D・J・オーガスティン

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D.J.オーガスティン
D.J. Augustin
DJ Augustin Magic.jpg
オーランド・マジックでのオーガスティン (2017年)
ミルウォーキー・バックス  No.12
ポジション PG
背番号 12
身長 183cm (6 ft 0 in)
体重 82kg (181 lb)
ウィングスパン 192cm  (6 ft 4 in)[1]
シューズ エア・ジョーダン
基本情報
本名 Darryl Jerard Augustin, Jr.
ラテン文字 D.J. Augustin
誕生日 (1987-11-10) 1987年11月10日(33歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ルイジアナ州の旗 ルイジアナ州ニューオーリンズ
出身 テキサス大学
NBAドラフト 2008年 9位 
選手経歴
2008-2012
2012-2013
2013
2013-2014
2014-2015
2015-2016
2016
2016-2020
2020-
シャーロット・ボブキャッツ
インディアナ・ペイサーズ
トロント・ラプターズ
シカゴ・ブルズ
デトロイト・ピストンズ
オクラホマシティ・サンダー
デンバー・ナゲッツ
オーランド・マジック
ミルウォーキー・バックス
受賞歴

D.J.オーガスティンD.J. Augustin; [ˈɔːɡəstɪn])こと、ダリル・ジェラード・オーガスティン・ジュニアDarryl Jerard Augustin,Jr. , 1987年11月10日 - )はアメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ出身出身のバスケットボール選手。NBAミルウォーキー・バックスに所属している。ポジションはポイントガード

生い立ち[編集]

高校時代

ニューオーリンズで生まれ育ち、高校は地元のブラザーマーティン高校に進学したが、2005年のハリケーン・カトリーナによる被害でミズーリ市への移住を余儀なくされたため、最終学年はミズーリ市のハイタワー高校で過ごした。卒業時にはブラザーマーティン高校から卒業証書を受け取ると共に、トヨタセンターで行われたハイタワー高校の卒業式にも出席した。

ブラザーマーティン高を2度州のタイトルに導いたオーガスティンは、ハイタワー高では正確なパスとシュートで活躍。同校でのデビュー戦では会場を埋め尽くした観客とテレビカメラの前で29得点8リバウンド14アシストを記録し、83-59で快勝した。このシーズン、ハイタワー高校は26勝4敗の成績を残し、オーガスティンは地区のMVPを獲得、その他マクドナルド選出のオールアメリカン、パレード誌選出の4thチーム、ヒューストン・クロニクルの年間最優秀選手、ヒューストンのファーストチーム、州のファーストチームなどに選ばれた。マクドナルドの高校オールスターゲームでは後に大学のチームメイトとなるケビン・デュラントらとプレーした。

テキサス大学

高校卒業後はテキサス大学に進学。オーガスティンはデュラントと共に1年目から先発に抜擢され、35試合に出場し、14.4得点6.7アシスト、3Pシュート成功率44.1%の成績を記録。カンファレンスのセカンドチームと、AP通信、コーチ協会選出のカンファレンス・ルーキーファーストチームに選ばれた。

1年目のシーズン終了後にデュラントはNBAドラフトアーリーエントリーした。オーガスティンも一緒にエントリーすれば指名は確実視されていたが、彼はテキサス大学に留まることを選んだ。2年目のシーズンは19.2得点5.9アシストを記録し、オールアメリカンのファーストチームに選出され、ネイスミス賞、ボブ・クージー賞の各賞レースでは最終候補にまで残った。

学業でも優秀だったオーガスティンは2年生時には4.0GPA(累計3.64GPA)をもらい、同校バスケットボールチームからは史上2人目となるアカデミック・オールアメリカのファーストチームに選ばれている。テキサス大学では2シーズンのみ過ごし、2008年のNBAドラフトにアーリーエントリーした。

NBAキャリア[編集]

ボブキャッツ[編集]

シャーロット・ボブキャッツから全体9位指名を受けてNBA入り[2]。1年目はレイモンド・フェルトンの控えとしてプレーし、11.8得点3.5アシスト、リーグ6位となるフリースロー成功率89.3%を記録し、オールルーキー2ndチームに選ばれた。

ペイサーズ[編集]

2012年7月13日、インディアナ・ペイサーズに移籍した。

ラプターズ[編集]

2013年7月22日、トロント・ラプターズに移籍した。

ブルズ[編集]

2013年12月13日、シカゴ・ブルズと契約した。

ピストンズ[編集]

2014年7月15日、デトロイト・ピストンズと契約した。

サンダー[編集]

2015年2月19日、オクラホマシティ・サンダーに移籍した。

ナゲッツ[編集]

2016年2月19日、デンバー・ナゲッツに移籍。

マジック[編集]

2016年7月1日、オーランド・マジックと4年2900万ドルで契約した[3]

2018-19シーズンは81試合に先発出場し、チームとして7年ぶりのプレーオフ進出に貢献した。

2019-20シーズンマーケル・フルツに先発を奪われることが多かった。

個人成績[編集]

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ    リーグリーダー    優勝シーズン

レギュラーシーズン[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2008–09 CHA 72 12 26.5 .430 .439 .893 1.8 3.5 .6 .0 1.7 11.8
2009–10 80 2 18.4 .386 .393 .779 1.2 2.4 .6 .1 .9 6.4
2010–11 82 82 33.6 .416 .333 .906 2.7 6.1 .7 .0 1.9 14.4
2011–12 48 46 29.3 .376 .341 .875 2.3 6.4 .8 .0 2.3 11.1
2012–13 IND 76 5 16.1 .350 .353 .838 1.2 2.2 .4 .0 .9 4.7
2013–14 TOR 10 0 8.2 .292 .091 1.000 .4 1.0 .1 .0 .9 2.1
CHI 61 9 30.4 .419 .411 .882 2.1 5.0 .9 .0 1.9 14.9
2013-14計 71 9 27.3 .415 .401 .885 1.8 4.4 .7 .0 1.8 13.1
2014–15 DET 54 13 23.8 .410 .327 .870 1.9 4.9 .6 .0 2.0 10.6
OKC 28 1 24.2 .371 .354 .861 2.2 3.1 .6 .0 1.3 7.3
2014-15計 82 14 24.0 .399 .337 .868 2.0 4.3 .6 .0 1.8 9.5
2015–16 34 0 15.3 .380 .393 .765 1.3 1.9 .4 .1 .9 4.2
DEN 28 0 23.5 .445 .411 .819 1.9 4.7 .9 .1 1.9 11.6
2015-16計 62 0 19.0 .423 .405 .805 1.5 3.2 .6 .1 1.4 7.5
2016–17 ORL 78 20 19.7 .377 .347 .814 1.5 2.7 .4 .0 1.2 7.9
2017–18 75 36 23.5 .452 .419 .868 2.1 3.8 .7 .0 1.6 10.2
2018–19 81 81 28.0 .470 .421 .866 2.5 5.3 .6 .0 1.6 11.7
2019–20 57 13 24.9 .399 .348 .890 2.1 4.6 .6 .0 1.5 10.5
通算:12年 864 320 24.1 .412 .379 .865 1.9 4.0 .6 .0 1.5 9.9
  • 2011-12シーズンは66試合、2019-20シーズンは73試合でそれぞれ打ち切り

プレーオフ[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2010 CHA 4 0 18.3 .294 .333 .833 1.0 1.8 .3 .3 1.0 4.3
2013 IND 19 1 16.6 .380 .396 .806 .8 .7 .4 .0 .5 5.2
2014 CHI 5 0 28.2 .292 .269 .895 1.6 4.8 .6 .0 1.8 13.2
2019 ORL 5 5 28.2 .488 .476 .875 1.6 3.8 .4 .2 1.4 12.8
2020 5 0 25.6 .391 .471 .957 2.0 6.0 .2 .0 2.4 13.2
出場:5回 38 6 21.0 .368 .390 .874 1.2 2.4 .4 .1 1.1 8.2

受賞歴[編集]

ドラフト時の評価[編集]

安定感と大胆さを兼ね備えた真の司令塔。ボールハンドリングに優れ、アウトサイドシュートも正確であり、パスも捌けるなど、ポイントガードとしての資質は非常に高い。ただし上背はなく(公称183cmだが、プレドラフトキャンプ時の身体測定では178cmだった)、サイズの面で苦戦する可能性がある。現役選手ではジャミーア・ネルソンに例えられる。

プレドラフトキャンプ時の身体データ

ウイングスパン ジャンプ力 スプリント ベンチプレス
192cm 88.9cm 3.07秒 2回

※スプリントはコート3/4(約21m)走。ベンチプレスは約84kg。

選手としての特徴[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ NBA Draft Combine”. NBA.com (2008年9月). 2018年4月18日閲覧。
  2. ^ Bobcats ink Augustin, Ajinca, have yet to sign Weaver”. ESPN.com (2008年6月8日). 2015年3月10日閲覧。
  3. ^ Magic agreed to terms with DJ Augustin