JFA 全日本U-18女子サッカー選手権大会
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JFA 全日本U-18女子サッカー選手権大会 JOCジュニアオリンピックカップ | |
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開始年 | 1997年 |
主催 | 日本サッカー協会 |
参加チーム数 | 16 |
前回優勝 | 日テレ・メニーナ(2年ぶり9回目) |
最多優勝 | 日テレ・メニーナ(9回)[1] |
サイト | 公式サイト |
JFA 全日本U-18女子サッカー選手権大会(ジェイエフエイぜんにほんアンダーエイティーンじょしサッカーせんしゅけんたいかい)は、財団法人日本サッカー協会が主催する18歳以下のチームによる女子サッカー大会である。JOCジュニアオリンピックカップの一環として行われている。
概要[編集]
1997年に全日本女子ユースサッカー選手権大会(ぜんにほんじょしユースサッカーせんしゅけんたいかい)として第1回大会が開催された。当初は都道府県選抜チームによる対抗戦であったが、第9回大会より単独チームによる大会となった。
各年の国民体育大会開催都道府県にて、国体開催の翌年に開催される[2]。
2012年大会より、全日本高等学校女子サッカー選手権大会の開催時期が1月に変更されることに[3]伴い、大会名を「全日本女子ユース (U-18)サッカー選手権大会」から「全日本女子ユースサッカー選手権大会」に変更したが、2014年に戻した。
2017年11月1日に日本サッカー協会 (JFA) が発表した「JFAブランディング」の一環としてJFA主催の2018年以降全ての大会名称に "JFA" の文字を加えること、全ての育成年代の大会表記を「全日本U-○○大会」に統一すること[4]から、現在の大会名となっている。
参加資格は18歳以下で、高校・大学チームの選手は参加不可となった。尚、開催地も前年度の国民体育大会開催都道府県より大阪府堺市のJ-GREEN堺となる[5]。
出場枠[編集]
2020年度の出場16チームは以下の通り。
- 北海道:1
- 東北:1(-1)
- 関東:3(+1)
- 北信越:1
- 東海:1
- 関西:2
- 中国:2(+1)
- 四国:1
- 九州:2(-1)
- 前回大会の優勝・準優勝の所属地域より各1チーム
結果[編集]
回 | 年度 | 優勝 | 結果 | 準優勝 | 開催地 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1997年 | 埼玉県選抜 | 静岡県選抜 | ||
2 | 1998年 | 湘南女子 | 大阪府選抜 | ||
3 | 1999年 | NTVメニーナ | 静岡県選抜 | ||
4 | 2000年 | 兵庫県選抜 | 3 - 1 | 栃木県選抜 | |
5 | 2001年 | 東京都選抜 | 7 - 1 | 宮城県選抜 | |
6 | 2002年 | 東京都選抜 | 2 - 1 | 静岡県選抜 | |
7 | 2003年 | 静岡県選抜 | 0 - 0 aet (PK 5 - 4) |
大阪府選抜 | 高知 |
8 | 2004年 | 静岡県選抜 | 2 - 1 | 大阪府選抜 | 静岡 |
9 | 2005年 | 日テレ・メニーナ | 2 - 0 | 神村学園 | 埼玉 |
10 | 2006年 | 常盤木学園 | 3 - 1 | 神村学園 | 岡山 |
11 | 2007年 | 常盤木学園 | 2 - 1 | 日テレ・メニーナ | 兵庫 |
12 | 2008年 | 常盤木学園 | 2 - 0 | 浦和レッズジュニアユースレディース | 宮崎 |
13 | 2009年 | 浦和レッズジュニアユースレディース | 1 - 0 | 常盤木学園 | 大分 |
14 | 2010年 | 日テレ・メニーナ | 1 - 0 | 藤枝順心 | 熊本 |
15 | 2011年 | 日テレ・メニーナ | 1 - 0 aet | 常盤木学園 | 千葉 |
16 | 2012年 | 日テレ・メニーナ | 4 - 1 | ジェフ千葉レディースU-18 | 堺市 |
17 | 2013年 | 日テレ・メニーナ | 4 - 0 | 浦和レッズレディースユース | |
18 | 2014年 | 日テレ・メニーナ | 5 - 2 | 浦和レッズレディースユース | |
19 | 2015年 | セレッソ大阪堺ガールズ | 0 - 0 (PK 5 - 4) |
日テレ・メニーナ | |
20 | 2016年 | セレッソ大阪堺ガールズ | 4 - 0 | 浦和レッズレディースユース | |
21 | 2017年 | ジェフ千葉レディースU-18 | 1 - 0 | セレッソ大阪堺ガールズ | |
22 | 2018年 | 日テレ・メニーナ | 2 - 1 | セレッソ大阪堺ガールズ | |
23 | 2019年 | ジェフ千葉レディースU-18 | 2 - 1 | 日テレ・メニーナ | |
24 | 2020年 | 日テレ・メニーナ | 3 - 2 aet | 浦和レッズレディースユース |
チーム別成績[編集]
チーム名 | 優 | 準 | 優勝年度 | 準優勝年度 |
---|---|---|---|---|
日テレ・メニーナ1 | 9 | 3 | 1999,2005,2010,2011,2012,2013,2014,2018,2020 | 2007,2015,2019 |
常盤木学園 | 3 | 2 | 2006,2007,2008 | 2009,2011 |
静岡県選抜 | 2 | 3 | 2003,2004 | 1997,1999,2002 |
セレッソ大阪堺ガールズ | 2 | 2 | 2015,2016 | 2017,2018 |
ジェフ千葉レディースU-18 | 2 | 1 | 2017,2019 | 2012 |
東京都選抜 | 2 | 0 | 2001,2002 | |
浦和レッズレディースユース2 | 1 | 5 | 2009 | 2008,2013,2014,2016,2020 |
埼玉県選抜 | 1 | 0 | 1997 | |
湘南学院 | 1 | 0 | 1998 | |
兵庫県選抜 | 1 | 0 | 2000 | |
大阪府選抜 | 0 | 3 | 1998,2003,2004 | |
神村学園 | 0 | 2 | 2005,2006 | |
栃木県選抜 | 0 | 1 | 2000 | |
宮城県選抜 | 0 | 1 | 2001 | |
藤枝順心 | 0 | 1 | 2010 |
1NTVメニーナ時代を含む。 2浦和レッズジュニアユースレディース時代を含む。
得点王[編集]
回 | 選手名(学年) | 得点数 | 試合数 | 所属校 | 成績 | 進路 |
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13 | 瀬口七海(2年) | 7 | 3 | 日ノ本学園 | グループD 2位 | 早稲田大学 |
14 | 梅木絢(3年) | 7 | 3 | 神村学園 | グループB 2位 | 広島大学 |
15 | 川原奈央(2年) | 10 | 4 | 日ノ本学園 | 4位 | 早稲田大学 |
回 | 選手名(年齢) | 得点数 | 試合数 | 所属チーム | 成績 | 進路 |
16 | 鳥海由佳(16歳) 長谷川唯(15歳) |
6 | 4 | 日テレ・メニーナ | 優勝 | 日テレ・ベレーザ |
17 | 籾木結花(17歳) | 13 | 4 | |||
18 | 安齋結花(18歳) | 7 | 4 | ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18 | 3位 | ジェフユナイテッド市原・千葉レディース |
19 | 植木理子(16歳) | 7 | 4 | 日テレ・メニーナ | 準優勝 | 日テレ・ベレーザ |
20 | 宝田沙織(17歳) | 11 | 4 | セレッソ大阪堺ガールズ | 優勝 | セレッソ大阪堺レディース |
21 | 植木理子(18歳) | 5 | 4 | 日テレ・メニーナ | 3位 | 日テレ・ベレーザ |
22 | 細井真琳(18歳) 瀧下まひる(17歳) |
5 | 2 | スフィーダ世田谷FCユース | ベスト8 | 東京国際大学 スフィーダ世田谷FC |
23 | 大澤春花(18歳) | 8 | 4 | ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18 | 優勝 | ジェフユナイテッド市原・千葉レディース |
24 | 山本柚月(18歳) | 7 | 4 | 日テレ・東京ヴェルディメニーナ | 日テレ・東京ヴェルディベレーザ |
脚注[編集]
- ^ NTVメニーナ時代を含む。
- ^ ただし2008年度大会は秋田県での、2010年度大会は新潟県ではなく、宮崎県および熊本県で代替開催された。
- ^ “第21回全日本高等学校女子サッカー選手権大会 大会概要 ~今年度より冬開催が決定~”. JFA. (2012年9月27日) 2012年12月9日閲覧。
- ^ JFAブランディング概要資料 (PDF) - 日本サッカー協会、2018年1月3日閲覧。
- ^ “JOCジュニアオリンピックカップ 第16回全日本女子ユースサッカー選手権大会”. JFA. (2012年12月3日) 2012年12月9日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 公式ウェブサイト(最新回)
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