JR貨物20D形コンテナ

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JR貨物20D形コンテナ
20Dコンテナ
20Dコンテナ
全長(内寸法) 3,715mm (3,647mm)
全幅(内寸法) 2,450mm (2,275mm)
全高(内寸法) 2,600mm (2,354mm)
内容積 19.5m3
扉位置 両側側面
製造初年 2006年(平成18年)
製造メーカー 東急車輛製造
製造数 499個
外面色 赤紫色(JRFレッド)
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JR貨物20D形コンテナ(JRかもつ20Dがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)が2006年平成18年)より20B形コンテナの置き換え用、及び20C形コンテナの後継として製作・運用している12ft有蓋コンテナである。

通常のコンテナよりも天地寸法が大きく、車両限界の関係からコキ50000系への積載が禁止されている。ただし、車両限界に余裕がある線区や、特認区間では、この限りではない。

構造[編集]

(以下ではマイナーチェンジ前の構造について記述)

両側開きで、全高は2,600mmと、通常のコンテナよりも高くなっており、かさ高品の輸送に対応している。内容積は19.5、荷重は5.0t。 本形式では、新たに妻面上部に製の簡易通風器が設けられたことが大きな特徴である。

外部塗装はJRFレッドと称されるフロンティアレッド一色で、向かって右上に配されるJRFのロゴマークは20C形に比べて大きくなった。また、本形式は規格外コンテナであるため、それを示す白色の帯が全ての面の上部に引かれているほか、規格外であることを示す菱形マーク(通称ハローマーク)と『全高H=2600』の表記、さらにはオレンジ色で『コキ50000積載禁止』の注意書きがコンテナ側面に記されている。

製造状況・現況[編集]

JRFマーク廃止後のデザイン 20D-1066

2006年に200個が東急車輛製造和歌山製作所により製作された。 2013年度に総合車両製作所和歌山事業所にて201 - 499までの番号が製造され増備に至った。2013年度増備分は形状が変更されたと共に表記類もマイナーチェンジされた。 2017年(平成29年)1月5日現在、446個を保有している。

2018年3月17日のダイヤ改正でコキ50000形の営業運転が終了することにより、背高コンテナの運用上の制限がなくなるため、2018年度は2650個の増備が予定されている[1]

参考文献[編集]

  • 「車両のうごき 2006-2007」,『鉄道ファン』交友社 2007-8(通巻556号), 2007年8月, p75
  • 「JRコンテナ」,『JR貨物時刻表2012』公益社団法人 鉄道貨物協会, 2012年3月, p310
  • 日本貨物鉄道株式会社「JRコンテナ形式別一覧表」『JR貨物(公式ホームページ)』2016年1月4日閲覧, http://www.jrfreight.co.jp/common/pdf/other/container.pdf
  • 「JRコンテナ」,『JR貨物時刻表2019』公益社団法人 鉄道貨物協会, 2019年3月, p199

脚注[編集]

  1. ^ 汎用コンテナのサイズ拡大について 日本貨物鉄道 2018年2月14日配信、2月16日閲覧

関連項目[編集]