 須藤安紀子 FW 日本の旗日テレ・ベレーザ      
20 宮間あや MF 日本の旗岡山湯郷Belle      ▲89
  • バックアップメンバー(補充要員):GK・福元美穂 岡山湯郷Belle

スタッフ[編集]

監督[編集]

コーチ[編集]

試合結果[編集]

グループリーグ[編集]

グループ C

チーム 勝点
試合
勝利
引分
敗戦
得点
失点
点差
ドイツの旗 ドイツ 9 3 3 0 0 13 2 +11
カナダの旗 カナダ 6 3 2 0 1 7 5 +2
日本の旗 日本 3 3 1 0 2 7 6 +1
アルゼンチンの旗 アルゼンチン 0 3 0 0 3 1 15 -14





脚注[編集]

  1. ^ 1991年の第1回大会から1999年の第3回大会までは「FIFA女子世界選手権」であった

関連項目[編集]