Apple A13

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Apple A13 Bionic
生産時期 2019年から
設計者 アップル
生産者 TSMC
CPU周波数 2.65 Ghz
プロセスルール 7nm
命令セット A64
マイクロアーキテクチャ ARMv8.3-A
コア数

6(2+4)コア:
2 * 2.65 GHz Lightning

4 * 1.8 GHz Thunder
L1キャッシュ

48 KB Instruction

48 KB Data
L2キャッシュ 4MB
GPU アップル独自設計 4コア
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Apple A13 Bionicは、 アップルが設計した64ビット ARMベースのチップ(SoC)である[1]。前世代のA12 Bionicチップ同様にNeural Engine(機械学習専用コア)が搭載されている[2]

A13には、アップル設計の64ビットARMv8.3-Aベースの2つの高性能コア(Lightning)と4つの高効率コア(Thunder)が搭載されている。

また、A13はアップル製の4コアのGPUを搭載し、A12より20%高速なグラフィックス性能を備えている 。

A13はTSMCの第二世代7nmプロセスであるN7Pで製造され[3]、85億個のトランジスタが搭載されている。なお、N7Pは7nm+とは異なりArf液浸である。

2つの高性能コアは20%高速化し、消費電力が30%削減、4つの高効率コアは20%高速化、消費電力が40%削減され、Neural Engineは20%の速度が向上した[4]

A12と比べ、L1、L2キャッシュは減少している[5]

A13全体としては、2018年のA12と比較し、20%高速であり、40%省電力である。

A13は、Deep Fusion画像処理機能の基盤でもある。この機能は、機械学習を使用し低光量から中光量の写真を改善する。CPUの処理速度は、1秒間に最大1兆回に達する[6][7]

搭載製品[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ Hollister (2019年9月10日). “Apple says its new A13 Bionic chip has the fastest smartphone CPU and GPU ever”. theverge.com. 2019年9月10日閲覧。
  2. ^ “An Exclusive Look at the Chip Powering Apple’s New iPhones” (英語). Wired. ISSN 1059-1028. https://www.wired.com/story/apple-a13-bionic-chip-iphone/ 2019年9月26日閲覧。 
  3. ^ 後藤弘茂 (2019年10月1日). “iPhone心臓部AシリーズSoCの変遷から見る半導体の進化” (日本語). PC Watch. PC Watch. 2019年11月2日閲覧。
  4. ^ 西田宗千佳 (2019年9月11日). “新iPhoneの心臓部「A13 Bionic」はなにがスゴイのか(西田宗千佳)” (日本語). Engadget JP. 2019年9月26日閲覧。
  5. ^ iPhone 11のA13 Bionicチップ仕様 | iPhone” (日本語). Macお宝鑑定団 blog(羅針盤). 2019年10月31日閲覧。
  6. ^ Dillet. “Apple introduces the A13 Bionic for the iPhone 11” (英語). TechCrunch. 2019年9月11日閲覧。
  7. ^ Hristov. “Apple A13 Bionic: closer look at the world's most powerful smartphone chip” (英語). Phone Arena. 2019年9月11日閲覧。