JR貨物UM27A形コンテナ

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UM27Aを搭載した
コキ107-1612

UM27A形コンテナは、日本貨物鉄道(JR貨物)輸送用として籍を編入している40ft私有コンテナ(無蓋コンテナ)である。

無蓋コンテナ以外の他形式では、形式を表す1~2桁の数字は全てコンテナの内容積で決定されているが、無蓋コンテナのみ床面積で付与されている。 これによりm3の算出は、厳密には端数四捨五入計算の為に、床面積26.5 ~ 27.4m3の間に属するコンテナが対象となる。 また形式によっては、ドライコンテナと同等の高さがあったり、逆に1/8サイズの板型の様に八段(12ftの場合)又は、1/4サイズの薄型の様に四段(20ftの場合)に積み上げてやっとドライコンテナと同等の高さに達するなど、タンクコンテナ以外では見られない様に、見た目が多種多彩に入り乱れているのも無蓋コンテナ形式の特徴となっている。

概要[編集]

48000番台[編集]

2015年度に登場した。現在、国内の線区によっては見られる40フィート形海上コンテナ輸送で、元々付与されている海上コンテナ独自の管理番号を、『臨時の使い捨て』JR形式として取り扱う事例を除き、いわゆる『常設用』JR貨物認定形式のコンテナとしては、初の40フィート級コンテナである。

48001
水島臨海通運が所有し、JFEスチールが使用している。 (総重量24t/自重5.9t)
※ 荷役はトップリフターが原則だが、発送元の水島臨海鉄道倉敷貨物ターミナル駅にはトップリフターが未配備のために、特例として倉敷貨物ターミナル駅のみ大型フォークリフトの使用が認められ、コンテナのフォークポケット周りにもその旨が表記されている。
海上コンテナ無蓋コンテナをベースとした試作品のために、片側の妻面底部には40ft級シャーシーに積載した時に必須となる、牽引トラクターとの連結部分の盛り上がりを収納する為の、鉄の塊で出来た畳状の 「グースネックトンネル」 がある。このホールの存在を明確にする為に、ホール妻面側には 【 前 】 および、反対側妻面側には 【 後 】 の表記がそれぞれある。
両側面に描かれているイルカのデザイン上に、コンテナ中央部二箇所のフォーク挿しマークの赤色 ▼ 印が被っている。
48002 - 48009
水島臨海通運が所有し、JFEスチールが使用している。 (総重量24t/自重6.1t)
※ 荷役はトップリフターが原則だが、発送元の水島臨海鉄道倉敷貨物ターミナル駅にはトップリフターが未配備のために、特例として倉敷貨物ターミナル駅のみ大型フォークリフトの使用が認められ、コンテナのフォークポケット周りにもその旨が表記されている。
試作品の48001番では片側の妻面底部のみの設置であった 「グースネックトンネル」 を両妻側に設置し、シャーシーへの積載時に前後の方向指定を解消した。この影響で鉄の塊で出来た畳状の 「グースネックトンネル」 が倍増したために、自重も多少増えた。
また両側面イルカのデザイン上に被っていたフォーク挿しマークの赤色 ▼ 印が、デザイン以外の部位へ変更されている。

関連項目[編集]