2005年の千葉ロッテマリーンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
2005年の千葉ロッテマリーンズ
成績
アジアシリーズ優勝
日本一
日本S:4勝0敗(対阪神
パシフィック・リーグ優勝
PO第2S:3勝2敗(対ソフトバンク
PO第1S:2勝0敗(対西武
レギュラーシーズン2位
84勝49敗3分 勝率.632
本拠地
都市 千葉県千葉市美浜区
球場
千葉マリンスタジアム
Chiba Marine Stadium Complete View.jpg
球団組織
オーナー 重光武雄
経営母体 ロッテ
監督 ボビー・バレンタイン
 < 2004 2006 > 

2005年の千葉ロッテマリーンズでは、2005年千葉ロッテマリーンズの動向についてまとめる。

この年の千葉ロッテマリーンズは、2回目のバレンタイン監督体制の2年目(通算3年目)のシーズンである。

概要[編集]

シーズン序盤は4月後半から12連勝、5月開始の交流戦で初代優勝を飾る[1]など、首位を快走した。しかし、6月に入り、ソフトバンクが15連勝し、その間にロッテは貯金を重ねることが出来ずに首位を明け渡すと、再び首位を奪うことが出来ずに、シーズンを2位で終了した。プレーオフでは、第1ステージで西武を2勝0敗で破り、第2ステージでソフトバンクを3勝2敗で破り、パ・リーグ優勝及び日本シリーズ進出を決定した[2]。そして、日本シリーズでは阪神を4連勝で下し、日本一に輝いた。戦力としては、渡辺俊を中心とした先発投手陣6人が10勝以上を挙げ、「YFK」と呼ばれた薮田藤田小林雅のリリーフ陣も活躍し、リーグトップの防御率を誇った。野手陣も3割打者を4人擁し、強力な打線を形成した。

チーム成績[編集]

レギュラーシーズン[編集]

開幕オーダー
1 小坂誠
2 堀幸一
3 福浦和也
4 ベニー
5 パスクチ
6 フランコ
7 里崎智也
8 井上純
9 今江敏晃
清水直行
2005年パシフィック・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 最終成績
1位 ロッテ - ロッテ - ソフトバンク - ソフトバンク - ソフトバンク - ソフトバンク -
2位 ソフトバンク 2.5 ソフトバンク 4.0 ロッテ 2.0 ロッテ 4.5 ロッテ 5.0 ロッテ 4.5
3位 日本ハム 6.0 西武 12.5 オリックス 17.0 オリックス 17.0 西武 23.0 西武 23.0
4位 オリックス 8.0 日本ハム 12.5 日本ハム 17.5 西武 20.0 オリックス 23.0 オリックス 26.0
5位 西武 10.0 オリックス 12.5 西武 18.5 日本ハム 23.0 日本ハム 25.5 日本ハム 26.5
6位 楽天 15.5 楽天 25.0 楽天 31.5 楽天 33.0 楽天 46.0 楽天 51.5
期間
成績
21勝7敗
勝率.750
17勝9敗
勝率.654
11勝8敗1分
勝率.579
9勝10敗1分
勝率.474
15勝8敗
勝率.652
11勝7敗1分
勝率.611
2005年パシフィック・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
1位 福岡ソフトバンクホークス 89 45 2 .664 -
優勝 千葉ロッテマリーンズ 84 49 3 .632 4.5
3位 西武ライオンズ 67 69 0 .493 23.0
4位 オリックス・バファローズ 62 70 4 .470 26.0
5位 北海道日本ハムファイターズ 62 71 3 .466 26.5
6位 東北楽天ゴールデンイーグルス 38 97 1 .281 51.5
  • プレーオフ勝利チームをパ・リーグ優勝チームとしたため、ロッテが優勝チーム。


プレーオフ[編集]

2005 パシフィック・リーグプレーオフ 第1ステージ
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月8日(土) 第1戦 西武ライオンズ 1-2 千葉ロッテマリーンズ 千葉マリンスタジアム
10月9日(日) 第2戦 西武ライオンズ 1-3 千葉ロッテマリーンズ
勝者:千葉ロッテマリーンズ
2005 パシフィック・リーグプレーオフ 第2ステージ
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月12日(水) 第1戦 千葉ロッテマリーンズ 4-2 福岡ソフトバンクホークス 福岡ドーム
10月13日(木) 第2戦 千葉ロッテマリーンズ 3-2 福岡ソフトバンクホークス
10月14日(金) 第3戦 千葉ロッテマリーンズ 4-5 福岡ソフトバンクホークス
10月15日(土) 第4戦 千葉ロッテマリーンズ 2-3 福岡ソフトバンクホークス
10月16日(日) 第5戦 千葉ロッテマリーンズ 3-2 福岡ソフトバンクホークス
勝者:千葉ロッテマリーンズ

日本シリーズ[編集]

2005年 日本シリーズ
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月22日(土) 第1戦 阪神タイガース 1-10 千葉ロッテマリーンズ 千葉マリンスタジアム
10月23日(日) 第2戦 阪神タイガース 0-10 千葉ロッテマリーンズ
10月24日(月) 移動日
10月25日(火) 第3戦 千葉ロッテマリーンズ 10-1 阪神タイガース 阪神甲子園球場
10月26日(水) 第4戦 千葉ロッテマリーンズ 3-2 阪神タイガース
優勝:千葉ロッテマリーンズ(31年ぶり3回目)

アジアシリーズ[編集]

2005年 アジアシリーズ
日付 試合 先攻球団 スコア 後攻球団 開催球場
予選リーグ
11月10日(木) 第1戦 サムスン・ライオンズ 三星ライオンズ 2-6 千葉ロッテマリーンズ 東京ドーム
11月11日(金) 第2戦 千葉ロッテマリーンズ 12-1 義大ライノズ 興農ブルズ
11月12日(土) 第3戦 チャイナスターズ チャイナスターズ 1-3 千葉ロッテマリーンズ
決勝戦
11月13日(日) 三星ライオンズ 三星ライオンズ 3-5 千葉ロッテマリーンズ 東京ドーム

オールスターゲーム2005[編集]

  • 選出選手
ポジション 名前 選出回数
中継投手 薮田安彦
抑え投手 小林雅英 4
投手 清水直行 2
渡辺俊介 2
小林宏之 3
捕手 里崎智也
二塁手 西岡剛
内野手 フランコ
福浦和也 3
李承燁
  • 太字はファン投票による選出。

個人成績[編集]

主な投手成績[編集]

  • 色付きは規定投球回数(136イニング)以上の選手
  • 太字はリーグ最高
選手















































W
H
I
P
 
わたなへ/渡辺俊介 23 23 8 3 3 15 4 0 0 .789 722 187.0 152 14 27 1 4 101 0 0 48 45 2.17 0.96
しみす/清水直行 23 23 7 1 2 10 11 0 0 .476 687 164.1 170 27 37 1 5 99 4 0 77 70 3.83 1.26
こはやし/小林宏之 23 23 4 1 1 12 6 0 0 .667 666 160.2 157 14 28 1 6 129 6 0 60 59 3.30 1.15
せらふいに/セラフィニ 27 22 2 0 0 11 4 0 -- .733 627 151.1 137 12 56 3 5 117 5 0 60 49 2.91 1.28
くほ/久保康友 19 18 5 3 0 10 3 0 0 .769 506 121.2 120 13 26 0 6 84 5 0 52 46 3.40 1.20
おの/小野晋吾 24 17 2 0 0 10 4 0 2 .714 452 112.0 106 9 18 0 5 55 1 0 39 35 2.81 1.11
かとう/加藤康介 9 6 0 0 0 2 3 0 0 .400 166 40.2 31 5 16 1 1 30 1 0 17 17 3.76 1.16
くろき/黒木知宏 3 3 0 0 0 2 1 0 0 .667 78 17.2 21 3 3 0 2 9 1 0 9 9 4.58 1.36
やふた/薮田安彦 51 0 0 0 0 7 4 2 19 .636 220 55.2 42 7 13 1 2 54 1 0 20 19 3.07 0.99
こはやし/小林雅英 46 0 0 0 0 2 2 29 0 .500 186 45.1 49 6 9 1 1 33 0 0 14 13 2.58 1.28
ふした/藤田宗一 45 0 0 0 0 1 4 0 24 .200 154 38.2 27 2 13 2 1 31 1 0 12 11 2.56 1.03
やまさき/山崎健 40 0 0 0 0 1 2 1 6 .333 161 40.1 34 5 12 2 3 30 4 0 16 15 3.35 1.14
こみやま/小宮山悟 23 0 0 0 0 0 0 1 1 ---- 176 40.1 52 5 5 0 0 22 0 0 20 17 3.79 1.41
たかき/高木晃次 20 0 0 0 0 1 0 0 1 1.000 99 25.1 21 1 6 1 1 14 0 0 9 9 3.20 1.07
かわい/川井貴志 11 0 0 0 0 0 0 0 1 ---- 65 13.1 23 3 4 0 1 3 0 0 12 12 8.10 2.03

主な打撃成績[編集]

  • 色付きは規定打席(421打席)以上の選手
  • 太字はリーグ最高
選手











































O
P
S
 
ふらんこ/フランコ 129 520 464 73 139 28 0 21 230 78 2 2 1 1 52 1 2 90 7 .300 .372 .496 .868
いまえ/今江敏晃 132 501 461 58 143 35 3 8 208 71 4 1 10 5 22 4 11 62 16 .310 .353 .451 .804
にしおか/西岡剛 122 493 447 80 120 22 11 4 176 48 41 9 6 4 31 0 5 51 6 .268 .320 .394 .714
ふくうら/福浦和也 114 491 434 54 130 25 1 6 175 72 0 2 0 9 39 0 9 55 5 .300 .363 .403 .766
いすんよふ/李承燁 117 445 408 64 106 25 2 30 225 82 5 4 0 3 33 3 1 79 9 .260 .315 .551 .866
ほり/堀幸一 104 421 380 50 116 16 0 7 153 46 2 5 4 4 31 2 2 75 8 .305 .357 .403 .760
さふろ/サブロー 107 394 351 68 110 19 6 14 183 50 6 3 2 2 38 0 1 77 6 .313 .380 .521 .901
へに/ベニー 98 389 351 49 95 22 0 13 156 71 1 1 0 3 34 0 1 51 15 .271 .334 .444 .779
こさか/小坂誠 118 367 321 64 91 14 6 4 129 31 26 11 10 1 29 0 6 47 3 .283 .353 .402 .755
さとさき/里崎智也 94 333 297 40 90 19 2 10 143 52 1 0 6 2 25 0 3 74 7 .303 .361 .481 .842
おおつか/大塚明 96 256 225 44 66 19 2 8 113 32 7 5 8 1 17 2 5 58 4 .293 .355 .502 .857
はしもと/橋本将 72 255 202 36 52 13 0 7 86 31 1 1 1 3 48 1 1 46 2 .257 .398 .426 .823
はすくち/パスクチ 33 120 102 21 29 3 0 8 56 20 1 1 0 0 18 0 0 38 2 .284 .392 .549 .941
はつしは/初芝清 34 56 50 2 11 2 0 1 16 6 0 0 0 1 4 0 1 12 0 .220 .286 .320 .606
いのうえ/井上純 28 48 43 6 7 1 0 2 14 5 0 0 0 0 4 0 1 11 1 .163 .250 .326 .576
かきうち/垣内哲也 24 43 38 3 5 2 0 0 7 3 0 0 0 0 5 0 0 21 0 .132 .233 .284 .517
もろつみ/諸積兼司 87 35 32 11 8 3 1 0 13 3 1 1 1 0 2 0 0 7 0 .250 .294 .406 .700
たいた/代田建紀 31 26 22 9 2 0 0 0 2 1 3 1 1 0 2 0 1 7 0 .091 .200 .091 .291
へいうち/塀内久雄 15 20 19 2 4 2 0 0 6 1 0 1 1 0 0 0 0 7 0 .211 .211 .316 .526
わたなへ/渡辺正人 20 14 13 2 3 2 0 0 5 4 0 0 0 0 1 0 0 3 1 .231 .286 .385 .670

できごと[編集]

入団・退団[編集]

シーズン開幕前[編集]

本節ではシーズン開幕前の入団について記述する。

入団[編集]

選手名 背番号 前所属 備考
投手
山北茂利 15 中日ドラゴンズ 清水将海とトレード
手嶌智 17 新日本石油 ドラフト自由獲得枠
久保康友 16 松下電器 ドラフト自由獲得枠
木興拓哉 56 北海道栄高 ドラフト6位
捕手
青松敬鎔 63 上宮太子高 ドラフト7位
内野手
林孝哉 北海道日本ハムファイターズ 自由契約
外野手
代田建紀 00 千葉ロッテマリーンズ 自由契約後、1年間の浪人を経て、再契約
大松尚逸 10 東海大学 ドラフト5位
竹原直隆 25 三菱自動車岡崎 ドラフト4位
パスクチ 43 モントリオール・エクスポス 新外国人

退団[編集]

選手名 去就
投手
鈴木貴志 社会人・旭川グレートベアーズに入団
酒井泰志 楽天の打撃投手兼スコアラーに転向
ミンチー 現役引退
舩木聖士 現役引退
谷浩弥 現役引退
捕手
清水将海 山北茂利とトレードで中日に移籍
内野手
浜名千広 現役引退
外野手
波留敏夫 野球解説者
佐藤幸彦 ロッテのフロントに転身

選手・スタッフ[編集]

[8]

  • 背番号変更

表彰選手[編集]

堀幸一(二塁手、初受賞)
今江敏晃(三塁手、初受賞)
西岡剛(遊撃手、初受賞)
マット・フランコ(外野手、初受賞)
福浦和也(一塁手、2年ぶり2度目)
西岡剛(二塁手、初受賞)
今江敏晃(三塁手、初受賞)
小坂誠(遊撃手、4年ぶり4度目)
サブロー(外野手、初受賞)

ドラフト[編集]

大学生・社会人ドラフト
順位 選手名 ポジション 所属 結果
1巡目 (選択権なし)
2巡目 (選択権なし)
3巡目 根元俊一 内野手 東北福祉大学 入団
4巡目 川崎雄介 投手 ホンダ熊本 入団
5巡目 古谷拓哉 投手 日本通運 入団
6巡目 相原勝幸 投手 富士大学 入団
高校生ドラフト
順位 選手名 ポジション 所属 結果
1巡目 柳田将利 投手 青森山田高 入団
2巡目 林啓介 投手 福井商業高 入団
3巡目 末永仁志 投手 南京都高 入団
4巡目 細谷圭 内野手 太田市立商業高 入団

出典[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 31年ぶりの予感…ロッテ5000万円ゲット!
  2. ^ a b 解任から10年 バレンタイン監督、栄冠勝ち取る
  3. ^ ベースボールマガジン社刊「日本プロ野球事件史1934-2013」57ページ
  4. ^ 【3月27日】2005年(平17) 楽天、歴史的1勝の翌日は歴史的大敗スポーツニッポン公式サイト
  5. ^ ファーム日本選手権NPB公式サイト
  6. ^ 中日新聞社刊「中日ドラゴンズ70年史」202ページ
  7. ^ 2005年10月9日 (日)NPB公式サイト
  8. ^ 千葉ロッテマリーンズ公式HP 歴代所属選手”. 2015年10月4日閲覧。