ジェイアールバス関東

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ジェイアールバス関東株式会社
JR BUS KANTO CO.,LTD.
D674-01508-Kanto-KL-MU612TX.jpg
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 JRバス、JRバス関東
本社所在地 日本の旗 日本
151-0053
東京都渋谷区代々木二丁目2番2号
JR東日本本社ビル12F
設立 1988年3月3日
業種 陸運業
法人番号 1011001029621 ウィキデータを編集
事業内容 乗合バス事業、貸切バス事業、旅行業他
代表者 代表取締役社長 中村泰之
資本金 40億円
売上高 148億1900万円(2020年03月31日時点)[1]
営業利益 2億0500万円(2020年03月31日時点)[1]
経常利益 2億9700万円(2020年03月31日時点)[1]
純利益 1億0600万円(2020年03月31日時点)[1]
純資産 117億3000万円(2020年03月31日時点)[1]
総資産 194億2000万円(2020年03月31日時点)[1]
従業員数 961名(2020年03月31日現在)
主要株主 東日本旅客鉄道 100%
主要子会社 ジェイアールバステック
外部リンク https://www.jrbuskanto.co.jp/
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ジェイアールバス関東株式会社(ジェイアールバスかんとう)は、関東地方福島県長野県静岡県にわたる広域に拠点を持ち、高速バス一般路線バス貸切バスを中心に営業するJR東日本グループのバス事業者である。近年では市町村が運営するコミュニティバスの運行も数多く受託している。

東京駅JR高速バスターミナル
東京駅JR高速バスターミナル
新宿高速バスターミナル(バスタ新宿)
新宿高速バスターミナル(バスタ新宿)

概説[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)が100%出資する完全子会社である。日本国有鉄道分割民営化に伴い1987年4月、関東・東北自動車局の全部と中部地方自動車局のうち伊那・下諏訪の両自動車営業所のバス事業がJR東日本に継承された。

その1年後の1988年にバス事業を分社化することになり、同年3月3日にジェイアールバス関東株式会社が設立された。同年4月1日、関東、信越地区の事業を引き継いで営業開始した。東北地区はジェイアールバス東北に継承された。但し、福島県内は両社が営業区域としており、おおむね磐越東線が境界のラインになっている。 このときの車両数は492両、社員数は888人、免許キロはあ約2,700 km、現業期間は13営業所9支所2派出所という体制であった。車両は、もともと関東管内はいすゞと日野が車体で高速バスは三菱が主力であったが、旧信越。中部管内に日産ディーゼルが多く、4メーカーを保有することとなった。2017年度からの新車は日野に統一されている。一般路線車では中古車両の購入もあるが、こちらは日野に拘らず4メーカーを購入している。車両の整備については、中央道支店に大規模な整備工場を構築し、自社で車両改造・リニューアル等の作業も行っている。エンジンのオーバーホールやシャーシーの修繕をはじめ、シート生地の張り替えや座席配列の変更など大掛かりな仕様変更といったことまであらゆることを内製化している。

子会社のジェイアールバステックは、当社支店での車両整備や清掃業務の他、自社運行や当社からの委託による高速バスの運行も行っているが、もともとは駅での窓口業務受託、バスターミナル業務、清掃業務などの関連事業を行っていた日本交通観光社を系列化したもので、2000年に社名変更した。

主な収益は高速バス事業であり、東京を拠点に関東地方・東北地方中部地方近畿地方四国地方の各方面に近距離から長距離(夜行)まで及び長野県内と京都・大阪を結ぶ長距離(夜行)にて5,730.4 km(2020年3月31日現在)[2] の路線を持ち、車両数438両(2020年3月31日現在)[2] を保有する。バス事業者としては大手に数えられる規模である。
2013年時点では、車両数440両で、高速路線車が270台、一般路線車が122台、貸切44台、特定4台(白河の連節車)となっており、台数の過半を高速路線車が占めることでも象徴されるように、名実ともに長距離高速バスの代表事業者であり、JRバスグループの中でも路線数、車両数ともに中心的存在である[3]

東京の主要ターミナルには東京駅とバスタ新宿がある。東京駅高速バスターミナルの管理・運営を行っており、同バスターミナルに乗り入れる他社路線の発券、案内などを代行している。バスタ新宿は日本バス協会および当社をはじめとする11社の出資による新宿高速バスターミナル株式会社によって運営されている。同社には元会長の万代典彦が初代社長に就任し[4] バスタ新宿の運営の中核を担っている。

インターネット座席予約システムは高速バスネットを採用しており、当社がジェイアール東海バス、西日本ジェイアールバスとともに開発し、中国ジェイアールバスを加えた4社共同で運営している。

一般路線バスは、概ね旧国鉄バス路線の一部を継承し、縮小傾向にあるが、関東地方の茨城県栃木県群馬県千葉県のほか、東北地方の福島県、中部地方の長野県の各一部地域にも路線を有している。福島県内については、おおむね磐越東線を境に北側がジェイアールバス東北にエリア分けされており、かつては磐越東線の南側に当社、北側にジェイアールバス東北の一般路線があった。一般路線においても、塩原温泉バスターミナル高遠駅など自社管理しているバスターミナルが存在する。自社管理のバスターミナルの他、栃木県佐野市から管理・運営を受託している佐野新都市バスターミナルのように地元自治体が設置して、当社のバスがメインに乗り入れているバスターミナルもある。コミュニティバスの運行事業も展開しており、白河市那須塩原市佐野市古河市匝瑳市草津町小諸市長和町諏訪市下諏訪町岡谷市伊那市南箕輪村箕輪町から運行を受託している。2018年には長野県伊那市や福島県棚倉町で行われたバスの自動運転技術の実用化に向けた実証実験に協力している。佐野市や那須塩原市との間で公共交通や観光振興、定住促進に関する包括連携協定を締結しており、コンパクトシティを志向し地域の活性化を目指す各市町村とともに、公共交通の活性化に積極的に取り組んでいる[5]

貸切バスは、東京都(島しょ部を除く)、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、長野県、福島県の全域を事業区域としており、JR東日本の主催旅行専用バス「びゅうばす」や豪華寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」の日光エリアでの「深遊探訪」メニューを巡るバスの運行も担当している。なお、四季島専用バスにはKEN OKUYAMA DESIGNがデザインした車両を使用されている。「ジェフユナイテッド市原・千葉」のチームバスの運行も請け負っている。最近では、JR東日本の新幹線・特急の駅や空港から定期観光バスを運行するなど、その先の魅力的な地域へ新たなブランドとなる商品開発にも取り組んでいる。

この他に駐車場・駐輪場やコインランドリー、物販、飲食など各種の関連事業も行っている。

2013年6月に「安全研修センター」を栃木県佐野市に設立し、高速バス対応「訓練専用車」も導入し[6] 安全教育の充実化を図っている。

2018年7月の豪雨災害では、被災したJR西日本の広島地区の山陽本線呉線のバス代行輸送に車両、乗務員を派遣した(9月10日から12月下旬まで)[7]。また、中国ジェイアールバスの運行する夜行高速バス「ニューブリーズ号」(東京-広島線)を2018年8月2日から11月30日まで代替運行した[8](運行車両は同社から借用)。令和元年東日本台風(台風19号)の豪雨災害では、被災したJR東日本両毛線八高線吾妻線の鉄道代行バスに車両、乗務員を派遣するなどJR東日本の鉄道代行輸送に動員されることも多い。

沿革[編集]

民営化以前は国鉄バスを参照。

1980年代[編集]

1990年代[編集]

2000年代[編集]

  • 2000年(平成12年)
    • 3月19日 - 新宿・東京 - 水戸大洗インター・東海原研前(東水戸東海ルート)運行開始。
    • 4月20日 - 新宿 - 東京ディズニーランド線運行開始。
    • 4月21日 - 「ドリーム高松・松山号」にダブルデッカー(2階建バス)導入。
    • 6月3日 - 「房総なのはな号」運行開始。
    • 7月25日 - 東京 - 江戸崎線運行開始。
    • 8月1日 - 東京 - 南守谷線(常総ルート南守谷系統)運行開始。
    • 10月1日 - 東京 - 松伏線運行開始(後に「吉川・松伏号」という愛称を設定)。
    • 12月1日 - 「みと号(茨城県庁前経由)」運行開始。
  • 2001年(平成13年)
    • 1月10日 - 「もみじ号(塩原温泉系統、西那須野駅系統)」運行開始。
    • 3月20日 - 「中央ライナー」(新宿駅 - 名古屋駅)運行開始。
    • 3月31日
      • 「ひたち号(北茨城系統)」運行開始。
      • 新宿駅・東京駅 - 常陸大宮線運行開始。
    • 4月1日 - 「南アルプス号」運行開始。高萩営業所を常磐支店に格上げ。
    • 7月1日 - 「ドリーム高知号」が瀬戸中央自動車道経由から神戸淡路鳴門自動車道経由にルート変更。バス停新設(上板BS、脇町BS、三好BS)。
    • 7月11日 - 柏の葉公園線(東京駅 - 国立がんセンター柏病院 - 柏の葉公園 - 江戸川台駅)運行開始[10]。現在の東武バスイーストと共同運行。「マロニエ新宿号」運行開始。
    • 8月1日 - 新宿 - 金沢線(夜行)運行開始。
    • 12月1日 - 「青春ドリーム大阪号」・「東海道昼特急大阪号」運行開始。
    • 12月20日 - 「ドリーム高松・松山号」が瀬戸中央自動車道経由から神戸淡路鳴門自動車道経由に変更、バス停追加(高速大内)。高松駅と坂出駅の停車順を入れ替え。レディースシートを設置。
  • 2002年(平成14年)
    • 3月1日 - 東京 - 河口湖線運行開始。
    • 3月10日 - 「中央道昼特急京都号」運行開始。
    • 4月1日 - 土浦支店古河営業所を古河支店に、古河営業所大綱詰所を大綱営業所に格上げ。
    • 9月2日 - 「ドリーム高知号」を徳島駅経由に変更。
    • 9月20日 - 「もみじ号(那須温泉系統)」運行開始。(2006年4月1日から「那須リゾートエクスプレス」に変更)
    • 12月8日 - つくば号(東京駅 - つくばセンター)でメガライナーを運行開始。
  • 2003年(平成15年)
    • 7月5日 - 「伊香保温泉号」運行開始。
    • 7月18日 - 「レディースドリーム大阪号」、「中央道昼特急大阪号」、「東海道昼特急京都号」運行開始。
    • 8月1日 - 新宿駅・東京駅 - 常陸大宮線を烏山駅まで延長し、「山あげ号」の愛称を設定。
    • 8月18日 - 「東海道昼特急大阪号」に乗務していた乗務員の酒気帯び運転という不祥事が発生[11]。この前後にもバス運転手の飲酒運転が発覚した。
  • 2004年(平成16年)
    • 3月1日 - 「レディースドリーム大阪号」運行開始。
    • 7月1日
    • 8月1日 - 「新宿昼特急金沢号」運行開始。
    • 10月1日 - 伊那支店を中央道統括支店に名称変更。下諏訪支店を諏訪営業所、烏山支店を烏山営業所に格下げ。塩原・渋川・真田の各営業所と大宮営業センターを廃止。古河支店の機能を大綱営業所に移転、大綱営業所を古河支店に改称。上野営業センターを営業部販売センターに改称。
    • 12月17日 - 「ニュードリーム徳島・高松号」運行開始。
  • 2005年(平成17年)
    • 3月25日 - 東京 - 富士宮線運行開始(後に「ヤキソバEXPRESS」という愛称を設定)。
    • 7月1日 - 三ヶ日宿泊所を営業所に格上げして東京支店三ヶ日営業所、棚倉支店白河車庫を格上げして東北道統括支店開設。棚倉支店を東北道統括支店棚倉営業所、棚倉支店小野新町営業所を東北道統括支店小野新町車庫に格下げ。
    • 10月7日 - 「ミッドナイト守谷号(東京駅→新守谷駅入口)」運行開始。
    • 11月1日 - 「スーパードリーム号(東京 - 大阪)、超得割青春号(新宿 - 大阪)」運行開始。
    • 12月1日 - 「御殿場プレミアム・アウトレット号」運行開始。※ツアー形式で運行してきた「ショッピングライナー」を路線化。
    • 12月16日 - 「ドリーム金沢号」に参入。※2005年10月1日より西日本JRバスが単独運行していた路線。
    • 12月22日 - 「さいたま・つくば号」運行開始。
  • 2006年(平成18年)
    • 1月28日 - 「ベイライナー水戸・横浜号」運行開始。
    • 2月1日 - 「しみずライナー」運行開始。
    • 3月1日 - 東京 - 沼津線運行開始。
    • 4月1日
      • 「プレミアムドリーム号」(車両は西日本JRバス)運行開始。
      • 「スーパーニュードリーム号(新宿 - 大阪)」運行開始。
      • いわき基地、鹿島基地を営業所に格上げ、いわき営業所、鹿嶋営業所開設。
    • 4月28日 - 多古営業センターを廃止。
    • 6月1日
      • 「プレミアム昼特急号」運行開始。
      • ドリーム静岡・浜松号」に参入。※2005年12月22日よりJR東海バスが単独運行していた路線。
    • 6月14日 - 「青春メガドリーム号」運行開始。
    • 8月1日 - いわき営業所をいわき高速支店に格上げ、常磐支店を高萩営業所に降格。宇都宮支店烏山営業所を閉所。
    • 9月1日 - 「かしま号」をカシマサッカースタジアムまで路線延長し、国道51号バイパス経由の直行便を新設。
    • 9月30日 - 高萩営業所を廃止。
    • 10月1日 - つくば号を筑波大学まで延伸し、一部の便をジェイアールバステックへ運行委託開始。
    • 12月15日
      • 「いわき号」小名浜系統(東京駅 - 小名浜)運行開始。
      • 「中央ライナー」可児系統(新宿駅 - 可児車庫)運行開始。
      • 「かぐや姫EXPRESS」(東京駅 - 吉原中央・富士駅・鷹岡車庫)運行開始。
  • 2007年(平成19年)
  • 2008年(平成20年)
    • 3月17日 - 「青春昼特急号」運行開始。
    • 6月10日 - 「夢街道会津号(深夜便)」運行開始。
    • 6月16日 - 「みと号(水戸北スマートインター・茨城大学前経由)」運行開始。
  • 2009年(平成21年)
    • 5月22日 - 土浦駅/つくばセンター - イオンショッピングセンター運行開始。同時に同路線にSuicaを導入。
    • 7月1日 - 「超得割青春東京号」運行開始。
    • 7月8日 - 荒川沖駅東口 - あみプレミアム・アウトレット運行開始。
    • 7月17日 - 新宿 - 本庄・伊勢崎線運行開始。
    • 9月 - 館山支店、八日市場支店及び鹿嶋営業所が交通エコロジー・モビリティ財団の「グリーン経営認証」を取得[12][13]
    • 9月11日 - 「青春エコドリーム号」運行開始。
    • 10月30日 - 新宿 - 佐久・小諸線運行開始。
    • 11月1日 - 佐野支店開設[14][リンク切れ]
    • 11月 - 常陸太田号をジェイアールバステックへ運行委託開始。
    • 12月18日 - 「新宿ライナー三河・なごや号」、「新宿ドリーム三河・なごや号」運行開始。

2010年代[編集]

  • 2010年(平成22年)
    • 3月13日 - 「青春ドリーム金沢号」運行開始。
    • 6月1日 - いわき高速支店をいわき支店に、東北道統括支店を白河支店に、ともに支店名を変更。古河支店を佐野支店古河営業所に格下げ[15]。古河駅前案内所を佐野支店古河営業所に古河支店(大綱)を大綱車庫に変更。
    • 7月1日 - 京阪神方面昼行便・夜行便をダイヤ改正。「プレミアム中央ドリーム号」、「プレミアムレディースドリーム号」、「青春レディースドリーム号」運行開始。
    • 10月1日 - 「マロニエ東京号」・「マロニエ新宿号」をダイヤ改正し、「ミッドナイトマロニエ号」を新設。同時に同路線でSuicaPASMOでの支払いが可能になり、東京都区内~佐野新都市BT間の定期券も発売開始。
  • 2011年(平成23年)
    • 3月6日 - カシマサッカースタジアムでの鹿島アントラーズホームゲーム開催日の東京駅 - カシマサッカースタジアム間の座席指定制直行バスの運行開始。
    • 3月23日 - 東京駅窓口をJRハイウェイバス乗り場構内の有楽町寄りに移転。新規に利用者用待合室を設置。
    • 3月24日 - 東日本大震災発生に伴う緊急支援バスとして、東京 - 仙台間の高速バスの運行を開始(仙台発は翌3月25日より)[16]。同年4月26日(仙台発は翌4月27日)まで運行した。
    • 5月11日 - 新宿駅新南口乗降場を移転。乗車場はNTTドコモ代々木ビル前の線路沿い、降車場は新宿駅東口に移転。※TDR線は降車も新南口
  • 2012年(平成24年)
    • 3月27日 - 東京⇔富里・匝瑳線において、Suica、PASMOでの支払いが可能となる。
    • 5月22日 - スカイツリーシャトル(東京駅 - 東京スカイツリータウン)運行開始。
    • 6月1日 - 「新東名スーパーライナー」(東京駅 - <新東名高速道路経由> - 名古屋駅)運行開始。
    • 7月1日 - 「ドリームなごや・三河号」(東京駅 - 岡崎駅・名古屋駅)運行開始。また、「中央ドリームなごや号」は東京駅まで路線延長の上、「ドリームなごや・新宿号」に変更。「中央ライナー」は「中央ライナーなごや号」と「中央ライナー可児号」に変更し、同なごや号は東京駅まで路線延長。
    • 7月20日 - 「ドリーム徳島号」に2階3列シート(プレミアムシート含む)・1階4列シートを配置した「新型プレミアム車両」を導入。
    • 9月1日 - 新宿⇔本庄・伊勢崎線を伊勢崎オートレース場前まで路線延長し、座席定員制に変更。同路線でSuica、PASMOでの運賃の支払いが可能となる。
  • 2013年(平成25年)
    • 3月11日 - 「ドリーム高松・松山号」を高松経由しない「ドリーム松山号」(新宿駅経由)に変更。
    • 3月31日 - 「かしま号」で交通系ICカードでの運賃の支払いが可能となる。
    • 4月1日 - 宇都宮支店を宇都宮市から芳賀町へ移転。同時に芳賀バスターミナルも開設。佐久・小諸号のうち1往復を高峰温泉(冬季はアサマ2000スキー場)まで延長。房総なのはな号の一部を平砂浦ビーチホテルまで延長。
    • 12月11日 - 東京駅八重洲南口に新高速バスターミナルが完成し、使用を開始[17]。国鉄デザイン復刻バスを「マロニエ東京号」(「青いつばめ」)と「房総なのはな号」(「赤いつばめ」)で運行開始[18][注釈 1]。高速バスを2路線乗り継ぐことで10%割引となる「グッドチョイス割引きっぷ」の発売を開始[19]
  • 2014年(平成26年)
    • 3月1日 - 白河支店を白河市白坂石阿弥陀へ移転。同時に棚倉営業所を白河支店に統合。
    • 3月25日 - 「はさき号」で交通系ICカードでの運賃の支払いが可能となる。
    • 5月17日 - 白棚線にて国鉄バス復刻デザイン路線バスを運行開始(同年8月31日まで。この車両は中央道支店にて高遠さくら祭り輸送でデビューした)。
    • 7月1日 - 「いわき号」のJRバス関東運行便をいわき駅 - JRバスいわき支店間延長。
    • 10月1日 - 「新宿なのはな号」、「ミッドナイト新宿館山号」運行開始。「いわき号」の下り便を一部自由席に変更すると共に週末運行の最終便を「ミッドナイトいわき号」に変更。「ひたち号」の下り最終便も「ミッドナイトひたち号」に変更。東京 - 三宮間の夜行便を2015年10月30日までの期間限定で神戸駅まで延長。
    • 10月31日 - 東京 - 京阪神間で新たに「グランドリーム号」の運行を開始。
    • 11月8日 - 土浦 - 江戸崎間にて国鉄バス復刻デザイン路線バス「黄色いつばめ」の運行開始(2014年12月21日まで運行)。
    • 12月1日 - 「しみずライナー」の1往復の運行を再び担当する。
    • 12月16日 - 平和交通あすか交通が運行する東京 - 成田空港間の高速バス「THE アクセス成田」の運行に参入し、共同運行を開始。
  • 2015年(平成27年)
    • 3月 - 路線の維持を目的として霞ヶ浦線の江戸崎駅を稲敷市へ売却[20]
    • 6月20日 - 八日市場支店を千葉県香取郡多古町へ移転させ、「東関東支店」とし、同支店の隣接地に、多古町が建設した「多古台バスターミナル」が開設[21]
    • 8月1日 - 古河線(佐野支店古河営業所担当)および志賀草津高原線(長野原支店担当)にSuicaを導入[22][23]
    • 9月1日 - 多古線(東関東支店担当)にSuicaを導入[24]
    • 10月1日 - 東京駅 - 箱根線、「青春ドリーム信州号」運行開始。
    • 12月1日 - 「しみずライナー」1号を世界遺産三保松原まで延伸。水都西線(宇都宮支店担当)の芳賀温泉ロマンの湯 - 芳賀町役場間を延伸。
  • 2016年(平成28年)
    • 4月4日 - 新宿駅発着各路線の発着場所を「バスタ新宿(新宿駅新南口)」に変更。
    • 5月9日 - 「東京河口湖号」(東京 - 河口湖線)を富士急山梨バス・富士急行観光が運行している「東京駅(鉄鋼ビル) - 富士五湖・富士急ハイランド線」と統合の上、中央道経由に変更。
    • 7月1日 - 霞ヶ浦線(土浦支店担当)の土浦駅西口 - 阿見坂下間で関東鉄道との共通乗車化を実施。
    • 7月13日 - 「つくば号」で交通系ICカードでの運賃の支払いが可能となる[25]
    • 7月15日 - 「青春ドリーム信州号」を小諸駅まで延伸。
    • 7月16日 - 圏央道北東エリア連携交流協議会からの委託により、阿見・稲敷エリア~成田空港間において、高速バスの実験運行を開始。関東鉄道との共同運行で2017年1月15日までの運行予定[26]。この実験運行は当初の予定より繰り上げで2016年12月25日で終了することとなった[27]
    • 7月30日 - 水都西線(宇都宮支店担当)の宇都宮~茂木間で土休日限りにサシバの里いちかい、道の駅もてぎに停車する便を運行開始。
    • 12月1日 - 「グランドリーム金沢号」運行開始。佐野支店古河営業所にて古河市コミュニティバス「ぐるりん号」の通勤通学コース、市役所本庁・病院コースを運行開始(市より運行受託)。
  • 2017年(平成29年)
    • 3月31日 - 東京と大阪を結ぶ夜行高速バス「ドリーム号」に最上級のプレシャスクラス(2列シートエリア4席)とアドバンスクラス(3列シートエリア14席)を併せ持つ「ドリーム ルリエ(Relier)」を新規投入。
    • 4月1日 - 「新宿いわき号」(新宿 - いわき)、「新宿君津号」(新宿 - 君津)を運行開始。「駿府ライナー」(新宿 - 静岡)を「新宿・渋谷ライナー静岡号」と統合し、「新宿・静岡号」に変更。多古本線(東関東支店担当)では成田駅 - 成田空港 - 貨物管理ビル前間の運行開始。中央道支店にて伊那市・箕輪町・南箕輪村の3市町村を結ぶ3市町村縦断バス「伊那本線」の運行を開始(3市町村より受託)。東関東支店にて成田空港周辺の定期観光バス「ウエルカム成田セレクトバスツアー」を運行開始。小諸支店にて小諸市「愛のりすみれ号」御牧ヶ原線の運行を開始(小諸市より受託)。
    • 4月20日 - 「みと号」の自由席便(茨城交通運行便を除く)で交通系ICカードでの運賃の支払いが可能となる。
    • 5月1日 - JR東日本の豪華寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」の運行開始により、日光での深遊探訪のための専用バスの運行を開始(宇都宮支店)。
    • 9月12日 - 定期観光バス「ウエルカム成田セレクトバスツアー」にクレジットカード決済機能付きの車内券売機を導入。
    • 9月27日 - 東京駅高速バスターミナルのホームページを開設。
    • 10月1日 - 京成バス東京ベイシティ交通が運行する マイタウン・ダイレクトバス新浦安線(秋葉原・東京 - TDR・新浦安)に参入。[28] つくば号上り便において八潮パーキングエリアでの降車扱いを開始。
    • 10月2日 - 日本航空と共同で東京 - 成田空港間(THEアクセス成田)においてJRバス関東運行便の利用で、JALのマイルがたまるサービスを開始。
    • 11月11日 - 東京ステーションシティ10周年記念でダブルデッカー車試乗会を実施。
    • 12月1日 - 「ドリームなごや・三河号」、「ドリームなごや・新宿号」を「青春ドリームなごや号」に変更。洲の崎線(館山支店担当)では「スーパーおどや館山海岸店」、「渚の駅たてやま」への乗り入れを開始(路線延伸)。
  • 2018年(平成30年)
    • 3月19日 - あわしまマリンパークで開催される「リアル脱出ゲーム×ラブライブ!サンシャイン!!」の参加者を対象に上野駅発の往復バスの運行を開始。4月22日まで運行。
    • 4月1日 - ジェイアール東日本物流の地域活性化物流有限責任事業組合に加入。4月3日よりいわき号の東京駅行きでJRとまとランドいわきファーム産のトマトを輸送する[29]
    • 4月27日 - 東京 - 大阪間を運行する「ドリームルリエ号」にプレシャスクラスを6席、アドバンスクラスを10席とした新車両を導入。
    • 4月28日 - 「館山の恵みがつなぐ協議会」と提携し、館山市西岬地区の野菜を東京へ直送する高速バス貨客混載輸送の実証実験を開始。[30]
    • 6月1日 - 小諸支店が小諸市紺屋町から同市与良町に移転[31]。高速バス「佐久・小諸線」の「御幸町」停留所を廃止し、「JRバス小諸支店前」停留所を新設。
    • 6月10日 - 「ドリーム号の日」を制定[9]
    • 6月15日 - 震災以降、運行休止となっていた「いわき号(小名浜系統)」をハワイアンズ経由に経路変更の上、運行を再開。「みと号」では、交通系ICカード割引を開始。
    • 7月14日 - ベルギースカニア社製二階建てバス「アストロメガ」の運行をバスタ新宿 - TDR線で運行開始[32]。小諸支店では定期観光バス「信州路めぐり号」を運行開始。
    • 8月2日 - 夜行高速バス「ニューブリーズ号」(東京・新宿 - 広島)の中国ジェイアールバスの運行分の代替運行を開始。11月30日東京発にて終了。
    • 9月1日 - 二階建てバス「アストロメガ」を新東名スーパーライナー(東京駅 - 名古屋駅)でも運行開始。
    • 9月10日 - 豪雨被害で運行を停止しているJR西日本広島地区の山陽本線の代行バスの運行に乗務員、車両を派遣。呉線の代行バスを含め12月下旬まで実施[7]
    • 10月1日 - 鹿嶋、諏訪、三ヶ日の3営業所が支店に昇格。三ヶ日は東名三ヶ日支店となる。
    • 11月1日 - 「青春ドリーム福井号」運行開始。
    • 11月2日 - 滋賀県守山市と提携し、参加者と自転車をバスに載せ守山町まで輸送し、琵琶湖を一周する「ビワイチサイクルツアー」を運行開始した。
    • 12月18日 - 白棚線にて、内閣府が推進する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「自動走行システム」において、バスの正着制御技術に関する実証実験を20日までの3日間実施。
    • 12月21日 - 「ドリーム高知号」、「ドリーム徳島号」、「ドリーム高松号」及び「夢街道会津号」、「青春ドリーム福井号」、「知多シーガル号」の各夜行便を東京ディズニーランドまで延伸。
    • 12月22日 - ジェイアールバス東北の協力により、車両を借用し、草津・白根・浅間高原線で新幹線E5型「はやぶさ」カラーバスを運行開始。2019年3月末まで運行。
  • 2019年(平成31年/令和元年)
    • 3月31日 - この日の運行をもって、「スカイツリーシャトル」(東京駅 - 東京スカイツリータウン)を廃止[33]
    • 4月1日 - 館山支店管内の路線バスにて片道通学定期券を発売開始。高速バス「つくば号」、「かしま号」の高速バス定期券をスマートフォンで発売開始。
    • 4月5日 - 定期観光バス「善光寺・戸隠と小布施号」を運行開始[34]
    • 4月6日 - 定期観光バス「神秘の石の街大谷と世界遺産日光号」を運行開始[35]
    • 4月30日 - 平成最後のドリーム号として、東京駅 - 大阪駅間で「平成ドリーム令和号」(上下各1便)をアストロメガで特別運行[36]
    • 5月17日 - 東京・新宿 - 京阪神線をダイヤ改正(「中央道昼特急号」を廃止し、「東海道昼特急号」に変更。「青春昼特急号」および「青春エコドリーム号」(一部)にアストロメガを本格投入[37]
    • 5月14日 - 栃木県佐野市と公共交通や観光振興、定住促進に関する包括連携協定を締結。
    • 6月1日 - 「知多シーガル号」夜行便をJR東海バスと共同運行の「知多ドリーム号」(TDL・東京駅~太田川駅)に変更の上、毎日運行に変更[38]。「中央ライナー可児号」ではダイヤ改正を実施し、全便東濃鉄道に移管[39]
    • 6月24日 - 高速バスみと号を活用した客貨混載物流で、茨城県内の企業2社の商品を東京駅エリアの店舗へ配送する実証事業を実施。7月31日まで。
    • 7月16日 - 新宿 - 本庄・伊勢崎線の2往復を群馬中央バスに運行委託開始。また同日より、同線および上州ゆめぐり号、佐久・小諸号の上り便(朝に到着する便を除く)が中野坂上で降車扱いを開始。
    • 8月31日 - この日の運行をもって東京 - 御殿場・箱根線の運行より撤退[40]
    • 9月30日 - 東名系統での用賀PAにおける乗継乗車券発売終了。
    • 11月1日 - 東京ディズニーランドの各系統夜行便の発着場所を東京ディズニーランド・バスターミナル・ウエストに変更。
    • 12月1日 - ドリーム徳島号とドリーム高知号を再編し、ドリーム高知・徳島号(TDL・東京・新宿~徳島・高知)と季節運行のドリーム阿南・徳島号(東京・新宿~徳島・阿南)とし、ドリーム高知・徳島号の徳島駅~高知駅・はりまや橋間をJR四国バスに、ドリーム阿南・徳島号の全区間を徳島バスにそれぞれ運行委託する[41]

2020年代[編集]

  • 2020年(令和2年)
    • 2月1日 - 東京 - 成田空港線を京成グループが運行する「東京シャトル」と路線統合し、新たに「エアポートバス東京・成田」として共同運行を開始[42]
    • 3月1日 - 「ドリーム松山号」が同日をもって運行休止[43]
    • 3月27日 - 栃木県那須塩原市と公共交通や観光振興、定住促進に関する包括連携協定を締結[44]
    • 3月31日 - 水都東線及び城東車庫便を廃止。水戸駅 - 赤塚駅南口間は関東鉄道に移管。これにより水戸支店の一般路線バスが全廃[45][46]
    • 4月1日 - 千葉交通成田空港交通との共同運行でJR成田駅東口 - 国際医療福祉大学成田病院・病院南間の路線バスの運行を開始(東関東支店が担当)。栃木県佐野市の生活路線バス「さーのって号」の田沼葛生線、植下高萩線、犬伏線、運動公園循環線の運行受託を開始(佐野支店が担当)。高速バスコールセンターに「ナビダイヤル」を導入[47]
    • 5月1日 - 東京 - 京阪神線をダイヤ改正(高速京田辺・王寺駅の廃止[48]、新型2階建て車両の3列シートを新規導入)[49]。※同線は新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い、4月9日から全便運休していたが6月1日から一部の便の運行を再開する。

歴代社長[編集]

  • 初代∶信澤喜代司(1987 - 1991)
  • 第2代∶佐々木康治(1992 - 1995)
  • 第3代∶山村陽一(1996 - 2002)
  • 第4代∶東海林保(2003 - 2008)
  • 第5代∶万代典彦(2009 - 2015)
  • 第6代∶中村泰之(2016 - 現在)

支店・営業所[編集]

東京支店
西那須野支店
白河支店
長野原支店

JRバス関東では、営業エリア内に17の支店を有する。このうち、東京駅JR高速バス乗り場に併設されている東京営業支店と東名三ケ日支店を除く各支店は車庫機能を有し、車両が配置されているほか、分車庫・出張所にあたる「営業所」を有する支店もある。

特徴[編集]

会社発足時に営業所ごとの自主予算制度を導入しており、支店制度を導入した後は支店ごとの独立採算性を重視し、社内では毎年の収支から支店毎にランクが付けられていた[50]

  • A…支店単体の収支が黒字であり、全社の収支にも寄与している
  • B…支店単体の収支が黒字であるが、全社の収支にも寄与するには至っていない
  • C…支店単体の収支が赤字

しかし、この方法では収益性の良い高速バスを担当している支店と一般路線バスのみの支店との格差が大きくなるため、高速バスの担当も各支店に配分する事でバランスを保っている。このため、ほとんどの支店が何らかの形で高速バス運行に関わっている。また、東京発の夜行高速バスの運行を沿線以外の地区の支店の乗務員が担当するケースもある[51]。車両についても各支店に配分されているため、1998年の時点では運用上の都合から東京支店常駐となる車両も存在した[52]。 2003年頃からツアーバスの影響を大きく受けるようになり、支店ごとの独立採算制の方向性も変え、会社全体でのバランスをより重視するようになっている[53]。それまで支店単位で管理していた高速路線は方面別に統括する支店を選定、車両を集中してコントロールするように変更し、ドライバーの勤務と車両の稼働を分離し、より機動的な働きができるようにした[53]。このことを示すように便によっては車両とドライバーの所属が一致していないことがある。

また、支店、営業所が主要高速道路沿線の各地に点在することを生かし、夜行便、昼特急などを東名三ヶ日支店中央道支店小諸支店の最寄りの施設で西日本ジェイアールバスの乗務員との交代を行うことで、完全ワンマン運行による輸送の効率化、人件費低減を図っている[54]。これは国鉄バス時代より行われている運行方式である。

支店の権限は大きく、車両の節で後述するように、2007年度までの導入車両は支店ごとに仕様が異なっていた。

支店・営業所一覧[編集]

※=Suicaと相互利用カード(PASMOKitacaTOICAmanacaICOCAPiTaPa[55]SUGOCAnimocaはやかけん)が使える路線がある支店

高速バス[編集]

ドリーム志賀号 644-8990→S654-88490

「JRバス関東の歩みは高速バスを抜きにしては語ることはできない」と言われる[56] 程、会社発足後の高速バス路線開設は多く、全国的にブームのごとく高速バス路線開設が多かった時期の1989年だけで13路線も運行開始しており、1988年の会社発足当時に1000km強だった高速バスの免許キロは、1990年には4,257kmとなっている[54]。こうして次々と路線を開設した結果、夜行高速バスとしては最大手の事業者[57] となった。高速バスの収入だけで、会社全体の収入の60%(パーセント)を占めている[58]

その一方、半ば強引とも言える参入により、他社との軋轢を生じた例も少なくない[56]。いわゆる「中央高速バス問題」を始めとして、「ラ・フォーレ号」や「シリウス号」・「ニューブリーズ号」では4社共同運行となり、「らくちん号」では参入予定だった事業者の参入取りやめという事態にもなった[59]。しかし、日本の高速バスにおける黎明期から培った運行・営業のノウハウや、変化への対応力から信頼性は高まり、共同運行事業者も2011年時点では日本最多である[60]

近年では、地方支店が東京発着の高速バスを担当していることから、それまで各支店から鉄道を利用して東京へ乗務員を送り込んでいたものを、効率化のため営業便による送り込みとして開設された路線も存在する[61] ほか、主要高速道路の沿線に点在する支店を活用し、運行区間のほぼ中間点で乗務員を交代する独自の運行方式でハンドル時間やワンマン運行の距離でも法令の規定範囲内で乗務員の負荷を軽減した適正運行が行なわれている。また、ドライバーの勤務と車両の稼働を分離し、より機動的な動きができるようになっている[53]。このことを示すように便によっては車両とドライバーの所属が一致していないことがある。また、需要の多い路線には複数の支店が動員されている。
低価格を売り物にする首都圏と各地の都市を結ぶツアーバスに対しては攻めの姿勢を見せており、各種割引運賃の設定などで運賃が多様化している[62]。3列シートには特注のクレイドル(ゆりかご式)シートを採用し、快適性の向上を図っている[63]。また、東京~京阪神系統の夜行便では、4列シート・トイレ付きで低価格の青春エコドリーム号から個室タイプのドリームルリエ号まで多様なニーズに合わせた多彩な車両のラインナップが用意されている。さらに、2018年7月から古参の二階建てバスを置き換える形でヨーロピアンスタイル2階建てバス(Inter City DD型)を導入開始するなど進化を続けている。

都内の乗降場所の拡大も進めており、従来からのターミナルである東京駅や新宿駅に加え、王子駅上野駅新木場駅谷保駅と、降車専用で池尻大橋都営浅草駅中野坂上が追加されている[64]。市町村でのバスターミナルの設置も進んでおり、佐野新都市バスターミナルや多古台バスターミナルなどが設置されている。
東京発着以外の新たな路線展開として、2015年10月1日から長野県内と京都・大阪を結ぶ「青春ドリーム信州号」も開設している。

都市部や観光地などの交通渋滞緩和のため、末端交通機関である自動車等を郊外のバス停に設けた駐車場に停車させ、そこから路線バスや高速バス等の公共交通機関に乗り換えて目的地へ行くパーク&ライド方式を多くの高速バス路線の停留所で導入している。

2010年3月8日より、従来車内に持ち込みできなかった折りたたみ自転車などの手回り品を有料(500円)で取り扱うサービスを一部路線[65][66][67] で開始している。

2014年12月16日より、ビィー・トランセホールディングスの銀座駅・東京駅 - 成田空港線「THE アクセス成田」に参入し、東京駅の成田空港行き乗り場を八重洲通りからJR高速バスターミナルを変更の上、共同運行するようになった[68]。こちらは好評につき、ダイヤ改正の都度、増便を繰り返している。なお後発参入のため、この路線だけ精神障碍者福祉手帳割引が適用される(逆に茨城県福島県では、一般路線バスでは唯一対象外の事業者となっている)。さらに2020年2月1日からは京成グループの運行する東京シャトルと統合し、8社共同運行の「エアポートバス東京・成田」に生まれ変わり、1日あたり往復284便を運行する「日本最大のエアポートバス」となった。

バスタ新宿では、2番カウンターがJRバス関東(高速バスネット)の取り扱い窓口になっている(バスタ新宿発着路線のみ発売)[69]

JRバス東京駅では、2017年12月10日より、きっぷうりばに英語・中国語にも対応したインフォメーションカウンターを開設する[70]

女性専用バス・女性専用席[編集]

一部路線に、女性専用バスの運行や女性専用席を設けている。

  • 女性専用バス
    • 首都圏〜関西方面の路線で、女性専用のプレミアムレディースドリーム号を運行。
  • 女性専用席
    • 青春エコドリーム号、青春中央エコドリーム号、ドリーム号(1階席のみ)、プレミアムエコドリーム号(1階席のみ)、プレミアムドリーム号(1階席のみ)、プレミアム中央ドリーム号(1階席のみ)、グランドリーム号、グラン中央ドリーム号
    • ドリーム高知・徳島号、ドリーム阿南・徳島号
    • 知多ドリーム号
    • 夢街道会津号・東京会津号
    • 上州ゆめぐり号・東京ゆめぐり号
    • 青春ドリーム金沢号
    • 青春ドリーム信州号
    • 中央高速バス諏訪岡谷線
    • 佐久・小諸号

安全対策[編集]

乗務員に対する教育・訓練では、2013年6月に「安全研修センター」(栃木県佐野市)を設置し、高速バスタイプの訓練専用車を導入し、教育、訓練のより一層の充実を図っている。安全研修センターには経験豊富な専任講師が常駐し、新任乗務員の養成をはじめ、全ての乗務員に対する定期的な訓練を統一した基準とカリキュラムに基づいて実施している。訓練専用車では、乗務員の運転操縦や注意配分など安全運転に関わるさまざまなデータの収集が可能で、科学的な視点に基づく教育・訓練と安全対策に役立てている。

車両の安全対策としては、最新の安全装置を搭載した新型車両の導入を積極的に進めており、2017年3月現在、高速線車両の平均車齢は6.5年となっている。また、従来型車両にも安全装置を新たに備え、高速線車両の全車に安全装置を装備している。

夜行高速バスの乗務形態では、四国(高知)方面については三ヶ日ICと徳島駅、関西方面は三ヶ日ICまたは小黒川PA、金沢方面は東部湯の丸SA、長野~関西方面は小黒川PAにおいて共同運行の西日本ジェイアールバス、ジェイアール四国バス(徳島~高知間)の乗務員と交代する国鉄バス時代から継承される独自のワンマン乗継運行を採用することでハンドル時間やワンマン運行の距離でも法令の規定範囲内で乗務員の負荷が軽減される適正運行が行なわれている。また東京駅バスターミナル内に「高速バス運行本部」を設置し、高速バス全体の運行統制を行っている[71]

社内で運転コンクールを毎年開催しているほか、2017年からはJRバスグループ8社で「全国JRバスグループ運転競技会」を毎年開催している[72]

乗務員用タブレット端末[編集]

2015年4月に高速バス乗務員用タブレット端末を導入した[73]。乗務員が座席管理や運行表(スタフ)の閲覧などに使用しており、ジェイアールバス関東では、最新道路交通情報のインターネット閲覧、緊急時の対処方法や車両点検方法等の各種マニュアルの電子化も進めており、今後もタブレットを活用し、さらなる業務効率化、安全運転の遂行、サービス向上につなげていきたいと考えている。

バスロケーションサービス[編集]

高速バスの走行位置をリアルタイムでインターネット上から検索できるバスロケーションサービス、「バスここ」 を提供している。位置情報に加え、遅延時分の表示もある。

車内サービス[編集]

携帯電話・スマートフォン充電用の座席コンセントを2013年度導入の新車から導入し、2014年度車からはコンセントをUSBタイプに変更。それ以前の導入車両も一部にコンセントまたはUSBタイプが後付けされている。
2018年1月の諏訪営業所の5台を皮切りにフリーWi-Fiが取り付けられ[74]、夜行用車両など一部の車両で取り付けられている。

東京駅高速バスターミナルホームページ[編集]

東京駅高速バスターミナルの各種情報をインターネット上から検索できるホームページ、「東京駅高速バスターミナルホームページ」 を提供している。

昼行路線[編集]

< >内は共同運行会社

東北道方面
関越道方面
上州ゆめぐり号 H651-04420
  • 上州ゆめぐり号(新宿 - 伊香保温泉草津温泉
    • 伊香保温泉 - 草津温泉間のみ区間利用可能(途中降車不可)
  • 東京ゆめぐり号(東京 - 草津温泉)
  • 本庄・伊勢崎ルート(新宿 - 本庄・伊勢崎)<一部便を群馬中央バス管理委託>
    • 2009年平成21年)7月17日 - 開業。1日10往復。
    • 2009年(平成21年)12月1日 - 運賃(大人片道)を2,000円から1,500円に値下げ。
    • 2009年(平成21年)12月11日 - 経路変更。バス停追加(伊勢崎駅入口、坂東大橋北)。
    • 2011年(平成23年)4月1日 - 経路変更。伊勢崎駅に乗り入れ。バス停追加(伊勢崎駅、伊勢崎サンホテル前<2014年11月13日からアパホテル伊勢崎駅南[75]>)および廃止(伊勢崎駅入口)。
    • 2011年(平成23年)12月26日 - 平日ダイヤと土休日ダイヤの二本立てとなる。平日ダイヤは1日8往復に減便。
    • 2012年(平成24年)9月1日 - 伊勢崎オートレース場前まで路線を延長。伊勢崎西部公園バス停は公園内から道路上に移設の上、伊勢崎市民病院北(高速バス乗り場)に変更。座席指定予約制から座席定員制に変更。Suica、PASMOが利用可能になる[76]
    • 2012年(平成24年)12月1日 - 一部座席(原則前方の20席)を座席指定制に戻す(その場合、Suica、PASMOでの精算は不可)[77]
    • 2016年(平成28年)4月4日 - 新宿駅の発着場所をバスタ新宿(新宿駅新南口)に変更。
    • 2019年(令和元年)7月16日 - 2往復を群馬中央バスに運行委託開始[78](委託便は交通系ICカード利用不可)。あわせて上り便の一部が中野坂上バス停に停車(降車専用)[79])。
  • 佐久・小諸号(新宿 - 佐久平小諸
    • 高峰高原線直通便(新宿 - 佐久平・小諸 - 高峰温泉・アサマ2000スキー場)※佐久平駅 - 高峰温泉・アサマ2000スキー場間を一般路線便として運行
常磐道方面
湾岸線東関道館山道方面
かしま号 H654-02425
THEアクセス成田 H657-12407
中央道方面
東京・河口湖号 H654-08420
東名方面
東名ハイウェイバス H657-04411
駿府ライナー H658-05404


夜行路線[編集]

ドリーム号 D674-03511
青春ドリーム号 H651-02413
東北方面
  • 夢街道会津号(東京ディズニーランド(TDL)・東京・新宿 - 会津若松)
  • 東京会津号(東京 - 会津若松) ※多客期の臨時運行
北陸方面
東海・中部方面
京阪神方面(東名、新東名経由)
  • ドリーム号(東京ディズニーランド (TDL)・新木場・東京・新宿 - 京都・奈良・大阪・なんば・天王寺・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン (USJ) ・三宮)<西日本JRバス>
    • ドリーム号
    • 青春エコドリーム号
    • プレミアムドリーム号
    • プレミアムエコドリーム号
    • プレミアムエコレディースドリーム号
    • グランドリーム号
    • ドリームルリエ号
京阪神方面(中央道経由)
  • 中央ドリーム号(東京・新宿 - 大阪・なんば)<西日本JRバス>
    • 青春中央エコドリーム号
    • プレミアム中央ドリーム号
    • グラン中央ドリーム号
京阪神方面(長野県内発着)
  • 青春ドリーム信州号(小諸・佐久平・長野 - 京都・大阪)<西日本JRバス>
四国方面
  • ドリーム高知・徳島号(東京ディズニーランド(TDL)・東京・新宿 - 徳島・高知)<JR四国バス>
  • ドリーム阿南・徳島号(東京ディズニーランド(TDL)・東京・新宿 - 徳島・阿南)<JR四国バス・徳島バス(運行委託)>

夜行便のバスタ新宿及び東京ディズニーランド発着については発着枠の関係により2号車以降は乗り入れできず通過または非経由となる。このことから東京駅発着・バスタ新宿非経由の2号車や臨時便を別途運行することが多い。

高速バスの運行委託[編集]

下記の路線で他社に運行を委託している。

  • 京阪神系統(三ヶ日IC、小黒川PAより西側)、金沢系統(東部湯の丸SAより北側)→西日本ジェイアールバス
  • つくば号(一部)、はさき号→ジェイアールバステック
  • 新宿~伊勢崎線(2往復)→群馬中央バス[80]
  • ドリーム高知・徳島号(徳島~高知間)→ジェイアール四国バス
  • ドリーム阿南・徳島号→徳島バス[81]

かつて運行していた高速バス[編集]

廃止路線を除き、運行支援業務は継続。ニューブリーズ号については、後述の理由により代替運行の形で一時的に復帰した。

スカイツリーシャトル H647-12420
東京・箱根線 H654-09409

運行支援[編集]

運行支援業務を行う路線(上記撤退路線を除く)。

一般路線バス[編集]

白棚線 M527-96310
志賀草津高原線 647-6922→M647-86422他
花敷線 644-6915→H644-86415
霞ヶ浦線 M524-96220
元東急バス

一般路線については、一部の枝線の廃止はあったものの発足後しばらくは国鉄バスから引き継いだ路線をそのまま運行していた。1993年11月に一般路線の総距離の40%に相当する35路線87区間・総延長591.6kmの路線を、1998年までに廃止することを表明し[94]、地元との協議により同意が得られた路線は廃止が進められ、1988年の会社発足当時に約1,700km強だった路線バスの免許キロは、1997年には1,214kmに減少している[54]。廃止の理由としては、以下のような理由が挙げられていた[95]

  1. 利用客の減少が著しく、1台あたりの平均乗車率は3.8人と第3種生活路線並みである。
  2. 親会社であるJR東日本からの財政支援が1993年度限りで廃止となる。
  3. 景気低迷による収益の伸び悩み。

廃止対象となった路線の一部は、自治体からの補助金により運行が継続されたり、一部路線では運行主体を自治体とし、運行受託として路線自体は存続されているケースもみられる[注釈 4][リンク切れ]。また、観光路線などでは季節運行により存続しているケースもある。
国鉄時代から運行される路線では、昔ながらの旧道を運行する区間が多く存在するのが特徴である。

旧国鉄一般路線縮小の一方、規制緩和以降は大型ショッピングセンターアクセス路線や深夜バスなど収益性の高い新規路線の開拓も限定的ながら行われた。

館山や小諸では高速バスとの直通運行が行なわれており、収支が厳しい中、限られた車両数で効率良く地域の輸送を維持している[96]。宇都宮支店では沿線イベントや真岡鉄道のSL運行に合わせた臨時バスの運行など特需対応を積極的に行なっている。館山支店では沿線住民から意見を募るなどして、花火大会に合わせた臨時便の運行や金曜日のナイトバスの運行、大型スーパーへの買い物バスの運行、乗り継ぎに配慮した路線の延伸などで地域に寄り添ったきめ細かな対応で積極的に利便性向上を図っている。東関東支店では成田空港や空港関連施設へのアクセス改善や新規開業病院への路線開設など新たな需要創出に積極的である。

2018年6月1日よりJR東日本が発売している訪日外国人旅行者向けフリーきっぷ「JR EAST PASS」でフリーエリア内のJRバス(関東・東北)が運行する路線バスの利用可能になった。

水戸支店では収益の改善が見込まれないことから、2020年3月31日をもって一般路線から完全撤退した。

一般路線[編集]

白河・棚倉・那須塩原[編集]

宇都宮・芳賀・茂木[編集]

  • 水都西線作新学院前 - 東武駅前 - JR宇都宮駅 - 宇大前 - ベルモール・鐺山・道場宿・清陵高校・清原球場・清原台団地・とちぎ産業創造プラザ - 芳賀バスターミナル - 芳賀温泉ロマンの湯 - 祖母井 - 芳賀町役場 - 茂木駅 - ツインリンクもてぎ
    • ※茂木駅 - ツインリンクもてぎ間は土曜・日曜・祝日とビッグレース開催日のみ運行
    • ※とちぎ産業創造プラザは平日のみ停車
    • 芳賀町役場→光が丘入口→清原台入口→刈沼→陽東六丁目→宇都宮駅東口 ※平日のみ運行

土浦・つくば[編集]

古河[編集]

成田・八日市場[編集]

館山・白浜[編集]

  • 南房州本線館山駅 - 安房神戸 - 安房自然村 - 安房白浜
    • 高速バス房総なのはな号(東京駅 - 館山駅間)との直通便もある
  • 洲の崎線(館山駅 - 休暇村前 - 坂田・小沼 - 平砂浦ビーチホテル - 伊戸漁港 - 南房パラダイス - 相の浜 - 安房自然村 - 安房白浜
    • ※相の浜 - 安房白浜間は2月・3月の土休日のみの運行
    • 高速バス房総なのはな号(東京駅 - 館山駅間)との直通便もある(南房パラダイスまで)

草津・志賀高原・軽井沢・小諸[編集]

伊那[編集]

  • 高遠線(上伊那農業高校 - 伊那中央病院 - JRバス車庫 - 伊那北駅 - 伊那市駅 - 高遠駅 - さくらの湯 - 高遠高校 - 伊那藤沢 - 古屋敷 - 杖突峠 - 茅野駅
    • 古屋敷 - 茅野駅間は高遠さくら祭り時期および夏季運行の南アルプスジオライナーのみ運行

受託運行路線[編集]

那須塩原市営バス「ゆ~バス」受託運行 L127-07502

コミュニティバスなどの受託運行。

福島県[編集]

千葉県[編集]

茨城県[編集]

栃木県[編集]

群馬県[編集]

長野県[編集]

  • 小諸市 「愛のりすみれ号」御牧ヶ原線(小諸支店)
  • 長和町 町内巡回バス、通園バス(小諸支店長久保営業所)
  • 岡谷市諏訪市下諏訪町 諏訪湖周スワンバス <内回り> (諏訪支店)
  • 下諏訪町 あざみ号(同上)
  • 岡谷市 シルキーバス <01.今井長地線> (同上)
  • 伊那市 長谷循環バス、三義・長谷循環バス(中央道支店)
  • 伊那市 「南アルプスジオライナー号」 <茅野駅 - 仙流荘> ※季節運行
  • 伊那市 「パノラマライナー」 <木曽福島駅 - 仙流荘> (同上) ※季節運行
  • 伊那市・箕輪町南箕輪村 3市町村縦断バス「伊那本線」(同上) ※伊那バスと共同運行
  • 伊那市 伊那市街地循環バス(イーナちゃんバス)(同上) ※伊那バスと共同運行

貸切バス[編集]

貸切バスは東京都、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、長野県、福島県が営業エリアとなっている。
公益社団法人日本バス協会による貸切バス安全性評価認定では三ツ星の認定となっている(2016年9月29日現在)[97]。ちなみに貸切バスの車両数は46両と記載されている。
車両については支店により数種類の車両タイプがあるが、高速路線バス兼用タイプがメインとなっている[98]。また、ジェフユナイテッドの選手を送迎しているバスも貸切利用できる(選手送迎があるときなどは除く)。JR東日本の観光周遊バス「びゅうばす」(館山支店、小諸支店、宇都宮支店など)と「TRAIN SUITE 四季島」の日光ルートでの「深遊探訪」メニューを巡るバス「イーストブルー」宇都宮支店)も保有し、運行を担当する。 滋賀県守山市と提携し、スポーツ自転車で琵琶湖を一周する〝ビワイチ〟を楽しんでもらうため、東京から愛車を積み込んだバスで琵琶湖畔まで行く「ビワイチサイクルツアー」(2泊3日・車中1泊)を2018年11月2日より開始した。 長野県小布施町や戸隠神社などを巡る長野駅発着の定期観光バス「信濃路めぐり号」を2018年7月14日から運行開始した。 JR東日本のクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」専用の特別バス車両「イーストブルー」で巡る1泊2日の豪華ツアーも開催している。

定期観光バス[編集]

  • ウエルカム成田セレクトバスツアー(成田空港、成田駅発着定期観光バス) <東関東支店> ※2017年4月1日運行開始
  • 神秘の石の街大谷と世界遺産日光号 <宇都宮支店> ※2019年4月6日運行開始[35]
  • パワースポット善光寺・戸隠と葛飾北斎の町小布施号 <小諸支店> ※2019年4月5日運行開始[34]
  • ポピー&ストロベリー号(館山駅発着南房総定期観光バス) <館山支店> ※運休中(毎年春期に運行していた)
  • 草津・白根・浅間高原遊覧の旅(草津温泉発着定期観光バス) <長野原支店> ※運休中(毎年4月下旬から9月下旬に運行していた)

乗車券・カード類[編集]

近距離高速路線及び一般路線の一部でSuicaを導入している。宇都宮支店管内一般路線では古くから3社共通バスカードを導入しているが、将来的に交通系ICカードへ発展的解消する予定。

それらとは別にスマートフォンアプリを使用した定期券や回数券も導入しており、路線や地域実情に合わせながら必ずしもSuicaに拘らない乗車券の電子化に積極的である。

一方、紙製の企画乗車券も多数設定している。

交通系ICカード[編集]

近距離高速バス及び土浦・東関東・長野原支店、古河営業所の各一般路線ではSuica並びに相互利用カードで乗車できる。

当初は利用できるカードはSuica・PASMOに限定されていたが、2013年3月23日の交通系ICカード全国相互利用開始と同時に10種類の相互利用に拡大した。

土浦支店の一部路線で交通系ICカード割引運賃も設定されている。IC定期券は未導入。

高速バス路線では、つくば号、みと号、かしま号、はさき号、東京駅~匝瑳市役所線、マイタウン・ダイレクトバスTDR・新浦安ルートで交通系ICカード割引運賃も設定されている。

栃木県内の一般路線は2021年春頃にSuicaの機能を備えた地域連携ICカードを導入予定[99]

スマホ定期券[編集]

2017年3月末限りでJR東日本の駅窓口(白河・新白河・磐城棚倉・成田・佐原・土浦・軽井沢)での定期券委託発売を終了。

それと前後してスマートフォンアプリ「バスもり!コンシェルジュ」(現バスもり!)による「スマホ定期券」を日本で初めて導入した。スマホ定期券は千葉県館山地区、長野県長久保地区では未導入。Suicaなどの交通系ICカードの仕組みを使わず、従来の紙製定期券と同様の乗車方法をとる。

高速バス回数券[編集]

  • みと号:ツインチケット(2枚綴り回数券)、スマートフォン版ツインチケット(2回分回数券)
  • 中央高速バス諏訪岡谷線:4枚綴り回数券
  • 吉川・松伏号:6枚綴り回数券
  • 東名ハイウェイバス:4枚綴り回数券

高速バス定期券[編集]

  • マロニエ東京号
  • マロニエ新宿号
  • かしま号
  • 房総なのはな号
  • 新宿なのはな号
  • つくば号

通勤・通学定期券を発売している。定期券での深夜便利用については差額の支払いが必要になる。座席指定予約制のかしまサッカー号では定期券が利用できない。

2019年4月1日よりつくば号、かしま号の定期券はスマホアプリ「バスもり!」で購入できるようになった。

企画乗車券[編集]

同社の高速バスが利用できる企画乗車券には次のようなものがある。

  • 高速バス&サブウェイパス
    あぶくま号、いわき号、新宿いわき号
  • ドリーム&東京メトロきっぷ
    ドリーム徳島・阿南号、ドリーム高松号、ドリーム高知号
  • 筑波山ストーリー
    つくば号
  • 清水港まぐろきっぷ
    しみずライナー号
  • 航空科学博物館企画乗車券
    東京 - 八日市場・匝瑳市役所線
  • パシフィック・ストーリー(東京・札幌連絡きっぷ)
  • おたる・ストーリー(東京・小樽連絡きっぷ)
  • あさひかわ・ストーリー(東京・旭川連絡きっぷ)
  • ふらの・ストーリー(東京・富良野連絡きっぷ)
  • 富士急ハイランド得Qpack

路線バス回数券[編集]

支店ごとに発売している回数券が異なる。

  • セット回数券
    • 長野原支店で発売(車内販売あり)。
    • 発売額1,000円。利用額1,100円分(100円券5枚、50円券10枚、10円券10枚)。
  • 金額式回数券
    • 白河支店、土浦支店、宇都宮支店、佐野支店古河営業所、小諸支店、小諸支店長久保営業所、中央道支店で発売(宇都宮支店を除き車内販売あり)。
    • 発売額1,000円、利用額1,100円分(100円券11枚)。
    • 佐野支店古河営業所、宇都宮支店、中央道支店では200円券11枚(発売額2,000円)の発売もあり(但し窓口のみ)。
  • 普通回数券(B)
    • 各支店の窓口で発売。
    • 10枚分の金額で11枚分の回数券を発売する。支店により発売できる金額が異なる。
  • 買物回数券
    • 小諸支店、小諸支店長久保営業所、中央道支店で発売(長久保営業所は車内販売あり)。
    • 発売額1,000円、利用額1,250円(100円券5枚、150円券5枚)
    • 10時から16時までの乗車に限り利用できる。
  • バス利用デー回数券
    • 小諸支店、小諸支店長久保営業所、中央道支店で発売(長久保営業所は車内販売あり)。
    • 発売額700円、利用額1,000円(100円券10枚)
    • 毎週水曜日に限り利用できる。

高速バスの予約・発券[編集]

運行会社の窓口での発売に加え、コンビニ端末インターネットなどを活用する「発車オ〜ライネット」に参加しているが、2006年には同社が中心になってシステム開発した「高速バスネット」の運用を開始した。このシステムでは、ITを活用したリアルタイムで予約・販売できるほか、同システムで完売した便についても「マルス」や「発車オ〜ライネット」の管理している空席を販売できる仕組みにより販売(売れ残り)リスクの軽減を図っている[100]。さらに、路線によっては「高速バスネット」で事前に予約・購入やクレジットカード決済をすると、運賃を割り引くなどの特典を実施している。特に同社とJRバス他社との共同路線については、「高速バスネット」への移管が進められている。ただし、つくば号、みと号、かしま号、はさき号、東京~八日市場・匝瑳線、みと号、新宿~TDR線、マイタウンダイレクトバスTDR・新浦安ルート、エアポートバス東京・成田<自由席便>などの一部の近距離路線については先着制・予約不可となっている。
中央高速バス諏訪・岡谷線については、運行の主体がアルピコ交通および京王バス東であるため、京王電鉄バスが運営するハイウェイバスドットコムでの予約・販売となっている。

一部の路線では、往復割引、学生割引、団体割引、大人の休日会員割引なども設定されている。東名ハイウェイバスの東京駅~東名富士間、静岡駅間、浜松駅間、名古屋駅間と静岡駅~名古屋駅間では都市間往復割引きっぷを発売している。JRの周遊券での高速バス利用については、周遊券の廃止に伴い、この制度自体がなくなった。
早期購入割引、得割、トク特割、往復割引、大人の休日会員割引についてはお得なきっぷを取り揃えていますに詳細が記載されている。

2016年6月1日より、京阪神線、草津温泉線、佐久・小諸線、佐野線、伊勢崎線、長野~関西線、箱根線、館山線、御殿場アウトレット線、金沢線、知多半田線、吉川・松伏線において、高速バスの乗車券(指定席)にQRコードを添付することにより、乗車時の乗務員による乗車券チェックを簡素化、よりスムーズに乗車できるようにするとともに、高速バスネットWEBサイトでの乗車変更や払戻しの出来る時期を拡大している。

東京駅八重洲南口のJRバス窓口では、昼行便の座席指定制及び予約定員制の便の乗車日当日のキャンセル待ちの受付も行なっている[101]。但し、東京駅発車後にも乗車停留所がある便や一部の路線は除く。

乗継割引・特典[編集]

  • 夢街道会津号では、会津バスの一般路線バスや会津タクシーとの乗継割引を実施。
  • ひたち号では、茨城交通(日立地区)の一般路線バスや電鉄タクシーとの乗継割引を実施。
  • しみずライナー、新宿・静岡号では、静鉄タクシーとの乗継割引を実施。
  • 那須・塩原号、房総なのはな号では、JRバス関東の一般路線バスとの乗継割引を実施。
  • 中央高速バス諏訪岡谷線では、京王電鉄バスの一般路線バスとの乗継割引を実施。
  • みと号、ひたち号の上り便では、八潮PAにてつくばエクスプレスに乗り継ぐ際、乗継運賃100円大人こども同額(八潮駅~秋葉原駅までの各駅間)の乗継券が購入可能。
  • いわき号、新宿いわき号では、片道24回乗ると、次に乗車される際に1回無料で乗車できる「とくとくスタンプ24」のサービスを実施。
  • 東京駅⇔名古屋地区を運行する夜行高速バス(全区間対象)では、よく使う路線をお気に入り路線に登録すると、それだけで割引が適用になる「会員限定割引」を実施。
  • 東京・新宿⇔京阪神系統では、高速バスネットにて、ご利用回数やご利用金額に応じて更に割引が受けられるポイント制度もあり、使えば使うほど割引率が高くなる「利用回数割引」を実施。

その他、高速バスを利用すると、駅レンタカーの基本料金が10%割引になる「バス&レンタカー」や乗り場周辺の飲食店やマッサージ、サウナ等が割引となるサービス利用券の配布などの各種サービスも実施されている。

車両[編集]

三菱ふそうUDトラックス(旧:日産ディーゼル)日野自動車いすゞ自動車ボルボスカニアの6メーカーを保有している[注釈 5] ほか、ネオプラン製等の輸入車の導入実績がある。

一般路線車[編集]

支店ごとに実情に合わせて車両仕様が決定されており[102]、92年度までは支店の判断により、同時期導入の車両でも国鉄バス色と高速バス色のどちらで導入するかが異なっていたことがある[103]

長野原支店小諸支店のように観光輸送の比率が高い支店では、トップドア(乗降扉が前扉のみ)の座席定員の多い車両を導入したり、高速車や貸切車から転用したハイデッカー車を導入することがある[104]宇都宮支店では、以前は栃木県バス協会との申し合わせによりエリア内の他社に合わせて方向幕の位置も他の地区と異なる仕様で、部内やバスファンからは「宇都宮仕様」と呼ばれることがあった[105]

近年では中古購入(過去には都営バス横浜市営バス西武バス京浜急行バス東急バス立川バス国際興業しずてつジャストラインなどの中古購入実績あり)が多く、最近では、2009年に東急バスから三菱ふそう・ニューエアロスターノーステップバスを購入したのを皮切りに、2014年現在では国産4メーカーのノンステップバスを購入している。また、2010年にはJR東海バスから日野・ブルーリボンシティハイブリッドノンステップバスの購入している。
2016年度より再び一般路線車の新車購入が再開され、2016年度はいすゞ・エルガノンステップバスが6台(宇都宮支店に3台、土浦支店に1台、東関東支店に2台)投入されている。2017年度からは日野・ブルーリボンと日野・レインボーに日野を絞って購入されている。

また、長野原支店では1994年以降に高速バスの車両を大改装した上で水戸岡鋭治がデザインを担当した「イエローバス」を運行したことがあった[106](詳細は志賀草津高原線#イエローバスを参照)。西那須野支店では「もみじバス」を既存車両の塗装変更[107] 及び新車[108] で導入した。また、棚倉支店では、車体に白河市表郷村(現在は白河市に合併)・棚倉町の名物を描いた通称「だるまバス」を運行したことがあった[109]

2014年には、国鉄バス時代(1960年 - 1971年)の塗装を復刻した「復刻デザイン路線バス」を登場させた[110]。2017年4月より白棚線にて開業60周年を記念して、鉄道時代に運行していた国鉄C1225型の蒸気機関車をイメージした「SLラッピングバス」を運行している(白河支店の1輌)[111]。また、2018年1月に高遠線が開業70周年を迎えるのを機に、国鉄時代の塗色を復活させた復刻塗装バスを中央道支店で運行している[112]

長野原支店では2018年冬期から毎年冬期の繁忙期輸送にジェイアールバス東北青森支店より新幹線E5系はやぶさカラーのハイデッカー車2台を借用して志賀草津高原線の臨時急行便で運行している。

  • 過去の車両

高速車[編集]

会社発足直後に高速バス路線の増強が行われたため、三菱製の比率が高くなり[56]、特に夜行高速バスへの参入が多かった1988年から1990年までの期間には、三菱ふそう・エアロクィーンMだけで41台が導入されている[113]1999年には西日本車体工業製車体を架装した日産ディーゼル(現・UDトラックス)製の夜行高速バス車両を導入し[114]2000年から2005年まで昼行高速バス車両でも同社製が導入された(夜行高速バス車両は2006年まで導入)。開設当初のスーパーニュードリーム号や青春ドリーム号、初期の楽座シート搭載車でも同メーカー製が選択された。S型ボディやC型ボディの車両を購入した支店もありバリエーションが豊富であった。

1997年から2004年までは車両価格の低廉化にも力を入れ、車内設備も簡略化されていた[115]。常磐道や東関東道の近距離路線を中心に低馬力仕様のハイデッカー、ミドルデッカーも多く導入された。他のJRバスとの同一仕様車両による共同発注も実施している[116]。また、貸切バスの減車に伴い、便所を追設の上、高速車に転用した車両も存在した[117]

その一方で、定員が多く、乗客1人あたりのコスト低減を図ることができる[注釈 6]ダブルデッカーを導入している。1991年の「ドリームふくふく号」では初めて夜行高速バスにダブルデッカーの導入を開始、その後需要の多い「ドリーム神戸号」でワンマン運行する三菱ふそう・エアロキングを導入。その後、東北・東海・近畿・中国・四国方面の夜行便と一部の昼行便に投入され、夜行便の主力車種となっている。1993年にはヨンケーレベルギー)製も2台導入した。三菱ふそうでのエアロキングの生産中止に伴い、ダブルデッカー車は2010年度を最後に同車種の新車導入が止まり、老朽化による廃車も進み保有台数が徐々に減少しており、使用路線も減少してきていたが、2018年7月14日より、スカニアインターシティDD[注釈 7] が新たに登場したこともあり、ダブルデッカー車の導入が再開された[118]

また、JRバスの中では輸入車両の導入例と台数が最も多い。1990年に東京駅 - 東京ディズニーランド間「ファンタジア号」に、中古で購入したネオプラン・スカイライナーを導入。1996年以降は、ダブルデッカーほど車両価格は高くないが乗客定員が通常のスーパーハイデッカーよりも多く確保できるという理由[119] で「ドリームふくふく号」へボルボ・アステローペを就役させ、同車の導入台数は26台に達した。1997年には夜行高速バス車両としても定員の多くとれる[120] ネオプラン・スカイライナーを導入、さらに2000年には全長15mの長大バスである、ネオプラン・メガライナーもお目見えした。なお、ネオプラン社製の車両は、現在は全て引退している(メガライナーはドイツに返却)。先述の通り、2018年7月14日より、スカニア・インターシティDDが新たにラインナップに加わった[118][注釈 8]

2004年度後期以降、快適性と安全性をさらに追求し、従来型に比べて格段に広い「楽座シート」やマイナスイオン発生装置付空気清浄機を装備、安全性を配慮した各種最新安全装置を搭載した車両の導入が進んでいる[121]。 かつて「上州ゆめぐり号」(一部の便は除く)および「知多シーガル号」には、前部2列目までがGシート(3列)のプレミアムコーチを投入していた(現在は一般車両に改造)。「超得割青春号」には、貸切車を改造したトイレ無し車両を使用していた(運行終了)。
三菱ふそう製は2013年度に館山支店に3台配置された三菱ふそう・エアロエース以降に新車導入がなく、新車導入は日野・セレガに統一されている。2014年度車にいすゞ・ガーラが2台存在するのはドリームルリエ導入時に種車として捻出したセレガと西日本ジェイアールバスのガーラをトレードしたものである。

復刻デザインバス「青いつばめ」 H657-07401
復刻デザインバス「青いつばめ」 H657-07401
復刻デザインバス「赤いつばめ」 H657-12401
復刻デザインバス「赤いつばめ」 H657-12401

2011年度からは、東京支店、鹿嶋支店、東関東支店、館山支店、土浦支店、水戸支店、佐野支店にメーカー標準品のハイエンドシート・補助席無しの44座席仕様の日野・セレガを多数導入している。2012年度には、東京支店にトイレ無しの49座席+補助席11席仕様車両を3両導入し、スカイツリーシャトルや新宿湾岸線などに投入していたが、現在は3台とも貸切車や一般路線車に転用されている。2013年度には、旧国鉄バスの塗装を施した、復刻デザインバス「青いつばめ」と「赤いつばめ」の運行を開始。前者は「東名ハイウェイバス」ほか、後者は「いわき号」ほかに投入された[18](2015年7月12日をもって運行終了[122])。 2014年度には、東京・新宿 - 京阪神間に3列完全独立型シート28席仕様の「グランドリーム号」、「グラン昼特急号」用新型車両を4両を導入した。

ダブルデッカー車両は、1階席のプレミアムシートに仕切りカーテンを装備した豪華仕様のプレミアム車両、3列シート車両、4列シート車両(青春タイプ)、4列シート車両(エコドリームタイプ)が存在する。導入車種は、三菱ふそう・エアロキングに統一し、2008年度に青春ドリーム・昼特急用で4両[123]、2009年度に青春エコドリーム号用で4両[123]、2010年度にプレミアムドリーム・昼特急用で2両を導入した[123]

2016年度には、中距離高速路線用として、後部一面に広いパウダールームを設置し、シートもシートメーカー(天龍工業)と共同でリクライニングポイントを少し上げ、シートピッチの数値以上の居住性を確保した新車(日野セレガ・ハイデッカー)を25台購入した。これらを小諸、草津、会津若松の各線に投入して評価を行った上で2017年度以降も導入、いわき、日立、東名高速線などにも投入。また、JRバスの都市間高速バスでは初となる車両左側中央部に車椅子乗降用のリフトを装備する車両(日野セレガ・ハイデッカー)も1台購入した。 2017年度導入車からは、座席の枕カバーの材質をレザー製に変更した。

2017年3月31日から、東京と大阪を結ぶ夜行高速バス「ドリーム号」に最上級のプレシャスクラス(2列シートエリア4席)とアドバンスクラス(3列シートエリア14席)を併せ持つ「ドリーム ルリエ (Relier) 」を新規投入した。この専用車両には、2011年度導入の日野セレガ・ハイデッカーが2台改造された(うち1台は西日本JRバスに移籍)。さらに2018年4月27日から、ルリエ号が増強され、新たにプレシャスクラス6席、アドバンスクラス10席の仕様の新車両を追加投入した。この追加車両にも、2011年度導入の日野セレガ・ハイデッカーが2台改造された(うち1台は西日本JRバスに移籍)。

2018年度には、はとバスの全面的な協力のもと[124]スカニア社バンホール社が共同開発したアストロメガ(インターシティDD)の導入を開始した。車内は4列シートで座席数は58席と車椅子1台である。導入後、バスタ新宿~東京ディズニーリゾート間、東京駅~名古屋駅間で運行し、2019年5月17日からは東京・新宿~京阪神線(青春昼特急号、青春エコドリーム号)にも投入する[37](2019年4月26日から青春エコドリーム号2号車にてプレ運行を開始し、4月30日には平成ドリーム令和号で運行)。2019年4月13日、14日には春の白棚線沿線ツアーにもインターシティDDを使用した。インターシティDDは2018年度に5台、2019年度頭に1台を青春エコドリーム仕様で導入。2019年度末には新タイプのグランエコ仕様3台を導入している。

四季島バスやスカニアInterCityDDに採用していたフルカラーデジタル行先表示器が2019年度のハイデッカー新車より本格導入となっている。

  • 過去の車両

貸切車[編集]

貸切バス部門は、国鉄バス時代は民間バス事業者の貸切バスが供給不足になる場合に限定的に認められただけに過ぎなかったが、民営化後には他のJRバス同様に拡大が行われた。民営化当初の認可台数は30台で、一般路線の沿線での営業しか認められていなかったものが、認可が都道府県単位になった上に増車が認められた結果、1998年には100台の認可を得ている[54][注釈 9]。その後貸切減車により、2002年4月1日現在では貸切車の在籍台数は84台となっている[105]。公益社団法人日本バス協会による貸切バス安全性評価認定の資料(2016年9月29日現在)での車両数は46両と記載されている。
会社発足時は各営業所に富士重工R3ボディの日産ディーゼル車、同いすゞ車が1~3台ずつ配置された。
1989年度から2008年度までは貸切専用のスーパーハイデッカー車を購入し、貸切バスのラインナップ強化を図っていた。

特徴的な車両としては、ジェフユナイテッド市原(当時)のチームバス専用車として1992年に導入されたボルボ・アステローペが挙げられる。チーム遠征先の移動にも使用されたため、日本全国の試合会場でその姿を見る事ができた[125]。その後一般貸切車として使用されたが、廃車までカラーリングはそのままであった。この車両の評価が、高速車でアステローペの導入を検討する際に役立ったという[119]。 現在、ジェフユナイテッド市原・千葉のチームバスは、東関東支店所属の2018年式のいすゞガーラとなっている[126]。 2018年11月17日にジェフユナイテッド市原・千葉の新チームバスが、ホームスタジアムのフクダ電子アリーナ(千葉市)前の広場で公開された[127]。 今回で3代目となるチームバスは、東関東支店配置の日野セレガの新車(H657-18401号車)である。 車体デザインは力強さを表すために黒色の車体を採用した。さらに天井面には、勝利にこだわって全員の力で勝つことを表した「WIN BY ALL!」マークを、ジェフのシンボルカラーのイエローでデザインしている。 車内は選手の闘う環境を全面サポートするため、ゆったり座席で各座席にUSBポートを完備している。そのほか冷蔵庫、トイレ、無線Wi-fiも設置している。

このほか、JR東日本の国内ツアー専用車「びゅうばす」の一部に日野・セレガHIMRを導入した(現在は廃車)[117][128]。近年では、高速バスとの兼用を考慮し、便所つきのハイデッカーも多く存在する[129]

JR東日本の国内ツアー専用車「びゅうばす」はハイデッカー車2台(H648-02423号車、H647-12419号車)のみとなっており、季節毎の周遊コースに合わせて宇都宮支店、館山支店、中央道支店、小諸支店、西那須野支店に配置変更されている。

近年は減車傾向にあり、各支店とも専用の貸切車両は少なくなっている[130]

碓氷線(横川 - 軽井沢)は貸切事業許可での運行のため、小諸支店所属の貸切車両(5型路線車、6型ハイデッカー車)が使用されている。

JR東日本が運行する豪華列車「TRAIN SUITE 四季島」の深遊探訪メニューを巡るバスを宇都宮支店で担当するが、これには2007年度導入の日野セレガ・ハイデッカー1台(H657-07403)をKEN OKUYAMA DESIGNによるデザイン、本革シート、座席数38名の専用車両「イーストブルー」に改装している。このバスの車両前面等の外装工事は東急テクノシステムが担当した[131]

滋賀県守山市と提携し、スポーツ自転車で琵琶湖を一周する〝ビワイチ〟を楽しんでもらうため、東京から愛車を積み込んだバスで琵琶湖畔まで行く「ビワイチサイクルツアー」(2泊3日・車中1泊)を2018年11月2日より開始した。車体に専用ラッピングを施した東京支店所属の日野セレガ(H657-18411)で運行された。

コミュニティバス[編集]

市町村のコミュニティバスについては、市町村が保有する車両を使用して運行するものもある(草津町、長和町、伊那市、古河市など)。以前運行していた事業者の車両をそのまま引き継いで運行しているものも存在する(伊那市の一部、佐野市の一部)。 大半が小型車で日野・ポンチョ日野・リエッセ三菱ふそう・ローザであるが、長野原支店や白河支店には三菱ふそう・ローザのボンネットバス、諏訪支店にはトヨタ・ハイエースなどが配置されている。それぞれ独自のカラーに塗られている。 中型車では佐野支店や白河支店にいすゞ・エルガミオ、西那須野支店に日野・レインボーがそれぞれJRバス関東標準色で配置されている。

特定輸送車[編集]

2010年12月に走行試験が行なわれ、2011年秋に特定輸送車(JR東日本総合研修センターの社員送迎バス専用)として、元京成バスボルボ富士重工車体の連接バスB10M)が白河支店に4台配置された。すでに1台は部品確保用で廃車となっている。
2020年度には新たに日野・ブルーリボンハイブリッド連節バスが配置される。同型は国内導入二社目となる。

車両称号[編集]

発足後しばらくは国鉄バスの附番法則をそのまま使用していたが、1990年に附番法則について改定を行い、既存車もすべて改番された[132]

S 6 7 4 - 90 4 01
床高さ 車種 形状 メーカー   年式 装備 固有番号
  • 床高さ
    L(Low)…低床車(ワンステップ・ノンステップ)
    M(Middle)…標準床車(ツーステップ)
    H(High-Decker)…ハイデッカー
    S(Super High-Decker)…スーパーハイデッカー
    D(Double-Decker)…ダブルデッカー
    O(Other)…その他(連節バスなど)
  • 車種
    1…小型
    2…全長8,400mm未満(中型バス)
    3…全長8,400mm以上9,800mm未満(中型バス)
    4…全長9,800mm未満(大型ショート系)
    5…全長9,800mm以上(大型バス)
    6…観光・高速
    7…特殊車両
  • 形状
    1…横向き座席
    2…混合(半分以上が前向き)
    3…前向き座席
    4…横4列リクライニングシート・トイレなし
    5…横4列リクライニングシート・トイレ付き
    6…横3列リクライニングシート・トイレなし
    7…横3列リクライニングシート・トイレ付き
    8…寝台(制定のみで設定なし。[注釈 10]
  • メーカー
    1…いすゞ
    4…三菱ふそう
    7…日野
    8…日産ディーゼル(現・UDトラックス)
    0…その他
  • 年式
    • 西暦の下2桁。中古車でも製造年を使用する。
  • 装備
    1…前扉・板ばね
    2…前中扉・板ばね
    3…前後扉・板ばね
    4…前扉・空気ばね
    5…前中扉・空気ばね
    6…前後扉・空気ばね
  • 固有番号
    • 前7桁毎の連番

上記の法則により、「S674-90401」は「3列リクライニングシート・トイレ装備のスーパーハイデッカー高速車で三菱ふそう製、製造年はxx90年で、空気ばね装備の前扉車両」における01号車ということになる。

その他[編集]

  • 2003年以降、全車両にディタイムランプが装備された。
  • 運転注意力低下警報装置として、ドライバーモニター、運転注意力モニター、モービルアイが搭載されている。
  • 車両火災自動消火装置が高速バス全車両に搭載されている。
  • 四季島バス (H657-07403) でカラーLED行先表示機を初採用した。カラーLED行先表示機はその後、アストロメガ全車にも採用し、2019年度の高速バスの新車から本格的に採用している。一般路線車では廉価版の黒・白表示タイプを2019年度の新車、中古車から採用している。
  • 高速車には2013年度導入車から座席に携帯電話やスマートフォンを充電するためのコンセントを設置している。2014年度導入車からはコンセントをUSBタイプに変更した。それ以前の導入車両でもコンセントやUSBタイプが後付けされているものがある。夜行用車両など一部の車両ではフリーWi-Fiも設置されている。
  • ジェイアールバス関東では、一部高速車の他社へのリースを行っている。
    • つくば号へのネオプラン・メガライナー導入時、輸入された4台はすべてジェイアールバス関東が購入したもので、うち2台を関東鉄道にリースするという方法を採用した。つくば号でのメガライナー運用が終わると2台はリースバックされたが、青春メガドリーム大阪号の運行に際して、2台が西日本ジェイアールバスに売却(実際にはエアロキングと交換)されている。なお、現在は火災のため廃車されている。
    • ダブルデッカーは1台がジェイアール四国バスへ貸し出されたことがあるほか、2006年度に1台がリースされていた。カラーリングはジェイアールバス関東のままで、ロゴの一部を消去したのみに留まっており、車両称号もそのままの表記であったが2007年4月にリースバックされた。また、2020年にはジェイアールバス東北に青春エコドリーム号仕様の1台が貸し出され、定期観光バスとして使用されている[133]
    • 2007年現在、西日本ジェイアールバスに3列シートのエアロキング2台がリースされており、逆に同社からプレミアムドリーム号仕様のエアロキング2台を借り入れた[123]。西日本ジェイアールバスのリース車も当初はジェイアールバス関東時代の塗装のままで使用されたが、後に西日本ジェイアールバスのカラーに塗り替えられた。
    • 先述のニューブリーズ号代替運行期間中は、所定運行会社である中国ジェイアールバス広島支店からガーラ2台を借り受けて対応した。一時的な移籍であったため、同社の社名表記をシールで隠した状態で運行された。
    • 中央ライナー可児号を東濃鉄道に移管した際にエアロエース1台を同社にリースしており、塗装変更せず社名表記をシールで隠した状態で運行されている。
  • 路線の移管や共同運行などの関連で車両の譲渡が行なわれており、桜東バス椎名観光バス館山日東バス、福島交通、会津乗合自動車、ジェイアール四国バス、西日本ジェイアールバス、ジェイアールバステック、草軽交通山梨交通、富士急山梨バス、富士急シティバス、富士急静岡バス、浜通り交通、群馬中央バスなどに渡った車両がある。最近では他社への譲渡も少なく、多くが資源リサイクル業者に売却されている。

付記[編集]

  • シンボルマーク国鉄バスからの伝統を受け継いだツバメ
  • 通常、高速バス路線のパンフレットはA4かB5サイズとなっているのが一般的であるが、JRバス関東では1990年頃にシステム手帳リフィールサイズ(171mm×95mm、6つ穴)のパンフレットを作成していた。運行時刻・停車駅・運賃・所要時間等の利用者に必要な情報だけではなく、運行開始日・キロ程も掲載されており、路線データベースの様相を呈していた。また、JRバス関東の刻印の入った合成皮革製のシステム手帳バインダーも発売されていた。この様式による時刻表は2004年頃まで作成・配布されていた(現在は一回り小さい折り込み式のものが作られている)。

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 「青いつばめ」はその後増備され、同年12月20日以降運行路線が拡大(河口湖・会津若松・鹿島神宮)した。これらの復刻デザイン高速バスは2015年6月上旬頃まで運行した。
  2. ^ 一部便を除き停車。
  3. ^ 朝夕の一部便のみ停車。
  4. ^ 2007年度末をもって廃止された和田峠南線は、2008年度からは下諏訪町循環バスとして運行されている。[1][リンク切れ]
  5. ^ 当社が受託している一部のコミュニティバスには、トヨタ・ハイエースもある。ただし、車番は国鉄バスのうち、トヨタ自動車製に割り当てられた「3」(##3-####)ではなくて、その他を表わす「0」(M130-#####)となっている。
  6. ^ 通常のスーパーハイデッカーが定員29名であるのに対し、ダブルデッカーでは定員38名~41名であるが、運転士はいずれも1名乗務である。
  7. ^ 高速路線バスに特化した仕様のアストロメガの通称。
  8. ^ もっとも、日本国内で新車のダブルデッカー車が、アストロメガ(インターシティDD)しか買えないというのが導入の主な理由であり、実際他のJRバス(バステック・東海・西日本)にも、後にアストロメガ(インターシティDD)が導入されている。ただし、後述の通りアストロメガ(インターシティDD)導入に際しては、はとバスの全面的な協力を得ている。
  9. ^ 認可台数はすべての支店の合計であり、地区ごとの規模としては大きくないという。
  10. ^ 現在の日本の法規では寝台バスの公道走行が認められていない。

出典[編集]

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参考文献[編集]

書籍[編集]

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雑誌[編集]

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関連項目[編集]

JR東日本グループ[編集]

関連会社[編集]

その他[編集]