KUROBEアクアフェアリーズ

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KUROBEアクアフェアリーズ
原語表記 KUROBEアクアフェアリーズ バレーボールチーム
ホームタウン 富山県黒部市
クラブカラー 水色
創設年 1998年3月
所属リーグ V.LEAGUE DIVISION1
チーム所在地 富山県黒部市
体育館所在地 富山県黒部市
代表者 井上孝[1]
監督 丸山貴也[2]
ホームページ 公式サイト
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一般社団法人KUROBEアクアフェアリーズ
種類 一般社団法人
本社所在地 日本の旗 日本
938-0041
富山県黒部市堀切1142
黒部市総合体育センター内)[3]
設立 2017年7月[4]
業種 サービス業
法人番号 1230005008816
事業内容 バレーボールチーム運営
代表者 会長 井上孝[5]
特記事項:1998年3月に任意団体として設立。
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KUROBEアクアフェアリーズ(クロベ アクアフェアリーズ、KUROBE AQUA FAIRIES)は、富山県黒部市を本拠地とする、女子バレーボールクラブチームである。2020-21シーズンはV.LEAGUE DIVISION1(V1リーグ)に所属。

概要[編集]

1998年3月、第55回国民体育大会(富山国体)のための強化チームとして富山県黒部市に発足し、現在に至るまで活動を継続している女子バレーボールチーム。

チーム名の『アクアフェアリーズ』は、名水の里『黒部』で生まれた『水の妖精たち』に因んで名付けられた[3]。チームマスコットの名前は「アキュ」[3]

地域のクラブチームとして複数のスポンサーから支援を受けて運営されており、選手・スタッフはオフィシャルスポンサー企業に雇用されている。休日以外は基本的に、午前中に配属された企業で労働し、午後から練習に参加する形でバレーボールに取り組んでいる[6]

主な練習場はチーム所在地でもある「黒部市総合体育センター[3]。ホームゲームはこの場所の他、「YKK体育館」、「富山県西部体育センター」でも開催される。

ジュニアチームの「アクアジュニア」が活動している[7]

個人向けファンクラブ、協賛企業向けパートナークラブも設立されている。

歴史[編集]

1998年3月、この年から2年後に開催される富山国体のための強化チームとして富山県黒部市に発足[8]

1999年、全国実業団優勝大会で優勝し、V1リーグ(現・V・チャレンジリーグ)から推薦を受け、V1リーグ参入を果たす。V1初参加となった1999/2000シーズン(第2回V1リーグ)では1勝13敗の最下位で終わったものの、入替戦で勝利しV1リーグ残留を決めた。

2000年、富山国体で準優勝を果たし、国体終了後もチームは存続。

2000/01シーズン(第3回V1リーグ)に参加したものの14戦全敗。この年の入替戦では初戦に敗れ窮地に立たされたが、第2戦でストレートの勝利を収めセット率で逆転し、V1リーグ残留を果たした。

2001/02シーズン(第4回V1リーグ)でも最下位に終わるが入替戦で連勝し、またも降格を免れた。

3チームが地域リーグ等から昇格してきた2002/03シーズン(第5回V1リーグ)では、9勝5敗の快進撃で一気に順位を上げ3位。

2003/04シーズン(第6回V1リーグ)では、Vリーグ(現・V・プレミアリーグ)の10チーム化により降格するチームなかったこともあり、11勝1敗で初優勝を果たした。しかし、Vリーグ昇格をかけた入替戦では茂原アルカスに連敗し、Vリーグ昇格は叶わなかった。

2004/05シーズン(第7回V1リーグ)の結果は3位でVリーグ入替戦出場を逃す。第8回V1リーグは4位となった。

2006/07V・チャレンジリーグ(この年からリーグの名称が"V1リーグ"から"V・チャレンジリーグ"に改称)では、チームメンバーの大幅な入れ替えもあり戦力が整わず、5勝9敗の6位と低迷[8]

2007/08V・チャレンジリーグの結果は1勝13敗の最下位(8チーム中8位)に終わった(この年はチーム数増加を理由に入替戦は行われなかった)。

2008/09V・チャレンジリーグの結果は8勝10敗。昨年と比較してやや盛り返したものの7位に終わった。

2009/10V・チャレンジリーグでは、大野石油広島オイラーズとの開幕戦が「Vリーグ史上初」となる不戦勝(25-0・25-0・25-0でストレート勝ちの扱い)となった(大野石油広島の選手が試合前日に新型インフルエンザを発症し、この試合を棄権したため)[9]。その後の第2戦では、今季大幅な補強を行った上尾メディックスを破り、その勢いでレギュラーラウンド4位につけ上位リーグに進出。しかし、上位リーグではホームゲームで連敗を喫し、最終的に本シーズンを5位で終えた。以降の年は常にリーグ上位を保つようになり、

2010/11V・チャレンジリーグの結果は5位。

2011年2月、新戦力として嘉悦大学から菅野菜緒美(アウトサイドヒッター)が入団。

2011/12V・チャレンジリーグでは終盤に上尾メディックスから勝利を挙げ3位入賞。

2012/13V・チャレンジリーグの結果は5位。

2014年3月、新戦力として、日本体育大学から丸山紗季和才奈々美(いずれもアウトサイドヒッター)、武庫川女子大学から厨子真帆(セッター)が入団。

2014年3月、新戦力として、この年に廃部となったパイオニアレッドウィングスから倉見夏乃(ミドルブロッカー)が入団。

2015年2月、新戦力として、富山大学から平谷里奈(アウトサイドヒッター)が入団。

2015年10月、新戦力として、久光製薬スプリングスから南美寿希(セッター)が入団。

2016年10月、新戦力として、富山大学から白﨑麻友香(セッター)が入団。

2017年2月、新戦力として、鹿屋体育大学から雪丸梢(ミドルブロッカー)が入団。

2017年7月、Vリーグ機構が2018-19シーズンを目処に発足させる予定の「スーパーリーグ(仮称)」1部(S1)への参入を目指し、参入資格条件の一つにある法人格を得るべく一般社団法人を設立。黒部市体育協会が運営する任意団体から法人格へ移行し、同年9月に1部(S1)参加のライセンスを取得した。また、決定力強化のために元アメリカ代表のジュリアン・ジョンソン(アウトサイドヒッター)を獲得[10][11][12]

2017年5月、同年の黒鷲旗を最後に、宮城奈菜子(ミドルブロッカー)が退部。

2017年6月、チームスタッフとして武田一星(コーチ)、原侑花(アナリスト兼マネージャー)が入団。

2017年9月、新戦力として、同年に経営難・諸問題で解散となった仙台ベルフィーユから馬場ゆりか(リベロ)、舛田紗淑(アウトサイドヒッター)が入団。

2017年10月、柏木裕香(アウトサイドヒッター)が一身上の都合により退部。

2018年2月、新戦力として中京大学から小西愛衣(セッター)、日本女子体育大学から綿引菜都美(ミドルブロッカー)が入団。

2018年3月、この年の『Vチャレンジリーグ・オールスターゲーム』に和才奈々美馬場ゆりか倉見夏乃らが選手として、そして監督の米山弘がチームスタッフとして選出された。

2018年4月、チームスタッフとして竹中雅詞(トレーナー)が入団。

2018年6月、この年の黒鷲旗を最後に、チームを10年に渡り率いた米山弘監督、レラ留奈、吉川ひかる、太田あかり大盛梢の4選手が退団。

2018年7月、新戦力として久光製薬スプリングスから浮島杏加子(アウトサイドヒッター)が移籍入団。

2018年8月20日、新監督として、丸山貴也が就任。丸山貴也はチームキャプテンの丸山紗季の実父であり、過去に小田急ジュノーで監督を務めた他、全日本女子のアシスタントコーチとしてロス五輪銅メダルに貢献。今年4月からは強化アドバイザーとしてKUROBEアクアフェアリーズをサポートしていた。監督就任に際してのコメントは以下。

(リーグの現場を離れて20年ですが、監督のオファーを受けたのは?)最終的には自分の集大成として『バレーボールの現場でもう一回やりたいな』という思いをずっと思っていまして。チームの持っています歴史ですとか、地域の皆さんが応援して下さるそういう姿勢だとか、そういったものに深く感銘をいたしまして、監督をやらせていただく決意をいたしました。 — 丸山貴也 監督「KUROBEアクアフェアリーズ V1の軌跡 新なる挑戦」より[13]
(どのようなチーム作りをしていきますか?)私はどちらかというと、“古い指導者”だと思います。やっぱり『守備力を中心とした粘りのあるチーム』。それに対して(丸山貴也氏が昔コーチとして在籍していた)日立が当時やっていました『攻撃力を主体にしたチーム』。こういったものを融合して、チーム作りをしていかなければいけないのかなと感じております。いきなり優勝というわけにはいきませんけども、トップ8(ファイナル8)を目標に、最終的にはリーグの中で中核を成していけるようなチーム作り。それを目指していきたいと思います。 — 丸山貴也 監督「KUROBEアクアフェアリーズ V1の軌跡 新なる挑戦」より[13]

2018年9月17日、新戦力として元ベルギー代表のフレヤ・アールブレヒト(ミドルブロッカー)を獲得。

2018年9月26日、黒部市総合体育センターにてケニア女子代表チームとの公開試合が行われた。結果はKUROBEアクアフェアリーズがストレートで勝利を収めた(19-25、21-25、19-25)。

(ケニア戦を振り返って)我々の戦う相手というのはVリーグのチームですので、Vリーグのチームになりますともっと粘って拾ってくる。もっとコンビネーションで攻めてくると。そういった部分がありますので、勝ったことは良いですけれども、まだまだ不安が残る試合だったと思います。 — 丸山貴也 監督「KUROBEアクアフェアリーズ V1の軌跡 新なる挑戦」より[13]

2018年10月20日、チームの歴史上初となるファン感謝祭が開催され、V1挑戦に合わせてデザインが刷新されたチームユニフォームがお披露目された。ファン感謝祭には全国から約70人のファンクラブ会員が訪れ、選手と歓談したり、一緒にゲームを遊んだりして楽しいひと時を過ごした[13]

(ファン感謝祭について)普段の試合のときってやっぱり緊張感とかあるんで、和気あいあいといけないんですけど、こういう機会があると素の自分を出せるんで。すごい良いなと思います。 — 白﨑麻友香「KUROBEアクアフェアリーズ V1の軌跡 新なる挑戦」より[13]

2018年10月30日、新戦力として富山大学から星加輝(セッター)が入団内定。

2018年11月10日、対PFUブルーキャッツ戦においてストレート勝ち(25-18、25-19、30-28)を収め、念願のV1初勝利を手にした[13]。この試合についての監督とキャプテンのコメントは以下。

先週日立とやりまして、2セット先取から大逆転されたという。そういったことも全て勉強しながら選手が学習して、今日の試合は頑張ってくれたと思いますね。 — 丸山貴也 監督「KUROBEアクアフェアリーズ V1の軌跡 新なる挑戦」より[13]
初勝利ということで素直に嬉しい気持ちです。チーム全員、一人ひとりがコートに立った時にすごく力を発揮できた試合だったかなって思います。 — 丸山紗季 キャプテン「KUROBEアクアフェアリーズ V1の軌跡 新なる挑戦」より[13]
(入団してからPFUに初勝利ですが?)いやもう本当に…一番嬉しいです。アクアに来てから。そんな気持ちです。 — 丸山紗季 キャプテン「KUROBEアクアフェアリーズ V1の軌跡 新なる挑戦」より[13]
しかしV1初勝利の喜びもつかの間、この試合の後にリーグ6連敗を喫し、V1リーグで戦う厳しさを思い知らされることとなった。

2018年11月17〜18日、V1で初となるホームゲームがYKK体育館で開催され、両日合わせて約3,500人の観客が詰めかけ盛り上がりをみせたものの、17日の対NECレッドロケッツ戦、18日のデンソー・エアリービーズ戦の両試合ともストレート負けを喫し、ホームゲームでの勝利はお預けとなった。試合後の監督コメントは以下。

(ビハインドの展開から追いつき追い越せないのは?)やっぱりこう…エースの仕事。サイドの選手のここ一番での決定力。ここらへんはやっぱり相手各チームよりちょっと劣ってる部分ですよね。これはないものねだりでどうしようもないですから。その中でいかにやりくりをして、工夫しながらやっていくかってことだと思います。 — 丸山貴也 監督「KUROBEアクアフェアリーズ V1の軌跡 新なる挑戦」より[13]

2018年11月21日、新戦力として新潟医療福祉大学から白岩蘭奈(アウトサイドヒッター)が入団内定。

2018年12月9日、ひたちなか市総合運動公園総合体育館で行われた今季全敗のPFUブルーキャッツとの一戦。ジェニファー・ドリスと、この日復帰した江畑幸子に苦しめられるも、アクアは粘りを見せてこの試合をものにする。セットカウント3-1(25-20、20-25、25-23、25-22)で北陸ダービーを征した。

(この日の)朝のミーティングでも『戦う集団として今日の試合を挑もう』という話をして、そういう中でなんとか3-1で勝つことができましたけど、内容的にはちょっと甘い部分がたくさんありましたんでね。これから上位と戦っていく上でまだまだ足りないところがいっぱいあるんだなと。反省も多い勝利だったと思います。とにかく今日は『どんなに追い詰められても強気でいかなきゃだめだよ』ということで、とにかく追い込まれても強気で行けと。それだけですね。 — 丸山貴也 監督「KUROBEアクアフェアリーズ V1の軌跡 新なる挑戦」より[13]
一人ひとりの役割っていうのをしっかり出来てたと思うので、それがしっかり結果に繋がったと思うんですけど、まだまだ課題としてミスがすごく目立ったので、そういった部分をしっかり修正して次に臨みたいなと思います。 — 丸山紗季 キャプテン「KUROBEアクアフェアリーズ V1の軌跡 新なる挑戦」より[13]
しかし、この後のホームゲーム4試合を含め、残りの試合は10連敗。初となるV1リーグレギュラーラウンドは2勝18敗(イースタン・カンファレンス:6チーム中5位)に終わり、目標であったファイナル8には遠く及ばなかった。

2019年1月29日、春日部共栄高校からミドルブロッカーの細沼綾が入団内定[14]

2019年2月12日、新戦力として東九州龍谷高校から梅津憂理(アウトサイドヒッター)が入団内定[15]

(初のV1での手応えは?)やっぱり粘りっていう部分では相手とも対等に戦えていたと思いますし、ディフェンス面…特にレシーブ面では、しっかり相手の攻撃とかを対応できていたと思いますし、そこは自信を持っていきたいなと思います。(チームの)状態としては良い状態ですし『絶対勝つという気持ち』だとか『諦めない気持ち』だとか、そういった気持ちの面が絶対最後は決めると思うので。やっぱり自分たちで掴み取った今年の舞台だったので、それを簡単には手放したくないっていう思いもあるので。必ず2試合勝って、残留を決めたいと思います。 — 丸山紗季 キャプテン「KUROBEアクアフェアリーズ V1の軌跡 新なる挑戦」より[13]
(大一番のPFU戦に向けて)自分たちのやるべきことをしっかりやれば負けることはないと思ってるし、それが以前までPFUに対して負け続けていたときと、みんなの気持ちがたぶん全然違うと思うんで。自分たちが固くなりすぎたり、気負いすぎて『自分のプレーができない』ということにならない限りはしっかり勝ちきれると思います。本当に全ての力を出し切るということと、1戦目で『必ず勝負を決める』という意思を強くもって戦いたいと思います。 — 馬場ゆりか「KUROBEアクアフェアリーズ V1の軌跡 新なる挑戦」より[13]

2019年3月15日、後がない『チャレンジステージ:深谷大会』。この大一番に、地元から遠く離れた深谷ビッグタートルにも多くのアクアファンが詰めかけた。PFUブルーキャッツとの試合に臨んだアクアはセットカウント3-1(29-27、21-25、25-17、25-18)でこの戦いに勝利し、V1残留を決定。結果は今季の目標であったファイナル8に届かなかったものの、今季行われたホームゲーム計6試合の観客数は計約14,000人を記録。これはKUROBEアクアフェアリーズの歴史上最多の数字であり、地元・富山県黒部市を巻き込んで大きな盛り上がりをみせたことを物語っている[13]

2019年3月22〜28日、地元ケーブルテレビ『みらーれTV』の特集番組『KUROBEアクアフェアリーズ V1の軌跡 新なる挑戦』が放送された。

2018年4月、この年の『V1リーグオールスターゲーム』に平谷里奈がVリーグ推薦で選出され、同月20日に出場した。

2019年5月、この年の黒鷲旗を最後に、これまでチームを支えてきた南美寿希和才奈々美菅野菜緒美平谷里奈倉見夏乃フレヤ・アールブレヒトら主力6選手が同時に退部和才奈々美は後にPFUブルーキャッツへ移籍入団)

(今季は)主力のメンバーが抜けて、結構年上の方達が抜けたので。いまは選手がすごく入れ替わって、若いチームなので。 — 丸山紗季 キャプテン「BBTライブ|KUROBEアクアフェアリ―ズ特集」より[16]

2019年6月、チーム新体制が発表された。新たなチームスローガン「新化 〜可能性への挑戦〜」を掲げた他、チームスタッフとして武田義也(コーチ)、根塚武(チームドクター・スポーツ整形外科担当)、鮫島梓(女性コンディショニング担当)が入団。同時に、副キャプテンに白﨑麻友香が就任。新体制とスローガンについての丸山紗季からのコメントは以下。

『全て変わる』っていうような状況なので、新しいことに挑戦したりとか、そういった可能性を広げて『アクアフェアリーズ、生まれ変わろう』ってことで。これから成長していく選手たくさんいると思うんで。自分自身もチーム作りに対してすごく楽しみな気持ちもあります。 — 丸山紗季 キャプテン「BBT報道ライブ|KUROBEアクアフェアリ―ズ特集」より[16]

2019年7月、主力選手が抜けた穴を埋め、昨年の課題であった決定力不足を補うべくV1の日立リヴァーレから間橋香織東レアローズから杉原若葉(いずれもアウトサイドヒッター)が移籍入団、そしてアメリカ代表のシモーン・リー(アウトサイドヒッター)、フィリピン代表のアレオナ・デニス・マナバット(ミドルブロッカー)を獲得。2019年はチームメンバーの実に半数が入れ替わる大転換の年となった。

2019年10月〜12月、主力選手を大幅に入れ替え、守備型から攻撃型チームへと変貌を遂げたこの年は勝利が遠かった。個人レベルではミドルブロッカーの綿引菜都美シモーン・リーがそれぞれ『ブロック決定本数』、『総得点』でスター・カンファレンス2位、リベロの馬場ゆりかが『サーブレシーブ成功率』で4位の好成績を収めたものの、チーム全体を見るとシーズンを通して精彩を欠いたプレーが目立ち、相手チームに主導権を握られる試合が続いた。11月2日のPFUブルーキャッツとの第2戦でセットカウント3-0の快勝を収めるも、レギュラーラウンドの最終的な対戦成績は1勝20敗の6位(スター・カンファレンス最下位)で終えることとなった[17]

2019年12月、新戦力として、武庫川女子大学から小杉凛華、東北福祉大学から戸部真由香、神戸親和女子大学から道下ひなの(いずれもミドルブロッカー)、青山学院大学から立石優華(リベロ)の入団内定が発表された[18]

2020年1月、俵田翁記念体育館で行われた『チャレンジ4(プレミア・スター両カンファレンスの下位2チーム(計4チーム)でV1残留を争う大会)』にて、初戦の対日立リヴァーレ戦にはセットカウント1-3で敗戦し窮地に立たされるも、続く対PFUブルーキャッツ戦にセットカウント3-2、対ヴィクトリーナ姫路戦にセットカウント3-1で連勝し、V1残留を果たした。

2020年3月、綿引菜都美の退団が発表された[19][20](綿引は後にPFUブルーキャッツへ移籍入団)

2020年4月、新型コロナウィルスの影響で、13日に予定されていたアクアジュニアの開校式の中止が発表された[21][22]

2020年5月、チームの公式TwitterおよびYouTubeチャンネルが開設された[23]

2020年5月13日、チームスタッフの竹中雅詞トレーナーが退部し、新たに荻野朱夏トレーナーが入部[24]

2020年5月15日、副キャプテンの白﨑麻友香雪丸梢両選手の退団と現役引退が発表された。同時に同年6月から白﨑麻友香がチーム事務局員広報担当に就任することも発表[25]

2020年6月3日、チーム新体制が発表された[26]。チームスローガンが昨年の『新化』から『進化』に改められ、キャプテンは丸山紗季が続投、新たな副キャプテンとして浮島杏加子小西愛衣が就任した。

2020年6月12日、白岩蘭奈の退団が発表された[27]

2020年6月22日、チームの公式サイト内にチームグッズを取り扱う『オンラインショップ』が開設された[28]

成績[編集]

主な成績[編集]

V.LEAGUE Division1
チャレンジリーグ、チャレンジリーグI(実業団リーグ/V1リーグ)
黒鷲旗全日本選抜大会
  • 優勝 なし
  • 準優勝 なし
国体成年女子バレーボール6人制
  • 優勝 なし
  • 準優勝 1回 (2000年)

年度別成績[編集]

Vリーグ / 実業団リーグ・V1リーグ[編集]

所属 年度 最終
順位
参加
チーム数
試合
V1リーグ 第2回 (1999/00) 8位 8チーム 14 1 13
第3回 (2000/01) 8位 8チーム 14 0 14
第4回 (2001/02) 7位 7チーム 12 1 11
第5回 (2002/03) 3位 8チーム 14 9 5
第6回 (2003/04) 優勝 7チーム 12 11 1
第7回 (2004/05) 3位 8チーム 14 10 4
第8回 (2005/06) 4位 8チーム 14 8 6

V・プレミアリーグ / V・チャレンジリーグ[編集]

所属 年度 最終
順位
参加
チーム数
レギュラーラウンド ポストシーズン
順位 試合 試合
チャレンジ 2006/07 6位 8チーム 6位 14 5 9 -
2007/08 8位 8チーム 8位 14 1 13 -
2008/09 7位 10チーム 7位 18 8 10 -
2009/10 5位 12チーム 4位 11 7 4 5 1 4
2010/11 5位 12チーム 5位 18 11 7 -
2011/12 3位 12チーム 3位 22 16 6 -
2012/13 5位 10チーム 5位 18 9 9 -
2013/14 4位 10チーム 4位 18 10 8 -
2014/15 4位 10チーム 4位 18 12 6 -
チャレンジⅠ 2015/16 5位 8チーム 5位 21 10 11 -
2016/17 5位 8チーム 5位 21 8 13 -
2017/18 3位 7チーム 3位 18 12 6 -

V.LEAGUE[編集]

所属 年度 最終
順位
参加
チーム数
レギュラーラウンド ポストシーズン
カンファレンス 順位 チーム数 試合 試合
DIVISION1 2018-19 10位 11チーム イースタン 5位 6チーム 20 2 18 2 1 1
2019-20 10位 12チーム スター 6位 6チーム 21 1 20 3 2 1
2020-21 12チーム (1リーグ制) 12チーム

選手・スタッフ[編集]

選手[編集]

2020-21シーズン[5][29]

背番号 名前 シャツネーム 国籍 P 備考
1 丸山紗季 MARUYAMA 日本の旗 日本 WS/L キャプテン
3 間橋香織 MABASHI 日本の旗 日本 WS
4 馬場ゆりか BANBA 日本の旗 日本 L
9 舛田紗淑 MASUDA 日本の旗 日本 WS
11 杉原若葉 SUGIHARA 日本の旗 日本 WS
12 浮島杏加子 UKISHIMA 日本の旗 日本 WS 副キャプテン
13 梅津憂理 UMEZU 日本の旗 日本 WS
14 細沼綾 HOSONUMA 日本の旗 日本 MB
15 小西愛衣 KONISHI 日本の旗 日本 S 副キャプテン
16 星加輝 HOSHIKA 日本の旗 日本 S/L
18 立石優華 TATEISHI 日本の旗 日本 L 青山学院大より新加入[18]
19 小杉凛華 KOSUGI 日本の旗 日本 MB 武庫川女子大より新加入[18]
20 戸部真由香 TOBE 日本の旗 日本 MB 東北福祉大より新加入[18]
21 道下ひなの MICHISHITA 日本の旗 日本 MB 神戸親和女子大より新加入[18]

スタッフ[編集]

2020-21シーズン[5][29]

役職 名前 国籍 備考
会長 井上孝 日本の旗 日本
部長 飯田耕一 日本の旗 日本
監督 丸山貴也 日本の旗 日本
コーチ 武田義也 日本の旗 日本
トレーナー 荻野朱夏 日本の旗 日本 新任
トレーナー 大森大 日本の旗 日本
アナリスト兼マネージャー 原侑花 日本の旗 日本
通訳 鈴木まどか 日本の旗 日本 新任
医療サポートチーム主任 布村忠弘 日本の旗 日本
スポーツ整形外科担当 根塚武 日本の旗 日本
女性コンディショニング担当 鮫島梓 日本の旗 日本
アンチドーピング担当 藤田智弥 日本の旗 日本 新任
栄養管理担当 舘川美貴子 日本の旗 日本 新任

在籍していた主な選手[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『アクア一般社団法人化 新リーグ参加へ 黒部で設立総会 会長に井上氏』北日本新聞 2017年7月28日15面
  2. ^ 『「リーグの中核目指す」 V1参戦アクア 丸山監督が就任会見』北日本新聞 2018年8月2日16面
  3. ^ a b c d チーム紹介”. KUROBEアクアフェアリーズ. 2020年7月11日閲覧。
  4. ^ “平成29年黒部市教育委員会7月定例会議事録” (PDF) (プレスリリース), 黒部市, (2017年8月25日), p. 5, http://www.city.kurobe.toyama.jp/attach/EDIT/014/014117.pdf 2020年7月11日閲覧。 
  5. ^ a b c 選手・スタッフ紹介|チーム・選手”. KUROBEアクアフェアリーズ. 2020年6月29日閲覧。
  6. ^ スポンサー紹介”. KUROBEアクアフェアリーズ. 2013年10月24日閲覧。
  7. ^ アクアジュニア始動しました!”. KUROBEアクアフェアリーズ (2018年4月23日). 2018年5月27日閲覧。
  8. ^ a b チーム沿革”. Vリーグ機構. 2013年10月24日閲覧。
  9. ^ インフル禍で開幕戦を棄権 チャレンジLの大野石油”. 中国新聞 (2009年11月29日). 2009年11月29日閲覧。
  10. ^ 『元米代表 ジョンソン入団 アクア 「トップリーグへ導く」』北日本新聞 2017年11月7日16面
  11. ^ 選手詳細”. Vリーグ機構. 2017年11月7日閲覧。
  12. ^ 2017/11/06 「ジュリアン・ジョンソン」選手入団記者会見”. KUROBEアクアフェアリーズ. 2017年11月7日閲覧。
  13. ^ a b c d e f g h i j k l m n o みらーれTV|KUROBEアクアフェアリーズ V1の軌跡 新なる挑戦” (2019年6月7日). 2020年7月18日閲覧。
  14. ^ 内定選手のご紹介(細沼綾)”. KUROBEアクアフェアリーズ (2019年1月29日). 2020年1月1日閲覧。
  15. ^ 内定選手のご紹介(梅津憂理)”. KUROBEアクアフェアリーズ (2020年1月1日). 2020年2月12日閲覧。
  16. ^ a b BBT『報道ライブ』|KUROBEアクアフェアリ―ズ特集”. BBT (2020年1月1日). 2020年1月1日閲覧。
  17. ^ ※1月4日更新【V1女子】スターカンファレンス最終順位”. Vリーグ機構 (2020年1月4日). 2020年1月28日閲覧。
  18. ^ a b c d e “2020年度入団内定選手についてご報告” (プレスリリース), KUROBEアクアフェアリーズ, (2019年12月13日), https://www.kurobe-aqua.jp/news/?r_id=537 2019年12月13日閲覧。 
  19. ^ 退団選手のお知らせ”. KUROBEアクアフェアリーズ (2020年3月19日). 2020年3月19日閲覧。
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