KVH

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KVH株式会社 (現 Coltテクノロジーサービス株式会社)
KVH Co., Ltd.
ロゴ
KVH東京データセンター2
KVH東京データセンター2(TDC2)
種類 株式会社
略称 KVH
本社所在地 日本の旗 日本
106-6027
東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー
設立 1999年4月2日
業種 情報・通信業
事業内容 自社の光ファイバ・ネットワークとデータセンターをベースに、データ通信インターネット接続、音声、ITマネジメントサービス、クラウドサービス、プロフェッショナルサービスなど、統合的なプラットフォームとプロセスでICTインフラストラクチャ・サービスを法人向けに提供
資本金 33億4,490万円
外部リンク www.asia.colt.net/ja/
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KVH株式会社(英文社名:KVH Co., Ltd.)は、ヨーロッパ全域で事業展開するColtグループのAPACにおけるビジネスユニット、Coltテクノロジーサービス株式会社の旧称。2014年12月、Colt Group S.A.がKVH株式会社の株式を100%取得し両社は事業統合した。2015年8月、KVHはColtグループとしてのブランド統一にともないColtテクノロジーサービス株式会社に社名変更を行い現在に至る。

概要[編集]

1999年、KVHテレコム株式会社としてアメリカのフィデリティグループによって設立。自前の光ファイバー網、データセンター、クラウドサービスなどのマネージドITサービスを統合した「情報デリバリ・プラットフォーム戦略」に基づき、ITとネットワークを統合したソリューションを国内外の法人向けに提供している。顧客は、2,000社を超え、金融、メディア、製造、サービスプロバイダーなどの分野にわたる。KVHの光ファイバーネットワークはフラットな設計で、拠点間を中継するネットワーク機器の階層数を最少化し、東京、大阪など都市圏で低遅延のネットワークを実現する。

アジアの拠点として設立されたKVHは、東京に加え、大阪、香港、上海、シンガポール、シカゴ、ニューヨーク、シドニー、ソウル、釜山にPoP(Point of Presence:ネットワーク接続設備)を構え、シームレスなグローバルITサービスを提供している。金融業界における豊富な提供実績があり、東京、シカゴ、オーロラ、ニューヨーク、シンガポール、香港、上海、ソウル/釜山、シドニーなどアジア太平洋地域および米国の主要金融都市間を接続する低遅延ネットワークを提供している。日本における高頻度取引市場を支えるパイオニアとして、19以上のアジアの取引所を通じて、取引をサポートしている。

2014年12月、関連会社であるColt Group S.A.(英語版。ロンドン証券取引所:COLT)がKVHを買収した[1]

KVHの沿革[編集]

  • 1999年4月:フィデリティグループによって設立。東京・大阪に光ファイバー網を敷設。翌2000年にITバブルが崩壊して多くの外資系通信会社が国内から撤退したが、KVHは日本市場にとどまり投資を続けて事業を継続的に展開。
  • 2001年:日本で初めて2.4Gbit/s専用回線サービスを導入。大阪第1データセンターを開設。
  • 2002年:日本で2棟目となるKVH東京データセンター1(TDC1)を開設。イーサネットサービス、ボイスTDMサービス、コロケーション、ITマネージメントサービスおよびデータセンター運用サービスを続けて導入。
  • 2005年:インドのバンガロールにオペレーションセンター、中国の上海にカスタマーオペレーションセンターを開設。
  • 2008年:イーサネットサービスを香港に拡張。
  • 2010年:物理専用サーバー、専用VLANおよび外部接続サービス、パブリッククラウドサービス(IaaS)を開始。イーサネット網をシンガポールに拡張。
  • 2011年:千葉県印西市に東京印西データセンター(TDC2)を開設
  • 2012年:KVH Pte Ltd.(シンガポール)、KVH Services LLCおよびKVH Co., Limited(香港)、KVH Korea Ltd.(韓国)を設立。KVH釜山データセンター1を開設。プライベートクラウドサービスを開始。
  • 2013年:国内初の100Gメトロイーサネット・ネットワークサービスを提供開始。KVH香港データセンター1、KVHシンガポールデータセンター1、KVH大阪データセンター2、KVH大手町データセンターを開設した。KVHクラウドサービス(フェーズ3)を開始、アジアおよびヨーロッパのクラウドプラットフォームの10拠点を接続。
  • 2014年:東京、横浜、大阪の大都市圏で100Gイーサネットサービスを提供開始。次世代バースト型イーサネットサービス「etherXEN」を提供開始。アジアの主要100データセンター間を接続する「DCNet」を提供開始。MarketPrizm提供のサービスを新たに加え、金融機関向けサービス・ラインアップを拡充。
  • 2015年:Coltテクノロジーサービス株式会社に社名変更。
  • 2017年:千葉県印西市に東京印西第2データセンターを開設。

プロダクトおよびサービス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ "データセンター事業者の英ColtがKVHを買収、どちらもフィデリティ子会社", November 12, 2014, ITpro, http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/14/111201876/
  2. ^ "単なる「バイリンガル」ではない!KVHの熱血サポートの裏側", October 16, 2012, ASCII.jp, http://ascii.jp/elem/000/000/735/735484/