Bon Voyage (倖田來未のアルバム)

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Bon Voyage
倖田來未スタジオ・アルバム
リリース
録音 2012年 - 2013年
ジャンル J-POP
時間
レーベル rhythm zone
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 2014年2月度月間5位(オリコン)
  • 2014年度年間88位(オリコン)
倖田來未 アルバム 年表
KODA KUMI DRIVING HIT'S 5
2013年
Bon Voyage
(2014年)
Koda Kumi Driving Hit's 6
(2014年)
『Bon Voyage』収録のシングル
  1. Go to the top
    リリース: 2012年10月24日
  2. 恋しくて
    リリース: 2012年12月26日
  3. Summer Trip
    リリース: 2013年7月31日
  4. Dreaming Now!
    リリース: 2013年11月13日
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Bon Voyage』(ボン・ボヤージュ)は、日本歌手倖田來未の11枚目のオリジナルアルバム2014年2月26日rhythm zoneから発売。

解説[編集]

前作『JAPONESQUE』から約2年ぶり、そして産休を経て初のオリジナルアルバム

本作より、「CD+DVD」「CD+Blu-ray」「CDのみ」、さらに2度目のファンクラブツアーを収録した「ファンクラブ限定盤(CD+DVD)」の合計4形態でのリリース。以降はこの傾向で販売される。

本作のコンセプト・テーマは、“出航”。旅に出るときの、なんともえいないドキドキわくわく感を書いたこれまでとは異なるクリエイターやフィーチャリング・アーティストと創作を重ねたことで、我々の知らないあらたな倖田來未を表現していく内容となっている。これまでのアルバムは “恋愛” や “失恋” をテーマとした楽曲を収録していたが、今作は「恋しくて」のみに留め、その他は、キャッチーなダンスナンバー「LOADED」、グルーヴ感を引寄せた「Dreaming Now!」などなど、今までにない試みで制作した楽曲が多数収録されている[1]。本アルバムについて倖田は「私にとっては“愛”というのは大きなテーマではあるけれども、今回は一度、脱・恋愛でいきたいなって思ったんですよね。もちろん、結婚して、子供も産んで、新しい愛に出会ったからこそ感じることもある」「これまでの倖田來未のカラーとはちょっと違う、すごくおもしろいアルバムになったかなって思います。ずっと応援してくれてるファンの皆さんには馴染みのないサウンドが多いかもしれないけど、倖田來未というフィルターを通して、日本語で歌ってる分、聴きやすいかなと思うし、音楽好きの方が聴いたら、きっとカッコいいって思ってもらえるんじゃないかなと思ってて。音楽のジャンルやトラックの雰囲気は本当にいままでとぜんぜん違うので、ファンの皆さんはもちろん、ファン以外の方にも、色眼鏡を外して手にとっていただけたら、きっと気に入ってもらえるんじゃないか」と語っている[2]

楽曲解説[編集]

※ここでの解説はアルバム楽曲のみのを参照する(インストやインタルードは除く)。シングル楽曲の解説や詳細に関しては、各シングル曲を参照。

SHOW ME YOUR HOLLA
アルバムタイトルである『Bon Voyage』をテーマに、出航するとき、旅にでるときの、なんともえいないドキドキわくわく感をイメージして制作した[2]
MVは、シンプルに歌とダンスを中心にした映像になっている。全身で見せるダンスと歌をクローズアップして、楽曲の良さが引き立つ作品に仕上げている[2]。振り付けは、世界中でワークショップを行っている若手の女性コリオグラファーを依頼。倖田は「これまでにはない表情や動きが取り入れられて、良い意味で新しい倖田來未を印象付ける楽曲に仕上がったのではないか」と語っている[2]
LOADED feat.Sean Paul
TOUCH DOWN」(「Summer Trip」収録)の制作でトビー・ガッドのLAのスタジオに訪れた際に、「“この曲なんてどう?”」と聞かされたのが、本曲となっている。ショーン自身も本曲を鼻歌していたという[2]
倖田は「私、ショーン・ポールが大好きだったので、ぜひ歌わせてももらいたいってお願いして。「歌詞は、酒浸りの曲だけど、それも倖田來未っぽいのかもしれない(笑)」と語っている[2]
Winner Girls
これまでの楽曲として「show girl」に近い世界観をイメージして制作[2]
サウンド面では、古きサウンドを取り入れた1曲となり、ハモの積み方を現代の形として再現をしてる[2]
本曲について倖田は、「船上パーティーを楽しんだ夜を経て、朝起きるシーンからストーリーがスタート。マリンルックの女の子たちが、男の子の水兵をセクシーに誘いながら、船を掃除しているっていうイメージは、ジャケットのビジュアルともリンクしている」「ライブでサビをみんなが口ずさめる楽曲になったらいいな」と語っている[2]
Imagine
「恋しくて」を除くと、アルバム唯一のミドルスローテンポなナンバーとなっている[2]
倖田は「人は成長して変わっていかないといけないと思ってる。結婚して環境が変わった今の私は、ここで次のステージへ成長しなきゃいけない時期を感じ、気持ちを表現している曲」としている[2]
Let's show tonight
本アルバム制作の際に最終段階として急遽追加をした、このアルバムを最も象徴した楽曲となっている[2]
サウンドの面では、口笛と女性コーラス、生のドラムスティックがうつリズムと華やかなホーンがメインとなっている[2]
倖田は「波の音とカモメの鳴き声が聞こえるなか、新しい旅の出発を告げる汽笛が響き渡る。」「いい意味でダサかっこいい、“みんなで一緒に旅にでよう。いまからパーティーがはじまるよ”っていう歌詞も今アルバムの世界にピッタリなのでツアーを想像しながら聴いてもらえたら嬉しい」と語っている[2]
Crank Tha Bass feat.OVDS
サウンド面では「XXX」(シングル「Dreaming Now!」のカップリング)よりもローが強い、フロア志向で黒いグルーヴの曲にしたかったとしている[2]
本曲について倖田は「ドラムンベース寄りのクレイジーな曲を入れたいなって思って。そこで、何度か来日公演を見ていた、台湾のミクスチャーバンド、OVDSに声をかけて。もともとすごく声がいいし、ノリもカッコいいなって思ってたんだけど、一緒にレコーディングスタジオに入ってみて、改めてセンスがすごく高いって感じて。」「ちょっとルーズなラップをやる人もいるけど、彼は音感もリズム感もものすごい正確で驚いた」という[2]。「これからも自分がカッコいいなって思うアーティストとは有名無名を問わず、積極的にコラボしていきたい。」と語っている[2]
LOL
タイトルは「LOL」(=Laughing Out Loud)の略語で、海外で通訳すると「“(笑)”」を意味するという[2]
「倖田自身の普遍的なテーマである、辛い時こそ笑い飛ばせ!!」をイメージした楽曲[2]
MVは、今作より監督を一新させた。これについて倖田は「新しいスパイスを入れたいっと思った。ずばり、笑わせることがテーマの曲なので、私がびっくり箱から出てきて歌ったり、いろんなジャンルのダンサーが仮面を付けて出てくる不思議な世界観の映像になっている」という[2]。なお、MV撮影の当日は悪天候の中でのロケーションを即行。後に倖田は「迫力満点な映像に仕上がったんじゃないかと思い、ライブでもどういうシーンで使われるか楽しみにしていてほしい」と語っている[2]
On Your Side
本アルバムで唯一、本人以外に作詞を手掛けている[2]
倖田は「私をイメージして書いてくれたけど、“倖田來未はこういう風に見られてるんだな”っていう新しい発見があった」という。「私は笑顔が好きで、ファンのみんなの笑顔から元気をもらってる。もしかしたら無理してる部分もあるかもしれないけど、そんなことを考えてたら前に進めない。強く居続けるために目を伏せてきた部分が書かれていて、客観的に自分自身を見つめ直した気分」と語っている[2]
サウンド面ではレゲエ調に制作をし、「毎日努力し続けて少し疲れているような人の心にそっと寄り添えるような内容の歌詞なので、“どんなときでも私がそばにいるよ”という想いを込めて優しく歌った」としている[2]
U KNOW
アルバムの中ではいちなんポップなハッピーソングとしている[2]
倖田は「たとえそれが型にはまったことではなくて、人から風変りに言われることがあっても、やり続けていくことで周りも認めてくれるんじゃないかって。」「私自身もデビュー当時はさんざん言われたものだけど、だんだんと認められるようになった。私がライブのMCで必ず言っている、“自分らしくいてほしい。人は誰もが生まれながらにしてオンリーワンのものを持っている”」というメッセージ性を込めた楽曲としている[2]
倖田と親交のある卓球選手の石川佳純への応援曲が含まれており、発売当初は「どの曲が応援曲かは本人にだけ教える」として一般には非公表[3]となっていたが、2020年2月11日に石川の地元である山口県のローカル特別番組『TOKYO2020へ!石川佳純 絶対応援宣言!!』(山口朝日放送)へのVTR出演の際に、本曲である事を明かした。

収録内容[編集]

[Disc 1:CD](3形態共通)[編集]

  1. Introduction 〜Bon Voyage〜(1:30)
    作詞:Kumi Koda/作曲:Joseph Lawrence
  2. SHOW ME YOUR HOLLA(3:12)
    作詞:Kumi Koda, Liv NERVO, Mim NERVO/作曲:T-SK, Liv NERVO, Mim NERVO, キム・テソン
  3. LOADED feat.Sean Paul(4:16)
    作詞:Arama Brown, Toby Gad, Sean Paul, Kumi Koda/作曲:Arama Brown, Toby Gad, Sean Paul, Kumi Koda
  4. Winner Girls(3:18)
    作詞:Kumi Koda, Albi Albertsson, Yuka Otsuki/作曲:Kumi Koda, Albi Albertsson, Yuka Otsuki
    ネッツトヨタ北海道エリアCMソング
  5. Imagine(4:13)
    作詞:Kumi Koda/作曲:FAST LANE, Mats Lie Skare
  6. 恋しくて(5:11)
    作詞:Kumi Koda/作曲:Jam9・M.I/編曲:家原正樹
    54thシングル
  7. LALALALALA(3:34)
    作詞:Kumi Koda/作曲:Figge Bostrom, Anna Engh
    55thシングル「Summer Trip」収録曲
  8. Let's show tonight(1:21)
    作詞:為岡そのみ, Kumi Koda/作曲・編曲:UTA
  9. Interlude 〜Bon Voyage〜(1:12)
    作詞:Kumi Koda, Belle Humble, Will Simms/作曲:Kumi Koda, Belle Humble, Will Simms
  10. TOUCH DOWN(3:43)
    作詞:Kumi Koda, Toby Gad, Joanna Levesque/作曲:Kumi Koda, Toby Gad, Joanna Levesque
    55thシングル「Summer Trip」収録曲
  11. Crank Tha Bass feat.OVDS(3:14)
    作詞:Kumi Koda, Kalis/作曲:Tommy Henriksen, Chioma Eze Tommy Henriksen
  12. LOL(3:28)
    作詞:Kumi Koda, Bardur Haberg, Ronny Svendsen, Anne Judith Wik, Nemin Harambasic/作曲:Kumi Koda, Bardur Haberg, Ronny Svendsen, Anne Judith Wik, Nemin Harambasic
  13. Go to the top(3:47)
    作詞:Kumi Koda/作曲:CLARABELL
    53rdシングル
    テレビ東京系アニメ『トータル・イクリプス』前期オープニングテーマ
  14. Dreaming Now!(4:14)
    作詞:Kumi Koda/作曲・編曲:Mitsu.J
    56thシングル
    2013年ワールドグランドチャンピオンズカップテーマソング
  15. On Your Side(2:58)
    作詞:MOMO"mocha"N./作曲:Kipp Williams, Kyle Shearer
  16. U KNOW(3:24)
    作詞:Kumi Koda, Bruno Lopez, Loi Albringer, Martin Wiik, Glen Eriksson/作曲:Kumi Koda, Bruno Lopez, Loi Albringer, Martin Wiik, Glen Eriksson

[Disc 2:DVD・Blu-ray](2形態共通)[編集]

Music Video
  1. SHOW ME YOUR HOLLA
  2. LOL
  3. Dreaming Now!
  4. TOUCH DOWN
  5. LALALALALA
  6. 恋しくて
  7. Go to the top
Bonus Movie
  1. SHOW ME YOUR HOLLA (Making Video)
  2. LOL (Making Video)

ファンクラブ限定DVD[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ ここには、あらたな倖田來未の姿がある─。”. M-ON!ミュージック (2014年2月27日). 2018年8月12日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z アルバム『Bon Voyage』で旅する新しいビート、新しいサウンド、新しいリリックへの刺激的な挑戦!!”. うたまっぷNEWS (2014年2月26日). 2020年10月17日閲覧。
  3. ^ 倖田來未、石川佳純への応援曲「背中を押せる曲をあげたい」”. サンケイスポーツ, 産業経済新聞社 (2014年2月24日). 2014年12月19日閲覧。