BEGIN

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BEGIN
基本情報
別名 沖縄の歌の神様
出身地 日本の旗 日本沖縄県石垣市
ジャンル J-POP
活動期間 1989年 -
レーベル テイチクエンタテインメント
1990年 - 1991年
ファンハウス
1992年 - 1996年
テイチクエンタテインメント
1997年 - 1999年
Imperial Records
2000年 - )
事務所 アミューズ
メンバー
比嘉栄昇(ヴォーカル)
島袋優(ギター、コーラス)
上地等(ピアノ、コーラス)

BEGIN(ビギン)は、沖縄県石垣市出身の、3人からなる日本のアコースティックバンド。所属事務所アミューズレコード会社Imperial Records。沖縄では「沖縄の歌の神様」とも呼ばれている[誰によって?]。「イカ天」からデビューしたバンドが次々と解散する中、現在でもメンバーチェンジも無く活動を続けて着実にファンを増やし、安定した人気を保っている。「涙そうそう」、「島人ぬ宝」で紅白歌合戦にも出場した。

NHK連続テレビ小説ちゅらさん』にも出演している。

目次

メンバー

来歴

沖縄県石垣島出身の幼なじみ3人で結成。結成当初はハードロックを演奏していたが、下手だと指摘され、のちにブルース調の楽曲を作るようになる。

イカ天出場

1989年9月2日TBS系オーディション番組『平成名物TV いかす!!バンド天国』(イカ天)にエントリーナンバー6番で出場。登場時トークではウチナーグチの発音にツッコミを入れられる、上地が名前をネタにされるなど地方からの一参加者の扱いであったが、「恋しくて」を演奏した後評価は一転、主として歌詞の面で審査員全員の絶賛を受ける。グーフィー森は手放しで「好き」と言い切り、中島啓江は「詩が少なくても表している」伊藤銀次は「気持ちよくてまだこのあたり(首)痺れてる」と一言の意見もつけずに絶賛した。三宅には「こういうバンドがチャレンジャーになったら比べるのが大変ですね、イカ天キングと」と評された。この週は2代目グランドイカ天キングに挑戦したNORMA JEANのファイナルステージであったが、結果的にNORMA JEANを倒して12代目イカ天キングとなる。

グランドイカ天キングを阻止されたNORMA JEANが番組終了後にメンバー全員で泣いていたことを、BEGINは今でも申し訳なく思っているらしく、2007年の『イカ天2007復活祭』においても心情を語っている。なお、イカ天出場の直前に比嘉栄昇の祖母が亡くなっている。

グランドキングへの道

番組史上初のグランドキングチャレンジ阻止バンドとなったBEGINは生島ヒロシが司会を務めた9月9日の2週目で「心ゆくまでブルース」を演奏。印象的な歌詞で話題をさらったポキールらを倒して勝ち上がったヴィンテージ(楽曲は「DRIVIN' GUITARS」。ベンチャーズ風の四人組でキャラクター賞を受賞)を、翌週9月16日には「Wonderful Tonight」でC-BA(エントリーナンバー5番。楽曲は「旅でスカ」。ベストヴォーカル賞を受賞)を倒して3週目を突破。4週目9月23日には「No Money Blues」を演奏。チャレンジャーunbelievable worldを退けた。なお、この3週の間には前述のポキールほかアブドラ・ザ・ブッチャーは是非ともスポーツ平和党、マリア観音も登場している。

彼らが勝ち抜くたびに、地元の石垣島は盛り上がり、宴席でイカ天を見る地元の人々の姿が番組内の特集コーナーで放映されたこともあった。

9月30日、「Lonely Night」で最後のチャレンジャーPSYCHO(楽曲は「いつかみた青い空」)を倒し、2代目グランドイカ天キングを勝ち取った。

この時期のBEGINの楽曲は、次の対戦が決まるたびに1週間かけて仕上げてきたものばかりだった。

メジャーデビュー

1990年3月21日にプロデビュー。 デビュー曲の「恋しくて」は、日産自動車コマーシャルソングにも採用された。この曲でオリコン3位を記録する。1996年アステル東京PHSコマーシャルソングに「声のおまもりください」が採用されスマッシュヒット。

2001年より沖縄慰霊の日の翌日を「うたの日」として『うたの日コンサート』を始める(2007年より『うたの日カーニバル』と名称を改め、この年より入場無料になった)[1]

2005年、デビュー15周年を記念し、初めての日本武道館および大阪城ホールにて記念コンサートを開催。大阪城ホールでのコンサートはトラブルにより延期となるが、代わりに大阪城ホールコンサートの予定日に万博記念公園にて1500円という破格で親子連れOKの野外コンサートを開催した。[2]

2006年8月26日8月27日、事務所の先輩であるサザンオールスターズ桑田佳祐の呼びかけにより、『THE 夢人島 Fes.2006』に参加。2007年4月から琉球放送で放送されているおきなわのホームソングを中心となって制作。

2010年3月21日、デビュー20周年を迎え、彼らにとって「第二の故郷」である大阪を選び、大阪城ホールで「BEGIN20周年記念歌えるだけで丸もうけ大阪城ホールコンサート」を開催。

一五一会

誰でも簡単に弾けるのが特徴のギターと三線を合体させたようなオリジナル弦楽器一五一会」(いちごいちえ)を作成し、セルフカヴァー、洋楽、スタンダードなど収めたアルバム『一五一会』シリーズを発表した。シリーズには通常の『一五一会』、廉価版の『音来(にらい)』、さらに小ぶりになった丸型の『奏生(かない)』が存在する。

交友関係

  • 福山雅治と「年齢」「所属事務所」「デビュー年月日」「東京に出てきた歳」が全く同じである。このため、お互いの親交も深く福山は自身のラジオ番組にBEGINがゲスト出演した際に「俺は4人目のBEGINだ」と言ったり、福山が沖縄に行った際にはふらりと比嘉の実家を訪ねたりしている。
  • 夏川りみとは、同郷で古くからの知己。夏川の姉とBEGINメンバーが同級生という間柄でもある。後に夏川が森山良子作詞・BEGIN作曲の「涙そうそう」をヒットさせる。森山・BEGIN・夏川の3組でのコンサート・歌番組の出演も多い。
  • ロンドンブーツ1号2号のオールナイトニッポン』のコーナー「イメージ3・2・1」で比嘉はYOU THE ROCK★と人気を二分するほど1位にされることが多かった有名人だった(ただし大半の表記が名前ではなく「BEGINのボーカル」だった)。なお、BEGINが『ロンドンブーツ1号2号のオールナイトニッポン』にゲスト出演したこともある。
  • 津波信一と家が非常に近いので、よく一緒に飲んでいる[3]

その他エピソード

  • 現在[いつ?]上地、島袋は東京住まいで比嘉のみ沖縄で生活している[要出典]が、そのためアルバム製作時やツアーの時はどちらかが一旦東京か沖縄にいかなければならず、比嘉はそのことを冗談交じりに語ることがある[要出典]。なお、バンドのアルバム製作は東京での作業が中心であるが、『Ocean Line』はFM沖縄の一室を借り切って録音された。
  • 本人たち曰く、知名度の割にはCDの売り上げが少ないそうである。さんまのまんま(2009年6月放映分)では、そのことを延々愚痴り、ホストの明石家さんまに「CD買ってあげて」と何度か言わせた。

ディスコグラフィ

シングル

  発売日 タイトル 最高順位 備考
1st 1990年3月21日 恋しくて 4位
2nd 1990年12月1日 Blue Snow 25位
3rd 1991年11月10日 YOU/これがはじまりだから 82位
4th 1992年10月25日 あふれる涙 ファンハウス移籍第一弾
5th 1993年2月25日 さよなら、そしてありがとう
6th 1993年7月25日 誰かが君を呼ぶ声が
7th 1993年11月1日 花待ち人
8th 1994年7月25日 OKINAWAN SHOUT
9th 1995年3月25日 君だけをつれて
10th 1996年7月6日 声のおまもりください 36位
11th 1997年5月21日 Birthday Song テイチク復帰第一弾
12th 1997年9月3日 空に星があるように
13th 1997年11月21日 愛が走る
14th 1998年3月21日 家へ帰ろう
15th 1998年6月24日 未来の君へ
16th 1998年8月12日 防波堤で見た景色 99位
17th 1999年10月21日 愛を捨てないで
18th 2000年3月23日 涙そうそう 159位 初マキシシングル
19th 2000年5月31日 空に星があるように 47位 新装再発売マキシシングル
20th 2000年10月18日 風よ
21st 2001年10月24日 灯り
22nd 2002年2月27日 ボトル二本とチョコレート
23rd 2002年5月22日 島人ぬ宝 47位
24th 2002年6月26日 涙そうそう/島人ぬ宝 カセットテープ
25th 2003年2月20日 オジー自慢のオリオンビール (エイサー・バージョン) 沖縄限定発売マキシシングル
26th 2003年6月18日 その時生まれたもの 38位
27th 2004年2月25日 いつまでも/ユガフ島 49位
28th 2004年8月11日 誓い 37位
29th 2004年12月16日 君を見ている 98位
30th 2006年10月25日 三線の花 20位
31st 2007年2月7日 ミーファイユー 75位
32nd 2007年7月25日 ここから未来へ 115位
33rd 2008年6月28日 僕らのこの素晴らしき世界 99位
34th 2008年10月22日 イチャリバオハナ 112位
35th 2009年1月7日 笑顔のまんま 12位 BEGIN with アホナスターズ名義

アルバム

  発売日 タイトル 最高順位 備考
1st 1990年6月23日 音楽旅団 7位 L.A.録音
2nd 1991年3月27日 GLIDER
3rd 1991年11月21日 どこかで夢が口笛を吹く夜 27位
4th 1992年12月2日 THE ROOTS 74位 ファンハウス移籍第一弾
5th 1993年9月22日 MY HOME TOWN ナッシュビル録音
6th 1994年9月1日 Chhaban Night
7th 1995年3月25日 FAN -LITTLE PIECES- 新録1曲+再録1曲を含む初ベストアルバム
8th 1995年10月25日 USED 初セルフプロデュース
9th 1996年10月23日 CM COMPILATION Twelve Steps 46位 新録1曲+再録5曲を含むベストアルバム
10th 1997年6月21日 音楽旅団II テイチク復帰第一弾
11th 1998年6月24日 Tokyo Ocean
12th 1999年3月25日 BALLADS BEGIN選曲によるバラード・ベストアルバム
13th 2000年7月21日 ビギンの島唄 〜オモトタケオ〜 97位 初の島唄アルバム第一弾
14th 2000年9月21日 BEGIN 10周年記念アルバム
15th 2001年2月21日 BEGIN BEST 1990-2000 52位 ファン、スタッフ選曲による新録1曲を含むベストアルバム
16th 2002年3月21日 MUSIC FROM B.Y.G 東京・渋谷のライブハウスB.Y.G録音
17th 2002年7月3日 ビギンの島唄 〜オモトタケオ2〜 33位 島唄アルバム第二弾
18th 2003年7月24日 ビギンの一五一会 7位 一五一会によるセルフカバー
19th 2003年8月21日 ビギンの一五一会 58ドライブ 50位 一五一会による邦楽カバー
20th 2003年9月25日 ビギンの一五一会 ドライブインシアター 70位 一五一会による洋楽カバー
21st 2004年7月14日 Ocean Line 12位 沖縄録音
15周年記念アルバム
22nd 2004年7月14日 Reef Line 91位 CD+DVD
インストゥルメンタル
島袋優プロデュース
23rd 2005年2月23日 BEGIN シングル大全集 5位 2枚組15周年記念ベスト
初回限定盤のみDVD付属
24th 2005年2月23日 Forest Green 243位 インストゥルメンタル
上地等プロデュース
25th 2007年3月7日 オキナワン フール オーケストラ 39位 東京/沖縄録音
26th 2008年3月26日 BEGIN ライブ大全集 49位 初の2枚組ライブアルバム
27th 2008年7月23日 ビギンの一五一会2 55位 一五一会によるセルフカバー第二弾
28th 2009年8月5日 3LDK 33位 約2年ぶりとなるオリジナルアルバム
29th 2010年9月8日 ビギンの島唄 〜オモトタケオ3〜 島唄アルバム第三弾

その他

  1. 1989年11月 Album 『Beginning』 (イカ天レーベルCD)
  2. 1994年12月1日 Single 「Paper Moon 〜再会のテーマ〜」 (真田広之とのセッションバンド)
  3. 1997年1月21日 Single 「WISH ―鳥たちよ!」 (比嘉栄昇初のソロ・シングル)
  4. 2004年1月1日 Album 『テイチクアワー 一五一会』 (テイチク創立70周年記念企画第一弾アルバム)
  5. 2005年5月25日 Album 『Beginning』 (イカ天レーベルCD復刻盤、エキストラ特典映像付)
  6. 2005年7月17日 Single 「こころのこだま」 (いちごいちえ)
  7. 2006年8月1日 Single 「ティダナダ」 (比嘉栄昇ソロ・シングル)(沖縄本島限定発売マキシシングル)
  8. 2006年8月1日 Single 「八重のふるさと」 (比嘉栄昇ソロ・シングル)(石垣島限定発売マキシシングル)
  9. 2006年8月1日 Single 「アララガマまたワイド」 (比嘉栄昇ソロ・シングル)(宮古島限定発売マキシシングル)
  10. 2006年8月23日 Album 『とうさんか』 (比嘉栄昇初のソロアルバム)

また、『2008年FNS27時間テレビ』で、「笑顔のまんま」を作詞・作曲している。

参加作品

  1. 2002年3月6日 『和音〜Songs for Children〜』(DEEN初のカバーアルバム)
  2. 2008年10月22日 『さだまさしトリビュート さだのうた』(さだまさしデビュー35周年記念トリビュート・アルバム

DVD

  1. 2005年7月6日 『BEGIN 15th ANNIVERSARY CONCERT 〜Wonderful Tonight〜 at 武道館』
  2. 2005年7月6日 『BEGIN 15th ANNIVERSARY CONCERT 〜Wonderful Tonight〜 at 大阪城ホール』
  3. 2005年7月6日 『BEGIN 15周年ドキュメント音楽旅団 〜そしてライブが始まる〜』
  4. 2005年7月6日 『BEGIN 15周年記念DVD BOX』 (同発のDVD3タイトルにスペシャル特典DVDをプラスした4枚組)
  5. 2008年2月27日 『BEGIN アコースティックコンサート2007 らいぶ いず 往来(オーライ)』

テレビ

脚注

  1. ^ BEGINも2度ゲスト出演した『夏 長崎から さだまさし』(1987-2006)に触発されたイベントとされる。2008年9月18日、長崎ブリックホールでの公演におけるMCで、比嘉栄昇がさだまさしとのエピソードを披露
  2. ^ 東京および大阪でのデビュー15周年コンサートの模様は、BEGIN初のライブDVDにそれぞれ収録された。同時に15周年ツアーの模様メインのドキュメントDVDを発売した(DVD-BOXにはこの3枚のDVDに加え、大阪万博公園でのコンサートを収録した特典DVDが同梱された)。
  3. ^ 2006年8月19日、ラジオ沖縄ミヤギマモルと信ちゃんのぐーだじょー』に栄昇がゲスト出演した際明かされている。

関連項目

今日は何の日(9月22日

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