JR九州ホテルズアンドリゾーツホールディングス

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JR九州ホテルズアンドリゾーツホールディングス株式会社
JR Kyushu Hotels & Resorts Holdings, Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
812-0013
福岡県福岡市博多区博多駅東1丁目12番23号
業種 サービス業
法人番号 3290001084762
事業内容 ホテル事業の経営管理
代表者 松本淳也(代表取締役社長
資本金 1億円
主要株主 九州旅客鉄道株式会社(100%)
主要子会社 JR九州ホテルズ株式会社
JR九州ステーションホテル小倉株式会社
ジェイアール九州ハウステンボスホテル株式会社
外部リンク https://www.jrkhr-hd.co.jp/index.html
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JR九州ホテルズアンドリゾーツホールディングス株式会社(ジェイアールきゅうしゅうホテルズアンドリゾーツホールディングス)は、九州旅客鉄道(JR九州)グループのホテル運営会社を管理する九州旅客鉄道(JR九州)の中間持株会社である。ここでは、「JR九州グループホテル」ブランドについても解説する。

概要[編集]

中間持株会社設立の背景[編集]

2018年12月25日、九州旅客鉄道では取締役会にて共同株式移転により、駅ビル事業およびホテル事業について、新たに中間持株会社を設立することを決議したことを発表した[1]。JR九州では駅ビル事業およびホテル事業について、鉄道に並ぶ基幹事業として順調に業務を拡大していたが、少子高齢化のトレンドに加え、駅ビル事業において、Eコマースの急成長による競争激化やテナント出店意欲の減退、ホテル事業において、競合の乱立や人手不足の常態化など、急速に厳しさを増している背景がある、としている[1]。このような状況に対応するため、駅ビル事業及びホテル事業の経営体制を見直し、より機動的かつ柔軟な意思決定と業務執行を可能とすべく、両事業において中間持株会社の設立を核としたグループ再編を実施した[1]

実施内容[編集]

「JR九州グループホテル」と呼称されてきた3社のホテル事業を管理する中間持株会社設立のために以下の再編が行われた。

  • 小倉ターミナルビルの事業分割
    • 駅ビル事業とホテル事業を兼任する小倉ターミナルビルを事業別に会社分割を実施。
      • 2018年12月26日、九州旅客鉄道本社のの100%連結子会社として「JR九州ステーションホテル小倉」を設立
      • 2019年4月1日、小倉ターミナルビルを吸収分割会社、JR九州ステーションホテル小倉を吸収分割承継会社として吸収分割を実施し、前者のホテル事業を後者へ移管。(駅ビル事業のみとなった小倉ターミナルビルを同日、JR小倉シティに改称)
  • 中間持株会社の設立
    • 2019年4月1日に、ホテル三社(JR九州ステーションホテル小倉株式会社を含む) の実施する共同株式移転により「JR九州ホテルズアンドリゾーツホールディングス」を設立

なお、JR九州グループのおおやま夢工房が所有する宿泊施設についてはホールディングスおよびJRホテルグループに属さず、引き続き本社直轄で管理される。

ホテル[編集]

JR九州ホテル長崎
JR九州ホテル ブラッサム大分

JR九州ホテルズ株式会社(JR九州ホテルグループ、2013年4月1日より現社名。旧社名:ジェイアール九州都市開発株式会社[2]。)

ビジネスホテルが主体だが、新たに展開し始めた「ブラッサム」ブランドは、プレミアムクラスの宿泊主体型ホテルという位置づけで、ツインルーム主体の構成となっている。2014年8月1日からは、JR東日本ホテルズのメンバーズカードであるEASTYLE MEMBERSに加入している。2017年7月1日に、新たにジェイアール東海ホテルズが運営するアソシアホテルズ&リゾーツ加盟の各ホテルが加入することになったため、6月13日に名称を「JRホテルメンバーズ」へと変更した[3]。2018年6月からJR西日本ホテルズ(ジェイアール西日本ホテル開発)が運営するグランヴィアブランド・ヴィスキオブランド・奈良ホテルが新たにメンバーホテルとして加入した[4]

JR九州ステーションホテル小倉株式会社

  • JR九州ステーションホテル小倉(北九州市小倉北区、小倉駅駅ビル内)
    • 部屋数:294室
    • 開業日:1998年4月27日
    • 2018年12月9日まではステーションホテル小倉。2019年4月1日に小倉ステーションビルのホテル運営部門を2018年12月26日に設立されたJR九州ステーションホテル小倉株式会社へ吸収分割した(小倉ステーションビルは同日を以て株式会社JR小倉シティと名称変更)[1]

ジェイアール九州ハウステンボスホテル株式会社

(職員の保養施設)

新規開業予定[編集]

  • 2019年に、新たなホテルの最上位ブランド「THE BLOSSOM」を設立。第1号店の日比谷(THE BLOSSOM HIBIYA)は2019年8月、2号店の博多(THE BLOSSOM HAKATA Premier)は2019年秋開業予定[12]
  • 2021年度以降、京都に新ブランドでのホテルを開業予定[13][14]

過去の運営施設[編集]

会社再編[編集]

2019年4月1日に、JR九州ホテルズ、JR九州ハウステンボスホテル、JR九州ステーションホテル小倉の株式を、九州旅客鉄道本体から新しく設立された当社に譲渡し、3社は当社の子会社となった[1]。なお、おおやま夢工房は引き続き本社直轄の予定。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 駅ビル事業及びホテル事業の再編に関するお知らせ - 九州旅客鉄道 2018年12月25日(2018年12月25日閲覧)
  2. ^ JR九州ホテルブラッサム博多中央新規開業及び社名変更記念 春休み親子特別宿泊企画を実施します!(ジェイアール九州都市開発プレスリリース 2013年3月19日)
  3. ^ 対象ホテルが東日本・九州から東海・沖縄エリアへ拡大してますます便利に!~「EASTYLE MEMBERS」は「JRホテルメンバーズ」へ生まれ変わります~ - JR東日本ホテルズ・ジェイアール東海ホテルズ・JR九州ホテルズ・小倉ターミナルビル
  4. ^ a b 駅を中心とした立地が特徴の「JRホテルメンバーズ」に来年6月「JR西日本ホテルズ」が加わり、お得にご利用いただけるエリアが拡大。ますます便利に! - 日本ホテル・ジェイアール東海ホテルズ・ジェイアール西日本ホテル開発・JR九州ホテルズ・小倉ターミナルビル 2017年12月6日(2017年12月8日閲覧)
  5. ^ a b “「JR九州ホテル小倉」開業”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2007年10月2日) 
  6. ^ 「大分駅ビル」ホテル概要について (PDF) JR九州ホテルズ株式会社 2014年9月30日
  7. ^ 「JR九州ホテル ブラッサム博多中央」を出店します。 ジェイアール九州都市開発 2012年5月15日
  8. ^ JR九州ホテル ブラッサム博多中央 2013年4月8日開業決定 ジェイアール九州都市開発 2012年12月19日
  9. ^ JR九州ホテル ブラッサム新宿 8 月開業(九州旅客鉄道プレスリリース 2014年2月18日)
  10. ^ http://www.jrk-hotels.co.jp/Naha_special/ JR九州ホテル ブラッサム那覇
  11. ^ 「ハウステンボスジェイアール全日空ホテル」の「ホテルオークラJRハウステンボス」への名称変更及び「オークラ ホテルズ & リゾーツ」への加盟について(九州旅客鉄道プレスリリース 2011年10月17日)
  12. ^ JR九州グループの新ホテルブランド「THE BLOSSOM」誕生 「THE BLOSSOM HIBIYA」2019年8月20日開業 「THE BLOSSOM HAKATA Premier」2019年秋開業 - 九州旅客鉄道・JR九州ホテルズ 2019年03月19日(2019年03月25日閲覧)
  13. ^ “JR九州、京都にホテル 新ブランド検討”. 日本経済新聞. (2018年7月25日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33394670V20C18A7LX0000/ 
  14. ^ “JR九州、京都市下京区でホテル検討…土地・建物を購入”. 読売新聞. (2018年8月14日). https://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20180814-OYS1T50004.html 

関連項目[編集]