Japan A cappella Movement

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Japan A cappella Movement(通称JAM)とは、日本最大級[1]のアカペラストリートイベントである。例年11月に関東で行われる。

概要[編集]

1999年に大学生や社会人の有志を中心に発足。毎年ジャンルを問わず全国から200以上の応募があり、音源審査や実演審査と言った二度のオーディションを経て、審査を勝ち抜いた10組ほどのバンドが本選ライブに出場できる。出場バンドの中で最も高い評価を受けたバンドはその年のBest Of JAM(通称BOJ)として表彰される。

歴史[編集]

JAMは、「ファイト!ストリート」の後継イベントである。

NHK教育テレビ番組「ファイト!」において、1992年と1993年にアカペラ大会が行われたが、1992年の番組収録後、優勝グループ「ガンジー」(早稲田大学Street Corner Symphony)の村上てつやの発案で、流れのままに(打ち上げを兼ねて)代々木公園で行われたストリートライブが、第1回「ファイト!ストリート」である。

その後、このイベントは1998年まで毎年実施され、申し込みだけで出演できる(事前審査がない)アカペライベントとして、アマチュアのアカペラファンに親しまれることとなった。

その流れを汲み、筑波大学Doo-Wopの奥村政佳が中心となって、予選があるアカペライベントとして1999年にJAMが発足した。

なお、イベントの通称は「JAM」で一貫しているが、正式名称は変遷があり、第1回(1999年)は「Japan A cappella Museum」、第2回(2000年)は「Join the A cappella Movement」が正式とされた。第3回(2001年)以降は、一貫して「Japan A cappella Movement」が正式名称である(2019年現在)。

審査方法[編集]

審査方法は2016年までと2017年以降で大きく異る。

2016年以前[編集]

2016年以前の審査は、一次審査の音源審査と二次審査の実演審査の2つに分けられた。一次審査はエントリー時に提出した音源をJAM実行委員会と特別審査員によって審査し、二次審査に進めるバンドを選出する。続く二次審査では、一次審査を勝ち抜いたバンドが審査会場のライブハウスにて観客の前でライブを披露する実演方式である。なお、この2つの審査の細かい審査基準は明らかにはされていない。

2017年以降[編集]

2017年より、従来の1次審査のシステムを改め、『得点評価ランキング』が導入された。 『得点評価ランキング』とは、2017年5月よりスタートしたシステムである。アカペラ革命集団HarkとJAMの2団体の共同運営である。このシステムは、一次審査である音源審査を単なる通過点ではなく、各バンドの実力向上を目的とした指標となったり、知名度アップにつながるようにすることを目的としている。JAM一次審査対象となるのは5月〜8月の4か月の計4回のエントリーで、審査基準に基づいて評価された点数がランキングに反映される。評価項目と点数配分は次の通りである。

満点 基準点
表現力 15 10
ハーモニー 15 10
リズム 15 10
魅力 15 10
音程 10 7
編曲 10 7
個人力 10 7
オリジナリティー 10 7

なお基準点とは「加点でも減点でもない点数」であり、これより高い点数が加点ポイント、低い点が減点ポイントとなっている。

運営方法[編集]

JAMの運営は関東圏の大学アカペラサークルに所属する学生や社会人の有志で実行委員会が組まれ、運営が成されている。実行委員会はイベント広報や当日の運営スタッフから、審査や審査員の選出まですべての運営を行っている。

脚注[編集]

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  1. ^ Japan A cappella Movement 2014 - テレビ朝日 2017年11月16日閲覧