JR九州ファーム

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JR九州ファーム株式会社
JR Kyushu Farm Inc.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
841-0026
佐賀県鳥栖市本鳥栖町302番地26
北緯33度22分37.1秒 東経130度31分17.4秒 / 北緯33.376972度 東経130.521500度 / 33.376972; 130.521500座標: 北緯33度22分37.1秒 東経130度31分17.4秒 / 北緯33.376972度 東経130.521500度 / 33.376972; 130.521500
設立 2015年7月1日
業種 水産・農林業
法人番号 8320001005834
事業内容 農産物の生産販売 他
代表者 代表取締役社長 田中 渉
資本金 1億円
従業員数 138名(正社員31名)
主要株主 九州旅客鉄道株式会社 100%
外部リンク http://www.jrkf.jp/
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JR九州ファーム株式会社(ジェイアールきゅうしゅうファーム)は、九州旅客鉄道(JR九州)グループ会社。農業・畜産業の自社ブランド商品の生産・販売を行う。2015年に各地にあった運営企業を統合し、設立。

概要[編集]

JR九州では2010年(平成22年)4月、大分県大分市で「ニラ」の栽培に参入したのを皮切りに、順次九州各地で営農を開始した。JR九州グループの農業・畜産業事業を一つに束ねた会社として2015年7月1日発足[1][2][3]。現在九州各地に8つの農場で営農を行っている[4]。営農者・農場長は元駅長や元運転士など、現業からの転身者もいる[1]。JR九州の農業参入は大分県からグループ会社を通して経営企画部に打診がされたという[1][3]

このほか、直売所として「八百屋の九ちゃん」・製菓店「うちのたまごRGG & SWEETS」を運営する。なお、鶏卵直売店「(赤坂うまや)うちのたまご直売所」はJR九州フードサービスが運営する[5]

農場は耕作放棄地やタバコ農家の転作農地を活用し、土地の賃貸借をもって農場を経営している[3]

沿革[編集]

会社概要[2]や出典[1][6][3]による

  • 2010年(平成22年)4月:株式会社JR九州ファーム大分を大分市に設立し農業に参入。ニラの栽培を開始
  • 2011年(平成23年)
    • 7月
      • 株式会社JR九州ファーム大分が大分県臼杵市甘夏の栽培を開始
      • JR九州たまごファーム株式会社を福岡県飯塚市に設立
    • 11月:JR九州鉄道営業(現JR九州サービスサポート)が熊本県玉名市でミニトマトの栽培を開始
    • 12月:JR九州たまごファームが福岡県飯塚市でブランド鶏卵(うちのたまご)の生産を開始
  • 2012年(平成24年)9月:JR九州ファーム宮崎株式会社を宮崎県児湯郡新富町に設立
  • 2013年(平成25年)
  • 2014年(平成26年)
    • 6月:JR九州たまごファーム、JR九州ファーム宮崎およびJR九州鉄道営業の農業部門を株式会社JR九州ファーム大分に統合
    • 7月:株式会社JR九州ファーム大分をJR九州ファーム株式会社に社名変更し、本社を佐賀県鳥栖市に移転
  • 2015年(平成27年)
  • 2016年(平成28年)
    • 3月:八百屋の九ちゃん2号店吉塚店(吉塚駅)をオープン
    • 4月:八百屋の九ちゃん3号店博多店(博多駅)をオープン
    • 5月:通信販売サイト 八百屋の九ちゃんネットを開設
    • 6月:うちのたまご菓子専門店「うちのたまご」を筑紫野市にオープン

主な施設と生産物[編集]

農場案内[4]と農林水産省の出典[3]による。農地は全て賃貸借、大分・松浦の農場は農地中間管理機構を活用して取得している。

  • 本社(鳥栖市) - JR鳥栖駅敷地内
  • 大分農場(大分市)2.9ha:旧JR九州ファーム大分 - ニラ
  • 臼杵農場(臼杵市)5.1ha:旧JR九州ファーム大分 - さつまいも
  • 新富農場(新富町)1.7ha:旧JR九州ファーム宮崎 - ピーマン
  • 玉名農場(玉名市)2.3ha:旧JR九州鉄道営業 - ミニトマト
  • 宇土農場(宇土市)3.1ha:旧JR九州鉄道営業 - ネーブルオレンジ・デコポン・温州みかん
  • 糸島農場(糸島市)0.6ha:JR九州ファーム(統合後) - 大根・人参・レタス・キャベツ
  • 松浦農場(松浦市)5.3ha:JR九州ファーム(統合後) - ブロッコリー・アスパラガス
  • 内野宿養鶏場(飯塚市)鶏舎6舎(約9600羽):旧JR九州たまごファーム - うちのたまご(鶏卵)

八百屋の九ちゃん[編集]

JR九州ファームで生産された農畜産物は、JR九州グループの飲食店・ホテル、ななつ星in九州などで提供されるほか、直営の八百屋「八百屋の九ちゃん」にて販売されている[6]。このほか、「九州産」に限って自社以外の青果物も取り扱う[6]。また、八百屋の九ちゃんではネット販売を行っている。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d “JR九州を農場経営に駆り立てた「問題意識」鉄道とは縁遠い農業、意外と共通点がある?”. 東洋経済Online. (2018年12月23日). オリジナルの2019年1月28日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190128102217/https://toyokeizai.net/articles/-/255169 2018年12月23日閲覧。 
  2. ^ a b 会社概要”. JR九州ファーム株式会社. 2019年1月27日閲覧。
  3. ^ a b c d e 農林水産省 経営局農地政策課 (2017年9月). “事業の多角化(鉄道以外の収益確保)と地域活性化(JR九州ファーム株式会社) (PDF)”. 農林水産省. 2019年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月28日閲覧。
  4. ^ a b 農場案内”. JR九州ファーム株式会社. 2019年1月27日閲覧。
  5. ^ 会社案内 (PDF)”. JR九州フードサービス. 2019年1月28日閲覧。
  6. ^ a b c “JR九州がミニトマト、みかん、サツマイモを育てて売る理由”. NEWSポストセブン. Livedoor news. (2016年11月6日). オリジナルの2019年1月28日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190128103227/http://news.livedoor.com/article/detail/12244543/ 2019年1月28日閲覧。 

関連項目[編集]