IMAGE DOWN
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「IMAGE DOWN」 | ||
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BOØWYの楽曲 | ||
収録アルバム | 『MORAL』 | |
リリース | 1982年3月21日 | |
規格 | LP | |
ジャンル | ロック | |
時間 | 3分02秒 | |
レーベル | ビクター/Invitation | |
作詞者 | 氷室狂介(京介) | |
作曲者 | 布袋寅泰 | |
プロデュース | 渡辺モリオ(マライア) | |
その他収録アルバム
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「IMAGE DOWN」(イメージ・ダウン)は、日本のロックバンドであるBOØWYの楽曲。
1982年にリリースされたBOØWYのファースト・アルバム、『MORAL』に収録されている。
解説[編集]
BOØWY結成直後に作られた曲で、解散までのほぼ全てのライブで欠かさず演奏され、代表曲となっている。 歌詞の内容は複数の異性と付き合う少女を揶揄したものとなっており、パンク色の強かった時期に制作されたためパンク・ロックを思わせる仕上がりとなっている。 曲が完成した初期の頃は歌詞が異なり、「かっこいいわねマリーの彼氏と」の出だしと「自慢じゃないけどいつでも私は」の出だしの二つのバージョンが存在する。
ライブでは間奏の「IMAGE DOWN」の部分を客に歌わせるのが恒例となっており、ライブ・アルバム『“GIGS” JUST A HERO TOUR 1986』(1986年)ではその最中に氷室が「ライブハウス武道館へようこそ」とMCをしている。このライブバージョンは1986年7月2日の日本武道館公演の音源であり、ベストアルバム『THIS BOØWY』(1998年)にも収録されているが、元の音源よりも演奏時間が短く編集されており、さらには曲中で聴こえてくる氷室のMCや布袋のコーラスの一部がカットされている。また、『“GIGS” JUST A HERO TOUR 1986』のミックス作業時に、客の声が少ないとの理由から、BOØWYメンバーとスタッフが原宿のスタジオ付近で若者に声をかけ、集まった10人程の「IMAGE DOWN」の掛け声をダビングして使用している。さらに、後からキーボードの音などを追加しミックスしている[1]。
参加ミュージシャン[編集]
ライブ版[編集]
- 『“GIGS” JUST A HERO TOUR 1986』(1986年)
- 『“LAST GIGS”』(1988年) - 1988年4月5日の東京ドーム公演から収録。
- 『“GIGS” CASE OF BOØWY』(2001年) - 1987年7月31日のワールド記念ホール、1987年8月7日の横浜文化体育館公演から収録。
- 『GIGS at BUDOKAN BEAT EMOTION ROCK'N ROLL CIRCUS TOUR 1986.11.11〜1987.02.24』(2004年) - 1987年2月24日の日本武道館公演から収録。
- 『“GIGS” CASE OF BOØWY COMPLETE』(2007年)
- 『“LAST GIGS” COMPLETE』(2008年)
カバー作品[編集]
- BOØWY解散後の初のソロライブツアーにて、氷室が同曲を演奏している(ライブ・ビデオ『KING OF ROCK SHOW of 88'S-89'S TURNING PROCESS』(1989年)収録)。
- 安宅美春 - 『孤独のRUNAWAY』(1990年)
- パフィー - 『THE HIT PAREDE』(2002年)
- 奥田民生によるプロデュースとなっている。
- 東京ピンサロックス - 『BOØWY Respect』(2003年)
脚注[編集]
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