Circle (おニャン子クラブのアルバム)
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『Circle』 | ||||
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おニャン子クラブ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | アイドル歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル | キャニオン・レコード | |||
チャート最高順位 | ||||
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おニャン子クラブ アルバム 年表 | ||||
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『Circle』(サークル)は、おニャン子クラブ通算5枚目のスタジオ・アルバム。1987年8月5日発売。発売元はキャニオン・レコード。
解説[編集]
おニャン子クラブにとって最後のオリジナル・アルバムであり、全曲新曲で構成された2枚組。2枚の内訳は下記の通り。
- Disc 1は、ソロ・ユニット・卒業生によるオムニバス新曲集。基本的にソロデビュー・シングル発表者順に収録されているほか、おニャン子クラブの総合プロデューサー的存在であった秋元康が、作詞で一切関わっていない点が特徴として挙げられる。ソロ・デビュー第1号となった河合その子は、自ら作曲した楽曲が収録された。
- Disc 2は、当時の現行おニャン子クラブ・メンバーによる新曲集になっている。Disc 1と異なり、全曲の作詞を秋元康が担当した。収録曲のうち、数曲が同年9月開催の「おニャン子クラブ全国横断ファイナルコンサート」でも披露されている。
収録曲[編集]
Disc 1[編集]
- サークル(Opening)
- プリズム
- 碧いスケッチ
- 恋のミスマッチ
- 圧巻! FLASH UP
- 作詞: 谷穂ちろる、作曲・編曲: 難波正司
- 歌: 国生さゆり
- ONE WAY ROAD
- 寒い8月
- この曲は4ヶ月後に発売された『石畳の街~十九番目の冬~ 』の3曲目に収められている。
- こんな空の下で
- 季節のノック
- 作詞: 和泉ゆかり、作曲・編曲: 後藤次利
- 歌: 渡辺美奈代
- 次のページを開いて
- 作詞: 麻生圭子、作曲: 岸正之、編曲: 山川恵津子
- 歌: 渡辺満里奈
- この曲は1ヶ月後に発売された『Evergreen』の8曲目に収められている。
- 風に抱かれて
- 作詞: 麻生圭子、作曲: 黒住憲伍、編曲: 国吉良一
- 歌: 内海和子
- ちょっとほの気のタイミング
- 雲の上はいつも
- エンディングが次曲と繋がっていない単体ヴァージョンがある[1]。
- サークル(Ending)
Disc 2[編集]
- ONE NIGHT ONLY
- シンデレラのシューズ
- 真赤なミニスカート
- 黄昏にキスをしないで
- 雨のあやとり
- 割ってしまった卵
- 作詞: 秋元康、作曲・編曲: 後藤次利
- ボーカル: 岩井由紀子・渡辺美奈代
- 風の物語
- 白いコスモスの頃
- 作詞: 秋元康、作曲: 高橋研、編曲: 佐藤準
- ボーカル: 富川春美・城之内早苗・工藤静香
- 未完成なジグソーパズル
- 作詞: 秋元康、作曲・編曲: 後藤次利
- ボーカル: 永田ルリ子・白石麻子・布川智子
- 赤道探検隊
- 間に合うかもしれない
- 作詞: 秋元康、作曲: 高橋研、編曲: 佐藤準
- フロントボーカル: 富川春美・横田睦美・吉見美津子・杉浦美雪
- STAGE DOOR
- 作詞: 秋元康、作曲・編曲: 後藤次利
関連作品[編集]
- おニャン子クラブ ベスト
- おニャン子クラブ大全集 for HiQualityCD 上・下巻 限定CD-BOX
- 1987年の音楽
- ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)-ビートルズが1968年に発表したアルバム。本作のジャケットのパロディ元であることと、2枚組である点も共通している。
脚注[編集]
- ^ 「雲の上はいつも(単体ヴァージョン)」は、おニャン子クラブのCD-BOX『おニャン子クラブ大全集 for HiQualityCD 上・下巻 限定CD-BOX』のほか、2008年7月16日に再発売されたうしろ髪ひかれ隊の2ndアルバム『Myこれ!チョイス 16 BAB+シングルコレクション』にも収録されている。