HEAT (テレビドラマ)

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HEAT
ジャンル テレビドラマ
脚本 丑尾健太郎
大浦光太
坪田文
演出 小林義則
佐藤源太
出演者 AKIRAEXILE
栗山千明
佐藤隆太
田中圭
菜々緒
稲垣吾郎SMAP
製作
チーフ・
プロデューサー
笠置高弘
プロデューサー 萩原崇(カンテレ)
豊福陽子(カンテレ)
岩田祐二(共同テレビ)
柳川由起子(共同テレビ)
制作 関西テレビ放送
製作 共同テレビジョン
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2015年7月7日 - 9月1日
放送時間火曜22:00 - 22:54
放送枠関西テレビ制作火曜夜10時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数9
公式サイト

特記事項:
初回は2時間スペシャル(21:00 - 22:48)とした上、20:59 - 21:00に事前枠『HEATカウントダウン』も別途放送。
第5話は『EAFF東アジアカップ女子・日本×韓国』中継のため、30分遅れ(22:30 - 23:24)。
最終話(第9話)はワールドカップバレー中継延長のため、65分遅れ(23:05 - 23:59)。
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HEAT』(ヒート)は、2015年7月7日から9月1日まで毎週火曜日22時 - 22時54分に、カンテレ(関西テレビ)制作・フジテレビ系の「火曜22時枠」で放送された日本のテレビドラマである。主演はEXILEAKIRAが務めた[1][2]

概要[編集]

史上初の「消防団」を題材としたドラマ[3]で、総務省消防庁東京消防庁の全面協力を受けて製作された。総務省消防庁が石油コンビナートや化学プラントといったエネルギー・産業基盤の被災に備え、「エネルギー・産業基盤災害即応部隊(ドラゴンハイパー・コマンドユニット)」を全国12地域に編成することとした[4]事実に着想を得ており、秦建日子による小説『ファイアマンの遺言』をプロジェクト原作としたメディアミックスプロジェクト作品である[5]

視聴率[編集]

本作は第1話から1ケタ台の視聴率が続いた。

2015年8月11日放送の第6話では2.8%と、フジテレビのドラマとしては『ピーマン白書』以来35年ぶりの2%台を記録[6]。複数のメディアがこぞって「21世紀最低の視聴率」と報じた[7][8]アサ芸プラスはテレビ誌関係者の話として、前週に放送された第5話の内容を受け、それまで我慢してきた数少ない視聴者からも見放されたのではないかと報じている[9]

その後は3台に持ち直し、9月1日放送の最終話は3.9%となった。これは同日19時からフジテレビ系列で「2015年ワールドカップバレー」の日本対セルビアの試合を生中継し、その延長のため予定より65分遅れとなったことに加え、かねてからベルギーリエージュ劇場のロゴと酷似していると指摘されていた、2020東京オリンピックの公式エンブレムの使用を中止すると大会組織委員会が発表したこと[10]に関するニュースを見るため、当時、平日の23時台に放送されていた報道番組『LIVE2015 あしたのニュース』を見ようとした視聴者がいたことも、視聴率の上昇につながったのではないかと、アサ芸プラスがテレビ誌関係者の話として報じている[11]

映画化企画[編集]

本作の放送開始2日前の2015年7月5日、続編にあたる映画『DRAGON』(仮題)の製作が発表された[12][13]。ドラマ放送前に映画化が発表されるのは異例である[12]。ところが同年11月13日、カンテレの福井澄郎社長(当時)が定例会見で前述したドラマの視聴率の低迷を認めたうえで、映画化が白紙となったことを明かした[14]

サイゾーウーマンはテレビ局関係者の話として、当初はドラマの最終回で映画につながるような結末が用意されていたが、その放送前に映画化企画が中止となり、更に回数も全10話から全9話に減らされたことを受けて結末が変更されたと報じている[15]

ストーリー[編集]

クローバー都市開発に勤務する池上タツヤは、再開発プロジェクトを進行していた南臨海市をライバルである濱田直紀に横取りされ、新たな候補地を幸多市に決める。しかし幸多市には再開発に反対する住民が多く、困惑するタツヤの前に現れた幸多市消防団・第11分団のリーダー・安住咲良に出会い、地権者たちの個人情報を手に入れるべく素性を隠して入団する。しかし入団すると待っていたの仕事はペットの捜索など小さなものばかりであった。第11分団は住民に信用されていなかったのだ。

キャスト[編集]

クローバー都市開発[編集]

池上 タツヤ(いけがみ タツヤ)
演 - AKIRAEXILE
不動産会社「クローバー都市開発」で都市開発を手掛ける。
日比野 仁(ひびの じん)
演 - 稲垣吾郎SMAP
タツヤが勤務する不動産会社「クローバー都市開発」社長[16]
濱田 直紀(はまだ なおき)
演 - 田中圭
タツヤの同僚でライバル[17]
榊 明弘(さかき あきひろ)
演 - 井出卓也
タツヤの部下[17]

幸多市消防団第十一分団[編集]

安住 咲良(あずみ さくら)
演 - 栗山千明
幸多市消防団第十一分団のリーダー。幼稚園に勤務している。
石沢 聡(いしさわ さとし)
演 - 菅原大吉
靴屋を営む中年団員[18]
神戸 恭子(かんべ きょうこ)
演 - 堀内敬子
主婦団員[18]
鳴海 雅彦(なるみ まさひこ)
演 - 正名僕蔵
サラリーマン団員。独身[18]
等々力 秀一(とどろき しゅういち)
演 - 鈴木伸之劇団EXILE
自動車修理工の団員[18]
松山 航平(まつやま こうへい)
演 - 吉沢亮
大学生団員。就職活動中[18]

東京消防庁 幸多消防署職員[編集]

合田 篤志(ごうだ あつし)
演 - 佐藤隆太
消防士隊長。
白石 徹(しらいし とおる)
演 - 工藤阿須加
消防士で合田の部下[18]

その他[編集]

結城 エリ(ゆうき エリ)
演 - 菜々緒
経営コンサルタント。タツヤとは友達以上恋人未満の関係であり、ビジネスパートナー。
渡会 いずみ(わたらい いずみ)
演 - 小芝風花
咲良の務める幼稚園の補助教諭[17]
合田 小百合
演 - 奥田恵梨華
合田 未来
演 - 志村美空
星乃周一郎(ほしの しゅういちろう)
演 - 国広富之
幸多市長。

ゲスト[編集]

第1話
第2話
第3話
第4話
第6話
  • 菅井 武雄 - 斉木しげる(再開発に反対している地権者)
第8話

スタッフ[編集]

  • 特別協力 - 総務省消防庁東京消防庁[1]
  • プロジェクト原作 - 『ファイアマンの遺言』秦建日子角川文庫
  • 企画協力 - KADOKAWA 実写映像推進部
  • 演出 - 小林義則佐藤源太
  • 脚本 - 丑尾健太郎、大浦光太、坪田文
  • 音楽 - 菅野祐悟
  • 主題歌 - EXILE ATSUSHI + AIBe Brave」(rhythm zone
  • 技術プロデューサー - 友部節子
  • 撮影 - 大石宏宜、山崎伸一
  • 音声 - 渡部満裕
  • 編集 - 山本正明
  • 音響効果 - 岩崎晋介
  • 美術プロデューサー - 杉川廣明
  • 美術進行 - 竹田政弘
  • VFXスーパーバイザー - 石井教雄
  • スタントコーディネート - 釼持誠
  • ロケ協力 - 八王子市、八王子フィルムコミッション、八王子市消防団、八王子観光協会 ほか
  • 編成 - 野村亙(カンテレ)、野崎理(フジテレビ)
  • 宣伝 - 安田宜義(カンテレ)
  • 広告 - 宮内覚(カンテレ)
  • チーフプロデューサー - 笠置高弘(カンテレ)
  • プロデューサー - 萩原崇、豊福陽子(カンテレ)、岩田祐二、柳川由起子(共同テレビ)
  • アソシエイトプロデューサー - 重松圭一(カンテレ)
  • 制作 - カンテレ
  • 制作著作 - 共同テレビ

放送日程[編集]

各話 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率[19]
第1話 7月07日 街を狙う男が街を守る消防ヒーローへ!プライドを懸けた熱き闘い
大火災の中、絶体絶命感動の物語が始まる
丑尾健太郎 小林義則 6.6%
第2話 7月14日 大パニックに響く魂の叫び! 大浦光太 3.9%
第3話 7月21日 病に苦しむ少年を救え!緊急通報119番に隠されたSOS 坪田文 佐藤源太 4.2%
第4話 7月28日 亡き夫を思う老女を救え!台風直撃の中で、決死の救出 丑尾健太郎 3.4%
第5話 8月04日 候補地バトルついに決着!夏祭りで事件!別れの決断に流す涙 大浦光太 小林義則 3.4%
第6話 8月11日 リストラ危機!消防団が分裂!仲間の絆つなぐ真実 坪田文 佐藤源太 2.8%
第7話 8月18日 ついに正体がバレる!社長の本性!非情な仕打ちに崩れさる絆 大浦光太 小林義則 3.1%
第8話 8月25日 最大の敵社長との全面対決!再開発止める秘策とは 丑尾健太郎 3.3%
最終話 9月01日 大火災の中、決死の救出!最後の無線と涙の敬礼 3.9%
平均視聴率 4.1%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)
  • 第5話は『EAFF東アジアカップ女子・日本×韓国』中継のため、30分遅れの、22時30分 - 23時24分に放送された。
  • 第9話(最終話)はワールドカップバレー中継延長のため、65分遅れの、23時5分 - 23時59分に放送された。

脚注[編集]

  1. ^ a b 『HEAT』 - とれたてフジテレビ
  2. ^ AKIRA、新ドラマ『HEAT』で消防団員役に挑戦”. テレビドガッチ. 2015年5月20日閲覧。
  3. ^ 「EXILE」AKIRA、消防団員に挑戦!共演に栗山千明&佐藤隆太 ドラマ「HEAT」” (日本語). cinemacafe.net. 2021年1月17日閲覧。
  4. ^ 3.進化する緊急消防援助隊 | 平成27年版 消防白書 | 総務省消防庁” (日本語). www.fdma.go.jp. 2021年1月17日閲覧。
  5. ^ AKIRA、“消防”ドラマ「HEAT」に続く映画化が始動!” (日本語). cinemacafe.net. 2021年1月17日閲覧。
  6. ^ 「HEAT」35年ぶり低視聴率も当然!?我慢強い視聴者も逃げた仰天内容とは?Asagei Plus 2015年8月16日
  7. ^ 『HEAT』2.8%に「奇跡的な数字」と関係者あ然! スポンサー撤退&火10ドラマ枠廃止も!?” (日本語). サイゾーウーマン (2015年8月13日). 2021年1月17日閲覧。
  8. ^ 21世紀最低の視聴率という連ドラは「AKIRA」だけが悪いのか” (日本語). デイリー新潮. 2021年1月17日閲覧。
  9. ^ 「HEAT」35年ぶり低視聴率も当然!?我慢強い視聴者も逃げた仰天内容とは?” (日本語). アサ芸プラス. 2021年1月17日閲覧。
  10. ^ 東京五輪エンブレム使用中止 佐野氏が取り下げ申し出 「模倣ではないが、国民の支援がない中使い続けるのは困難」” (日本語). ITmedia NEWS. 2021年1月17日閲覧。
  11. ^ AKIRAの流血はどうなった?「HEAT」最終回のありえない展開に視聴者が呆然” (日本語). アサ芸プラス. 2021年1月17日閲覧。
  12. ^ a b AKIRA「HEAT」続編で映画化!ドラマ放送前に異例の決定”. SANSPO.COM (2015年7月5日). 2015年7月5日閲覧。
  13. ^ 『HEAT』に続き、AKIRA主演で「消防」が舞台の映画が誕生!最高峰の消防部隊“ドラゴンハイパー・コマンドユニット”で大災害に立ち向かう男たちを描く感動巨編
  14. ^ “AKIRA主演「HEAT」映画化白紙”. デイリースポーツオンライン (株式会社デイリースポーツ). (2015年11月13日). http://sp.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/11/13/0008563443.shtml#btnMore 2015年11月13日閲覧。 
  15. ^ 『HEAT』劇場版、中止へ――! テレビ局関係者が明かす、書き換えられた“幻の最終回”” (日本語). サイゾーウーマン (2015年11月2日). 2021年1月17日閲覧。
  16. ^ 稲垣吾郎、“消防団”ドラマに出演 クセの多い役は「光栄」”. ORICON (2015年5月27日). 2015年5月27日閲覧。
  17. ^ a b c AKIRA主演ドラマ、菜々緒が暗躍する美人パートナーに!”. シネマトゥデイ (2015年6月1日). 2015年6月1日閲覧。
  18. ^ a b c d e f AKIRA主演ドラマに新世代の“連ドラ常連組”集結”. ORICON (2015年6月1日). 2015年6月2日閲覧。
  19. ^ “HEAT”. スポニチ Sponichi Annex. http://www.sponichi.co.jp/entertainment/yomimono/drama/2015/07_09/HEAT/ 2015年9月2日閲覧。 
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