A-Zスーパーセンター

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株式会社マキオ
AZ Akune 2012.JPG
A-Zあくね
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 A-Z
本社所在地 日本の旗 日本
899-1611
鹿児島県阿久根市赤瀬川2210
設立 1985年12月
業種 小売業
法人番号 4340001011842
事業内容 スーパーセンター経営
代表者 牧尾英二(代表取締役社長)
資本金 3億4,400万円
売上高 139億4,200万円(2008年2月期)
決算期 2月
外部リンク http://a-zmakio.com/
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A-Zスーパーセンター(エーゼットスーパーセンター、英称A-Z SUPERCENTER)は、株式会社マキオが鹿児島県で店舗展開するスーパーセンター業態店舗。1号店は、1997年3月に阿久根市にオープンした。1997年に日本で2番目の大型24時間営業店となった[1]

通称、A-Z(エーゼット)。ロゴマークにかたつむりを用いている。大規模小売店舗届出上は、ハイフンなしの「AZ」で店名表記されている。

概説[編集]

A-Zはやと
A-Zスーパーセンター時代の店舗外観(2009年6月)

生鮮食料品、日用雑貨、大工道具、自動車販売、セルフ式ガソリンスタンド車検など30万点以上を取り扱う。セルフ式ガソリンスタンドの隣にコンビニエンスストアタイプの店舗マイマイも併設する。

株式会社マキオは1980年代から阿久根市でスーパーマーケットのマキオプラザとマキオホームセンターの2店舗を営業[2]し、1980年代中盤に大型スーパーセンター店舗の開設を申請したが、行政は「大型規模では商圏に30万人必要」との見解で認可されず、11年間[3]申請を継続した。1996年当時、阿久根市は大手コンビニなどが出店しておらず、午前0時に閉店して午前0時30分開店するなどほぼ24時間営業するマキオは、夜間に営業する店舗として市民に貴重であった。1997年3月に認可を得て、阿久根市に1号店を開店[3]した。

2000年に約3000平方メートル (m2) ほど増床して広さが横幅200メートル (m)、奥行き100m[4]となる。2005年に川辺郡川辺町で2号店を開店した。2009年3月に霧島市隼人町で3号店「A-Zはやと」を開店し、従来の店舖をAZと出店地の地名を平仮名表記で組み合わせた「A-Zあくね」「A-Zかわなべ」に改称した。

特徴[編集]

過疎傾向の土地で成功した大型スーパーとして、マスメディアが以下の特徴を挙げている[3][5]

  • あらゆる品目を取り扱い、来店すれば望む物が全て揃う、と高齢者が多い来客の需要を満たしている[6]
  • 阿久根店のみだが片道100円で送迎バスを巡回させ、電話予約すれば1人暮らしの高齢者や、移動手段を持たない住民の来店を可能にしている。購入した製品を玄関先まで運ぶなどのサービスを行う。
  • 来客は食料品や生活品を、1週間分から2か月分と一度に大量に購入する傾向がみられる。一般的なスーパーマーケットの平均購入価格は1800円前後だが、あくね店は3000円余と高額である。毎日通う客も一定数存在する。
  • ムダを生じない工夫として、持ち帰る嵩高を減らすために客が捨てたキャベツの葉を、別の客が動物のえさなどに持ち帰り易くしている。
  • 夜9時から翌朝7時までの売上が、全売上げの3割を占めている。
  • 自動車の売上も大きく、全売上げの3割を占めている。
  • 地方生活者は夜の早い時間に就寝すると考えられていたが、潜在する夜間・深夜早朝時間帯の需要が増えて生活に変化を生じさせた。就業後の来店客も多く、夜9時以降も子連れの家族客も見られる。
  • 60歳以上と身体障害者は、買い上げ金額の5パーセントを購入当日に限り返金する。。
  • 定年制度を設けておらず、60歳以上の従業員も多い。
  • 「(高齢者にとって)階段の上り下りは煩わしいだけ」とする社長の意向で全店舗が平屋建てである。

運営店舗[編集]

  • 阿久根店(阿久根市赤瀬川、国道3号線沿い) 1997年3月26日開業、小売店舗面積は20,000m2程度。
  • 川辺店(南九州市川辺町永田、国道225号線沿い) 2005年11月開業、届出小売店舗面積14,308m2
  • 隼人店(霧島市隼人町真孝、国道10号線沿い) 2009年3月18日開業、届出小売店舗面積26,343m2。 店舗名は「AZはやと」、届出は「AZスーパーセンター隼人店」である。土地は2007年3月30日に城山観光から譲渡された[7]

今後オープンする予定の店舗[編集]

備考[編集]

  • 1997年3月26日の開店初日数時間後に鹿児島北薩地方で発生した震度5強の鹿児島県北西部地震遇い、約500万円の被害を受けた[9]
  • 開店以前は周辺人口の少なさからコンサルタントらが「この規模の店舗の成功に関して懐疑的であった」[5]と社長の牧尾は語る。
  • 阿久根店開店時、事前に融資を約束していた県内金融機関が直前で融資を取りやめて一時危機に陥ったが、野村証券鹿児島支店が投資ファンドを紹介した。この経緯から店舗内に設けるATMゆうちょ銀行限定である。
  • 隼人店開店時に私募債を10億円募集し、宮崎太陽銀行三井住友銀行が5億円ずつこれに応じた。  

脚注・出典[編集]

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  1. ^ 「24時間営業のスーパー開店 鹿児島・阿久根市」『朝日新聞』 1997年3月27日、朝刊12頁。
  2. ^ A-Zのオープンに伴い閉店した。
  3. ^ a b c 2013年10月18日放送『たけしのニッポンのミカタ!』(テレビ東京) - 潜入!日本一「非常識な巨大スーパー」のヒミツ
  4. ^ ドキュメント72時間「南国の不夜城 24時間超巨大スーパー」(NHK 2014)
  5. ^ a b NHK総合 ドキュメント にっぽんの現場 「千客万来 まちの“不夜城”〜鹿児島・巨大スーパー〜」 2008年5月放映
    フジテレビ新報道2001』マネーコンパスコーナー 2008年11月16日放映
    日本テレビ系列NNN Newsリアルタイム』地域によって放映日が異なる(東海地域では2009年7月29日『中京テレビNewsリアルタイム』内で放送)。
  6. ^ 例えば、醤油だけでも約260種類の品揃えを誇っている。
  7. ^ 『朝日新聞』 2007年4月13日、30頁、鹿児島版。
  8. ^ a b 「(南北600キロ)「利益第2」、躍進のAZ商法 過疎地で24時間営業 /鹿児島県」『朝日新聞』 2009年4月6日、24頁、鹿児島版。
  9. ^ 『朝日新聞』 1997年3月27日、鹿児島版。

関連項目[編集]