IDOM

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株式会社IDOM
IDOM Inc.
Tokyo Building.JPG
本社の入居する東京ビルディング
種類 株式会社
市場情報
略称 IDOM
本社所在地 日本の旗 日本
100-6425
東京都千代田区丸の内2-7-3
東京ビルディング25階
設立 1994年10月25日
業種 卸売業
法人番号 1010001069520 ウィキデータを編集
事業内容 自動車の買取事業
自動車の販売事業
その他自動車流通に関わる事業
代表者 羽鳥由宇介(代表取締役社長
羽鳥貴夫(代表取締役社長
資本金 41億5,700万円 (2020年2月末現在)
売上高 単体2,580億円、連結3,516億円
(2020年2月期)
営業利益 単体77.3億円、連結90.9億円
(2020年2月期)
経常利益 単体69.64億円、連結68.67億円
(2020年2月期)
純利益 単体34.57億円、連結39.17億円
(2020年2月期)
純資産 連結425.86億円
(2020年2月末現在)
総資産 連結1837.83億円
(2020年2月末現在)
従業員数 連結4,464名
(2020年2月現在)
決算期 2月末
主要株主 フォワード(代表者・羽鳥貴夫) 26.20%
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 10.18%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 5.16%
羽鳥裕介 5.05%
羽鳥貴夫 5.05%
(2016年2月末現在)
外部リンク https://221616.com/idom/
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株式会社IDOM(読み:イドム、: IDOM Inc. 、 旧:株式会社ガリバーインターナショナル)

株式会社IDOMは、東京都千代田区に本社を置く中古車をメインとした自動車の販売・買取会社。旧社名は株式会社ガリバーインターナショナル(: GULLIVER INTERNATIONAL CO.,LTD.)。

「クルマの流通革命」カンパニーとして、ブランド名であるGulliver(ガリバー)を軸に、中古車の販売と買取事業を全国約500店舗(2020年10月現在)で展開する。設立10年以内に売上高10億ドル(約1000億円)を達成した日本でも数少ないハイパーグロースカンパニー。

また、クルマそのものの利用方法に対する価値観の多様化を背景とするCaaS(Car as a Service)領域を軸とした、クルマのサブスクリプションサービスや個人間カーシェアサービスなどを提供、中古車流通業界における改革を最前線で推し進めている。

概要[編集]

1994年4月、創業者である「羽鳥兼市」が福島県郡山市において、「車買取専門の東京マイカー販売株式会社」を設立し、同年10月に部門を法人化。1998年、近年ほどネットが普及されていない当時において、画像による車販売システム「ドルフィネットシステム」の運用を開始。同年に上場を果たし、2003年に東証一部に指定替えする。2006年に日本の中古車販売業としては初となる「ポーター賞」を受賞。2008年に代表取締役に「羽鳥由宇介」と「羽鳥貴夫」が就任。

「Gulliver(ガリバー)」(中古車買取台数No1(1)/ 販売台数13.4万台の実績(2))を軸に、WOW!TOWN(ワオタウン)、HUNT(ハント)、LIBERALA(リベラーラ)、GulliverOUTLET(ガリバーアウトレット)などのコンセプトショップを展開する中、2016年7月、自動車流通の変革に「挑む(”いどむ”)」ことに想いを込め、商号を「株式会社ガリバーインターナショナル」から、「株式会社IDOM」(”いどむ”)へ社名変更。

2020年現在は、「自動運転」・「ライドシェア」・「IoT」など、ユーザーの意識変化やテクノロジーの進化を背景に、クルマの売買だけではない様々な新規事業の推進・提供、”第4創業期”を迎えている。

※2020年1月 (株)日本能率協会総合研究所調べ(国内中古車買取市場の大手買取専門業者を対象とした「中古自動車買取台数No.1調査」より)

※2019年度直営店車両販売台数合計

沿革[編集]

  • 1994年
    • 4月 - 「東京マイカー販売株式会社」の車買取部門として、ガリバー1号店「安積店」をオープン
    • 9月 - ガリバーフランチャイズ1号店「弘前店」をオープン
    • 10月 - 福島県郡山市に「株式会社ガリバーインターナショナル・コーポレーション」を設立
  • 1996年
    • 2月 - 千葉県浦安市に東京本社を開設しフランチャイズ本部機能を移転
    • 4月 - 商号を「株式会社ガリバーインターナショナル」に変更
  • 1998年
    • 日本証券業協会株式を登録
    • 画像販売システム「ドルフィネット」が「第2回日本オンラインショッピング大賞」を受賞
  • 2007年
  • 2008年
    • 1月 - コールセンターが「ISO/IEC 27001:2005」を取得
    • 4月 - 「ハイ・サービス日本300選」受賞
    • 5月 - 羽鳥兼市が名誉会長に就任、代表取締役に羽鳥由宇介、羽鳥貴夫が就任
  • 2009年
  • 2012年
  • 2013年 - 高級車専門の中古車販売店「LIBERALA(リベラーラ)」を開店
  • 2014年
    • 1月 - 軽自動車専門の中古車販売店「ガリバーミニクル」を開店
    • 4月 - ミニバン専門の中古車販売店「スナップハウス」を開店
    • 11月 - ニュージーランドオークランドにオセアニア1号店となる「ガリバーニューマーケット店」をオープン
  • 2015年
    • 5月 - オセアニア2号店となる「ガリバーチャッツウッドシドニー店」をオープン
    • 8月 - ガリバーのSUV専門店「Brat(ブラット)」を開店
    • 9月 - BMWの千葉県正規ディーラー「ナカミツモータース」を「ナカミツインターナショナル」とともに買収。 株式会社モトーレングランツ」に商号を変更。
    • 9月 - 現「ガリバーフリマ」、当時「クルマジロ」を稼働
  • 2016年
    • 7月 - 「未来へ挑む」の意味を込めて、商号を「株式会社IDOM」に変更。店舗ブランド「ガリバー」は引き続き使用
    • 8月 - 月額定額クルマ乗り換え放題サービス「NOREL(ノレル)」始動
  • 2017年
    • 5月 - 経済産業省と東京証券取引所が共同で実施する「攻めのIT経営銘柄2017」に選定
    • 6月 -「クルマジロ」が「ガリバーフリマ」に名称を変更 
  • 2018年
    • 2月 - タンザニアでライドシェア大手の「ウーバー」と提携
  • 2019年
    • 4月 - 個人間カーシェアサービス「GO2GO(ゴーツーゴー)」をリリース
    • 8月 - ”車を並べて作った文字”で「ギネス世界記録」を達成
    • 9月 -  コーポレートアイデンティとなる「どこまでも、全力少年。」を発表。
    • 9月 -  スキマスイッチの「全力少年」を起用した60秒企業CMの放映を開始
    • 9月 -  AI査定アプリ「Gulliver AUTO(ガリバーオート )」アプリをリリース
    • 12月 - 「Gulliver AUTO(ガリバーオート)」、インターネット上で最高のアジア発デザインに贈られる賞 「DESIGN OF THE DAY 14 DEC」を受賞
  • 2020年
    • 4月 - 新型コロナウイルスの影響により、医療従事者をはじめとした全国1万名へ、当社の所有するクルマを最大3ヵ月間無償提供する「#SaveMoving」を実施
    • 4月 - 四国高松にて「ドライブスルー査定」の運用を開始
    • 5月 - オンライン上でガリバーのサービスを受けられる「おうちでガリバー」リリース
    • 5月 - 最大6か月間支払いを遅らせることができる「ガリバーすきっぷローン」の取り扱いを開始
    • 7月 - 日本テレビ「eGG(エッグ)」が開催する「eGG eスポーツチャレンジ『ガリバーカップ 2020』 ロケットリーグチャンピオンシップ」大会のタイトルスポンサーに決定、同時期に社内eスポーツチーム「Gulliver AEGIS(ガリバーイージス)」を結成
    • 8月 - 「株式会社IDOM CaaS Technology」を設立
    • 9月 -  自動車ローンの利用が困難なケースに対して「ガリバースマートローン」の提供開始
    • 10月 -  「株式会社FMG」を設立

連結子会社/関連会社[編集]

国内[編集]

  • ジー・ワンファイナンシャルサービス
    • 2000年設立。当初はガリバー加盟店への資金融資などを行うグループ内部向けの金融サービス会社であったが、2004年の商号変更と共に、コンシューマー向けサービスへ本格参入。オートローンや保険商品販売、クレジットカード発行等幅広く取り扱う。
  • 株式会社ガリバーインシュアランス:
    • IDOMの保険募集代理店となる。幹事代理店は、丸の内本社、浦安オフィス、大分保険事務センターが行っている。
  • 東京マイカー販売株式会社
    • 1994年設立。主に車種専門店を中心に取り扱う「Brat(ブラット)」というブランド名で中古車の販売、買取事業を全国で展開。
  • 株式会社モトーレングローバル
  • 株式会社モトーレングランツ
    • 2015年、「ナカミツインターナショナル」とともに買収。旧ナカミツモータース。
    • BMW社製乗用車の販売及び整備、修理部品・アクセサリー販売。
  • 株式会社IDOM CaaS Technology(ICT):
    • 2020年、IDOMから会社分割を行いCaaS事業を継承し、設立。
    • 中古車定額乗り換えサービスの「NOREL(ノレル)」や個人間カーシェアサービスの「GO2GO(ゴーツーゴー)」などのCaaS(Car as a Service)領域を中心にマイカーライフというコンセプトのもとサービスを展開。
  • 株式会社FMG
    • IDOMで展開していたアフリカ事業をスピンオフし、新会社を設立
    • 創業期からスタートアップへの投資・成長支援を行なう株式会社サムライインキュベートの子会社「株式会社サムライインキュベートアフリカ」が運営する「Samurai Africa Fund 2号投資事業組合」より、FMGへの出資・成長支援を受ける。
    • 配車サービス企業や銀行と連携をしながら、IDOMが推奨車両を決定・提供加えてドライバーを組織化し、ドライバーへ直接中古車を貸与すると同時にファイナンスも行う。

海外[編集]

  • オーストラリア:
    • Gulliver Australia Holdings Pty Ltd.
    • Buick Holdings pty Ltd.
  • アメリカ:
    • Gulliver USA, Inc.
    • Gulliver East, Inc.
  • ニュージーランド:
    • Gulliver International New Zealand Co.,Ltd.

企業理念[編集]

  • 企業理念「Growing Together」
    • 私たちは、豊かな未来のために、IDOMイズムの体現を通して、5つのステークホルダーと共に成長し続けることを目指します。
    • 社会:信頼ある企業市民として、地域社会及び国際社会との調和的発展を目指します
    • 社員:全社員の物心両面の幸せの追求と、ひとりひとりの自己成長の場を共に創造していきます。
    • お客様:真心のこもった確かなサービス通してお客様に感動を提供し、満足と信頼の輪を育んでいきます。
    • 株主:健全かつ質の高い企業経営に努め、適正な成果の蓄積と還元を図り、更なる継続的な発展を目指します。
    • パートナー:志を同じくするパートナーと連帯し、業界の健全な発展のため、常に新しい発想を持って共に成長することを目指します。
  • コーポレートアイデンティティ「どこまでも、全力少年」
    • 2019年、創業以来の企業精神である、ワクワクしながら未知なる領域に挑戦する姿を表した新スローガンを発表する。
    • 2019年8月-千葉県野田市に約300名の社員とお客様が集まり、554 台の自動車を使って店名である「Gulliver」の文字を作り上げ「車で作った最大の言葉」として、ギネス世界記録に登録される。
    • 2019年9月-スキマスイッチの「全力少年」を起用した自社初の60秒の長尺企業CMの放映を開始。8月のギネス企画で、社員がお客様とともに世界記録に挑戦する姿を描く。
  • 社員によるeスポーツ部「GulliverAEGIS」
    • 社員が自ら部員となり結成したeスポーツ部。様々な困難に直面しながら、壁にぶつかり、挫折し、それでもあきらめることなく上を目指して全力で走っていく姿を体現する。
    • 2020年5月-全力少年の活動の一環として、社員によるeスポーツ部「Gulliver AEGIS(ガリバーイージス)」を結成。
    • 7月-日本テレビで放映されているeスポーツ応援番組「eGG(エッグ)」が開催する「eGG eスポーツチャレンジ『ガリバーカップ 2020』 ロケットリーグチャンピオンシップ」大会のタイトルスポンサーをつとめる。
    • 11月- 「eGG eスポーツチャレンジ『ガリバーカップ 2020』 ロケットリーグチャンピオンシップ」決勝大会を開催予定。優勝賞金は100万円。

チャリティー・支援活動[編集]

  • 2004年〜2006年
    • 「松井秀喜ホームランチャリティー・世界遺産スタディープログラム」を実施。背番号55番にちなみ公式戦におけるホームラン数を1本につき55万円に換算し、社会貢献活動の一環として拠出。未来へ挑戦する青少年達に海外の各分野で活躍する日本人との対談を行うなどのプログラムを展開。
  • 2007年〜2011年
    • 買取1台につき、ワクチン1人分を日本委員会(JCV)を通じ、途上国で必要とされているワクチンを供給。中国ホルチン砂漠の緑化に賛同し、車の販売1台につき苗木10本分の苗木を寄付。
    • 現在は日本ユニセフ協会を通じて、破傷風ワクチンや抗マラリア薬や栄養補強ミルクなど8種類のユニセフ支援ギフトをもっとも必要としている国や地域に届けている。
  • 2008年
    • ネパール教育支援の実施。小学校の校舎を建設するとともに、地域住民への啓発や入学推進活動など総合的な学習環境の改善支援を行った
  • 2011年
    • 東日本大震災復興支援活動「TAG PROJECT(タッグプロジェクト)」の一環として中古車1,000台を無償提供。
  • 2020年
    • 新型コロナウイルス禍において、ガリバーのクルマ支援「#Save Moving」は、医療従事者をはじめ移動を必要とする全国10,000名にクルマを無償提供を開始。
    • 「特定非常災害」の復興に向けて、水害車の買取りと買替えに伴う「豪雨災害水害車救済プラン」を発動。

その他[編集]

  • 保証付き対象車に関する景品表示法違反(有利誤認)
    • 2017年12月8日、販売店で「10年保証対象車」「保証付き」などと記載した新聞の折り込みチラシを発行していたが、実際は保証は別料金(約10万から30万円)だったとして、景品表示法違反(有利誤認)で消費者庁から再発防止の措置命令を受けた[1]

テレビCM出演者[編集]

過去

脚注[編集]

  1. ^ ガリバー運営会社に措置命令=「10年保証」実は別料金-消費者庁”. 時事通信社 (2017年12月8日). 2018年2月11日閲覧。
先代:
サンヨー
1988年-2006年
NPBオールスターゲーム
オフィシャル・スポンサー
2007年
次代:
マツダ
2008年-2016年