B'z The Best "Treasure"

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B'z The Best "Treasure"
B'zベスト・アルバム
リリース
ジャンル
時間
レーベル Rooms RECORDS
プロデュース 松本孝弘
チャート最高順位
  • 週間1位(3週連続、オリコン
  • 1998年9月度月間1位(オリコン)
  • 1998年度年間2位(オリコン)
  • オリコン歴代アルバムランキング5位
ゴールドディスク
  • 第13回日本ゴールドディスク大賞ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー[1]
  • 4ミリオン(日本レコード協会
  • B'z アルバム 年表
    • B'z The Best "Treasure"
    • (1998年)
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    B'z The Best "Treasure"』(ビーズ・ザ・ベスト・トレジャー)は、日本音楽ユニットB'zがデビュー10周年となる1998年9月20日にRooms RECORDSからリリースした2枚目の公認ベスト・アルバムである。全曲リマスタリング収録。

    概要[編集]

    B'zデビュー10周年を記念して発売されたベスト・アルバム第2弾。ジャケットが銀一色に彩られており、そのデザインから通称「銀盤」と呼ばれている。収録曲はベスト・アルバム『B'z The Best "Pleasure"』収録曲を除く、24thシングル『さまよえる蒼い弾丸』までに発売された曲の中でファン投票を行い、その上位曲が選ばれた(詳しい順位は後述)。そのため、シングル表題曲が中心だった『B'z The Best "Pleasure"』と比べ、2nd beat(カップリング曲)やアルバム収録曲が多く収録されている(発売の経緯は『B'z The Best "Pleasure"』の項目を参照)。

    前作の爆発的ヒットを受け、『B'z The Best "Pleasure"』から漏れたシングル曲がほとんど収録されている[注釈 1]。14曲目の「RUN -1998 style-」終了後、しばらくすると、シークレットトラックとして、「HOME」のアコースティック・バージョンがワンコーラス聴ける。このバージョンでは、サビで松本がコーラスを担当している。

    本作収録曲を決める投票において、「ハピネス」・「YOU&I」・「NATIVE DANCE」・「消えない虹」・「さよならなんかは言わせない」・「MOVE」・「Wonderful Opportunity」・「孤独のRunaway」・「だからその手を離して」・「OH! GIRL」の中で、最終リクエスト20位だった曲は何か(正解者の中から10万名に、音に反応して正解の曲が流れるB'z人形がプレゼントされる)というクイズが、CD封入のはがきで行われた。正解は、「Wonderful Opportunity」だったが、応募締め切り直前までヒント等がほとんど発表されなかった結果、正解者は50,197名に留まった。よって、抽選で約5万名の不正解者にも人形がプレゼントされることになった。なお、B'z人形から流れる「Wonderful Opportunity」は今回のために録り直しされている。現在までにCD化はされていないが、2008年に発売されたDVD『B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure 〜Typhoon No.20〜』のアニメーションパートで聴くことができる。また、『B'z The Best "Pleasure"』と同様に、はがき裏面のアンケートに答えると、20世紀末まで、毎月100人にTシャツが当たるプレゼントも行われていた。

    初回生産特典として「Treasure : B'z Chronicle 1988~1998 10th anniversary special issue」という、B'zの秘蔵写真や雑誌のインタビュー記事などが載った100ページにも及ぶ本が付属していた。第2生産特典では、アメリカのUSPC社製のB'z特製トランプが付属しており、全4種類だった[注釈 2]

    ジャケットデザインは、稲葉浩志松本孝弘のみで構成されたワンシーンで、ストーリー性がある。本作は『B'z The Best "Pleasure"』から10秒後のシーンであり[2]、ライブハウスに入り、その開演前にバーで盛り上がっているシーンである。よく見ると、バーの額縁にアルバム『SURVIVE』のジャケット写真が飾られている。

    発売前のCMでは「Pleasure'91 〜人生の快楽〜」のイントロが使用された。

    なお、発売日の1998年9月20日はB'zが1988年9月21日にシングル・アルバム同時発売でメジャーデビューしてから満10年目の日である。

    本作発売時には前作『B'z The Best "Pleasure"』同様、主要CDショップに於いて購入先着でB'zのオリジナルグッズが当たる抽選会"B'z DAY"が行なわれた。

    記録[編集]

    • 前作『B'z The Best "Pleasure"』の大ヒットを受けてリリースしたこともあり、前作に続き大ヒットとなり、B'zのシングル・アルバム含め2番目のセールスとなっている。
    • 上記のとおり発売日がデビュー満10年目となったために日曜日発売となり、オリコンでの集計期間が(前日発売分と併せて)2日間だったにもかかわらず、週間初動は約250万枚と脅威な売上を記録し(アルバム初動売上歴代4位、当時は2位)、さらに2週目も100万枚以上を売上げ、globeの『globe』以来2週連続でミリオンを記録した[注釈 3]。また、プラネット調べでは、発売初週に173万8390枚を売り上げた[3]
    • 本作と同年5月発売の『B'z The Best "Pleasure"』と合わせて約1000万枚を売り上げ、1998年間アルバムチャートで1位、2位を独占した(詳しくは『B'z The Best "Pleasure"』の項を参照)[4]
    • オリコンでは約440万枚の売上だが発売元発表によると、500万枚を売り上げている[5]
    • オリコンチャート年間1位を獲得していない作品では歴代1位の売上。
    • 歴代アルバム売上チャート5位
    • 歴代ベストアルバム売上チャート3位
    • 歴代アルバム初動売上チャート4位

    ※売上はいずれも(株)オリコン調べ。

    収録曲[編集]

    曲の解説やタイアップ等はB'zで解説しているため一部簡潔に解説する。

    1. BLOWIN' (3:55)
      10thシングル。アルバム初収録。2008年にリリースされた『B'z The Best "ULTRA Treasure"』では別バージョンで収録されたため、2013年に『B'z The Best XXV 1988-1998』がリリースされるまではシングルバージョンの音源は本作にしか収録されていなかった。
    2. 恋心(KOI-GOKORO) (3:49)
      11thシングル『ZERO』2nd beat。アルバム初収録。
    3. TIME (4:57)
      10thシングル『BLOWIN'』2nd beat。アルバム初収録。
    4. Liar! Liar! (3:23)
      23rdシングル。
    5. ねがい (3:29)
      16thシングル。シングルバージョンとしてはアルバム初収録。
    6. 愛しい人よGood Night... (6:15)
      7thシングル。このアルバムの中で一番古い音源である。
    7. Pleasure'98 〜人生の快楽〜 (4:44)
      8thシングル『LADY NAVIGATION』の2nd beat「Pleasure'91 〜人生の快楽〜」の新録版。ギターの音が太くなり、エンディングキーボードピアノに変更されるなど、音も打ち込みではなく生音を多く使うようになっている。二番Aメロの歌詞も変更されている。Pleasureシリーズの語源となったナンバー。このほかにも「Pleasure'95」「Pleasure 2000」「Pleasure 2003」「Pleasure 2008」「Pleasure 2013」「Pleasure 2018」が存在し(音源化しているのは2008年バージョンのみであり、それ以外はライブのみの発表)、それぞれ時間軸にそったストーリーが展開されている。原曲も含めてアルバム初収録。
    8. ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜 (4:41)
      19thシングル『ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜/MOVE』1st beat。アルバム初収録。
    9. もう一度キスしたかった (4:39)
      5thアルバム『IN THE LIFE』収録曲。
    10. FIREBALL (4:14)
      21stシングル。
    11. Real Thing Shakes (4:14)
      20thシングル。アルバム初収録。日本国内では2013年に『B'z The Best XXV 1988-1998』がリリースされるまでは本作にのみ収録されていた。
    12. MOTEL (4:23)
      15thシングル。アルバム初収録。
    13. いつかのメリークリスマス (5:38)
      4thミニアルバム『FRIENDS』収録曲。
    14. RUN -1998 style- (5:49)
      日産アベニール」CMソング。
      6thアルバム『RUN』収録曲の「RUN」の新録版で、英語コーラス(曲の終わりに聴こえるコーラスと同じもの)で曲が始まるようになっていたり、ギターの音も太くなっているほか、稲葉の歌い方もオリジナルと比べるとワイルドになっている。歌詞はB'z自身のことを表している。
      レコーディングは、オリジナルバージョンと同じメンバーで行われた[6]
      「RUN -1998 style-」終了後、無音を挟んで始まる。アコースティック・バージョンのワンコーラス(約1分半)。コーラスは松本が担当。

    タイアップ[編集]

    投票結果[編集]

    ※出典[7]


    参加ミュージシャン[編集]

    関連項目[編集]

    脚注[編集]

    [脚注の使い方]

    注釈[編集]

    1. ^ 未収録となったシングル曲は、「だからその手を離して」(1stシングル)、「君の中で踊りたい」(2ndシングル)、「LADY-GO-ROUND」(3rdシングル)、「MOVE」(19thシングル 2nd beat)
    2. ^ なお、このトランプは後にオフィシャルストア「B'z THE STORE.COM」で購入が可能だった
    3. ^ 当時の報道では初回出荷枚数は400万枚と報じられていた。

    出典[編集]

    1. ^ 第13回日本ゴールドディスク大賞 / Gold Disc Hall of Fame 13th|THE GOLD DISC”. 日本レコード協会. 2019年11月23日閲覧。
    2. ^ MUSIC FREAK MAGAZINE - B'z Dictionary(「Treasure」の項)”. エムアールエム. 2019年11月23日閲覧。
    3. ^ “モー娘。ベスト、160万枚突破!歴代4位に”. ZAKZAK (産業経済新聞社). (2001年2月6日). オリジナルの2001年4月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20010410104453/http://www.zakzak.co.jp/geino/n-2001_02/g2001020607.html 2019年11月23日閲覧。 
    4. ^ “【オリコン“平成セールス”ランキング】シングルはSMAP、アルバムは宇多田ヒカルが1位 “平成No.1”アーティスト別セールスのB’zからはコメント到着”. ORICON NEWS (オリコン). (2019年4月11日). https://www.oricon.co.jp/confidence/special/52827/ 2020年4月27日閲覧。 
    5. ^ “B'z : B'z、最強ベスト・アルバムの収録曲決定!”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2005年9月28日). http://www.barks.jp/news/?id=1000012096&m=jpop 2019年11月23日閲覧。 
    6. ^ a b c d 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories I』エムアールエム、2013年、91頁。
    7. ^ 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories I』エムアールエム、2013年、237頁。