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Fate/Grand Order

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Fate/stay night > Fate/Grand Order
Fate/Grand Order
Fate GO logo.svg
ジャンル ファンタジー
ゲーム
ゲームジャンル スマホRPG
対応機種 iOSAndroid
ゲームエンジン Unity[1]
開発元 DELiGHTWORKS
(第2制作部『Fate/Grand Order Studio』[2]
発売元 日本の旗アニプレックス
アメリカ合衆国の旗Aniplex of America
中華人民共和国の旗bilibili
中華民国の旗香港の旗KOMOE GAME、Soft-World
大韓民国の旗Netmarble
プロデューサー 岩上敦宏
竹内友崇
庄司顕仁(2015年7月30日 - 2016年秋)
塩川洋介(クリエイティブプロデューサー)
ディレクター 塩川洋介[3](-1.5部)
カノウヨシキ[注 1](第2部)
キャラクターデザイン 武内崇 ほか
シナリオ 奈須きのこ ほか
メディア ダウンロード
発売日 iOS
日本の旗 2015年8月12日
中華人民共和国の旗 2016年9月29日
中華民国の旗香港の旗 2017年5月18日
アメリカ合衆国の旗 2017年6月25日
大韓民国の旗 2017年11月21日
Android
日本の旗 2015年7月30日
中華人民共和国の旗 2016年10月13日
中華民国の旗香港の旗 2017年5月18日
アメリカ合衆国の旗 2017年6月25日
大韓民国の旗 2017年11月21日
ゲーム:Fate/Grand Order VR
feat.マシュ・キリエライト
ゲームジャンル Fate VRドラマ
対応機種 PlayStation VR
ゲームエンジン Unity for PS4[1]
開発元 DELiGHTWORKS
発売元 アニプレックス
キャラクターデザイン 武内崇
メディア ダウンロード
発売日 2017年12月16日
ゲーム:Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM
ゲームジャンル Fateアンサンブルアクション
対応機種 iOSAndroid
開発元 DELiGHTWORKS
発売元 アニプレックス
ディレクター 塩川洋介
キャラクターデザイン 武内崇
シナリオ 奈須きのこ
メディア ダウンロード
発売日 2020年8月11日
漫画
漫画:教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー
原作・原案など TYPE-MOON
作画 津留崎優
出版社 星海社
掲載サイト ツイ4
レーベル 星海社COMICS
発表期間 2016年8月16日 -
巻数 既刊2巻(2020年3月現在)
漫画:Fate/Grand Order -mortalis:stella-
原作・原案など TYPE-MOON
作画 白峰
出版社 一迅社
掲載誌 コミックZERO-SUM
レーベル ZERO-SUMコミックス
発表号 2017年9月号 -
巻数 既刊2巻(2020年3月現在)
漫画:Fate/Grand Order -turas réalta-
原作・原案など TYPE-MOON
作画 カワグチタケシ
出版社 講談社
掲載誌 別冊少年マガジン
レーベル 講談社コミックスマガジン
発表号 2017年9月号 -
巻数 既刊10巻(2021年5月現在)
漫画:Fate/Grand Order -Epic of Remnant-
亜種特異点I 悪性隔絶魔境 新宿 新宿幻霊事件
原作・原案など TYPE-MOON
作画 佐々木少年
出版社 KADOKAWA
掲載誌 月刊少年エース
発表号 2019年3月号 -
巻数 既刊2巻(2021年1月現在)
漫画:Fate/Grand Order -Epic of Remnant-
亜種特異点II 伝承地底世界 アガルタ アガルタの女
原作・原案など TYPE-MOON
作画 武中英雄
出版社 KADOKAWA
掲載誌 ヤングエース
レーベル 角川コミックス・エース
発表号 2019年3月号 -
巻数 既刊4巻(2020年12月現在)
漫画:Fate/Grand Order -Epic of Remnant-
亜種特異点III 屍山血河舞台 下総国 英霊剣豪七番勝負
原作・原案など TYPE-MOON
作画 渡れい
出版社 講談社
掲載サイト マガジンポケット
レーベル 講談社コミックス
発表期間 2019年1月29日 -
巻数 既刊3巻(2020年9月現在)
漫画:Fate/Grand Order -Epic of Remnant-
亜種特異点IV 禁忌降臨庭園 セイレム 異端なるセイレム
原作・原案など TYPE-MOON
作画 大森葵
出版社 一迅社
掲載誌 月刊ComicREX
レーベル REXコミックス
発表号 2019年3月号 -
巻数 既刊2巻(2020年5月現在)
漫画:Fate/Grand OrderDuel
YA特異点 密室遊戯魔境 渋谷 渋谷決闘事件
原作・原案など TYPE-MOON
作画 磨伸映一郎
邪武丸(作者負傷による代原)
出版社 KADOKAWA
掲載誌 ヤングエース
発表号 2019年3月号 -
巻数 全1巻
漫画:Fate/Grand Order -Epic of Remnant-
亜種特異点EX 深海電脳楽土 SE.RA.PH
原作・原案など TYPE-MOON
作画 西出ケンゴロー
出版社 KADOKAWA
掲載サイト ヤングエースUP→TYPE-MOONコミックエース[4]
レーベル 角川コミックス・エース
発表期間 2019年2月20日 -
巻数 既刊4巻(2020年12月現在)
インターネットラジオ:Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局(第1期)
Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局 Plus(第2期)
愛称 FGOラジオ
発表期間 2017年1月10日 - 2019年3月29日(第1期)
2019年4月5日(第2期) -
配信サイト 超!A&G+
配信日 金曜日 21:00 - 22:00
配信形式 ストリーミング配信
ネット局 文化放送
日曜日 21:30 - 22:00
パーソナリティ 高橋李依田中美海(第1期 - )
大久保瑠美(第2期 - )
構成作家 浅野佑二
テンプレート - ノート
プロジェクト ゲーム漫画
ポータル ゲーム・漫画・ラジオ
Fate/Grand Orderのラッピングが施された車両(中国上海 淞虹路駅

Fate/Grand Order』(フェイト・グランドオーダー)は、ゲームブランドTYPE-MOONによるゲーム作品『Fate』シリーズのひとつとして制作されているスマートフォン向けRPGであり、2015年から配信されている。略称は「FGO」。

2004年の発売以降数多くのメディアミックスやスピンアウト展開を広げてきたゲーム作品『Fate/stay night』をはじめ、『Fate/Zero』・『Fate/EXTRA』・『Fate/Apocrypha』・『Fate/Prototype』といったFateシリーズから多数のキャラクターが登場するほか、本作オリジナルのキャラクターも多数登場する。プレイヤーは複数の英霊を「サーヴァント」として使役する「マスター」となり、人類史を守るため7つの「聖杯探索」(グランドオーダー)に身を投じる。

沿革

本作は、2014年7月27日に品川インターシティホールで開催された「Fate Project 最新情報発表会」にて初めて製作が発表され、2014年12月28日より事前登録を開始。シナリオ展開・サービス運営は2015年7月31日より開始した[5][6]。Android版、iOS版が同時にサービス開始予定だったが、Appleの審査が通過できず、配信予定日にはAndroid版のみが配信された。同年8月4日、「Google Play ランキング」4位となるが[7]、同時に長時間に渡るメンテナンスによりプレイが行えない状況となる。その後、同日18時15分にメンテナンス終了までアプリを「Google Play Store」から一時的に削除(非公開)していたことが公式Twitterで事後発表された[7][8]

最終的に同年8月6日の11時に配信を再開、断続的なスタートとなった[9]。同年8月12日、iOS版の配信を開始[10]

ストーリー

歴代TYPE-MOON作品同様、世界の真なる理を魔術と魔術師が掌握しつつ、『Fate/EXTRA』で描かれたような科学技術を研鑽する者たちも加わり、科学と魔術が交錯する世界観を前提として物語は始まる。

また本作のストーリーはメインステージだけでなく期間限定イベントも含め、現実の時間軸とストーリー内の時系列を連動させるという手法を取って展開されていく。このため、中国版は2016、北米・韓国版は2017年からのスタートに合わせて作中の時間軸が調整されている。繁中版の1部、1.5部と第2部は8月を起点に運営されている。以後の時系列は全て日本語版を基準とする。

本作のイベントシナリオの中には『Fate/Extra CCC』や『空の境界』といったTYPE-MOON内の作品とのコラボレーションシナリオも存在する一方、同ジャンルの『グランブルーファンタジー』のように他社作品とのコラボレーションシナリオは存在しない[11]。このことについて、原作者の奈須きのこは本作のストーリー性の強さを理由に、第2部完結までの間はTYPE-MOON外の作品とのコラボレーションができない旨を2019年に行われたファミ通とのインタビューの中で明かしている[11]

メインストーリー
  • 第1部:Observer on Timeless Temple(オブザーバー オン タイムレス テンプル):「人理焼却」による人類史滅却の危機に立ち向かうため、歴史の流れの中で滅亡への原因となる異常事態となった「特異点」に時間旅行し歴史を正しい流れに戻すべく奮闘する。
  • 第1.5部:Epic of Remnant(エピック オブ レムナント):元に戻った現在の中で第一部の余波と残滓、第二部への予兆となる出来事を解決してゆく。
  • 第2部:Cosmos in the Lostbelt(コスモス イン ザ ロストベルト):異星の神が起こす「人理漂白」による汎人類史の変更を阻止するため、本来なら消え去っていた歴史の可能性である「異聞帯」に渡り、異聞帯を人類の正史として塗り替えるため根付こうとする「空想樹」を伐採していく。また、主人公一行の旅と並行して、濾過異聞史現象で漂白した地球で生き残った人間の一人であるデイヴィット・ブルーブックが、漂白された理由を知るために、地表で唯一漂白されていないと言われているネバダ州のエリア51へと向かう物語も進められる。
  • メイン・インタールード:配信形式としては期間限定イベントながら、メインストーリーと繋がりがあるとされていたり(「監獄塔は復讐鬼に哭く」・「徳川廻天迷宮 大奥」・「虚数大海戦イマジナリ・スクランブル」)、メインストーリーの章と章の間の時系列となる「メイン・インタールード」(「冥界のメリークリスマス」・「亜種特異点 深海電脳楽土 SE.RA.PH]」・「地獄界曼荼羅 平安京」)としてアイテム交換再配信、または常設配信されている章。

イベントシナリオのうち、謎のヒロインXが登場する「セイバーウォーズ」シリーズと織田信長や沖田総司が登場する「ぐだぐだ」シリーズは本作のスピンアウトという位置づけであり、メインシナリオおよびほかのイベントシナリオから独立した世界観を持つ[12]

第1部:Observer on Timeless Temple

特異点F / X 炎上汚染都市 冬木「序章」
2015年7月30日配信。本作のチュートリアルステージであり、ここをクリアすることで大半の期間限定イベントへの参加権が与えられる(一部特定の章クリアが参加条件に設定されているイベントも存在する)。
西暦2015年、魔術がまだ成立していた最後の時代。人類の営みを永遠に存在させるべく秘密裏に設立された人理継続保障機関フィニス・カルデアで、「2016年を最後に、人類は絶滅する」という研究結果が“証明”された。
原因を調査するうち、カルデアの魔術サイドによって作り上げられた「近未来観測レンズ・シバ」は、突如として過去・西暦2004年の日本のある地方都市に観測不能領域の出現を検知する。ありえない事象にカルデア機関員達は、これこそ人類史が狂い絶滅に至る理由と仮定、テスト段階ではあったが理論上は可能レベルになった霊子転移(レイシフト)による時間遡行を実行する。その目的は2004年に行われた「聖杯戦争」に介入し、狂った歴史を正す事であった。
カルデアは、「守護英霊召喚システム・フェイト」の力を借りてサーヴァントを召喚し、「聖杯探索(グランドオーダー)」を行うマスター候補たちを過去へと送り込もうとする。だがレイシフト直前、カルデアは何者かの破壊工作による爆発を受け、数合わせとしてカルデアの機関員に迎えられた一般人の主人公を除く、マスター候補が全滅するという最悪の事態に直面する。カルデアの職員の一人であるマシュ・キリエライトは、最初のレイシフト実験に立ち会うため中央管制室にいたところ、この爆発に巻き込まれて致命傷を負う。それでも、マシュは自分を助けに来た主人公だけでも何とか救おうと、サーヴァント・シールダーと取り引きを交わして人間とサーヴァントの融合体「デミ・サーヴァント」となり、主人公のサーヴァントとなる契約を結ぶ。そして、主人公とマシュ、そしてカルデア所長オルガマリー・アースミレイト・アニムスフィアは、2004年に行われた聖杯戦争の舞台・冬木市へとレイシフトする[13]
冬木市ではセイバーであるアルトリア・ペンドラゴン[オルタ](以下:セイバーオルタ)がすでに5騎のサーヴァントを撃破しており、彼女を含む彼ら6騎のサーヴァントたちは「泥」による汚染で正気を失っていた[13]。また、これにより大火災が起き、街からは人の姿がなくなっていた[13]。唯一汚染されていなかったクー・フーリン(キャスター)の協力により、主人公一行は窮地を脱する[14]。一件落着かと思われたそのとき、オルガマリーの側近であるレフ・ライノールが現れ、彼が先の爆発の首謀者だったことが判明する。また、爆発の時点でオルガマリーは肉体的な死を迎えており、残留思念のみが主人公らとともにレイシフトしていた状態だった。レフはオルガマリーの残留思念と擬似天体「カルデアス」を接触させる形で消滅させる。
元の時代へと帰還した主人公たちは、カルデアに所属する医師ロマニ・アーキマンに迎えられる。
やがてカルデアは、人類を救うための鍵がさらに7つの歴史上の異変・特異点にあることを突き止める。
ほか登場サーヴァント:アルトリア・ペンドラゴン(オルタ)、エミヤ
第一特異点 邪竜百年戦争 オルレアン「救国の聖処女」
2015年7月30日配信。百年戦争末期のフランスに出現した特異点。処刑された“ジャンヌ・ダルク“(以下:ジャンヌオルタ)が「竜の魔女」として復活し、ドラゴン・ファブニールやワイバーンを引き連れて各地を蹂躙している[14]。主人公たちは時を同じくして召喚されたもうひとりのジャンヌ・ダルク、および竜殺しの戦士ジークフリート[15]とゲオルギウスたちとともに、ジャンヌオルタ率いる邪竜軍と戦う[14]
やがて、ジャンヌオルタの正体が本物のジャンヌ・ダルクではなく、彼女の死を受け入れられなかったフランス軍元帥ジル・ド・レがレフから授けられた聖杯によって生み出された存在だったことが判明する[注 2][15]
ほか登場サーヴァント:シュヴァリエ・デオン[15]、ファントム・オブ・ジ・オペラ[15]、マルタ、カーミラ、エリザベート・バートリー、マリー・アントワネット[15]、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト[15]、シャルル=アンリ・サンソン[15]、ランスロット(バーサーカー)[15]
第二特異点 永続狂気帝国 セプテム「薔薇の皇帝」
2015年7月30日配信。主人公らは逃亡するレフを追い、1世紀、“ネロ・クラウディウス“統治下の古代ローマに出現した特異点へとレイシフトする[14]。ロムルスやカリギュラ、ユリウス・カエサルら歴代のローマ皇帝が率いる「ローマ連合帝国」がネロ統治下のローマと敵対しており、主人公一行はネロ本人に加え、サーヴァントとして現れた"ブーディカ"[16]、"スパルタクス"[16]、"荊軻"[16]"らとともに「ローマ連合帝国」に立ち向かう[14]
ロムルスを倒した一行の前に、レフが現れ、異形の姿―魔神柱フラウロスに変身する。主人公一行に追い詰められたフラウロスは大英雄"アルテラ"を召喚して形勢逆転を図る、そのアルテラに抹殺される[16]。レフから奪った聖杯を取り込んだアルテラは膨大な魔力と引き換えに暴走状態にあり、ローマに向かいつつあった。アルテラの宝具により"呂布"と"スパルタクス"が犠牲になるものの、一行はアルテラを追う。
ほか登場人物:ステンノ[16]、タマモキャット[16]、エリザベート・バートリー[16]、アレキサンダー[16]、ロード・エルメロイ二世、レオニダス一世[16]、ダレイオス三世
第三特異点 封鎖終局四海 オケアノス「嵐の航海者」
2015年11月5日配信。大航海時代の西暦1573年、どことも知れない大海の特異点[14]。財宝を追い求めていた女海賊“フランシス・ドレイク“は、海神"ポセイドン"を撃破し、聖杯を手にする[17]。彼女は次いでやってきた主人公一行と手を結び、この特異点に投下されたもう一つの聖杯の行方を探る[14]
その中で、主人公一行は、女神エウリュアレと怪人アステリオス[14]、女神アルテミスとオリオン(小熊)、狩人アタランテ、ダビデに出会う[17]
やがて、ダビデの口から、彼の宝具「契約の箱(アーク)」も一緒に召喚されたことが判明する[17]。この箱は触れた者の魔力を奪って消滅させる上、厳密にはダビデの所有物ではないため、ダビデが消滅しても箱自体はそのまま残るという危険な代物であった[17]
主人公たちは、聖櫃を狙うイアソン一味と対決する。だが、協力者であるはずのメディア・リリィから聖櫃の真相を知らされたイアソンは、自分が思っていたものと異なることに衝撃を受ける。
ほか登場サーヴァント:エドワード・ティーチ、メアリー・リード&アン・ボニー、ヘラクレス、
第四特異点 死界魔霧都市(ミストシティ) ロンドン「ロンディニウムの騎士」
2015年12月28日配信。西暦1888年のロンドンに出現した特異点[14][18]。産業革命による公害の霧がさらに有害になる以上に、その濃霧の中をさらに機械人形やホムンクルス、殺人鬼が闊歩している[19]。主人公たちはフランケンシュタインに加え、はぐれサーヴァントである“モードレッド“、ジキル、“アンデルセン“、“ウィリアム・シェイクスピア“とともに霧に包まれたロンドンを探索する[19]
一行は、聖杯を利用してこの特異点を破壊する魔霧計画の首謀者であるパラケルスス(「P」)とチャールズ・バベッジ(「B」)[19]、マキリ・ゾォルケン(「M」[注 3])の3人と対峙する。そして、一行はついに彼らの背後にいたソロモンと対面する[18]も、あまりの強大さにただ圧倒するばかりであった[19]
事態解決後、主人公一行はロンドンを後にする。
ほか登場サーヴァント:ナーサリーライム[19]、玉藻の前[19]、坂田金時[19]、ジャック・ザ・リッパー[19]、アルトリア・ペンドラゴン[オルタ](ランサー)[18]、ニコラ・テスラ[19]
第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム「鋼鉄の白衣」
2016年3月30日配信。西暦1783年、北アメリカ大陸に出現した特異点[14][20]。女王“メイヴ“と狂王“クー・フーリン“(以下:“クー・フーリン(オルタ)“)率いるケルト軍により南北戦争におけるアメリカ連合国が滅ぼされて大陸東部を制圧されており、“トーマス・エジソン“が「大統王」として西部合衆国をまとめ上げて立ち向かっている[14]。主人公は“ラーマ”と“クー・フーリン(オルタ)“の戦いに巻き込まれる形でけがを負い、ラーマともども"ナイチンゲール"が運営する医療キャンプへ搬送される[21]。一行はケルト側から送りこまれた“フィン・マックール”とディルムッド・オディナの2人の攻撃を潜り抜けるも、今度はエジソンについていたカルナに襲われる[21]。一行はエジソンから協力要請するも拒否され、投獄されてしまうが、ジェロニモ率いるレジスタンスレジスタンスに救出される[21]
レジスタンスと別れた主人公、マシュ、エリザベート・バートリー、ナイチンゲール、ラーマは、ラーマの妻シータがいるとされるアルカトラズ島に向かう。一行はアルカトラズに配備されたベオウルフを退け、ラーマはシータと再会を果たす。だが、ラーマは生前掛けられた「離別の呪い」ゆえに聖杯戦争であってもシータと出会うことはかなわず、夫妻のどちらかが「ラーマ」として召喚される定めとなっていた[22]。シータは夫に掛けられた呪いを引き受ける形で消滅する[22]
ほか登場人物:シータ、ジェロニモ、エレナ・ブラヴァツキー[20]、ニコラ・テスラ[20][21]、アルジュナ、フェルグス・マック・ロイ[20]、ネロ・ブライド[20]、エリザベート・バートリー[20]、李書文(ランサー)[20][21]、スカサハ[20]、ベオウルフ[20][21]、マーリン[21]
第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット「輝けるアガートラム」
2016年7月25日配信。
一行はダ・ヴィンチとともに第9回十字軍撤退後1273年のエルサレムに形成された特異点へ赴き、ルキウスという青年と出会う[23]。ルキウスと別れた一行[23]は、オジマンディアス[注 4]とその側近ニトクリスが支配する古代エジプトの砂漠が広がることに困惑を覚える[25]。一行はオジマンディアスから人理がすでに崩壊していることを聞かされ、その原因となる"獅子王"の存在を知らされる[23]。エルサレムに来た一行は、獅子王が支配する聖都キャメロットにて、彼女の部下である円卓の騎士たちが戦争難民を虐殺する様子を目の当たりにする[23]。途中、ダ・ヴィンチは敵陣に突っ込んで消息不明となり、その場にいたルキウスことベディヴィエール[23]とともに何とか難民の一部を暗殺者"ハサン"(山の翁)たちが住む村へと避難する[14]。そこで一行は"アーラシュ"や"玄奘三蔵"、"俵藤太"、初代・山の翁ら仲間たちを集め[23]、生還したダ・ヴィンチとも合流する。戦いのさなか、マシュが融合した「シールダー」の真名が円卓の一員で聖杯の探索に成功した騎士にして、同じく円卓の一員であるギャラハッドと判明する[26]。このことから、ギャラハッドの実父であるランスロットの協力も取り付けることに成功する[25]。加えて、オジマンディアスらも味方につけることができた[25]
そして、一行がキャメロットの支配者・獅子王と対峙する中、彼女の正体が聖槍・ロンドミニアゴによって亡霊に等しい存在と変質した並行世界のアルトリア・ペンドラゴンであることが明かされる。さらに、ベディヴィエールがこの獅子王を生み出すきっかけだったことも明かされる。そして、ベディヴィエールは義腕に偽装していたエクスカリバーを返却して消滅する。獅子王はこの特異点と運命を共にする中、主人公一行に最後の特異点がバビロニアにあることを教える。
ほか登場サーヴァント:シャーロック・ホームズ[26]、ガウェイン、トリスタン[25]、モードレッド、呪腕のハサン[23]、百貌のハサン、静謐のハサン、アグラヴェイン[23][注 5]
第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア「天の鎖」
2016年12月7日配信。紀元前の古代メソポタミアに存在する、“ギルガメッシュ“統治下のウルクを含む特異点。"イシュタル"・"ケツァルコアトル"・"ティアマト"の三柱の女神による「三女神同盟」とその尖兵たる「魔獣」が、人類殲滅を企てる未曾有の脅威となっている。着いて早々、一行はギルガメッシュの親友エルキドゥに歓迎され、ウルクまで案内してもらうことにした[27]。なかなかウルクにたどり着かず困っていた一行の前に、ギルガメッシュが召喚したサーヴァントのマーリンが現れ、本物のエルキドゥがすでに死亡していたを告げられる[27]。主人公を案内していた人物の正体はエルキドゥの遺体にティアマトが生命を吹き込んで生み出したキングゥであり、一行はマーリンの幻術でその場を去る[27]。一行はやっとウルクにたどり着き、ギルガメッシュに協力を要請するが、自分たちで解決するとして協力を辞退される[27]。それでもあきらめない主人公に対し、ギルガメッシュはこの地に住んで、在り様を知るよう言い渡す[27]。そして、一行はウルクの人々と協力しながら、人類悪となった最古の創生の女神“ティアマト“に立ち向かう[14][28][27]
ほか登場サーヴァント:牛若丸、武蔵野坊弁慶、ジャガーマン、ジウスドゥラ(山の翁)[27]、レオニダス一世[27]
終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン「極天の流星雨」
2016年12月22日配信。主人公らは、地球の歴史上に存在しない特異点に赴く[29]。魔術王ソロモンの玉座が存在する神殿であると同時に、魔神柱の巣窟であるこの地にて、多くのサーヴァントが魔神柱との戦いに挑む。
マシュは宝具を用いて魔神王ゲーティアの攻撃を完全に防ぎきったが、その代償として彼女自身の肉体は耐えきれず消滅する。そこへ、ロマニ・アーキマンがマシュを失った主人公の前に現れる[29]。実はロマニの正体は、マリスビリーのサーヴァント(キャスター)であるソロモンが聖杯によって人間となった姿であり、彼は自らの存在と引き換えに第一宝具「訣別の時きたれり。其は、世界を手放すもの」を発動させ、ゲーティアにとどめを刺した[29]
その後マシュはフォウの力によって復活し、残り僅かだった寿命も人並みに伸びた。
配信時は完結を賭けた魔神柱討伐のレイドボスイベントが開催されていたが、25日に討伐が完遂となった。このステージをクリアすることで人理修復が達成され、以降のプレイヤーはフレンドリストなどにおいてその証であるバッジ(開位)が表示される他、イベントのチャレンジクエストや1.5部以降の高難易度ステージおよびイベントへの挑戦が可能になる。

※イベント「監獄塔は復讐鬼に哭く」も期間限定ながら、第1部の区分をされている。

第1.5部:Epic of Remnant

西暦2017年、魔神王ゲーティアによる人理償却は失敗に終わる一方、五柱の魔神バアルアンドラスゼパルフェニクスラウムはゲーティアを見限り、各自の抱く命題を解き明かすため、近現代の各時代に逃亡して亜種特異点を生み出す。 亜種特異点の発生はカルデアの知るところとなり、主人公は事態解決のために再びレイシフトへと身を投じる。

亜種特異点I 悪性隔絶魔境 新宿「新宿幻霊事件」
2017年2月24日配信。魔術王の計画が潰えた後に現れた最初の特異点。主人公は再び現れた異変の種を摘むべく、陸の孤島となった1999年の新宿へと単身送り込まれる。主人公は迷宮と化した新宿駅[30]にて、アーチャーのサーヴァントである初老の男性(以下・新宿のアーチャー)と出会う。
主人公は新宿のアーチャーや、道中であったセイバー・オルタ、ジャンヌ・オルタとともに、様々なサーヴァントが支配する新宿を探索する。
新宿のアーチャーの真名はジェームズ・モリアーティであり、主人公への復讐心から幻霊と英霊の融合技術を確立した魔神柱の一体・バアルに協力していた。
その他登場サーヴァント:燕青、ヘシアン・ロボ、ファントム・オブ・ジ・オペラ
亜種特異点II 伝承地底世界 アガルタ「アガルタの女」
2017年6月29日配信。現代過去の中央アジア地下に現れた特異点。これを魔神柱の残党による仕業と断定したカルデアは、鎮圧のため主人公とサーヴァントを送り込む。地下の世界ではペンテレイシア率いるアマゾネス、イースの女性領主ダユーと女海賊、女帝・武則天と酷吏といったそれぞれの女性が支配層となっている3勢力による群雄割拠の有様で、男性は三国のいずれかでも奴隷として囚われていたが、少数の男性たちは第4の勢力・レジスタンスとして抵抗している状態にあり、主人公たちはこの第4勢力に合流する。
この亜種特異点は、「神秘の秘匿」という概念の破壊を目指す魔神柱フェニクスが、シェヘラザードと協力することによって生み出されたことが判明する。さらに、ダユーの正体も霊基を加工されたフランシス・ドレイクだったことが判明する。
その他登場サーヴァント:フェルグス・マック・ロイ(リリィ)、
亜種特異点III 屍山血河舞台 下総国「英霊剣豪七番勝負」
2017年10月14日配信。主人公は過去にも陥ったことのある現象で、睡眠中に意識を失ってしまう。目覚めたのは中世の日本のようなところで、史実とは微妙な違いを見せる関東の下総国だった。そこは血染めの月の下で悪しき宿業をもつように改造された“英霊剣豪”たちが、妖魔を率いて殺戮を繰り広げている。主人公はかつて夢の中で遭遇したことのある“宮本武蔵“を名乗る剣士の若い女性、カルデアからの単独のレイシフトに辛くも成功した“風魔小太郎“とともに英霊剣豪たちを倒していく。主人公一行は、道中で出会った幼い孤児の姉弟おぬい田助から、彼らの保護者である刀匠の疑似サーヴァント“千子村正”を紹介される。村正は、姉弟を助けたお礼として、「岩だろうが金剛だろうがたやすく斬っちまう妖刀紛いの失敗作」とする「明神切村正」を武蔵に託す。激戦の末、主人公たちは、打倒徳川を掲げ英霊剣豪たちを率いていた天草四郎を撃破する。
そして、主人公一行は武蔵や下総に別れを告げ、意識を取り戻す。その後、主人公は自室にあった通信用礼装を見つけ、武蔵がカルデアに登録されたことを知る。
そのころ、主人公一行に倒されたはずの英霊剣豪の一人であるキャスター・リンボは生存しており、下総の様子を見守っていた。彼は自分の独白の中で、天草四郎を陰で操る立場にあり、真名が蘆屋道満であることを明かす。さらに、彼の正体が、アステカ神話の女神・イツパパロトルスラヴ神話の悪神・チェルノボーグ、平安日本の怨霊・悪霊左府を取り込んだハイ・サーヴァントであることが明かされ、さらなる黒幕の存在もほのめかされた。
なお、本特異点は「亜種平行世界」として扱われており、他の亜種特異点と違って魔神柱が関与しておらず、クリア後に表記が変更される。
ほか登場サーヴァント:清姫、玉藻の前、源頼光、酒吞童子、巌窟王、宝蔵院胤舜、柳生但馬守、望月千代女、巴御前[31]、加藤段蔵、佐々木小次郎
亜種特異点IV 禁忌降臨庭園 セイレム「異端なるセイレム」
2017年11月29日配信。公式上での最後の亜種特異点。現代において前触れなく現れた暗闇として発見され、その領域の内側に住んでいた5万人が行方不明となる。魔神の影を彷彿とさせる悪しき魔力が検知され、17世紀末のセイレムを模した特異点であることを突き止めたカルデアは、主人公と選抜したサーヴァントに「劇団」の偽装をさせて街に送り込む。
魔女裁判が行われる中、主人公一座はアビゲイル・ウィリアムズという少女と、その保護者であるランドルフ・カーターという男性の元に身を寄せる。
セイレムを取り巻く狂気により、一座は一種の認識障害に陥り、行動に支障が出る。
やがて、アビゲイルの使用人であるティテュバが処刑されるが、ティテュバが復活する。ティテュバの正体はキャスター"シバの女王"であり、近未来観測レンズ・シバを通じて召喚されていたものの、黒幕にティテュバとしての役割を割り当てられた後、処刑によってティテュバとしての死を迎えたことにより、その役割から解放されたのが真相であった。彼女は次に行われるはずだったマタ・ハリの処刑を偽装する形で救出する。
実は、ランドルフ・カーターの肉体は「外なる神」を降ろすことを画策した魔神柱ラウムに乗っ取られており、アビゲイルはラウムの計画に利用されていた。また、セイラムの出来事も主人公一座が介入するまでに6回繰り返されていた。
そして、最後の魔女裁判、アビゲイルの親友であるラヴィニア・ウェイトリーはカーターの正体を暴くが、その後の混乱で流れ矢が当たり、死亡する[注 6]。この出来事がきっかけで、アビゲイルは、サーヴァント・フォーリナーとして覚醒した。主人公一座はラウム、およびアビゲイルと対峙する。
事態解決後、解放されたカーターは外なる神の巫女となったアビゲイルを連れて星を巡る旅に出る。また、主人公一座もカルデアに帰還する。
その他登場サーヴァント:マタ・ハリ、メディア、キルケー、ロビンフッド、哪吒

※コラボイベント「亜種特異点 深海電脳楽土 SE.RA.PH」も期間限定ながら、第1.5部の区分をされている。2020年2月26日よりイベント「冥界のメリークリスマス」は第1.5部の区分となった。

第2部:Cosmos in the Lostbelt

プロローグ「序/2017年 12月26日」「序/2017年12月31日」
2017年12月26日、2017年12月31日にそれぞれ配信。第2部のプロローグとなるシナリオ。
西暦2017年末、最初の"事故"に巻き込まれた47人のマスター候補生のうち、Aチームの7人以外は治療が完了し、未来を切り開いたマスターと共に戦った数多の英霊も所長代理のレオナルド・ダ・ヴィンチを除いて12月25日までには退去した。翌12月26日に新しい所長であるゴルドルフ・ムジークがカルデアに着任し、カルデア職員は査問会による執拗な尋問を受けつつ、冷凍冬眠処置を施されたAチームの解凍と治療も並行して進めていた。
12月31日、査問会は完了し、全員無罪放免となる。ところがAチームの7人が入っているはずの冷凍ポッドは空になっていた。それと同時に、「異聞帯(ロストベルト)」という、誤った繁栄により淘汰された筈の歴史の英霊がカルデアを襲撃する。スタッフのほとんどは氷漬けとなり、ダ・ヴィンチもラスプーチンの疑似サーヴァントである言峰綺礼の凶刃に倒れる。主人公とマシュ、そして秘密裏にカルデアに潜伏し準備を進めていたシャーロック・ホームズの手により虚数潜航艇シャドウ・ボーダーによる脱出が行われ、なんとか全滅だけは免れる。また、ダ・ヴィンチも緊急用の人工サーヴァント(ライダー)に記憶を引き継がせる形で復帰する。
異聞帯の軍勢を率いていたのはほかならぬAチームの7人のマスターたちであり、彼らクリプターによる7つの誤った歴史・異聞帯によって人理は白紙化されたという事実を以って、それぞれへの宣戦布告がなされる。
西暦2018年4月、虚数空間での雌伏を経た主人公たちは異聞帯の1つであるロシア異聞帯に足を踏み入れる形で逆襲を開始する。
Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア 「獣国の皇女」
2018年4月4日配信。約450年前に隕石が落下し氷河期とも言える大寒波が発生した「ロシア異聞帯」のステージ。植えられた空想樹の名前は「オロチ」。零下百度を越える環境に適応するため、今に至るまで君臨している“イヴァン雷帝“によって人類は魔獣との合成体「ヤガ」となって極限環境をしのいでいるが、そのために弱肉強食が極まってしまい弱い者は肉にすらならないとまでいわれる状況に陥り、それが剪定の原因とされている。
この異聞帯を担当するクリプター、カドック・ゼムルプスはイヴァン雷帝の存在を空想樹を根付かせる障害とみなし、異聞帯の王を自分のサーヴァントであるキャスター/アナスタシアに挿げ替えるための計画の一環として、異聞帯を訪れた主人公一行を利用してイヴァン雷帝を倒させた後、全ての異聞帯を切り捨てる覚悟があるかを問い、追い詰める。ヤガたちに取り囲まれる中、主人公は自分たちに協力していたヤガ・パツシィの命を賭した叱咤激励で立ち直る[32]。アナスタシアはカドックをかばう形でビリーによって射殺される。そして、主人公一行は最終的には空想樹の伐採に持ち込む。
その後、カドックはシャドウ・ボーダーに連行されるも、アナスタシアに頼まれたラスプーチン改め言峰の手引きで大西洋異聞帯まで脱走する。
その他登場サーヴァント:ベオウルフ、アタランテ・オルタ、ミノタウロス(アステリオス)
Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング「消えぬ炎の快男児」
2018年7月18日配信。紀元前1000年ごろに起こったラグナロクが、女神“スカサハ=スカディ“のみの生存という異常な結果に終わってしまったことで剪定されるはずだった世界である「北欧異聞帯」のステージ。植えられた空想樹の名前は「ソンブレロ」。人類は存在するが、リソース不足のため総人口は1万人を越えることはない。人類は“スカサハ=スカディ“の庇護のもと、100人単位で100の集落に分けられ、結界により外敵から守られた集落内でのみで生活している。最短15歳、最長25歳を迎えると集落から出ていく決まりになっているが、集落外には人類の脅威として巨人種が闊歩しているため実質的な間引きである。それでも住民たちは、御使いである“ワルキューレ“に導かれ「ヴァルハラ」に行けるとして疑問も不満もなく受け入れている。
カルデア一行は、三大魔術協会のひとつである「彷徨海」を名乗る呼びかけがあったことから、この異聞帯を通り過ぎるつもりでいた。だが、この異聞帯を担当するクリプター・オフェリア・ファムルソローネのサーヴァント“シグルド“にシャドウ・ボーダーを急襲され、ゼロセイルに必須の虚数観測機「ペーパームーン」を奪われたため、奪還のために急遽北欧異聞帯を訪れる。
同じころ、北欧異聞帯の第23集落に住む少女・ゲルダは、薬草を手にいれるため集落を抜けだしたところを、巨人種に踏み潰されそうになり、主人公に助けられる。その際、ゲルダはマシュを御使いであるワルキューレと勘違いし、
現地で出会ったはぐれサーヴァント“ナポレオン“と仮契約を結び、さらには異聞帯側に閉じ込められていた"ブリュンヒルデ"を救出する。
"ブリュンヒルデ"は、対峙した"シグルド"が本物の"シグルド"でないと告げ、怒りの形相で彼を倒す。実は、12月31日の破壊工作の際に、北欧異聞帯側の炎の巨人"スルト"がオフェリアの魔眼を通じて接触しており、その縁を利用される形でシグルドの霊基がスルトに乗っ取られていた。"スルト"は世界の終末「ラグナロク」をもたらす存在であり、オフェリアは令呪で自害を禁じてシグルドの中に封じることで使役していた。シグルドが倒されたことにより、"スルト"は解放される。スルトは永く孤独であった自分と感情を交えたことなどからオフェリアを強く求めるが、破壊することしかできないため彼女に世界の終末を捧げようとする[33]
一行はスカサハ=スカディの居城に囚われていた"シトナイ"の協力を得て、"スルト"に立ち向かう。オフェリアは、スルトによる世界の終末を阻止すべく、彼を召喚する触媒となった自らの魔眼を切り離すため、命と引き換えに大令呪を使用し、マシュに看取られながら死亡する。
主人公一行は、スカサハ=スカディを倒し、空想樹を伐採する。
Lostbelt No.3
プロローグ intro.3
2018年11月23日に配信。「彷徨海」に辿り着いたカルデア一行は、アトラス院から避難した錬金術師でありペーパームーンとトリスメギストスの制作者でもあるシオン・エルトナム・ソカリスと出会う。彼女の協力で新たに「彷徨海」に間借りする体裁で建造した拠点「ノウム・カルデア」から次の目的地となる大西洋上の異聞帯に侵攻するはずであったが、TV・コヤンスカヤの暗躍によりゴルドルフと主人公が毒に侵されてしまう。この事態に際し一行は予定を変更し、ガイド役として召喚したサーヴァント"哪吒"と共に解毒薬の素材が入手可能な中国異聞帯へと突入する。
人智統合真国 シン「紅の月下美人」
2018年11月27日配信。理想郷でありすぎたがゆえに未来における可能性がないとして剪定されるはずだった「中国異聞帯」のステージ。植えられた空想樹の名前は「メイオール」。この異聞帯は”始皇帝”が不老不死の秘術を獲得し、その後世界を統一する偉業を成し遂げ「争い」という言葉が忘却された、「汎人類史より優れた異聞帯」のひとつである。蒙昧だが穏やかな民たちは簡単な農作業にのみ従事すればよく、皇帝から下賜される秘薬により一切の病に罹らず、老いを迎える前に安らかに没する。そのため何かに祈ることがなく、さらにこの異聞帯の偉人・英雄は全て冷凍冬眠処置を施され必要に応じて解凍されるため英霊という概念がなく、それゆえに英霊の座とも断絶状態にある。
到着早々、この異聞帯を担当するクリプター・芥ヒナコのサーヴァント"蘭陵王"と交戦したカルデア一行は、過去に縁を結んだ英霊の中から"モードレッド"、"スパルタクス"、"荊軻"を召喚しこれに対抗する。さらに始皇帝が様子見として差し向けた人ならぬ戦闘機械"項羽"と対戦したのちに、人理漂白による異変の解消を模索する始皇帝との交渉で「シャドウ・ボーダー」の解析を条件に一旦は優遇されるが、滞在していた村の民に「」、特に「智」をもたらしたことが「民が蒙であることが世の安寧の基」とする帝の逆鱗に触れてしまい、本格的に帝と争うことになる。そして殲滅対象となった村人を救うためスパルタクスが犠牲になるが、彼に対する村人たちの「祈り」が生じたことで英霊の座と経路がつながり、はぐれサーヴァント"陳宮"と"赤兎馬"が召喚される[34]。2騎と契約した主人公は、「シャドウ・ボーダー」の奪還と、拉致されたスタッフの救出のため始皇帝が座す「咸陽」へと向かう。
一方、コヤンスカヤは始皇帝に近づくが、正体を見抜いていた始皇帝からさんざん愚弄された挙句拷問にかけられたため、這う這うの体でカルデアに助けを求める[35]
コヤンスカヤの協力を得た主人公一行と交戦する中[35]、令呪を使い果たしたヒナコは蘭陵王の霊基を取り込む。そして、ヒナコは真祖・"虞美人"としての正体を現す[36]
その後、虞美人は念願叶い始皇帝から項羽を下賜されたため、隠棲するつもりだったが、彼の意を汲み再び主人公たちの前に立ちふさがる。激闘の末に主人公たちが項羽を倒す[35]。これに激昂した虞美人は空想樹と一体化し異聞帯そのものを破壊しようとする。その後、始皇帝から英霊の座に登録されて「サーヴァント」になることで項羽と再会する道があることを諭され、不本意ながらも人類に与することになる[37]
そして、解毒薬を得た主人公とゴルドルフは回復し、一行は中国異聞帯を後にする。
ほか登場人物:韓信[34]、李書文[34]、秦良玉[35]
Lostbelt No.4 創世滅亡輪迴 ユガ・クシェートラ「黒き最後の神」
2019年6月15日配信。戦乱と悲しみの絶えない世界を憂い、他の神性を取り込むことで唯一神となった"アルジュナ"が、「ユガ」のサイクルを繰り返すことで「不出来」「悪」と認定した存在を削ぎ落とし、完璧な世界を目指したために可能性の先細りを招き剪定されるはずだった「インド異聞帯」のステージ。植えられた空想樹の名前は「スパイラル」。この異聞帯における「ユガ」本来の一巡の期間は数百年単位であったと推定されるが、"キャスター・リンボ"の使嗾と空想樹からの魔力により、主人公たちが訪れた時にはわずか10日間のサイクルにまで急激に縮んでおり、そのために世界の摩耗が限界に近づいていた。
カルデア壊滅から1年以上が経過した2019年、クリプターのリーダーであるキリシュタリアが担当する大西洋異聞帯は大西洋にあったが、渡航のための準備と新たな魔術具の試用のため、カルデア一行はシオンのサーヴァント"キャプテン"を伴い先にインド異聞帯を攻略することになる。到着後、現地に縁がある"ラーマ"と"カルナ"を召喚したものの、中国異聞帯に引き続きノウム・カルデアから随行していた哪吒が敵の襲撃を受けて早々に脱落する。主人公たちは現地で出会ったサーヴァントの"ガネーシャ"と"ラクシュミー・バーイー"、そして思想と方針の違いからアルジュナに自身のサーヴァント・"アシュヴァッターマン"のマスター権を奪われ追われたクリプターのペペロンチーノと協力してアルジュナを倒す[38]
だが、ペペロンチーノはあくまでクリプターとして生きるつもりでいたことから、主人公たちと敵対する。主人公に敗れて「スパイラル」を伐採されたペペロンチーノはコヤンスカヤの能力で大西洋異聞帯に逃亡する。
異聞帯が崩壊へと向かう中、一行が滞在していた家の少女・アーシャはマシュから説明を受け、「ユガ」によって消された父親の存在を思い出す[38]
一方、神たるアルジュナが召喚したサーヴァントの一騎であるアスクレピオスは道満を倒す[38]が、それは式神(分身)に過ぎなかった。
その他登場サーヴァント:ウィリアム・テル[38]、哪吒(バーサーカー)
Lostbelt No.5
機械生命体であるオリュンポス十二神が、1万4千年前に降臨した「巨人」に機械である真体を滅ぼされることなく神による人類支配が継続し、剪定が確定したとされる「大西洋異聞帯」のステージ。植えられた空想樹の名はマゼランだが、異聞帯の王であるゼウスから「アトラスの世界樹」と名付けられ、すでに地表の8割を覆う規模まで完成している。汎人類史の英霊は異聞帯の神々に対して抵抗を続け、一部の英霊は大西洋の海底に存在する首都オリュンポスに到達したという。"宮本武蔵"は"カルデアの者"との対話から、自身の旅の終わりを強く意識し、オリュンポス防衛軍の目をかいくぐり単騎でオリュンポスに向かう。
神代巨神海洋 アトランティス「神を撃ち落とす日」
2019年12月18日配信。インド異聞帯から帰還して2週間後、シャドウ・ボーダーをコアとしてノーチラス号への改装が行われる。5日目の試運転が終わったその日、大西洋異聞帯に異変が感知されたため予定していた試運転を切り上げ大西洋異聞帯の攻略を開始する。到着早々、異聞帯側のオリュンポス防衛軍総司令官"オデュッセウス"に位置を割り出され、大軍による総攻撃をうける。さらに、衛星軌道上に配備された"アルテミス"からの直上砲撃という熾烈な先制攻撃が一行に襲い掛かる。一行は攻撃をかいくぐり、現地で出会った"シャルロット・コルデー"、"バーソロミュー・ロバーツ"、"マンドリカルド"、"イアソン"、そして"オリオン"らと新アルゴノーツを結成、先行してオリュンポスに到達した汎人類史側の英霊の足跡を追いながら三重の防衛ラインを越え、オリュンポスを目指す。
その中で、一行は、オリュンポスの神々の中でも中立を保っていたアストライアから、「異星の神の使徒であるアルターエゴ」2騎が、大西洋異聞帯に来ていたことを知らされる。
最終的に、一行はポセイドンを撃破し、オリュンポスへとたどり着く。
その他登場サーヴァント:フランシス・ドレイク、ケイローン
星間都市山脈 オリュンポス「神を撃ち落とす日」
2020年4月9日配信。ノーチラス号を改修したストーム・ボーダーは三重の防衛ラインの最後の一つであったポセイドンを撃破し、オリュンポスに到達する。ここでは一般住民が異聞帯としての事情を明かされているため、汎人類史に対しては明確な敵意を向けている状況であり、戦闘となってしまう。一行は汎人類史側の英霊に協力していた現地民の"アデーレ"と"マカリオス"の姉弟に助けられ、二人から十二神の"デメテル"と"アフロディーテ"によって既に汎人類史側の英霊による反乱軍「破神同盟」がほぼ全滅したと知らされる。同じ頃、ストーム・ボーダーに残っていたゴルドルフの交渉によってキリシュタリアと契約しているサーヴァント"カイニス"が共闘を受諾[39]。マシュはオルテナウスに「ブラックバレル」のレプリカを装備し、破神同盟の計画を引き継ぐ。
一方、オリュンポスでは、サーヴァント"エウロペ"がゼウスの巫女としてふるまいつつも、元クリプターのカドックを通じて破神同盟を密かに支援していた。
同じころ、ブリテン異聞帯を危険視していたキリシュタリアは、この異聞帯を担当していたベリル・ガットに対処を依頼しており、大西洋異聞帯に戻ってきたベリルから「現地住民をだまして空想樹を伐採するよう仕向けた。現地住民がだまされたと気づく前に逃げてきた。」という報告を受ける。
キリシュタリアの真の目的は「全人類を神にする」ということであり[12]、その一環として空想樹マゼランに自分のサーヴァントの一騎である"アトラス"を留置する形で異星の神の降臨を妨げようとしていた。そのとき、この空想樹と根繋がりであるブリテン異聞帯の空想樹セイファートがロンゴミニアドによる炎上に巻き込まれ、降臨した異星の神は自身の予定より貧弱な相となって顕われる。異星の神はU-オルガマリーと名乗り、その姿はカルデア前所長のオルガマリーと似ていた。実はベリルの報告は偽りであり、キリシュタリアはベリルに不意を突かれる形で襲撃される。そして、ベリルは異星の神への敵対を表明し、コヤンスカヤと共にブリテン異聞帯に戻る。キリシュタリアは、自らの命と引き換えに大令呪を使用し、U-オルガマリーに人類が脅威であると認識させたうえでその場から追い出す。
主人公一行に敗北したゼウスは、自らの母星を再生させるという悲願を達成するべく宇宙に向けて脱出するため、自分たちの源にして上位存在である原初神こと「天球型時空要塞カオス」に救援を要請する[39]。汎人類史の存在であるカオスは、ゼウスの起こした時空断層を通じてこの状況を視認し、船団を維持するために必要な地球の資源を吸い取る形で滅ぼそうとする。そこへ、武蔵が自らの存在と引き換えにカオスを時空断層ごと切り伏せる形で撃退する[39]
カオスが撃退された後、一行は、共闘関係を終えたカイニスと対決する[40]
一方、破神同盟への協力と並行して、キリシュタリアが隠している情報について探っていたカドックは、星の神の真実にせまり過ぎたとして道満に襲われ深手を負い、言峰によってノウム・カルデアまで搬送される。その道満も、ペペロンチーノからインド異聞帯の玩弄に対する報復として本体と式神の接続を断たれてしまい、これまでのように式神を用いた介入ができなくなる。気が済んだペペロンチーノは、キリシュタリアを手にかけたベリルにケジメをつけるためブリテン異聞帯へ向かう。
ほか登場サーヴァント:カリギュラ、アレス[40] 、ディオスクロイ(カストル&ポルクス)ほか
第5.5章 地獄界曼荼羅 平安京「轟雷一閃」
2020年12月4日配信。
道満はカルデア殲滅計画を実行に移すべく、大西洋異聞帯から寛弘5年(1008年)の平安京へと逃げ込み、亜種空想樹と聖杯を接続する。彼は、本物の聖杯戦争を模した「天覧聖杯戦争」をライバルの安倍晴明が考案したと偽り、時の権力者である左大臣・藤原道長にこれを開催させる。そして、天覧武者(マスター)には坂田金時を除く源氏四天王、および源氏棟梁・源頼光が選ばれた。
そのころ、金時は天覧聖杯戦争の在り方に疑問を抱いていたところ、カルデアから道満を追ってきた主人公とアサシンの"加藤段蔵"と出会い、「天覧聖杯戦争」の真相を知らされる。天覧武者の一人である渡辺綱は、自身のサーヴァント・術者(キャスター)メディア・リリィをかつての想い人と重ねるあまり金時と対立するも、源氏会議の場における決闘の際のメディア・リリィの言葉により戦意を喪失する。これにより、源氏の総意として「天覧聖杯戦争」への異議申し立てとなり、「天覧聖杯戦争」に脱落したサーヴァントの魂を亜種聖杯(空想樹)に取り込ませて道満の願いを実現させるという目論見は崩れ去った。
道満は作戦を変更し、別個に召喚した二騎サーヴァントを式神に仕立てたうえで、聖杯に取り込ませようとする。だが、本物の安倍晴明が弟子の藤原香子を通じて封印するための札を提供したため、式神は封印される。
また、英霊・源義経を依り代に平景清の怨念を重ねた「源氏殺し」と玖賀耳之御笠も式神として送り込まれたが、主人公が酒吞童子の協力を取り付けたことにより、こちらも封印される。
道満は式神として用意した神霊・伊吹童子を亜種空想樹に取り込ませて異星の神の器に仕立て、道満にとって都合の良い異星の神を作り上げることも考えていた。だが、彼は直後になって予定を変更し、自分が異星の神になろうとする。そこへ、主人公一行と源氏武者たち、そして酒吞童子と茨木童子が追いつき、道満は撃破され、空想樹も伐採される。
その後、主人公はカルデアへと帰還する。
ほか登場サーヴァント:ナーサリーライム、バベッジ、パラケルスス、清少納言、鈴鹿御前、俵藤太、玉藻の前

登場人物

登場人物は主人公らが属する組織である「カルデア」の主要人物、協力組織の人物、敵対キャラクターうちの重要人物、イベントについては重要な役割を持つキャラクターを解説している。 本作の登場人物のうち、主人公らが召喚し使役する「英霊」たちは、サーヴァントと呼ばれて一覧表にまとめられている。

作中用語

カルデア関連

人理継続保障機関フィニス・カルデア
魔術師の貴族「アニムスフィア家」が管理する機関。表面上は標高6,000メートルの雪山の斜面に建設されているように見えるが、施設本体はその地下に広がっている。
100年後に時代設定したカルデアス表面の「文明の光」を観測することにより、未来における人類社会の存続を保障することを任務とする。2016年の人類滅亡が証明されてからは、本来は存在しないはずの過去の特異点事象に介入してこれを破壊し、未来を修正するための作戦を始動した。なお、各種の研究実験は国連の承認の下で実施されている。2015年7月のサービス開始時は「2016年7月以降」と月日まで言及されていたが、前述する諸々のトラブルや第二部の制作決定に伴い月日の表記が削除されている。
「序 / 2017年12月31日」にて、南極大陸に位置していたことが判明。衛星などによる外界からの干渉を防ぐために結界魔術などを施してカモフラージュし、外界から完全に隔離していた。だが同日にロシア異聞帯からの襲撃により施設全体が占拠・凍結され、事実上全滅した。
ノウム・カルデア
ロシアと北欧異聞帯の空想樹を伐採し辿り着いた彷徨海で築いた拠点。内装は壊滅前のカルデアのものを極力まで再現しているが、サーヴァントにそれぞれ部屋を与えるまでのスペースはない。紫式部が召喚されたことで倉庫エリアの未使用スペースは地下図書館となった。
事象記録電脳魔・ラプラス
1950年に完成したカルデアの発明の一つ。過去の記録を集計する使い魔で、レイシフトの転移に於いて、マスターを保護する役割をもつ。
疑似地球環境モデル・カルデアス
1990年に完成したカルデアの発明の一つ。惑星には魂があるとの定義に基き、その魂を複写することにより作り出された小型の擬似天体。小さな地球のコピーである。星の状態を過去や未来に設定する事が出来、現実の地球の様々な時代を正確に再現可能。
近未来観測レンズ・シバ
1999年に完成したカルデアの発明の一つ。製作者はレフ教授。カルデアスを観測するための専用望遠鏡。カルデアスを取り囲むように配置された、いわば地球観測衛星のようなものである。カルデア内の監視システムとしても機能している。
亜種特異点IVにて魔神ラウムが語ったところによると、他の魔神柱を監視する機能も備えられていたようで、同メインストーリーに登場するサーヴァントの「シバの女王」は、これによって召喚されている。
守護英霊召喚システム・フェイト
2004年に完成したカルデアの発明の一つ。製作者はオルガマリーの父親であるマリスビリー。通常は聖杯戦争の際に聖杯の力によって召喚されるサーヴァントを、平時において任意に召喚することを可能にしたシステム。プレイヤーが参加し、マシュが「シールダー」となってからは彼女の宝具である大盾を用いて召喚儀式を行う。
ゲーム開始時点で、カルデアはフェイトを用いて「キャスター:ソロモン」「キャスター:ダ・ヴィンチ」「シールダー:ギャラハッド」、計3騎のサーヴァントの召喚に成功しているが、ギャラハッドとソロモンについてはゲーム開始時にはふせられており、ストーリーの進行によって第1部終盤にて明かされる。
通常の聖杯戦争と比較して極めて特殊な召喚システムであるとされ、本来、英霊の生前の記憶とは違い、召喚時のサーヴァントの経験は各々の英霊の座には記録されるものの、別の召喚時には記憶として備えてはいないとされる設定の中で、既存作品における別の聖杯戦争や特異点における記憶をもつサーヴァントが存在するほか、シャーロック・ホームズなどのように霊基のクラスチェンジを伴って召喚されるサーヴァントもいる。ただし、記憶に関しては、ギルガメッシュなど高ランクの千里眼などの個々人の能力によって記憶や情報に通じている場合もあり、また風魔小太郎が「第1.5部亜種特異点III」にて、元が同じ英霊だとしても一度英霊の座に還ってしまえば、別の機会に召喚された場合は、例えある特定の召喚・現界時の記憶を持っていても、サーヴァントとしては別の存在・別者になると説明している。
人理修復後、ダ・ヴィンチとホームズは不測の事態に備えるため、登録された霊基データをトランク型のデータバンクに移植していた。この作業は「序 / 2017年12月31日」にてようやく完了し主人公に託している。
霊子演算装置・トリスメギストス
2015年に完成したカルデアの発明の一つ。アトラス院からの技術供与によって実現された、未来観測やレイシフトを管制するコンピューター。ラプラスと併せてカルデアスの事象分析やレイシフトの実行に用いられる。
霊子転移(レイシフト)
カルデアの発明の一つ。霊子化した魔術師を過去へタイムトラベルさせるシステム。通常は中央管理室にある各人専用の霊子筐体(クラインコフィン)というポッドに入って行うが、主人公とマシュの最初のレイシフトは霊子筐体の外にいたにもかかわらず、トリスメギストスにより強制的に被験者と設定されて実行されてしまっている。
未来へのレイシフトは不可能とされているが、「深海電脳楽土SR.RA.PH」にてBBより「未来へのレイシフトは難易度が高いだけで、カルデアでは2017年以降のレイシフトはできない」と語られた。
レイシフト自動存在証明システム・ムネーモシュネー
「レディ・ライネスの事件簿」に登場。カルデアの発明の一つであったが、アトラス院からトリスメギストスが提供されたため完成されることがなかった。ある時自我をもつようになり独自行動を開始する。主人公の前には時系列として、かつてカルデアに存在していたダヴィンチをモデルに仮面を被った姿で現れている。
デミ・サーヴァント
カルデアの研究のひとつ。人間である魔術師とサーヴァントを憑依融合させた存在。これまで長く研究実験がされてきたものの失敗続きであったが、重なり合った偶然からマシュが最初にして最後の成功例となった。
諸葛孔明の疑似サーヴァントであるエルメロイII世が幕間の物語「英霊憑依」にて、デミ・サーヴァントの研究に言及した際「そんなふざけた組織なら即座に解体を提案していた」と嫌悪感を示しており、マシュ自身も非人道的な実験だったと明言している。
海上油田基地セラフィックス
カルデアの資金源の一つであり、アニムスフィア家が所有し北海に存在する海上油田基地。2017年1月に魔神ゼパルが辿り着いたことで電脳空間へと変異し、ゼパルを乗っ取った殺生院キアラの手によりマリアナ海溝に転移した西暦2032年の亜種特異点『深海電脳楽土 SE.RA.PH』となる。
ここにも主人公が特異点解決とスタッフ救出のために送り込まれるが、5月初頭にセラフィックスの全スタッフが死亡し、ビーストIII/Rの出現によって施設は完全に破壊・消滅という結果になった。事後、BBの手によってこの5ヶ月がまるごと「なかったことにされた」際には、同年1月に解体され、ゼパルとキアラは未然に死亡したことになっている。なお、一度目のSE.RA.PHにて主人公がビーストIII/Rになす術なく殺されたという事実は一度目のSE.RA.PHで行動を共にしていたメルトリリスが時間跳躍で逃亡したことで「なかったことにされた」。
虚数潜航艇シャドウ・ボーダー
第2部「Cosmos in the Lostbelt」の移動手段となる大型特殊車両。ホームズがカルデアに加入した2017年半ばから水面下で開発されていた。虚数空間に潜航するためのゼロセイルを可能とする船。
アトラス院が提供した「虚数観測機・ペーパームーン」を搭載しており、これによってゼロセイルを実行可能だが、成功率は3割以下で浮上先もランダムという不安定な機能になっていた。
ノウム・カルデアに拠点を築いた後はキャプテンが乗車し彼のナビゲートによりゼロセイルの精度は向上した。インド異聞帯で真名がネモと明かされたことでノーチラス号の能力を発現する。
次元境界穿孔艦ストーム・ボーダー
ネモのノーチラス号を竜骨、シャドウ・ボーダーをコアユニットとし、大西洋異聞帯の各地の島で入手した神の遺物「テオス・クリロノミア」を最大限に活用して誕生した海を駆り深海を制覇し、異聞帯の嵐の壁すらものともしない巨大な潜水艦。
現行の原子力潜水艦より大きく、シャドウ・ボーダーの電算室に陣取るダ・ヴィンチの負担を最小限に留めるよう設計されている。シャドウ・ボーダーを分離し揚陸艦として運用することもできる。
大令呪(シリウスライト)
マリスビリーからAチーム(クリプター)の7人に与えられた特殊な令呪であり、他者への譲渡も可能である。クリプターの命を代償としているが、異聞帯そのものを作り替えるほどの力を秘めているとされている。キリシュタリアはマリスビリーより本来の使い方を聞いている。

アトラス院関連

ロゴスリアクト・ジェネリック
アトラス院の錬金術師が制作した思考実験装置の廉価版で「ぐだぐだファイナル本能寺2019」の舞台となったシミュレーター内の戦国時代を作り出した。入手経路はプレイヤーのストーリー進行がノウム・カルデア以前と以後で異なり、前者はマリスビリーが貰い後者はシオンが養父ズェピアからの誕生日プレゼントとして贈られたことになっている。

サーヴァント関連

英霊(えいれい)
Fateシリーズの全並行世界の過去・現在・未来の英雄たちの霊であり、実在・架空を問わず、人類史や神話・伝承において偉大な功績をあげ、死後もなお人々の信仰の対象とされる英雄の霊格が、人間霊よりも高位である精霊・神霊・聖霊の域にまで昇華され、世界の外側、根源の渦の内部にある「英霊の座」と呼ばれるデータベースに登録されることで、時間、因果、そして輪廻の枠からも外れて不変の現象となった存在。
本来であれば、人間の滅亡を防ぐための人類の集合無意識である「アラヤ(霊長の抑止力)」が、人類とその文明・歴史を護る際に召喚し使役するものだが、このシステムを参考に、魔術師が聖杯戦争において聖杯の力で限定的に特定の枠に押し込めてコピーすることで召喚し、魔術師が従わせることのできる最高級の使い魔とした者たちが「サーヴァント」である。『ロード・エルメロイII世の事件簿』や『Fate/strange Fake』では魔術師が、『turas réalta』ではアマデウスが「境界記録帯(ゴーストライナー)」と呼んでいる。
アラヤが「人類悪」と戦わせる有事において直接使役する最高レベルのサーヴァントには「冠位(グランドクラス)」を与えられて「グランドサーヴァント」と呼ばれ、「ソロモン」、「マーリン」、「"山の翁"」、「超人オリオン」、「ロムルス=クィリヌス」が該当する。"山の翁"は第一部第七特異点にて個人の判断でカルデアに協力するために冠位の資格を放棄し、かつティアマトに死の概念を付与するために冠位の霊基を代償とした。マーリンは「冠位の資格こそ有する」ものの、死ぬことがない状態にあるために実際は英霊ですらない。始皇帝は冠位に匹敵すると評されている。
マスターとサーヴァントのシステムについては、それぞれ別の世界の出来事を描いており、同じ世界・時間軸が舞台ではないとされるFateシリーズの各作品において若干の違いが見られることもあるが、詳細は「Fate/stay night#用語解説のサーヴァント」の項参照。
幻霊(げんれい)
伝承や生前の功績はあれど、霊基が英霊になり得るための数値を満たせなかった存在の総称。
シリーズでは幻霊となった存在が英霊として昇格されることは基本的にないと設定されているが、英霊に幻霊を掛合わせたモリアーティと燕青、3体の幻霊を掛け合わせたヘシアン・ロボ、うどん生地に聖杯の泥を混ぜたものに幻霊を憑依させたポール・バニヤンといったサーヴァントが登場している。他にも亜種特異点Iの終盤で召喚された数多の推理小説の探偵のほかに、織田信勝やラヴィニア・ウェイトリーがこれに当たる。信勝は複数の「ぐだぐだイベント」で魔神柱や魔王信長など魔力の大きい存在の影響で現界していたが、「ぐだぐだ邪馬台国」イベントの際に、作中における自身と似た者である卑弥呼の弟にあたる「とある名も無き霊基」と同化することによりサーヴァントとして召喚が可能になったという設定である。
オルタ
オルタナイティブ(Alternative)の略語。Fateシリーズでは何らかの理由で、「善・中立」であった属性から「悪」属性に転じるか、「悪」属性の別個体として召喚されたサーヴァントを指している。作中では「反転」とされている。
シリーズ初出は『Fate/stay night』・「Heaven's Feel」ルートにおいて「聖杯の泥」に汚染されて変質したセイバー「アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕」である。本作中でも聖杯の泥に汚染されたりなどで不完全な召喚となったり、何らかの理由で退去しきれず残留して呪いのような存在となった「シャドウ・サーヴァント」がエネミーの一種として登場するが、これらは元のサーヴァントの一部スキルを有するものの、原則として宝具は使えない劣化再生の敵である。
本作においては召喚者が聖杯に歪んだ願望をかけて呼び出した「ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕」や「クー・フーリン〔オルタ〕」、元型サーヴァントとは別の世界軸で別の人生を歩んだ末に失墜した存在である「エミヤ〔オルタ〕」、自らの宝具によって変化した姿を抽出されての召喚となる「アタランテ〔オルタ〕」、親族の生かしてほしいという願いの対価として抑止力として一度きりの召喚を許された「沖田総司〔オルタ〕」など、様々な要因によって変転したサーヴァントが新たに登場している。
例外として「謎のヒロインX〔オルタ〕」は幕間の物語で解放されるマテリアルにより「謎のヒロインX」から抽出したX因子から生み出された人工サーヴァントであり、別個の存在である。
疑似サーヴァント
本作において、Fateシリーズの既存オリジナルキャラクターである人間の器を依代にして召喚されるサーヴァントである。ただし、該当人物の人体そのものを介しているわけではないではないので身体としては人間とは異なっており、体色や光彩の色が元となった人間と違う場合もある。高次の存在である神霊や、該当する召喚方式ではサーヴァントとしての霊基が作りづらい英霊にこの方法を使用されている。ストーリー中では特異点でカルデア以外の存在や抑止力によって召喚されている場合もある。
英霊とは異なる点としては霊体化ができないこと、人体そのものを依り代にしているわけではないものの人体への依存性があり食事や睡眠が必要になることなどが挙げられる。基本的に人格は憑依する英霊側に寄るが、人間側の人格が主導権をもつ者もいる。ロマニは「幕間の物語 英霊憑依」にて、エルメロイII世の解説にのる形で「オバケに憑依された人間」と砕けた説明をしている。
ロード・エルメロイII世が、英霊本人と対話した結果、能力のみを継承することになった「諸葛孔明」、以下、『Fate/stay night』から藤村大河を介した「ジャガーマン」、遠坂凛を介した「イシュタル」と「エレシュキガル」、間桐桜の陰陽が分離された状態に、それぞれが混ざり合った「パールヴァティー」と「カーマ」、衛宮士郎を介した「千子村正」、言峰綺礼の遺体を媒体とした「ラスプーチン」、イリヤスフィールに北方の3人の女神が同居する「シトナイ」、ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルトを介した「アストライア」、『ロード・エルメロイII世の事件簿』からライネス・エルメロイ・アーチゾルテと共存する形を取った「司馬懿」、『Fate/EXTRA CCC』からジナコ=カリギリを介した「大いなる石像神(ガネーシャ)」が該当する。また、『空の境界』のメインキャラクターである「両儀式」は、異能者ではあるものの人間であって英霊ではないが、作中でサーヴァント化した自身を疑似サーヴァントと称している。
サーヴァントユニヴァースの住人であるスペース・イシュタルは自身の素性を知った上で、「原初の女神の半身が自分を本気でサーヴァントだと信じている」から疑似サーヴァントと名乗っている。
エクストラクラス
聖杯戦争においてスタンダードなサーヴァントのクラスとされる「セイバー(剣士)」「ランサー(槍兵)」「アーチャー(弓兵)」「ライダー(騎兵)」「キャスター(魔術師)」「アサシン(暗殺者)」「バーサーカー(狂戦士)」の7つ以外のクラスの総称。本作に登場するクラスとしては『Fate/Apocrypha』初出の「ルーラー(裁定者)」、シリーズ初期から存在する「アヴェンジャー(復讐者)」、『Fate/EXTRA CCC』の「ムーンキャンサー」と「アルターエゴ」、そして本作初出の「シールダー(盾兵)」と「フォーリナー(降臨者)」となる。『Fate/Prototype』より存在していたものの、「没案」となっていた「ビースト(獣)」は「人類悪」として復活させ、本作より詳細な設定が明かされた。シリーズの他作品では、同じ英霊が別のクラスで召喚されている場合もあるが、エクストラクラス絡みのクラス変更は極めて稀で前例がない。
ゲーム上における攻撃ダメージの増減の相関関係については、エクストラクラス間以外の通常クラスに対しても影響する相性図が設定されていることがあり、例えばルーラーはバーサーカー以外の通常クラスからの攻撃、フォーリナーはバーサーカーからの被ダメージを大きく低減できる。
フォーリナー
以前より原案が存在したシールダーと違い、本作で初めてその存在が明かされた「降臨者」のエクストラクラス。2020年7月時点では、『Fate/Requiem』のボイジャーと謎のヒロインXXを除きクトゥルフ神話における外宇宙の神性などといった、FateシリーズやTYPE-MOON作品世界観の外部の存在との関連を何かしらの形で持った英霊が大半を占めている。アビゲイルはヨグ=ソトース、葛飾北斎はクトゥルフ、楊貴妃はクトゥグアの権能の一部を有し、またフォーリナークラスではないがイベントストーリーでフォーリナーと接触したと語る水着BBは、ナイアーラトテップの権能である時間操作能力を保有していると自認している。水着BBを含めフォーリナーは全員「領域外の生命」スキルを所持する。
謎のヒロインXXは「サーヴァントユニヴァースの住人」として設定され、コメディ色の強いイベントストーリーにおいてフォーリナーを取り締まるフォーリナーとして登場する。また、オキタ・J・ソウジはヒロインXXの不注意によってアサシンクラスの沖田総司の霊基にサーヴァントユニヴァース製のジェットパックを取り付ける応急処置を行ったために「領域外の生命」スキルが付与されたが、クラスはアサシンのままである。『Fate/Requiem』のボイジャーは原作では「航海者」のエクストラクラスだが、本作ではフォーリナーのクラスに当てはめられている。

歴史関連

人理
TYPE-MOON世界観における並行世界のシステムに関わる用語。シリーズでは『Fate/EXTELLA』でも一部が説明されている。
歴史上にいくつか存在する重要な事象を「人理定礎」「量子記録固定帯(クォンタム・タイムロック)」として定義し、そこを共通して基点としている数多の世界を「編纂事象」として展開し、それらから著しくかけ離れてしまった世界を「剪定事象」として排除することで、記録過多を抑えつつ歴史が刻まれていく、という理論が作中の魔術協会においても提唱されていた。
ゲーティアは7つの人理定礎に自らの作り出した聖杯を送り込み「特異点」とすることで干渉し、人理定礎を崩壊に至らしめた上でこれまでの人類史全体を焼却して得た超膨大なエネルギーにより、約46億年前への時間跳躍を行い自らの目的を果たそうとしていた。
サーヴァントユニヴァース / 蒼輝銀河(そうきぎんが)
英霊が原典という枷から解放され、自由に生きることを許されたアメリカン・コミックスを下敷きとした別世界。収拾が付かなくなると世界観のリセットが行われ、新シリーズという体裁で仕切り直しが入る。
「セイバーウォーズ2」(シーズン4.8)にて「宇宙の更新」が行われ、人類が肉体を捨て魂が自らの在り方を変え英霊として生きることを選んだ未来であることが語られた。住人は全て英霊であり、マスターという存在は伝説上の存在として語り継がれている。
本作における謎のヒロインX、謎のヒロインX〔オルタ〕、アマゾネスCEO、カラミティ・ジェーン、スペース・イシュタル、アシュタレトの出身地である。謎のヒロインXXは本人の話によるとざっくり2シーズン後の姿で、「SW2」開始時点でXオルタは死亡したことになっている。
アマゾネス・ドットコム
「ハロウィン・ストライク!」が初出のサーヴァント・ユニヴァースを拠点とするECカンパニー。サーヴァント・ユニヴァースにおけるペンテシレイアがアマゾネスCEO(経営責任者)として君臨、部下のアマゾネスと共に商品を直接搬送する。カルデアでも刑部姫など利用者が多い。
異聞帯
第2部におけるストーリーの舞台。「剪定事象」となるはずだった特異点がそのまま西暦2018年相当の現代に至ってしまった領域。異星の神襲来による人理漂白とともに地球上に出現し全域を塗り替えんとするが、地球上での覇権を握るため7つの異聞帯がさながら聖杯戦争の如く鎬を削っている状態にある。
異聞帯には共通して『空想樹』と呼ばれる異星の巨大な物体がその領域を展開・維持する中核として存在しており、元の世界への帰還を目指す主人公は、すべての空想樹を破壊する必要に迫られることとなる。それぞれの異聞帯によって空想樹には個別の名称があり、いずれかの銀河と同じ名前となっている。
空想樹を失った異聞帯は直ちに剪定が行われ、以後一定時間後に作中の世界観上の認識から切り離されて消滅することになる。これはその世界での人々の生活などがどのようなものであったにせよ、その何もかもがすべて虚無へと葬り去られることを意味すると作中の各人物からは認識されている。しかし、ゲーム上では異聞帯内で初出した「剪定事象におけるその地域を支配していた異聞帯の王や神」などの強大な存在が、カルデアとの戦闘や交流によって縁を結んだことになるという設定のため、切除後に英霊・サーヴァントとして召喚されることはある。
1.5部「英霊剣豪七番勝負」の舞台である並行世界の下総国も小規模ながら異聞帯であったことがLostbelt No.4にて明かされている。

スタッフ

  • 原作 - TYPE-MOON
  • リードキャラクターデザイナー - 武内崇
  • アートディレクション - TYPE-MOON
  • 背景美術 - 千住工房
  • 第2部開発ディレクター - カノウヨシキ[注 1]
  • サブディレクター - アザナシ(TYPE-MOON)[STAFF 1]
  • 音楽
  • 題字・宝具演出協力 - 蒼喬
  • 英霊剣豪七番勝負 掛声 - 内田直哉
  • 土佐弁監修、カルデア職員声 - 森田了介
  • 京都弁監修、カルデア職員声 - 仲村美沙希
  • シャドウ・ボーダー デザイン - ヒライユキオ
  • 第2部 No.3 コンセプトデザイン - okama
  • 第2部 No.4・5 コンセプトデザイン - TAKE-B
  • プロデューサー - 岩上敦宏、竹内友崇、庄司顕仁(-2016年秋ごろ)
  • FGO PROJECT クリエイティブプロデューサー - 塩川洋介
  • 開発・運営 - DELiGHTWORKS(第2制作部『Fate/Grand Order Studio』[2]
  • 監修・開発協力 - TYPE-MOON
  • 運営 - アニプレックス
  • 製作 - TYPE-MOON / FGO PROJECT(アニプレックス、TYPE-MOON、DELiGHTWORKS)

シナリオライター

キャラクターデザイン

概念礼装イラスト

デザイン協力

  • 屑星ひかる
  • 嶋田清香
  • sime
  • 慎悟
  • たわわ実
  • はよせな
  • Pickles
  • 藤森
  • Veia
  • ぽん吉
  • マクー
  • ゆきさめ

アニメーション制作

  • オープニング制作
    • 第1部
      • 監督・絵コンテ・演出 - 中村亮介
      • キャラクターデザイン/作画監督 - 細居美恵子
      • 美術監督 - 金子英俊
      • 色彩設計 - 土居真紀子
      • 撮影監督 - 五十嵐慎一
      • CG監督 - 野間裕介
      • 編集 - 肥田文
      • アニメーションプロデューサー - 林健一
      • アニメーション制作 - A-1 Pictures
    • 第2部
      • 監督・絵コンテ・演出・作画 - 中井準
      • 色彩設計 - 篠原真理子
      • 美術監督 - 渡辺幸浩(アトリエPlatz)
      • CG監督 - 町田政彌(スティミュラスイメージ)
      • 撮影監督 - 加藤友宜
      • 編集 - 右山章太
      • アニメーション制作 - TROYCA
  • CM制作
    • 第1部
      • 絵コンテ・演出 - 山下祐(第3章)[64]、坂詰嵩仁(第5章、第7章、水着イベント)[65][66][67]、榎戸駿(第6章)[68]
      • 作画監督 - 山下祐(第3章)、坂詰嵩仁(第5章、第7章)、榎戸駿(第6章、水着イベント)
    • 第1.5部
      • 絵コンテ・演出 - 平野宏樹(I、II、III、IV)[69]、吉田南(水着イベント)[70]
      • 作画監督 - 蛯名秀和(I、II、水着イベント)
    • 第2部
      • 絵コンテ・演出 - 榎戸駿(No.1、ぐだぐだ帝都聖杯奇譚、サーヴァン ト・サマー・フェステ ィバル!) 、坂詰嵩仁(No.2、No.3)、山田有慶(1400万ダウンロード記念)
      • 作画監督 - 榎戸駿(No.1、ぐだぐだ帝都聖杯奇譚)、坂詰嵩仁(No.2、No.3)、山田有慶(サーヴァン ト・サマー・フェステ ィバル!、1400万ダウンロード記念)

主題歌

オープニングテーマ
曲名 作詞 作曲 編曲 ストリングスアレンジ 備考
第1部 色彩 坂本真綾 la la larks 江口亮石塚徹
第2部前期 逆光 伊澤一葉 伊澤一葉、江口亮 伊澤一葉、江口亮、石塚徹
第2部後期 躍動 古閑翔平 ユアネス 河野伸 演奏 - ユアネス
エンディングテーマ
曲名 作詞 作曲 編曲
第1部 Eternity Blue 愛弓 sachi 永井正道
シナリオテーマソング
曲名 作詞 作曲 編曲
第1.5部 第1章 Lose Your Way ROUND TABLE feat. Dan 宮川弾 北川勝利 acane_madder、北川勝利
第1.5部 第2章 Indelible illusion Yuriko Kaida Yamachang 高慶 CO-K 卓史
第1.5部 第3章 一刀繚乱 六花 毛蟹 西岡和哉
第1.5部 第4章 清廉なるHeretics 毛蟹 feat. DracoVirgo 毛蟹
第2部 第3章 Thest KOCHO Yamachang 西田圭稀 高橋浩一郎(entrap)
第2部 第5.5章 The Golden Path Doul Konnie Aoki、Doul 来兎
イベントイメージソング
曲名 作詞 作曲 編曲 備考
デッドヒート・サマーレース! BURN OUT! 乃藍 毛蟹 家原正樹
ぐだぐだ帝都聖杯奇譚 二者穿一 六花 西岡和哉
1400万DL記念CM この惑星で、ただ一つだけ SAYA 毛蟹(LIVE LAB.) 永井正道 ストリングス編曲 - 菊谷知樹
徳川廻天迷宮 大奥 深淵のデカダンス 岡田梨央 Yamachang 佐高陵平
ぐだぐだファイナル本能寺2019 オール信長総進撃 参全世界 乃藍 毛蟹(LIVE LAB.)
セイバーウォーズ2 〜始まりの宇宙へ〜 流星RODEO GIRLS ROUND TABLE feat. 六花 w/acane_madder Yamachang 北川勝利
超古代新選組列伝 ぐだぐだ邪馬台国2020 明鏡肆水 KOCHO 毛蟹
虚数大海戦イマジナリ・スクランブル 〜ノーチラス浮上せよ〜 幻日 ハンナ・グレース 西田圭稀 KOHTA YAMAMOTO
栄光のサンタクロース・ロード 〜封じられたクリスマスプレゼント〜 Frozen Hope SAYA 天音トウ 佐高陵平 ギター - NARASAKI
輝け!グレイルライブ!! 〜鶴のアイドル恩返し〜 私の銀河 謎のアイドルX〔オルタ〕(川澄綾子) 毛蟹(LIVE LAB.)

制作

企画

本作は「Fateオンラインプロジェクト」としてオンラインゲームとなる予定であった作品『Fate/Apocrypha』のリベンジおよびリブートとして製作された。元々『Fate/Apocrypha』のオンラインプロジェクトはPCでプレイするPvPのオンラインゲーム企画として、セガの『三国志大戦』のように多くの作家にサーヴァントを描いてもらう予定であった[71]。その後、一部デザインは実際に公開されたが、最終的に企画はお蔵入りとなる。その後、とあるきっかけでFateのオンラインゲームを作ろうという話となり、さらに、奈須が脚本監修として参加していたテレビアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』の放送に合わせて新しいソーシャルゲームをFateで挑戦させてほしいとアニプレックス代表兼プロデューサーの岩上敦宏から提案されたことがきっかけとなり、当時の設定を使いながらもゲームシステムはセガの『チェインクロニクル』、オンライン要素はSIEの『デモンズソウル』を参考に2015年に合ったオンラインゲームを作るという目標のもと、「Fate Online Project REBOOT」という標語が掲げ、企画が再始動した[72][6][73]。そのため、「Fateオンラインプロジェクト」のベースとなったセガの『三国志大戦』のように本作はこれまでのFateシリーズを手掛けてきたシナリオライター・奈須きのことイラストレーター・武内崇を基幹に、これまでTYPE-MOON作品内外問わず多くの作家が多数参加している。

初期案はRPGではなくトレーディングカードゲーム形式だった[74]。ディライトワークス代表の庄司顕仁は、このまま配信しても一定の成果は出せるだろうとしつつも、原作者であるTYPE-MOONの反応の薄さから、彼らが作りたいものと異なると思ったと東洋経済とのインタビューの中で振り返っている[74]。その後、ディライトワークス、アニプレックス、TYPE-MOONの三者で話し合いを進め、『Fate/Grand Order』という新しい原作を創ろうという話にまとまった[74]。ディライトワークスの石倉正啓によると、奈須は2016年に人類が終わるという状況にユーザーを巻き込むことを望んでいたとされ[75]、特定のユーザーを対象にしたレイドイベントを試験的に行った後[75]、2016年末に実装された終局特異点として実現した[76]

シナリオ

奈須が取材で行ったマウナ・ケア山の中腹の木々は火山の影響でいびつな形をしており、2018年のイベントシナリオ「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」の終盤の舞台に選ばれた[77]

当初の企画では、本作とテレビアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』、ゲーム『リメイク版月姫』の3作品がシンクロするようにシナリオが執筆されており、『UBW』第2シーズンと『Fate/Grand Order』第1部のクライマックス、『リメイク版月姫』でのとある言及が同時に進行する予定であったが、『FGO』と『リメイク版月姫』の配信および販売が当初の予定より延期したため実現することはなかった。それでも、『UBW』第2シーズンでのセリフや『FGO』第1部のシナリオにその名残が残っているほか、『UBW』第1シーズンBDBOXの特典小説『Garden of Avalon』にも『FGO』第1部の伏線が名残として残っている[78]

また、開発当初は携帯電話向けアプリ時代から続く「一つのシーンにつき20タップまで」という慣習が業界に残っており、サービス初期に配信されたシナリオにおいては「状況説明中に敵襲が入る」という展開が頻発していた[79]。奈須自身もブログの中で、物語の流れを中断させる形で戦闘を入れざるを得なかったことを認めている[24][79]。4章まで配信された後、シナリオを重視するという方針に切り替えられ、タップ数の制約が緩和された[24][79][80]。2015年夏の時点で第7章までのシナリオはできていたものの、他の担当ライターが多忙だったことから、第5章については担当ライターともにリライトし、第6章と第7章については奈須自身がリライトした[80]。第6章の執筆期間中、奈須は「なぜベディヴィエールの右腕がアガートラムなのか」という理由付けに悩んでいたが、坂本真綾のライブで聞いた『レプリカ』に衝撃を受け、一から書き直すことを決意し、終盤の展開は同楽曲を参考に執筆された[24]。その結果、第6章は『Fate/stay night』のアナザーストーリーのような立ち位置に納まった[80]

2016年12月にメインシナリオ終章が配信され、ストーリー第1部が完結した。2017年2月から11月にかけては、1部と2部をつなぐストーリー第1.5部「Epic of Remnant」が展開され[81][82]、2017年12月26日から31日にかけて第2部プロローグ「序/2017年12月26日」、「序/2017年12月31日」が配信、2018年4月4日より第2部のメインシナリオとなる「Cosmos in the Lostbelt」の配信が開始された[83]。同時に第1部に副題「Observer on Timeless Temple」が明記される。第1.5部に属するシナリオ「亜種特異点 深海電脳楽土 SE.RA.PH」は当初、BBを目玉としたイベントになる予定だったが、奈須が「亜種特異点I 悪性隔絶魔境 新宿 」に登場したエミヤ〔オルタ〕の活躍を増やしたいと提案した結果、シナリオのボリュームが当初の予定より増大した[12]。奈須きのこと武内崇は、第2部の開発当初の時点から、『空の境界』のセルフオマージュもかねて、第2部の折り返し地点にあたる第5章を物語の山場にすることを想定していたと、2020年のファミ通とのインタビューの中で明かしている[12]

イベントクエストは、基本的にファンディスクのようなコミカルな内容にするという方針が取られており、ディライトワークスの塩川洋介は武内から「毎月,エイプリルフールをやっているような感覚」と言われて納得したと4Gamer.netとのインタビューの中で話している[84]。また、イベントクエストでは、メインで出番の少なかったサーヴァントの出番を増やし、キャラクターを深堀するという方針が立てられている[84]。 また、第2部では、章と章の間に起きた出来事が実験的にイベントクエストとして実装されている[12]。 なお、イベント報酬のサーヴァントは、イベントクエストのシナリオそのものが通常のサーヴァントの「幕間の物語」に相当するため、一部の例外を除き「幕間の物語」は実装されていない[85]

ノンフィクション作品『TYPE-MOONの軌跡』の著者坂上秋成は、本作のシナリオの文体について、奈須きのこ節を残しつつも、『月姫』や『Fate/stay night』よりも伝わりやすいものだとしている[86]

セッティング

本作に登場するキャラクターは、奈須が題材となる人物を提案し、設定担当者が調べたうえで、デザイナーなどが割り振られる[87]。 一方で、マシュのように、Fateシリーズを含む過去のTYPE-MOON作品のキャラクターのアイデアを発展させる形で生み出されたケース[88]や、織田信勝のように奈須以外の人物の提案がきっかけで採用された[87]ケースもある。

キャラクターのデザインが出来上がった後は、戦闘ユニット向けの3DCGの制作に移行する[89]

キャスティング

本作においては霊基の変化などの理由で、同じ人物を題材としたサーヴァントが複数存在することがあり[87]、それによってキャストの割り当てや演技の方法などがオリジナルと異なる場合がある[90]。たとえば、アルトリア・ペンドラゴンの場合は、『Fate/stay night』に登場した時のセイバーおよびセイバーオルタに加え、ランサーとしてのアルトリアなどが登場する[90]。アルトリアを演じた川澄綾子はライブドアとのインタビューの中でアルトリアの多様性について話す中で、これらのキャラクター群は手段が変わっても目的は同じだと述べている[90]。川澄はランサーのアルトリアを初めて演じる際は戸惑ったものの、作品を理解して納得できたキャラクターでもあったと振り返っており、演技に当たっては少年らしさを排除し、アルトリアの成長を踏まえたうえで大人びた演技をしたとも明かしている[90]。また、2019年のバレンタインよりフルボイスのシナリオが実装された際は、高音を要するフォウを一番最後にしたうえで、これまで演じてきたアルトリアの分をすべて収録したとも話している[90]

ゲームシステムのデザイン

サービス開始当初、サーヴァントに割り当てられた絆レベルを高めるためのクエストも用意されていたが、開発側が意図していた「マスターが長い時間をかけてサーヴァントとの絆をはぐくむ」というコンセプトとかみ合わないため、後に廃止された[85]。 また、ごえモンは、2020年に行った奈須と武内へのインタビューの中で、第2部第5章「星間都市山脈 オリュンポス『神を撃ち落とす日』」の一部クエストの難しさを指摘している[12]。これに対し、奈須はやりすぎだったと認めつつも、「人類史でもっとも繁栄し、もっともマイナスポイントの少ない異聞帯で、しかも人間がサーヴァントより強いという世界ですから、そこはもう徹底してやってもらいました。」と明かしており、シナリオに説得力を持たせるという目的からも、プレイヤーが達成感を得るには歯ごたえのある敵が必要だとも話している[12]

音楽

本作のメインコンポーザーは芳賀敬太が務めている[91]。ストーリーと音楽が関連している場合は、多くにおいて奈須が決める[91]

サービス開始前の時点では、ある程度楽曲を用意した後は、半年に一度のペースでいくつか追加されるという予定であり、作曲も芳賀が単独で行う予定だった[91]。ところが、サービス開始後、イベントなどで芳賀の予想以上に多くの曲を追加する必要が出てきた[91]。この時点において、芳賀は他のFate作品も手掛けていたため、ベースとなるメインテーマを作り、毛蟹をはじめとする他の作曲家にアレンジしてもらうという方針が取られた[91]。たとえば、イベントクエスト「徳川廻天迷宮:大奥」の場合、芳賀がメインテーマである「徳川廻天迷宮:大奥 〜表〜」を作り、これをもとに毛蟹が戦闘曲「鏡花水月」とショップのテーマ曲としてそれぞれ編曲した[91]。毛蟹は作曲に当たり、同クエストは第2部第4章「Lostbelt No.4 創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ」と関連していることを踏まえ、「鏡花水月」には和風の楽曲であると同時にインドの民族楽器であるシタールが取り入れられている[91]。ショップではクエストの世界観を踏襲しつつも、キャラクターの音声が入るためにトラック数が少なく抑えられている[91]

また、ユガを題材とする第2部第4章は、ベースとなる「ユガ・クシェートラI」を作曲した後にそれぞれのユガに合わせたバージョンが作られたが、物語がユガの第2周期から始まることが判明したため、急遽そのテーマ曲である「ユガ・クシェートラII」が作り直されることとなった[92]。また、このシナリオでは『Fate/stay night』の「消えない想い」のアレンジ版である「消えない想い〜FGO〜」も用いられた[92]。もともとこの曲は同シナリオに向けたものではなく、芳賀が感傷的なピアノ曲が必要であると判断したことがきっかけで制作された[注 10][92]。芳賀はスタンダードなピアノ楽曲を苦手としていたことに加え、「消えない想い」についてよく知っている毛蟹に同楽曲のアレンジを依頼した[92]。毛蟹はオリジナルを踏襲して静かに始まるバージョンを芳賀に提出したが、芳賀はイントロを削除したうえで幅広い音域を使うよう再度発注した[92]。最終的に、同楽曲は当初の予定から前倒しする形で使われた[92]

メインシナリオは管弦楽を主体とする一方、イベントシナリオにおいてはそのような制約はない[93]。たとえば、コミカルなシナリオの場合はかっこよくするという方針が取られており、芳賀はこのきっかけになったケースとして「星の三蔵ちゃん、天竺に行く」で銅角(メデューサ)との戦闘場面において「蘇る神話 〜FGO〜」が使われたことだとインタビューの中で話している[93]。また、「見参! ラスベガス御前試合〜水着剣豪七色勝負!」の「ぐだぐだマーチ」は、『ぐだぐだオーダー』のキャラクターがゲストとして登場する場面の曲であることから、担当者の毛蟹には『マンわか』のような雰囲気を意識して作曲するようオーダーが出された[93]。さらに、同イベントのショップテーマは毛蟹が得意とするアコースティックギターの生演奏を主体とした楽曲に仕上がった[93]

小説『Fate/Requiem』を原作とするイベント「『Fate/Requiem』盤上遊戯黙示録」では、同作の作者である星空めておにイメージを聞き取りし、かつ原作を読んだ上で、芳賀が楽曲を手掛けた[93]。芳賀は同イベント向けに制作した曲について「『FGO』というよりは、『stay night』や『CCC』の雰囲気を混ぜた感じに近い」と述べている[93]

漫画

連載作品

展開メディアでは主人公(藤丸立香)の性別は男性として設定されていることが多いが、コミカライズ版の「英霊剣豪七番勝負」と「異端なるセイレム」では女性として設定されている。実際のゲームシナリオとは異なる展開がそれぞれ設けられている。

Fate/Grand Order -mortalis:stella-
作画:白峰
月刊コミックZERO-SUM』(一迅社)にて、2017年9月号より連載。序章、第一、第二、第四、第六、終局特異点が描かれる。マシュの視点から進められる。
2018年4月号から2020年1月号まで休載、同年2月号より連載再開。
Fate/Grand Order -turas réalta-
作画:カワグチタケシ
別冊少年マガジン』(講談社)にて2017年9月号より連載。序章、第一、第三、第五、第七、終局特異点が描かれる。藤丸の視点から進められる。
Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 亜種特異点I 悪性隔絶魔境 新宿 新宿幻霊事件
作画:佐々木少年
月刊少年エース』(KADOKAWA)にて2019年3月号より連載。亜種特異点Iが描かれる。
Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 亜種特異点II 伝承地底世界 アガルタ アガルタの女
作画:武中英雄
ヤングエース』(KADOKAWA)にて2019年3月号より連載。亜種特異点IIが描かれる。
Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 亜種特異点III 屍山血河舞台 下総国 英霊剣豪七番勝負
作画:渡れい
マガジンポケット』(講談社)にて2019年1月29日より連載。亜種特異点IIIが描かれる。
Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 亜種特異点IV 禁忌降臨庭園 セイレム 異端なるセイレム
作画:大森葵
月刊ComicREX』(一迅社)にて2019年3月号より連載。亜種特異点IVが描かれる。
Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 亜種特異点EX 深海電脳楽土 SE.RA.PH
作画:西出ケンゴロー
ヤングエースUP』(KADOKAWA)にて2019年2月20日より連載、同年12月20日よりTYPE-MOONコミックエースに移籍[4]。イベント「亜種特異点 深海電脳楽土 SE.RA.PH」が描かれる。

読切作品

監獄塔に復讐鬼は哭く
作画:黒瀬浩介
『TYPE-MOONエースVol.12』(KADOKAWA)掲載。イベント「監獄塔に復讐鬼は哭く」のコミカライズ
Fate/Grand Order -Ordu Beag-
作画:ナギ晃聡
週刊少年マガジン』(講談社)2020年34号掲載。スカサハを主人公とスピンオフ作品。

サポート漫画

Fate/ぐだぐだオーダー
作画:経験値[STAFF 10]
2015年1月22日よりゲーム公式サイトで連載が開始された。作画はTYPE-MOONスピンアウト漫画『コハエース』を連載している経験値。作風も『コハエース』を踏襲したものとなっている。2015年7月30日掲載分(第28回)で連載終了した。
以後はイベント「ぐだぐだ〜」の告知に合わせる形で新作が掲載されている。
マンガで分かる!Fate/Grand Orderシリーズ
作画:リヨ
iOS版配信後の2015年8月13日よりゲーム公式サイトにて連載されている漫画。ディライトワークス監修の元、リヨが作画を担当している。同作はサポート漫画という位置づけでスタートしたものの、原作に対する風刺(例:「ガチャは悪い文明」[94])や同性愛百合BL)などの要素が取りこまれている。また、同作の第2期目である『もっとマンガで分かる!Fate/Grand Order』からはオリジナルキャラクターも登場する。
教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー
作画:津留崎優
2016年8月16日からツイ4にて連載が開始された。FGOに登場する英雄たち本人が、自らの伝説・逸話について主人公たちに解説をする内容となっている。
9月30日更新の4時間目を持って、取材・制作準備のため一旦休載。同年10月20日から連載を再開。なお、連載再開後の5時間目から、森瀬繚ヒストリカル・チェックとして参加している[95]
Fate/Grand Order Duel YA特異点 密室遊戯魔境 渋谷 渋谷決闘事件
作画:磨伸映一郎、邪武丸
『ヤングエース』(KADOKAWA)にて2019年3月号より連載。「Fate/Grand Order Duel」のリプレイ漫画となっている[96]
連載中に磨伸が右手首を骨折したため、以降は邪武丸が磨伸のネームをもとに代理作画を行っている。

アンソロジー

Fate/Grand Order 電撃コミックアンソロジー
電撃コミックスNEXTKADOKAWA〉、既刊18巻(2016年2月 - )
Fate/Grand Order コミックアラカルト
角川コミックス・エース〈KADOKAWA〉、全11巻(2016年3月 - 2018年9月)
Fate/Grand Order コミックアラカルト PLUS!
角川コミックス・エース〈KADOKAWA〉、既刊6巻(2018年12月 - )
Fate/Grand Order アンソロジーコミック STAR
星海社COMICS〈星海社〉、全10巻(2016年3月 - 2019年3月)
Fate/Grand Order アンソロジーコミック STAR RELIGHT
星海社COMICS〈星海社〉、既刊6巻(2019年7月 - )
Fate/Grand Order コミックアンソロジー
DNAメディアコミックス〈一迅社〉、全10巻(2016年3月 - 2018年6月)
Fate/Grand Order コミックアンソロジー for Girl
DNAメディアコミックス〈一迅社〉、全1巻(2016年8月)
Fate/Grand Order コミックアンソロジー THE NEXT
DNAメディアコミックス〈一迅社〉、全7巻(2018年8月 - 2019年8月)
Fate/Grand Order コミックアンソロジー With you
DNAメディアコミックス〈一迅社〉、既刊5巻(2019年11月 - )

ドラマCD

担当声優は、本編にも登場するキャラクターの場合は同一。

Fate/Grand Order First Take
2015年8月10日発売の「TYPE-MOONエース Fate/Grand Order」付属のドラマCD。ゲームの序章部分がドラマCD化されている。脚本は奈須きのこ。
登場キャラクターは男主人公、マシュ、Dr.ロマン、レフ、オルガマリー、ダ・ヴィンチ、セイバーオルタ、シャドウアサシン(声 - 保坂俊行)、シャドウランサー(声 - 七種恵司)[97]
Fate/Grand Order アンソロジードラマCD「The Blue Bird」
2016年3月10日発売の「コンプティーク 2016年4月号」付属のドラマCD。脚本は磨伸映一郎[STAFF 46]
登場キャラクターは男主人公、マシュ、Dr.ロマン、ダ・ヴィンチ、諸葛孔明、玉藻の前、臥藤門司(声 - 伊藤健太郎)。
Fate ぐだぐだオーダードラマCD「帰ってきたぐだぐだお得テクニック」
2016年4月9日発売の「コンプティーク 2016年5月号」付属のドラマCD。脚本は経験値[STAFF 10]
登場キャラクターは沖田総司、織田信長、アルトリア、モードレッド、メドゥーサ。
Fate/Grand Order 英霊伝承ドラマCD 英霊伝承異聞 〜巌窟王 エドモン・ダンテス〜
2017年4月15日発売の「Fate/Grand Order カルデアエース」付属のドラマCD。脚本は桜井光、監修は奈須きのこ。キャラクターデザインは兔ろうと。
登場キャラクターはモンテ・クリスト伯爵(エドモン・ダンテス)、ファリア神父(声 - 堀勝之祐[98]、コンチェッタ(声 - 加隈亜衣)、エデ(声 - 千本木彩花)、アンジェロ・ブラーガ神父(声 - 樫井笙人[99]タランテラ(声 - 成田剣)。
劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-「Character Radio CD」[100]
2021年5月15日発売の「 劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 後編 Paladin; Agateram 豪華版パンフレット」付属のドラマCD。
「前編 Wandering; Agateram」の来場者特典として配信されたボイスドラマ「カルデアプレゼンツ オールナイト・キャメロットラジオ」と、新規収録の「オジマンディアスプレゼンツ オールナイト・ファラオ」の2編を収録。それぞれキャラクターがラジオを行うという内容となっている。
「オールナイト・キャメロットラジオ」の登場キャラクターは、Dr.ロマン、ダ・ヴィンチ、アーラシュ、ベディヴィエール、ガウェイン、モードレッド、ランスロット、トリスタン、アグラヴェイン、ニトクリス、玄奘三蔵。
「オールナイト・ファラオ」の登場キャラクターは、オジマンディアス、ニトクリス、藤丸立香(男主人公)、マシュ、玄奘三蔵、呪腕のハサン、静謐のハサン、Dr.ロマン。

小説

Fate/Grand Order 英霊伝承
『Fate/Grand Order』に登場する英霊たちの生前・伝説などを小説化した作品。『Grand Order』関連の雑誌などにそれぞれ収録されている。
巌窟王 エドモン・ダンテスの英霊伝承はドラマCDとして収録されている。詳細は「#ドラマCD」節を参照。
Fate/Grand Order 英霊伝承 〜アステリオス〜
作者:東出祐一郎 / イラスト:しまどりる
「TYPE-MOONエース Vol.11」収録。
Fate/Grand Order 英霊伝承 〜ヘンリー・ ジキル / ハイド〜
作者:桜井光 / イラスト:中原
「TYPE-MOONエース Vol.11」収録。
Fate/Grand Order 英霊伝承 〜荊軻〜
作者:東出祐一郎 / イラスト:高橋慶太郎
「Fate/Grand Order カルデアエース」収録。
Fate/Grand Order 英霊伝承 〜エレナ・ブラヴァツキー〜
作者:桜井光 / イラスト:松竜
「Fate/Grand Order カルデアエース」収録。
FGOミステリーシリーズ
「Fate/Grand Order 春のミステリーフェア」にて配信されたイベントシナリオを再構成した作品。
作者:円居挽。
FGOミステリー 翻る虚月館の告解 虚月館殺人事件
イラスト:山中虎鉄
2019年5月23日発売。
FGOミステリー 惑う鳴鳳荘の考察 鳴鳳荘殺人事件
イラスト:本庄雷太
2019年5月23日発売。

舞台

2017年版

タイトルは『Fate/Grand Order THE STAGE-神聖円卓領域キャメロット-』。「第六特異点 神聖円卓領域キャメロット」のシナリオを原作としている。2017年7月14日から17日[101]、9月29日から10月8日[102]までZeppブルーシアター六本木にて公演。演出・脚本は福山桜子、音楽は大塚茜、芳賀敬太、深澤秀行が担当。

キャスト

2019年版

タイトルは『Fate/Grand Order THE STAGE -絶対魔獣戦線バビロニア-』。第七特異点 絶対魔獣戦線バビロニアを原作としている。2019年1月11日から14日まで大阪サンケイホールブリーゼ、1月19日から27日まで東京日本青年館ホールで公演が行われた[104]。演出・脚本は前作に引き続き福山桜子が担当した[104]

キャスト

2020年版

タイトルは『Fate/Grand Order THE STAGE -冠位時間神殿ソロモン-』。終局特異点 冠位時間神殿ソロモンを原作としている。2020年10月18日にTACHIKAWA STAGE GARDENにてプレビュー公演、2020年10月24日から30日まで東京国際フォーラム ホールにて公演。演出・脚本・作詞は福山桜子、音楽は大塚茜が担当[105]

キャスト
  • ロマニ・アーキマン - 井出卓也
  • 藤丸立香 - 新里宏太髙石あかり(Wキャスト)
  • マシュ・キリエライト - ナナヲアカリ
  • レオナルド・ダ・ヴィンチ - 舞羽美海
  • マーリン - 瑛
  • クー・フーリン - 加藤将
  • ランスロット - 小野健斗
  • オジマンディアス - 本田礼生
  • ギルガメッシュ - 丘山晴己
  • エルキドゥ - 山崎晶吾
  • レフ・ライノール - 村田充
  • ソロモン - 神永圭佑
  • アンサンブル - 加藤貴彦、PASSION、西田健二、増山航平、KiKi、竹井未来望、中野夏奈、野崎みちる、kizuku、佐久本歩夢(BLUE TOKYO)、沙月、海谷ひとみ、工藤博樹、田嶋悠理

映像作品

2016年から毎年、12月31日(大晦日)にFateProject関連の特番が放送されており、その中で本作を原作とするアニメーション作品が放送される。 また、第1部第7章を原作としたテレビアニメ、『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』が2019年10月から2020年3月までTOKYO MXほかにて放送された[106]

第1部第6章を原作とする劇場アニメ『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-[107]は前後編に分けて公開され『前編 Wandering; Agateram』は2020年12月に[108]、『後編 Paladin; Agateram』は2021年5月に上映された[109]

第1部終章を原作とする劇場アニメ『Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン-』は、2021年7月30日に上映される予定[110]

派生ゲーム

VR feat.マシュ・キリエライト

PlayStation VR専用ソフト『Fate/Grand Order VR feat.マシュ・キリエライト』が2017年12月16日より無料ダウンロード配信中。

VRを使用してマシュとトレーニングなどが行えるほか、隠しキャラクターとしてアルトリア・ペンドラゴンも登場する[111][112]

登場人物
スタッフ
  • 開発 - ディライトワークス
  • リードプログラマー - 萩野洋
  • プログラマー - 李鐘徳
  • リードデザイナー - 島野伸一郎
  • デザイナー - 佐藤仁、潘志浩、榛地康人、木我光
  • リードプランナー - 山下雅水
  • サウンド - 白山俊太郎、西村和真
  • 開発協力 - TYPE-MOON、ソニー・インタラクティブエンタテインメント ジャパンアジア
  • シナリオ協力 - 関根アユミ、蘇我真、アニプレックス、エッジワークス
  • デザイン協力 - グラフィニカ、あまた、スリースターファクトリー、モックス、デジタル・フロンティア、ランド・ホー、シリコンスタジオ
  • VR技術協力 - メルポット
  • モーションキャプチャー協力 - イルカ、アニマロイド
  • モーションアクター - 活劇座(細川桃仁、日野由佳、川渕かおり
  • サウンドプロデューサー - 芳賀敬太
  • 音楽 - 白山俊太郎
  • 音声収録 - ブレイブハーツ
  • QA&デバック - デジタルハーツ
  • 制作協力 - アニプレックス
  • 監修 - 奈須きのこ、武内崇
  • FGO PROJECT クリエイティブディレクター - 塩川洋介
  • 制作 - アニプレックス、ノーツ、ディライトワークス

開発(VR feat.マシュ・キリエライト)

企画段階からディライトワークスはソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジア(SIE)と相談しながら『VR feat.マシュ・キリエライト』の開発を行った。「メインヒロインのマシュが目の前にいるとプレイヤーが感じられること」と、「クオリティと開発期間と開発の難易度を両立させられること」を条件に、複数のゲームエンジンを試した結果、Unity for PS4が採用された。本作のプログラマである荻野洋は、UniteTokyo2018の基調演説の中で、本作の開発にUnityを使用していたこととが決め手となったと振り返っており、慣れない環境で問題が起きたときのリカバリも考慮に入れられたことも理由に挙げた[1]

UnityはどのプラットフォームでもVRに対応していたため、想像以上に快適な環境の中で開発がすすめられた[1]。SIEのVRコンサルテーションサービスによるチェックの結果、フレームレートについての指摘が出された[1]。また、『VR feat.マシュ・キリエライト』ではプレイヤーの移動がほとんどないためVR酔いは生じなかった一方、冒頭のタイトル部分に不快感を感じるという指摘を受け演出を変更した[1]

開発にあたり、マシュのモデル作成には3ds Maxが、小物のモデル作成にはMayaがそれぞれ使用された[1]。また、マシュの動きにはFinal IKアセットのLookAtIK機能が使われたが、そのままではどうしてもぎこちなくなるため、手動による調整も行われた[1]。さらに、マシュの服や髪の動きはボーンや関節に対して物理的に自然な挙動を持たせられるDynamic Boneで作成され、胸の動きは3ds Maxで作成された[1]

『Fate/Grand Order』でサウンドを手掛けた白山俊太郎は、『VR feat.マシュ・キリエライト』でもサウンドを手掛けた[113]。VRにおいては全天球に映像を展開することから、ゲーム内の音声をプレイヤーの顔の向きと合わせる必要があった[113]。白山は2017年12月23日に行われた「FGO冬祭り」にて、マシュがそばにいると感じられる距離感や位置の調整に苦労したと振り返っており、同席していた塩川洋介によると、「実際の位置とは別の位置に音を置いた後、ヘッドマウントディスプレイを装着する」という調整を繰り替えしたとされている[113]。 また、白山は森の環境音を求めて奥多摩まで来たものの、本来ゲームには必要ない鳥たちの会話がなかなか止まらず苦労したとも同イベントの中で振り返っている[113][114]

評価(VR feat.マシュ・キリエライト)

ライターのLeyvanは、Animejapan2017にてプレイアブル出展されたバージョンについて、期待通りの内容だったとファミ通Appに寄せた記事の中で述べている[115]

アーケード版

『Fate/Grand Order Arcade』(セガ)のアーケードゲーム筐体

Fate/Grand Order Arcade』は、『Fate/Grand Order』をトレーディングカードアーケードゲーム化した作品である。

2017年12月7日には、同作のお披露目会がメディア向けに開かれ、開発中の実機プレイが初めて公開され、同年12月8日から10日に行われた第1回ロケーションテストを経[116]、2018年7月26日より正式に稼働が開始された。

Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM

Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM』(フェイト/グランド オーダー ワルツ イン ザ ムーンライト/ロストルーム)のタイトルで、2020年8月11日に配信。iOS / Android用アプリゲームで、公称ジャンルはFateアンサンブルアクション。5周年記念に配信されたタイトル[117]

差し出し人不明のメールに招かれて、「ロストルーム」にて開かれる一夜限りの舞踏会といったストーリーが展開される。メインクエストではナビゲーターのミス・クレーン(声 - 水橋かおり)によってシナリオが進行する[117]

楽曲に合わせてアイコンをタップするリズムアクションゲーム。楽曲は書き下ろしで、ライター陣の原案・監修により、ゲーム本編に登場するサーヴァントたちの心情が表現されたものとなっている[117]

ゲーム内ではマシュが3Dモデルで登場し、楽曲に合わせてダンスを行う。オリジナルの衣装も多数登場する[117]。「エキシビジョンモード」では自由にダンスを鑑賞できるほか、AR機能にも対応している[118]

当初は先着55万人限定ダウンロードとなっていたが[117]、その後はアップデートに合わせて定期的に再配信が行われ、最終アップデートの2020年9月8日から制限なく恒常的に配信が行われる[118]

アナログゲーム

Fate/Grand Order Duel』のタイトルで2018年8月1日から発売。開発はディライトワークス、発売元はアニプレックス。また、ワンドローがゲームルールの開発協力として参加している[119]

ゲーム中に登場するサーヴァントのミニフィギュアと、コマンドカードがセットになっている。キャラクターごとのスキルを用いて対戦を行う。 なお、『Duel』のプレイを強制させたくないという観点から、シリアルコード等の封入は行われていない[119]

Web配信番組

不定期で配信される生配信番組。アーケード版に関連する番組については『Fate/Grand Order Arcade』を参照。

Fate/Grand Order カルデア放送局

第1回『Fate/Grand Order カルデア放送局 〜お正月生放送〜』
配信日 - 2016年1月4日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 島﨑信長(アルジュナ 役など)、種田梨沙(マシュ・キリエライト〈初代〉 役など)
第2回『Fate/Grand Order 〜Fate/Zeroスペシャルイベント記念放送〜』
配信日 - 2016年4月20日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 川澄綾子(アルトリア・ペンドラゴン 役など)、種田梨沙、島﨑信長
第3回『Fate/Grand Order カルデア放送局 Vol.03 FGO1周年前夜祭』
配信日 - 2016年7月29日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 川澄綾子、種田梨沙、島﨑信長
第4回『Fate/Grand Order カルデア放送局SP‟EXTELLA”発売記念特番』
配信日 - 2016年11月2日
パーソナリティ - 吉田尚記、ゲスト - 丹下桜(ネロ・クラウディウス 役など)、能登麻美子(アルテラ 役など)、大久保瑠美(エリザベート・バートリー 役など)、川澄綾子
第5回『Fate/Grand Order カルデア放送局 Vol.4 第七特異点配信直前SP』
配信日 - 2016年12月6日
パーソナリティ - 島﨑信長、ゲスト - 川澄綾子、大久保瑠美、高橋李依(マシュ・キリエライト〈二代目〉 役)
第6回『Fate/Grand Order カルデア放送局 Vol.5 第1.5部配信直前SP』
配信日 - 2017年2月22日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 島﨑信長、川澄綾子、大久保瑠美
第7回『Fate/Grand Order カルデア放送局SP Fate/EXTRA CCCスペシャルイベント開催記念放送』
配信日 - 2017年4月27日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 島﨑信長、下屋則子(BB 役)、小倉唯(パッションリップ 役)
第8回『Fate/Grand Order カルデア放送局 Vol.6 アガルタの女配信直前SP』
配信日 ‐ 2017年6月28日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 島﨑信長、川澄綾子、鶴岡聡(ジル・ド・レェ 役など)
第9回『Fate/Grand Order カルデア放送局 2周年SP』
配信日 - 2017年7月30日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 島﨑信長、川澄綾子、高橋李依、田中美海(ニトクリス 役)
第10回『Fate/Grand Order カルデア放送局 Vol.7 祝! 劇場版Fate/stay night [HF] 公開初日&英霊剣豪七番勝負 配信直前SP』
配信日 - 2017年10月14日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 島﨑信長、川澄綾子、高橋李依
第11回『Fate/Grand Order カルデア放送局Vol.8 異端なるセイレム 配信直前SP』
配信日 - 2017年11月28日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 島﨑信長、川澄綾子、高橋李依、田中美海
超!A&G+でも同時配信。
第12回『Fate/Grand Order カルデア放送局SP Fate/Apocryphaスペシャルイベント開催記念ステージ』
配信日 - 2018年4月29日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 花江夏樹(ジーク 役)、諏訪部順一(黒のセイバー 役)、大久保瑠美、古川慎(赤のライダー 役)
イベント「Fate/Apocrypha -Epilogue Event-」内部でのステージ中継。YouTubeでも同時配信。
第13回『Fate/Grand Order ぐだぐだ放送局「Fate/EXTELLA LINK」発売記念&新イベント発表SP』
配信日 - 2018年6月6日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 川澄綾子、大久保瑠美、植田佳奈(イシュタル 役など)、水島大宙(ガウェイン 役など)、悠木碧(沖田総司 役など)
YouTubeでも同時配信。
第14回『Fate/Grand Order カルデア放送局 Vol.9 消えぬ炎の快男児 配信直前SP』
配信日 - 2018年7月18日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 島﨑信長、赤羽根健治(カドック・ゼムルプス 役)、植田佳奈、川澄綾子
第15回『Fate/Grand Order カルデア放送局 3周年SP』
配信日 - 2018年7月29日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 島﨑信長、櫻井孝宏(マーリン 役など)、悠木碧、川澄綾子
第16回『Fate/Grand Order カルデア放送局 Vol.10 紅の月下美人 配信直前SP』
配信日 - 2018年11月27日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 島﨑信長、川澄綾子、佐藤聡美(ミドラーシュのキャスター 役)、悠木碧
第17回『Fate/Grand Order カルデア放送局SP「ロード・エルメロイII世の事件簿」コラボレーションイベント開催記念放送』
配信日 - 2019年4月27日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 赤羽根健治、上田麗奈(グレイ 役)、水瀬いのり(ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ 役)
第18回『Fate/Grand Order カルデア放送局 Vol.11 黒き最後の神 配信直前SP』
配信日 - 2019年6月15日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 島﨑信長、川澄綾子、悠木碧
第19回『Fate/Grand Order カルデア放送局 4周年SP』
配信日 - 2019年8月4日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 島﨑信長、大久保瑠美、川澄綾子、早見沙織(アタランテ 役など)、悠木碧、赤羽根健治、鶴岡聡、田中美海
第20回『Fate/Grand Order カルデア放送局 Vol.12 神を撃ち落とす日 配信直前SP』
配信日 - 2019年12月18日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 河西健吾(スカンジナビア・ペペロンチーノ 役)、川澄綾子、田中美海
第21回『Fate/Grand Order カルデア放送局 Vol.13 第2部 第5章 オリュンポス 配信直前SP』
配信日 - 2020年4月8日
Fate/Grand Order 開発・宣伝スタッフ[注 11]
第22回『Fate/Grand Order カルデア放送局 5周年SP 〜under the same sky〜』
配信日 - 2020年8月10日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 高橋李依、島﨑信長、関智一(ギルガメッシュ 役など)、川澄綾子、植田佳奈、大久保瑠美、鶴岡聡、悠木碧、赤羽根健治、田中美海、ライブ - Fate/Grand Order 5th Anniversary BAND with 東京都交響楽団 feat. Ayasa、Aimer、坂本真綾
第23回『Fate/Grand Order カルデア放送局 Vol.14 虚数大海戦イマジナリ・スクランブル 配信直前SP』
配信日 - 2020年11月11日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 島﨑信長、川澄綾子、大和田仁美(アビゲイル・ウィリアムズ 役)
第24回『Fate/Grand Order カルデア放送局 Vol.15 第2部 第5.5章 轟雷一閃 配信&劇場版キャメロット前編公開 直前SP』
配信日 - 2020年12月2日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 赤羽根健治、川澄綾子、水島大宙
第25回『Fate/Grand Order カルデア放送局SP「FGO Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM」コラボレーションイベント開催記念放送』
配信日 - 2021年4月26日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 川澄綾子、田中美海、金元寿子(エレナ・ブラヴァツキー 役など)
第26回『Fate/Grand Order カルデア放送局 Vol.16 第2部 第6章 アヴァロン・ル・フェ 配信直前SP』
配信日 - 2021年6月11日
パーソナリティ - マフィア梶田、ゲスト - 島﨑信長、川澄綾子、河西健吾

Fate/Grand Order カルデア放送局 ライト版

『Fate/Grand Order カルデア放送局 ライト版 1500万DL突破』
配信日 - 2018年11月6日
パーソナリティ - 川澄綾子
『Fate/Grand Order カルデア放送局 ライト版 〜オール信長総進撃 ぐだぐだファイナル本能寺2019〜』
配信日 - 2019年7月3日
パーソナリティ - 川澄綾子
『Fate/Grand Order カルデア放送局 ライト版 〜1800万DL突破キャンペーン〜』
配信日 - 2019年11月13日
パーソナリティ - 川澄綾子
『Fate/Grand Order カルデア放送局 臨時ライト版』[注 12]
配信日 - 2020年3月22日
ゲスト - 川澄綾子、島﨑信長、高橋李依、田中美海
『Fate/Grand Order カルデア放送局 ライト版 2000万DL突破記念スペシャル』
配信日 - 2020年4月25日
Fate/Grand Order 開発・宣伝スタッフ
『Fate/Grand Order カルデア放送局 ライト版 〜「Fate/Requiem」コラボレーションイベント開催記念放送〜』
配信日 - 2020年5月25日
パーソナリティ - 川澄綾子
『Fate/Grand Order カルデア放送局 ライト版』
配信日 - 2020年10月9日
パーソナリティ - 川澄綾子

サポート動画

動画で分かる!Fate/Grand Order
2018年12月2日より開始。全6回。先輩マスターのノッブ(声 - 島﨑信長)が新人マスターの大海将一郎にゲームのシステムを紹介する。初心者に向けた動画コンテンツ。
もっと動画で分かる!Fate/Grand Order
2019年5月19日より開始。全6回。『動画で分かる!Fate/Grand Order』の続編で、引き続き先輩マスターのノッブと新人マスターの大海将一郎が登場する。

ラジオ

Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局』のタイトルで2017年1月10日から2019年3月29日まで文化放送超!A&G+にて映像付きで配信。2019年4月5日より第2期『Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局 Plus』に改称。

これを再編集かつ未公開音源を追加したものが、文化放送の地上波にて音声のみで配信される。地上波では2017年1月8日(7日深夜)から毎週日曜3:30 - 4:00(土曜深夜27:30 - 28:00)に放送されるが、初回のみは超!A&G+での開始前であるため、新規収録分を放送した。

パーソナリティは高橋李依(マシュ・キリエライト 役)と、田中美海(ニトクリス、オルトリンデ 役)。『Plus』より大久保瑠美(エリザベート・バートリー、アストルフォ役)が追加され当番制で進行する。

放送直前の2016年12月21日には、特別番組「Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局 事前特番スペシャル」が文化放送地上波にて配信された。

2017年4月9日より、文化放送での放送時間が毎週日曜21:30 - 22:00に変更される。2018年4月より、超!A&G+での配信日が毎週金曜 21:00 - 22:00に変更された。

2019年3月15日に発表された第5回アニラジアワードにおいて、「最優秀女性ラジオ賞」を受賞した[120]

ゲスト

コラボレーション

ゲーム内イベント

空の境界[121]
  • 変異特異点 克螺旋境界式 オガワハイム『空の境界/the Garden of Order』
  • 開催期間:2016年2月25日 - 3月9日
本作のシナリオを手がける奈須きのこの小説作品。イベントシナリオも奈須が担当。
SR「両儀式〔アサシン〕」がイベント限定サーヴァントとして、SSR「両儀式〔セイバー〕」が期間限定サーヴァントとして登場した。
2018年2月には『復刻版:空の境界/the Garden of Order -Revival-』として復刻され、期間限定サーヴァントとしてSR「浅上藤乃(アーチャー)」が追加された。
あらすじ
ある日、カルデアからサーヴァントたちの姿が消え、時を同じくして特異点らしきものが見つかる。主人公とマシュはその場所へ向かい、両儀式という女性の協力の元、異様な雰囲気を持つ集合住宅オガワハイムに囚われたサーヴァントたちを救出する。
その他登場サーヴァント[注 17]:ブーディカ、ヘンリー・ジキル、織田信長、エリザベート・バートリー(ランサー)、メフィストフェレス、両儀式(セイバー)、巌窟王 エドモン・ダンテス、レオニダス一世
Fate/Zero[123]
  • 変異特異点 第四次異聞録 冬木『Fate/Accel Zero Order』
  • 開催期間:2016年4月27日 - 5月18日
ニトロプラス所属のシナリオライター・虚淵玄が執筆した「Fate/stay night」の外伝小説。イベントシナリオも虚淵が担当。
SR「アイリスフィール〔天の衣〕(キャスター)」がイベント限定サーヴァントとして、SSR「イスカンダル(ライダー)」が期間限定サーヴァントとして、SR「エミヤ〔アサシン〕」、R「百貌のハサン(アサシン)」が新登場サーヴァントとして登場した。
2018年9月には『復刻版:Fate/Accel Zero Order -LAP 2-』として復刻され、新登場サーヴァントとしてSR「ディルムッド・オディナ〔セイバー〕」が追加された。また、イベントアイテム交換画面にはケイネス・エルメロイ・アーチボルト(声 - 山崎たくみ)も新規に登場する。
あらすじ
ある日、特異点Fより10年前の冬木市、すなわち第四次聖杯戦争中の冬木市にて特異点が観測された。主人公とマシュたちは、この聖杯戦争に参加したことのあるエルメロイII世とともに、この時代へレイシフトする。彼らは、ケイネス・エルメロイ・アーチボルトら聖杯戦争の参加者たちに接触しながら、事態解決に向けて奔走する。
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
  • 廃棄少女幻想 エンド・サクリファイス『魔法少女紀行 〜プリズマ・コーズ〜』
  • 開催期間:2016年9月8日 - 9月21日
ひろやまひろしによる漫画作品。イベントシナリオはひろやまが監修している。
SR「クロエ・フォン・アインツベルン(アーチャー)」がイベント限定サーヴァントとして、SSR「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(キャスター)」が期間限定サーヴァントとして登場した。
2019年1月には『復刻版:魔法少女紀行 〜プリズマ・コーズ〜 Re-Install』として復刻され、期間限定サーヴァントとしてSR「美遊・エーデルフェルト/朔月美遊(キャスター)」が追加された。イベントアイテム交換画面に奈須の要望を受けひろやまが新たに描き下ろした[124]美遊とクロエが追加された。
あらすじ
ある日、主人公とマシュはひょんなことから、魔法少女たちの国へと飛ばされる。
魔法少女の一人であるイリヤは魔法のステッキ・マジカルルビーとともに奔走しており、コナハト☆メイヴという別の魔法少女に追われていたところを主人公らに助けられる。
主人公はイリヤの親友である美遊・エーデルフェルトを助けるため、イリヤとともに、他の魔法少女たちと対決する。
Fate/EXTRA CCC
  • 亜種特異点 深海電脳楽土 SE.RA.PH
  • 開催期間:2017年5月1日 - 5月24日
マーベラスエンターテイメントから発売されたRPG「Fate/EXTRA」シリーズの一作。シナリオは奈須きのこが担当しており、イベントシナリオも奈須が執筆している[125]
SR「BB(ムーンキャンサー)」がイベント限定サーヴァントとして、SSR「メルトリリス(アルターエゴ)」、SR「パッションリップ(アルターエゴ)」が期間限定サーヴァントとして、SR「鈴鹿御前(セイバー)」が新登場サーヴァントとして登場した。また、当初は発表されていなかったが、5月10日のピックアップ第2弾からはSSR「殺生院キアラ(アルターエゴ)」が期間限定サーヴァントとして追加で登場した[126]
イベント開催前は「BBちゃんの逆襲/電子の海で会いましょう!」というタイトルで発表されており[125]、公式サイトのあらすじもそれに合わせて書かれていたが、イベントが始まるとイベント名が「深海電脳楽土 SE.RA.PH」に変更され、あらすじも変更された。本イベントのTVCMもそれぞれナレーションが異なる2つのバージョンが用意されている。また、終局特異点のクリアが参加条件となっておりアバンタイトルや章タイトルの演出は「Epic of Remnant」に準拠するなど、現状では唯一メインシナリオと同等の扱いをされた期間限定ステージとなった。
2019年2月には『復刻版:深海電脳楽土 SE.RA.PH Second Bullet』として復刻され、新エピソードの追加と期間限定サーヴァントとしてSSR「キングプロテア(アルターエゴ)」が追加、イベント開始日にコミカライズの連載が開始された。
あらすじ
2017年1月、魔神ゼパルはカルデアが運営する海上油田基地セラフィックスに逃走する[127]。ゼパルは基地の支配を始めると同時に物質の情報化を進め、さらに、基地のセラピストとして勤務する殺生院キアラを自らの依代として選ぶ[127]。その後、ゼパルはキアラの善性を封じたうえで並行世界にあたる『CCC』の同一人物と同期させ、彼女を「己の快楽のために周囲の人々を徹底的に踏み台にする」人物へと変貌させる[127]。だが、ゼパルの計画に反し、キアラから逆に支配し返されてしまい、ついには自我を奪われる[127]。そして、カルト教団と化した職員たちは聖杯戦争を繰り返す実験を開始する[127]
4月、キアラは聖杯戦争を円滑に進めるためにこの世界のBB(以下:BB/GO)をサルベージするが、BB/GOは『CCC』のムーンセルから派遣されたBBと共謀してお互いと入れ替わる[127]。また、キアラはメルトリリスらアルターエゴもサルベージして衛士(センチネル)として運用する[127]。だが、二人に歯向かわれたため、キアラはメルトリリスを廃棄し、パッションリップの意思を封じる[127]。一方、職員の一人であるアーノルド・ベックマンは、彼女に誘惑を受ける形で彼女を中心に据えた共依存団体を作り、職員を一人ずつ死に追いやる[127]
5月、カルデアはBBから、セラフィックスがマリアナ海溝に沈みゆく特異点になったことを告げられる[127]。事態解決のためカルデアは主人公と3騎のサーヴァント"玉藻の前"、"エミヤ"、"ネロ・クラウディウス"を送り込むがBBの妨害によりサーヴァントと散り散りになり、BBから分かたれたアルターエゴの一人メルトリリスに救出される。
主人公はメルトリリスとともに、月の聖杯戦争を模した地獄を探索する中で、BBによって衛士に仕立て上げられていた"ガウェイン"、"タマモキャット"、"トリスタン"、"鈴鹿御前"らに加え、メルトリリスの姉妹にあたる"パッションリップ"、抑止力として召喚された"エミヤ・オルタ"らを仲間に入れる。主人公一行と接触したベックマンは、当初はカルデア側の救援ということで礼儀正しく接していたものの、やがてアルターエゴたちを嫌悪する態度を見せる。主人公一行がセラフィックスで起きた出来事の真相に近づく中、ベックマンと行動を共にしていた女性職員マーブル・マッキントッシュがガウェインを暗殺する。
やがて、メルトリリスが危機に陥る中、主人公一行は救出に向かう。ベックマンは一行に天体室へ行くよう命じるが断られてしまう。天体室に向かった彼はその場にいた"エミヤ・オルタ"に主人公を自分の言いなりにするための薬物を持ってこさせようとするが、「基地で行われる、聖杯戦争を繰り返す実験システム・アニムスフィアにかかわった者の殺害」という使命を帯びていた"エミヤ・オルタ"にマーブルともどもよって殺される。実験の真相を突き止めた"エミヤ・オルタ"の目の前で、死したはずのマーブルが起き上がる。実は、マーブルは主人公らが救出に来た時点においてすでに故人であり、遺体はキアラによって「殻」として利用されていた。満身創痍となった"エミヤ・オルタ"は、BBを撃破した主人公一行の前に立ちふさがるも、倒される。
その後、キアラはビーストIII/Rとして羽化したところを、生存していたBBによって時間を巻き戻される。キアラはメルトリリスによって倒されるが、メルトリリスの霊基を乗っ取ろうとする。そこへ、死したはずの"エミヤ・オルタ"が、無銘の英雄を排斥した人々を嘲笑したキアラに対抗するために再起して[127]メルトリリスを救出し、キアラにとどめを刺す。
その裏で、BB/GOは、"玉藻の前"ら3騎のサーヴァントを回収し[127]、主人公一行の前に立ちはだかるが、最終的には3騎のサーヴァントを取り返されてしまう。
ほか登場サーヴァント:エリザベート・バートリー、ロビンフッド、ヴラド3世(ランサー)
Fate/Apocrypha
  • 反復英霊領域 ファルス・トゥリファス『Apocrypha/Inheritance of Glory』
  • 開催期間:2018年4月29日 - 5月13日
本作のシナリオを手がける東出祐一郎の小説作品。プレイヤーの進行状況に合わせ、一部の台詞が変化する。
SR「ジーク(キャスター)」がイベント限定サーヴァントとして、SSR「アキレウス(ライダー)」、SR「ケイローン(アーチャー)」が新登場サーヴァントとして登場。なお、アキレウスはアレキサンダーの幕間の物語「駆け抜ける、始まりの蹂躙制覇」にNPCで登場している。
本イベントは2016年12月23日に追加された「終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン」と同様、合計一億を越えるサーヴァント、終盤では複製された大聖杯を全てのプレイヤー共同で撃破し続ける、レイド仕様のイベントとなった。
あらすじ
ある日、主人公は、世界の裏側にて大聖杯を見守る邪竜ファヴニールから呼びかけを受ける。
ジークによると、ある世界で行われた「聖杯大戦」が再現された結果、大聖杯の内部に異常をきたしたとされており、二人は大聖杯の内側に向かう。だが、大聖杯の中には「聖杯大戦」に参加したサーヴァントが何者かによって再現されており、二人は彼らの襲撃を受ける。「再現体」のジークフリートが放った竜殺しの宝具によってファヴニールは重傷を負い、とっさに意思のない「再現体」のケイローンとアキレウスを、意思のあるサーヴァントに変換して助けてもらう。動けなくなったファヴニールは、自らの端末としてホムンクルスだったころの自分…ジークを顕現させる。その後、主人公とジークは、他の「再現体」たちをサーヴァント化していく。
「聖杯大戦」に参加した十四騎のうち十三騎がサーヴァントとして主人公たちの陣営につく中、一行は「聖杯大戦」を再現した黒幕- ダーニック・プレストーン・ユグドレミアの「残留した願望」と対峙する。大聖杯の支配に拘泥するダーニックは、サーヴァントたちに受肉を持ち掛けるも全員から断られ、ついに大聖杯の再現に乗り出す。基本7クラスのデータを使いこなす疑似・大聖杯にサーヴァントたちが奮戦するのを見たジークは、彼らも英雄としての責務を負っていることを理解し、積極的に戦いに参加する。そして、ダーニックがかつて取り込んだヴラド三世がサーヴァントとして再現され、ダーニックにとどめを刺す[注 18]
他のサーヴァントたちが帰還した後、主人公は回復したファヴニールから、端末としてのジークをあらためて託される。
ロード・エルメロイII世の事件簿
  • レディ・ライネスの事件簿
  • 開催期間:2019年4月27日[128] - 5月11日
三田誠の小説作品であり、イベントシナリオも三田が担当している[128]。新拠点を舞台とした内容かつ過去に開催されたイベントの振り返りが行われており[129]、Lostbelt No.3 -intro-のクリアが参加条件となっている。
SR「グレイ(アサシン)」がイベント限定サーヴァントとして、SSR「司馬懿〔ライネス〕(ライダー)」、SR「アストライア(ルーラー)」が新登場サーヴァントとして登場した[128]
イベント開催中に終局特異点イベントの再現として、第四特異点にも登場し真っ先にプレイヤーが殺到したと言われる魔神柱バルバトスを撃退するレイドバトルが開催された[130]
Fate/Requiem
  • 星屑盤上冥路 アステロ・アキハバラ『Fate/Requiem 盤上遊戯黙示録』
  • 開催期間:2020年5月25日 - 6月8日
星空めておの小説作品。イベントシナリオは星空めておがプロットを担当し、茗荷屋甚六が執筆している。
SR「宇津見エリセ(ランサー)」がイベント限定サーヴァンとして、SSR「ボイジャー(フォーリナー)」、SR「鬼女紅葉(バーサーカー)」が新登場サーヴァントとして登場。
あらすじ
あるとき、カルデア内のサーヴァントたちの間でボードゲームが流行するが、時を同じくしてサーヴァントたちが姿を消す[131]。そこへ、フォーリナーのボイジャーが、かつてのマスターである宇津見エリセの捜索を主人公に依頼してくる。ボイジャーの依頼を引き受けた主人公は、ボードゲームを模した世界へ足を踏み入れる。

コラボレーションイベントスタッフ

空の境界
Fate/Zero
  • シナリオ執筆 - 虚淵玄[STAFF 9]
  • 音楽担当 - 梶浦由記[STAFF 47]
  • CMアニメーション - ufotable
  • CMキャラクターデザイン・作画監督・絵コンテ・演出 - 須藤友徳[133]
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
Fate/EXTRA CCC
Fate/Apocrypha
Fate/Requiem

リアル脱出ゲーム

本作は、SCRAPが展開するリアル脱出ゲームともコラボレーションを行っている[134]。同公演において、参加者はコラボイベントオリジナルのキャラクターとなってサーヴァントを召喚し、彼らと協力して1時間以内にエリアから脱出するという内容となっており、ゲームのクリア条件である脱出は「修正」と称されている。参加者は6人でチームを組んでゲームに参加し、1回のゲームで複数のチームが参加する[134]。コラボレーションのきっかけは2017年夏ごろに塩川がリアル脱出ゲームに参加したことであり、空間演出や謎解きと物語のリンクなどに興味を得た[135]。主催者の加藤隆生もオファーを受けた時点ではアプリ版をプレイしていなかったものの、周囲に熱心なプレイヤーがいたことを見て自分も遊んでみた結果、物語のインタラクティブ性やキャラクターに魅了され、ゲームの体験を空間に落とし込むことに興味を覚え、コラボレーションに至った[135]

2018年5月11日から8月26日までの期間には、本作を題材としたリアル脱出ゲームの第1弾である「謎特異点I ベーカー街からの脱出」が開かれた。同公演で参加者が召喚できるサーヴァントは「アルトリア・ペンドラゴン」、「エリザベート・バートリー」、「アストルフォ」、「エレナ・ブラヴァツキー」、「ロビンフッド」、「ヘンリー・ジキル&ハイド」の6名である。同公演は、東京原宿にある常設スタジオ・原宿ヒミツキチオブスクラップと名古屋矢場町にある常設スタジオ・名古屋ヒミツキチオブスクラップと大阪心斎橋にある常設スタジオ・大阪ヒミツキチオブスクラップにて約1ヶ月、福岡天神にある常設店舗・アジトオブスクラップ福岡天神にて約3週間、札幌大通にある常設店舗・アジトオブスクラップ札幌大通と横浜石川町にある常設店舗・アジトオブスクラップ横浜[注 19][134]にて約2週間のロングランで開催され、開催期間中に当ゲームの開発スタッフ陣とSCRAP社員によるトークライブを実施した[注 20]。前売り券は通常版のほかにピンバッジ付の限定版を選択することができる。

その翌年の2019年4月26日から9月3日までの期間には、第2弾である「謎特異点II ピラミッドからの脱出」が開催された[136]。同公演で参加者が召喚できるサーヴァントは「蘭陸王」、「エミヤ」、「ディルムッド・オディナ」、「マリー・アントワネット」、「アヴィケブロン」、「刑部姫」の6名である。同公演は、原宿ヒミツキチオブスクラップにて約2ヶ月、名古屋ヒミツキチオブスクラップと大阪ヒミツキチオブスクラップにて約1ヶ月、札幌大通にある常設店舗・アジトオブスクラップ札幌と仙台あおば通りにある常設店舗・アジトオブスクラップ仙台と岡山城近辺にある常設店舗・アジトオブスクラップ岡山と福岡天神にある常設店舗・アジトオブスクラップ福岡天神にて約3週間、横浜駅前にある常設スタジオ・横浜ヒミツキチオブスクラップにて約2週間のロングランで開催された。また、横浜公演では、内容を一部変更したリピーター限定公演を平日限定で実施した。前売り券は通常版のほかにスマホリング付の限定版を選択することができる。SCRAPの平井真貴は、メディア向けに行われた「ピラミッドからの脱出」先行体験会の際に開かれたディライトワークスのバスター石倉との対談の中で、同公演の制作の経緯について話している[136]。前回の「ベーカー街の脱出」は推理ものの要素が強かったため、今回はアクションを強化しようという方針が立てられたものの、アイデアを出すのには時間がかかり、最終的には40から50の案の中からピラミッドを舞台とした冒険譚に決まった[136]。制作に当たり、平井は「冒険感」を意識し、マスターになった自分がどのような冒険をするかということを基準としたとも振り返っている[136]

リアル脱出ゲームとのコラボレーション第3弾にして最終作である「謎特異点III FINAL 冠位時間神殿からの脱出」は、2020年7月から2か月にわたり全国のZeppを巡回する予定だったが、新型コロナウイルス感染症による影響により、延期が発表された[137]

イベント

Fate/GrandParty
開催期間 - 2016年5月13日 - 2016年5月29日、2016年5月30日 - 2016年6月12日
会場 - AREA-Q
ゲームに関連する展示、グッズ販売、フード・ドリンク販売が行われた[138]。本イベントに際して、マリー・アントワネット、アルテラ、カルナ、アルジュナのオリジナル衣装のイラストが描き下ろされた。
FGO夏祭り2016 秋葉原 1st Anniversary
開催期間 - 2016年7月30日[139]
会場 - 秋葉原UDX 2階 アキバ・スクエア
夏祭りをイメージした展示のほか、スタンプラリー、1周年記念ブックレットが販売された。
ufotable 関連イベント
ゲーム内イベント『空の境界』『Fate/Zero』にて、CM・イラスト制作を担当したアニメーション制作会社ufotableが下記のイベントにおいて企画・運営を行った。
コラボレーションカフェ・ダイニング
開催期間 - 2016年3月1日 - 2016年3月29日、2016年7月1日 - 2016年8月16日
会場 - ufotable関連店舗
ufotableがCM・イラスト制作を担当したゲーム内イベント『空の境界』『Fate/Zero』のコラボカフェ・ダイニングを全国のufotable Cafe、Dining、マチ★アソビCafeにて開催。各店舗ではCMに使用された原画の展示、CM制作工程の映像上映、グッズ販売などが行われた。
マチ★アソビ
開催期間 - vol.16:2016年5月 - 各回
会場 - 徳島県徳島市
ufotableが企画・運営を行うアニメやゲームなどのエンターテインメントが集うイベント。vol.16ではマシュ・キリエライト(種田梨沙)によるロープウェイアナウンス、DELiGHTWORKSスタッフ、種田梨沙、川澄綾子によるクリエイタートークショー、橋の下美術館への展示、「Fate/ぐだぐだオーダー」を痛車にした「Fate/ぐだぐだレーシング」の展示のほか、劇場版「Fate/stay night[Heaven's Feel]」トークイベントにて島﨑信長のボイスメッセージが流された[140]
vol.17ではエリザベート・バートリー(大久保瑠美)によるロープウェイアナウンス、フェラーリ・F430をFate関連作品にラッピングした痛車の展示、川澄綾子、大久保瑠美、ゲームスタッフによるSPトークイベントのほか、徳島阿波おどり空港にて「FGO夏祭り2016」にも展示された全長5メートルにおよぶ「ウィッカーマン」の展示が行われた[141]
その他、各回にてトークイベントなどが開催されている。
FGO冬祭り 2017-2018 〜冬のファラオ大感謝祭〜
会場・日程 - 兵庫県神戸市(2017年12月23日)、宮城県仙台市(2018年1月14日)、広島県広島市(同2月23日)、大分県別府市(同3月4日)
2017年末から2018年初頭にかけて各地方都市で行われる展示・ステージイベント。
HOKUSAI & TOKYO 水辺を彩る江戸祭2018
会場・日程 - 東京都港区台場(2018年3月17日)[142]
葛飾北斎を題材としたウォータープロジェクションマッピングイベントであり、その一環として本作を題材としたプロジェクションマッピングが展開された[142]
HOTEL CHALDEA(ホテル カルデア)
開催期間 - 2019年4月5日 - 2019年7月6日
会場 - サンシャインシティプリンスホテル
サンシャインシティプリンスホテルの全客室改装完了と同時に登場する25階のコンセプトフロア「IKEPRI 25」のオープニングコンテンツで、サーヴァントたちの存在が感じられる全20室の特別フロア[143]。4つのテーマの客室(「黄金の間〜王たちの戯れ〜」「ルーム・キャメロット〜ホリデー・イン・アヴァロン〜」「ベーカー街〜親愛なるサイドキックへ〜」「坂本探偵事務所〜お竜さんもいるぞ〜」)と4つのテーマのフロア宿泊者専用ラウンジで構成されている。

新聞広告「under the same sky」

『Fate/Grand Order』5周年を記念して、全国47の名所をサーヴァントたちが訪ねるというコンセプトのもと、2020年5月から7月にかけて、全国の地方紙47紙と全国紙1紙(読売新聞朝刊)上で展開された新聞広告[144][145]

コラボレーショングッズ

2017年11月にはサンリオコラボレーショングッズの先行販売をアニメイトで開始[146]

反響

作家の師走トオルによると、2016年に本作におけるシナリオのタップ数の制限が緩和された結果、他の作品においても同様の施策をとるケースが相次ぎ、ゲームシナリオの需要が急増したとされている[79]。また、2017年における本作の関連楽曲の著作権使用料は約400億円であり、これはアニプレックスの親会社であるソニー・ミュージックエンタテインメントの音楽事業の営業利益の3割超に相当する[147]

さらに、本作を通じて歴史上の人物や物事を題材とした書籍やイベントなどに注目が集まることもあった[148][149]

Sensor Towerが2019年3月に公表したブログによると、本作のプレイヤー支出額はiOS/Android双方合わせて推定30億ドルを突破したとされており、うち約82%は日本からの支出だが、中国(約12%)と米国(約3%)が続いており、Sensor Towerのブログの記事の筆者はアジアよりもFateシリーズの認知度が低い北米においても収入が高いとコメントしている[150][151]

ディライトワークスの第4制作部の代表を務める浅沼拓志は、2018年に行われた4Gamer.netの御月亜希とのインタビューの中で、どの国においても同様の反応が見られていると述べており、これが本作の強みであると話している[152]。浅沼は特に印象に残った出来事として、上海のイベントで冠位時間神殿のフォトスポットを設けたところ供え物がされていたことなどを挙げている[152]。また、インタビューアーの御月亜希も、日本語版と韓国語版の両方で課金プレイする韓国のファンがいることを挙げている[152]。 一方で、キャラクターの描写やシナリオの内容が論争を招くケースもあり、たとえば、小説「Fate/Grand Order 英霊伝承 〜荊軻〜」における始皇帝の描写は中国のファンの間で議論を巻き起こした[153]。同じく始皇帝が登場するLostbelt No.3「人智統合真国 シン」は中国のファンに受け入れられており[153]、ライターの百元籠羊はアキバ総研に連載しているコラムの中で、中国のFate人気のきっかけとなった虚淵玄がシナリオを手掛けていたことでよい評価を得られたのではないかと推測している[154]。 一方、百元は同シナリオには現代中国を風刺する内容が含まれていたため、本作の中国版で実装できるか不安だという声が中国国内で聞かれたと話している[153]。 また、百元はこれまでの中国における反応から、中国において「現在の中国の感覚で正しい中華要素、中華系キャラクターが描かれるべきだ」という要求が高まっていること、外国人の描く中国(および中華要素)に対する基準が厳しいことが明らかになってきたとも話しており、同シナリオに登場した秦良玉のデザインがステレオタイプ的だったため、中国ではあまり評判がよくなかったとも語っている[154]

評価

ゲームディレクターの類地健太郎は、物語を主軸としているため速い更新速度や物語とゲームの素早い連動などが実現できたと述べ、その在り方を週間連載の少年漫画にたとえている[155]。キャラクター同士の相性や宝具の情報をあらかじめプレイヤーに開示することでプレイヤーに物語の展開を予測しやすくさせ、読者の予想を覆すような展開や結末を用意することで物語のリアリティをあげていると指摘しており、同様の理由から二次創作がしやすいのではないかと推測している[155]。一方で本作のフォロワーが成功しない理由として本作の存在そのものがソーシャルゲームとしては特異であることを指摘している[155]

受賞・ノミネート

関連項目

脚注

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注釈

  1. ^ a b セガAM2研(現セガ・インタラクティブ第2研究開発本部)在籍時に一時期ディレクターを務めていた『ボーダーブレイク』では本名の『叶良樹』でクレジットされていた。
  2. ^ レフから聖杯を授けられたジル・ド・レは、本シナリオに登場する生前のジル・ド・レとは別人である。
  3. ^ Fate/stay night』に登場した間桐臓硯の若いころの姿[14][13]
  4. ^ シナリオ執筆者の奈須きのこは、自身のブログの中でオジマンディアスを召喚したのは「聖杯を託された第9回十字軍の関係者」であるとしており、オジマンディアスが召喚者から聖杯を取り上げたことと明かしている[24]
  5. ^ シナリオ執筆者の奈須きのこは、自身のブログの中で、シナリオ未登場だが関連する人物として、「リチャード一世を自称する何者か」や、ケイやガレスといった円卓関係者を挙げている[24]
  6. ^ プレイアブルユニットとしてのアビゲイルの幕間のシナリオでは、セイラムでの一件の後、ラヴィニアが霊体として「セイレムのサンソン」と共に「セイレムのアビゲイル」を見守っていることが判明している。
  7. ^ ドラマCD『Garden of Avalon』より一部楽曲提供。
  8. ^ 下記の担当章・イベントなどは判明しているものであり全てではない。
  9. ^ 須藤友徳高橋タクロヲ、菊池隼也、小笠原篤、塩島由佳、辻雅俊、佐藤哲人、永森雅人、越後光崇、渡邊八恵子、加藤美穂
  10. ^ それまでは、コント向けに制作された「うりぼうのテーマ 〜旅立ち〜」が代用されており、第2部第1章ではサリエリがこの曲を演奏する場面がある[92]
  11. ^ 新型コロナウイルス感染症の影響によりパーソナリティ、ゲストの出演が中止になった。
  12. ^ AnimeJapan 2020の開催中止に伴い「Fate/Grand Order スペシャルステージ」で行う予定だった内容を配信。
  13. ^ a b c 田中美海は諸事情により未出演。
  14. ^ a b c 超!A&G+版のみ。
  15. ^ a b c 地上波版のみ。
  16. ^ 高橋李依は諸事情により未出演。
  17. ^ 2018年2月に開催された『復刻版:空の境界/the Garden of Order -Revival-』のガチャでは、期間限定サーヴァントとしてSR「浅上藤乃(アーチャー)」が追加された[122]が、シナリオには登場しない。
  18. ^ ヴラド三世は、同シナリオに登場する他の「聖杯大戦」関係者とは異なり、「聖杯大戦」の記憶を途中まで覚えていた。
  19. ^ 東京公演前売券完売に伴い急遽追加公演として開催。
  20. ^ 大阪公演期間中に大阪北部地震が発生し、大阪ヒミツキチオブスクラップ臨時休業に伴い1公演のみ欠番扱いとなった。

スタッフ脚注

  1. ^ TYPE-MOON所属プログラマー
  2. ^ TYPE-MOON所属サウンドクリエイター
  3. ^ Fateシリーズ、魔法使いの夜 音楽制作
  4. ^ 魔法使いの夜、テレビアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』 音楽制作
  5. ^ 小説『Fate/Apocrypha』執筆
  6. ^ 小説『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』執筆
  7. ^ テレビアニメシリーズ『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』脚本
  8. ^ TYPE-MOON所属シナリオライター、小説『Fate/Requiem』執筆
  9. ^ a b 小説『Fate/Zero』執筆
  10. ^ a b c d 漫画『コハエース』『ぐだぐだエース』作画
  11. ^ テレビアニメシリーズ『Fate/Apocrypha』、『ロード・エルメロイII世の事件簿』、『絶対魔獣戦線バビロニア』、劇場版『神聖円卓領域キャメロット』脚本
  12. ^ 小説『ロード・エルメロイII世の事件簿』執筆
  13. ^ アニメ『Girls' Works』シナリオ制作
  14. ^ 小説『Fate/strange fake』執筆
  15. ^ a b c 漫画『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』作画
  16. ^ a b 漫画『マンガで分かる!Fate/Grand Order』作画、イベント「オール・ザ・ステイツメン! 〜マンガで分かる合衆国開拓史〜」原案
  17. ^ ゲーム『Fate/stay night』ゲール語考証
  18. ^ a b c d e TYPE-MOON所属グラフィッカー
  19. ^ 漫画『ロード・エルメロイII世の事件簿』作画
  20. ^ 漫画『CANAAN』、漫画『Fate/Apocrypha』作画
  21. ^ テレビアニメ『世界征服〜謀略のズヴィズダー〜』キャラクター原案
  22. ^ 小説『Fate/Apocrypha』イラスト作画
  23. ^ 小説『ロード・エルメロイII世の事件簿』イラスト作画
  24. ^ 漫画『真月譚 月姫』『月の珊瑚』『Fate/Grand Order 亜種特異点I 新宿幻霊事件』作画
  25. ^ 漫画『Fate/mahjong night 聖牌戦争』作画
  26. ^ 漫画『Fate/Zero』作画
  27. ^ 漫画『Fate/EXTRA CCC Fox Tail』作画
  28. ^ 漫画『Fate/stay night [Heaven's Feel]』作画
  29. ^ 漫画『空の境界』作画
  30. ^ 小説『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』イラスト作画
  31. ^ 漫画『AATM』作画
  32. ^ 小説『Fate/Zero』ほか アイテムデザイン
  33. ^ ゲーム『Fate/EXTRA』宝具デザイン
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  35. ^ 漫画『Fate/strange fake』作画
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  38. ^ 漫画『Fate/mahjong night 聖牌戦争』作画
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  50. ^ 劇場版 空の境界 未来福音』 キャラクターデザイン・作画監督 など
  51. ^ 劇場アニメ『劇場版 空の境界』 第6章 キャラクターデザイン・作画監督、テレビアニメ『Fate/Zero』第10話 演出 など
  52. ^ テレビアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』作画監督 など
  53. ^ テレビアニメ『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』シリーズ 音楽制作
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