FALLING INTO YOU

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FALLING INTO YOU
セリーヌ・ディオンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1995年–96年
ジャンル ポップソフトロック
時間
レーベル エピック、550
プロデュース ベイビーフェイス、ロイ・ビッタン、ジェフ・ボーヴァ、デイヴィッド・フォスター、ウンベルト・ガティーカ、ジャン=ジャック・ゴールドマン、リック・ハーン、ダン・ヒル、ジョン・ジョーンズ、リック・ノウェルズ、アルド・ノヴァ、スティーブン・リンコフ、ビリー・スタインバーグ、ジム・スタインマン、リック・ウエイク
セリーヌ・ディオン 年表
フレンチ・アルバム
(1995年)
FALLING INTO YOU
(1996年)
『パリ・ライヴ』
(1996年)
『FALLING INTO YOU』収録のシングル
  1. 「フォーリング・イントゥ・ユー」
    リリース: 1996年2月19日
  2. ビコーズ・ユー・ラヴド・ミー
    リリース: 1996年2月19日
  3. イッツ・オール・カミング・バック・トゥ・ミー・ナウ
    リリース: 1996年7月29日
  4. パワー・オブ・ザ・ドリーム
    リリース: 1996年8月20日
  5. オール・バイ・マイセルフ
    リリース: 1996年10月7日
  6. コール・ザ・マン
    リリース: 1997年6月23日
  7. メイク・ユー・ハッピー
    リリース: 1997年7月7日
  8. ドリーミン’オブ・ユー
    リリース: 1997年7月14日
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FALLING INTO YOU』(フォーリング・イントゥ・ユー=あなたに落ちていく)は、1996年3月11日に発売されたセリーヌ・ディオンのアルバム。英語盤では4枚目、通算21枚目である。本国ではFalling into Youと表記されるが、日本盤では全て大文字で表記される。

グラミー賞最優秀アルバム賞や、グラミー賞最優秀ポップボーカルアルバム賞など、世界中で多くの賞を受賞した。またディオンは1997年4月17日モナコで行われたWorld Music Awardsに出席し、Best-selling Canadian female singer、Best-selling artist (全ジャンル)、Best-selling Pop artistの三つの賞を受賞した。1996年には2500万枚を販売し、これまで世界中で3200万枚以上を販売した[1]

音楽性[編集]

このアルバムでディオンは人気に火が点き、彼女の音楽のさらなる可能性を示した。このアルバムにはオーケストラ・フリル、アフリカ詠唱、バイオリン、スペインギター、トロンボーン、カバキーニョ、サクソフォーンなどの楽器で新しい音を引き出し、そこから様々なジャンルの曲を収録するなど、より大衆受けするアルバムとしての傾向がある。打楽器が多用されたタイトルトラックと「リヴァー・ディープ、マウンテン・ハイ」(ティナ・ターナーのカヴァー)、ピアノなどの古典楽器に依存はしているもののソフト・ロックである「イッツ・オール・カミング・バック・トゥ・ミー・ナウ」(ジム・スタインマンの曲のリメイク)とエリック・カルメンのリメイク「オール・バイ・マイセルフ」、映画「アンカーウーマン」の主題歌に使用されたバラード「ビコーズ・ユー・ラヴド・ミー」などシングルも多種多様である。「ビコーズ・ユー・ラヴド・ミー」は1996年のアカデミー賞最優秀主題歌賞とグラミー賞にノミネートされ、ディオンは双方の授賞式に出席し歌を披露した。またこのアルバムには アレサ・フランクリンの「(ユー・メイク・ミー・フィール・ライク)ア・ナチュラル・ウーマン」とマリー・クレール・デュバルドの「フォーリング・イントゥ・ユー」のカヴァーがそれぞれ収録されている。

イフ・ザッツ・ホワット・イット・テイクス」、「アイ・ドント・ノウ」、「フライ」はそれぞれフランス語アルバム「フレンチ・アルバム」の収録曲で、歌詞を英語に編曲したものである。

プロモーション[編集]

その後ディオンは1996年アトランタオリンピック開会式で10万人以上のスタジアムの観衆と、世界中の35億人のテレビ視聴者の前で「パワー・オブ・ザ・ドリーム」を歌い、彼女の世界の檜舞台での地位はさらに高まった。またその時セリーヌ・ディオンは、カナダ人選手を応援するため臨時にカナダチームに寄付した。アジアとオーストラリアのいくつかのFALLING INTO YOUの限定版にこの歌のライヴ音源が収録されている。スタジオ音源はベストアルバム「ザ・スペシャル・ベスト」に収録されている。

そしてディオンはこのアルバムをサポートアルバムにライブツアー「FALLING INTO YOU ツアー」を行った 。

シングル[編集]

1995年、日本での1位獲得シングル「トゥ・ラヴ・ユー・モア」が発売され[2]、100万枚以上を売り上げた[3]。その結果セリーヌ・ディオンは、日本のオリコンシングルチャートにおいて洋楽アーティストとして12年ぶりに首位を獲得したアーティストとなった。[4]。1996年には、アメリカ1位獲得シングル「ビコーズ・ユー・ラヴド・ミー」が発売される。その他、このアルバムからのヒットシングルとしては「イッツ・オール・カミング・バック・トゥ・ミー・ナウ」や「オール・バイ・マイセルフ」があり、どちらともビルボードホット100においてトップ5を記録している[5]。また、北米とアジア以外ではタイトルトラックがビコーズ・ユー・ラヴド・ミー以後このアルバムからの最初のシングルとして発売されている。他にもこのアルバムからは4つのシングルが発売された。

収録曲[編集]

#タイトル作詞・作曲プロデュース時間
1.イッツ・オール・カミング・バック・トゥ・ミー・ナウジム・スタインマンジム・スタインマン、スティーヴン・リンコフ、ロイ・ビタン
2.ビコーズ・ユー・ラヴド・ミーダイアン・ウォーレンデイヴィッド・フォスター
3.「フォーリング・イントゥ・ユー」ビリー・スタインバーグ、リック・ノウェルズ、マリー・クレール・デュバルドスタインバーグ、ノウェルズ
4.メイク・ユー・ハッピーアンディ・マーベルリック・ウエイク
5.「セデュセス・ミー」ダン・ヒル、ジョン・シェアードヒル、ジョーンズ、リック・ハーン
6.オール・バイ・マイセルフエリック・カルメンセルゲイ・ラフマニノフフォスター、ジョン・フィールズ
7.「デクラレーション・オブ・ラヴ」マイケル・ジェイ、クロード・ゴーデットウエイク
8.ドリーミン’オブ・ユーアルド・ノヴァ、ピーター・バーボーノヴァ
9.「アイ・ラヴ・ユー」ノヴァウンベルト・ガティーカ、ジャン=ジャック・ゴールドマン
10.イフ・ザッツ・ホワット・イット・テイクスフィル・ガルドストン、ゴールドマンガティーカ、ゴールドマン
11.「アイ・ドント・ノウ」ガルドストン、ゴールドマン、J・カプラースタインマン、リンコフ
12.「リヴァー・ディープ、マウンテン・ハイ」フィル・スペクタージェフ・バリーエリー・グリニッチスタインマン
13.コール・ザ・マンアンディ・ヒル、ピート・シンフィールドスタインマン、リンコフ、ボヴァ
14.「フライ」ガルドストン、ゴールドマンガティーカ、ゴールドマン
日本版ボーナストラック
#タイトル作詞・作曲時間
15.「ユア・ライト」ノヴァ
16.トゥ・ラヴ・ユー・モアデイヴィッド・フォスター、ジュニア・マイルズ
アジア版ボーナストラック
#タイトル作詞・作曲時間
15.(ユー・メイク・ミー・フィール・ライク)ア・ナチュラル・ウーマンジェリー・ウェクスラー、ジェリー・ゴフィンキャロル・キング
16.「トゥ・ラヴ・ユー・モア」フォスター、マイルズ
ヨーロッパ/オーストラリア版ボーナストラック
#タイトル作詞・作曲時間
8.「(ユー・メイク・ミー・フィール・ライク)ア・ナチュラル・ウーマン」ウェクスラー、ゴフィン、キング
14.「ユア・ライト」ノヴァ
カナダ版ボーナストラック
#タイトル作詞・作曲時間
15.「ユア・ライト」ノヴァ
スペイン/南米版ボーナストラック
#タイトル作詞・作曲時間
15.「(ユー・メイク・ミー・フィール・ライク)ア・ナチュラル・ウーマン」ウェクスラー、ゴフィン、キング
16.Sola Otra Vezカルメン、ラフマニノフ、マニー・ベニート

発売日[編集]

地域 日付 レーベル 規格 品番
オーストラリア 1996年3月8日 ソニー・ミュージックエピック、550 CD 4837922
ヨーロッパ 1996年3月11日 ソニー・ミュージック、コロムビア
アメリカ 1996年3月12日 エピック、550 67541
カナダ ソニー・ミュージック、コロムビア
日本 1996年3月14日 ソニー・ミュージック・ジャパン、エピック、550 ESCA-6410
オーストラリア 1997年1月20日 ソニー・ミュージック、エピック、550 2枚組CD 6629669
韓国 ソニー・ミュージック、コロムビア CP2K-1784
ヨーロッパ 2009年10月2日 88697593672

参考文献[編集]

  1. ^ everyhit.co.uk”. Global All-Time Top 20 Albums. 2007年4月2日閲覧。
  2. ^ セリーヌ・ディオンwithクライズラー&カンパニーのシングル売り上げランキング” (日本語). オリコン. 2010年8月27日閲覧。
  3. ^ 年度別ミリオンセラー一覧 1995年”. 日本レコード協会. 2010年3月26日閲覧。
  4. ^ Dion, Céline page 269”. Who's Who of Canadian Women 1999–2000. University of Toronto Press (2010年9月1日). 2010年9月1日閲覧。
  5. ^ Celine Dion > Chart History > Billboard Hot 100”. Billboard. Nielsen Business Media, Inc. (2010年9月29日). 2010年9月29日閲覧。