LGエレクトロニクス

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LGエレクトロニクス
LG電子株式会社
LG Electronics Incorporated
LG Electronics logo 2015 (english).svg
LGエレクトロニクス本社
LGエレクトロニクス本社
種類 株式会社
市場情報
本社所在地 大韓民国の旗 韓国
ソウル市永登浦区汝矣大道 128(汝矣島洞 20)
設立 1958年(株式会社金星社)
業種 電気機器
法人番号 7700150004079 ウィキデータを編集
代表者 Do-Hyun Jung, Juno Cho, Seong-Jin Jo
정도현, 조준호, 조성진
資本金 904,169 Million Won(KRW)
(2018年12月31日時点)[1]
売上高 連結:61,341,664 Million Won(KRW)
(2018年12月期)[2]
営業利益 連結:2,703,291 Million Won(KRW)
(2018年12月期)[3]
純利益 連結:1,472,814 Million Won(KRW)
(2018年12月期)[4]
総資産 連結:42,328,443 Million Won(KRW)
(2018年12月末時点)[5]
従業員数 93,642人
(2018年12月末時点)[6]
決算期 12月末日
主要株主 株式会社LG 33.68%
外部リンク www.lge.co.kr
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LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社
LG Electronics Japan.Inc
LG Electronics logo 2015 (english).svg
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
104-8301
東京都中央区京橋2丁目1番3号 京橋トラストタワー15階
設立 1981年1月
業種 電気機器
法人番号 7700150004079 ウィキデータを編集
代表者 李 栄彩(イ ヨンチェ)
売上高 13億8千万円
外部リンク www.lg.com/jp
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LGエレクトロニクス
各種表記
ハングル LG전자
漢字 LG電子
英語 LG Electronics Inc.
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LGエレクトロニクス(LG Electronics Incorporated)は、韓国のソウル市に本社を置き、LGグループの中核をなす総合家電情報通信メーカー。韓国電機業界ではサムスン電子に次ぐ大企業である。一部地域ではLG電子LG전자)と呼称される。

概要[編集]

LGエレクトロニクスは1958年株式会社金星社(グムソンサ、: 주식회사 금성사: Goldstar Co., Ltd)として創業。1995年LG電子に社名変更した。2008年6月には韓国や中国台湾[注 1]以外の社名を、LGエレクトロニクスに変更した。世界各国に110拠点を展開している多国籍企業であり、国内32250人、国外93000人の従業員を抱えている。日本国内では家電製品や液晶ディスプレイ携帯電話パソコンのパーツの供給で知られる。2000年には光ディスクドライブ事業を日立製作所と合併し、日立LGデータストレージを設立した。

代表的な製品[編集]

液晶テレビ[編集]

2014年のテレビの販売台数世界シェアは2位で3206万台。2014年のテレビ販売台数世界シェアは2位で14.9%。

パネル供給[編集]

2014年の液晶パネル世界シェアは世界シェア1位。

液晶モニター[編集]

2014年の液晶モニターの販売台数世界シェアは4位で9.6%。

携帯電話[編集]

世界携帯電話市場の占有率の世界シェアでは、2010年度はLGエレクトロニクスは世界3位である。CDMAでは世界シェア1位。

2010年代後半には、他社製品の圧されて収益が悪化。2020年4月-6月期まで21期(5年)連続で営業赤字を出した。2020年時点の主力市場は北米市場で販売台数の約6割を占めている[7]

白物家電[編集]

LGエレクトロニクスの白物家電の中でもエアコンの世界シェアは7年連続の世界シェア1位となった。 LGエレクトロニクスの家電部門の2007年の営業利益率は6.1%。同じ韓国企業のサムスン電子と激しいシェア争いを行っており、2014年には業務妨害、財物損壊、名誉毀損などを名目とした告訴合戦に及んだ[8]

パソコン用光学ドライブ[編集]

2007年8月には、日立LGデータストレージ日立製作所と合弁のドライブメーカー)が世界初の第3世代光ディスク(当時の「次世代DVD」)のBlu-ray DiscHD DVDという互換性がない両規格の読み込みに対応するドライブを発売した。

社名の由来[編集]

社名のLGは、もともとのグループ名のLucky-Goldstarの略。これは、LGエレクトロニクスの前身である株式会社金星社(GOLDSTAR)と総合化学メーカーの株式会社ラッキー(樂喜化學工業社、現在のLG化学)が、1995年に経営統合して誕生したブランドである。

スポンサー活動[編集]

F1タイミングモニター(2011年モナコGPにて)

LGエレクトロニクスは2009年からF1の公式スポンサーになった。 5年契約で契約金はLGエレクトロニクスマーケティング最高責任者によると総額数千万ドルになる。[要出典]クリケットではICCのコマーシャルパートナーとしても契約している。 サッカーでは、イギリスのプレミアリーグフラムFC、ブラジルのサンパウロFC、フランスリーグ・アンのオリンピック・リヨン、またアジアサッカー連盟の公式スポンサーになっている。 LGグループには韓国プロ野球LGツインズ韓国バスケットボールリーグ(KBL)のLGセーカーズ(LG SAKERS)が存在する。

主要生産品目・情報通信事業[編集]

LG KE970
  • メディア機器
    • パソコン
    • モバイルパソコン
    • 液晶テレビ
    • プラズマテレビ
    • ブラウン管テレビ(本体裏には金星ジャパンという表記あり。安価な押しボタン式のテレビであったため旅館やホテルに設置されることが多かった。日本では1980年代より日立ブランドとして14型カラーテレビなどを供給していた。)
    • 液晶モニター
    • CRTモニター
    • データストレージドライブ
    • ブルーレイHD-両規格レコーダー&プレイヤー
    • HDD-DVDレコーダー&プレイヤー
    • ホームシアター
    • ゼネラルオーディオ(日本では1986年頃より日立ブランドとしてラジカセ等を供給していた)
    • デジタル記憶メディア
    • ビデオテープ
    • 家庭用ゲーム機(MSX、3DOのみ販売)
  • 家電
  • 情報通信
  • 水処理事業

主な製品[編集]

携帯電話[編集]

シリーズの端末は以下を参照

LG G series

LG Optimus

日本国外[編集]

日本市場向け[編集]

NTTドコモ向け[編集]
データ端末L-02A
KDDI・沖縄セルラー電話連合(各auブランド)向け[編集]
  • Qua phone PX - au向けのミッドレンジモデル。
  • Qua tab PX - au向けのミッドレンジタブレット。海外向けにはLG G Pad X 8.0として発売。
  • LG it LGV36
ソフトバンク向け[編集]
  • LG K50
ソフトバンク(Y!mobileブランド)向け[編集]
その他[編集]

液晶テレビ・有機ELテレビ[編集]

  • 2010年
    • LX9500 series (フルHD、3D、LED液晶)
    • LE8500 series (フルHD、LED液晶)
    • LE7500 series (フルHD、LED液晶)
    • LE5500 series (LED液晶)
    • LE5300 series (LED液晶)
  • 2019年
    • LG SIGNATURE OLED Z9Pシリーズ (8K、OLED、4Kチューナー搭載・受注生産モデル)
    • LG SIGNATURE OLED W9Pシリーズ (4K、OLED、4Kチューナー搭載)
    • OLED E9Pシリーズ (4K、OLED、4Kチューナー搭載)
    • OLED C9Pシリーズ (4K、OLED、4Kチューナー搭載)
    • OLED B9Pシリーズ (4K、OLED、4Kチューナー搭載)
    • LG NanoCell TV SM9000Pシリーズ (4K、直下型LED、IPS液晶、4Kチューナー搭載)
    • LG NanoCell TV SM8600Pシリーズ (4K、エッジ型LED、IPS液晶、4Kチューナー搭載)
    • LG NanoCell TV SM8100Pシリーズ (4K、エッジ型LED、IPS液晶、4Kチューナー搭載)
    • UM7500Pシリーズ (4K、IPS液晶、4Kチューナー搭載)
    • UM7100Pシリーズ (4K、IPS液晶、4Kチューナー搭載)
  • 2020年
    • LG SIGNATURE OLED ZXシリーズ (8K、OLED、8K/4Kチューナー搭載・受注生産モデル)
    • LG SIGNATURE OLED WXシリーズ (4K、OLED、4Kチューナー搭載)
    • OLED GXシリーズ (4K、OLED、4Kチューナー搭載)
    • OLED CXシリーズ (4K、OLED、4Kチューナー搭載)
    • OLED BXシリーズ (4K、OLED、4Kチューナー搭載・数量限定モデル)
    • LG NanoCell TV NANO99シリーズ (8K、直下型LED、IPS液晶、8K/4Kチューナー搭載)
    • LG NanoCell TV NANO91シリーズ (4K、直下型LED、IPS液晶、4Kチューナー搭載)
    • LG NanoCell TV NANO86シリーズ (4K、エッジ型LED、IPS液晶、4Kチューナー搭載)
    • UN8100シリーズ (4K、直下型LED、IPS液晶、4Kチューナー搭載・Amazon限定モデル)
    • UN7400シリーズ (4K、直下型LED、IPS液晶、4Kチューナー搭載)
    • UN7100シリーズ (4K、直下型LED、VA液晶、4Kチューナー搭載・コストコ限定モデル)

洗濯機[編集]

  • WD-S85KP (ドラム型)
  • 2018年
    • LG SIGNATURE SGDW18HP (上部にスチーム機能、ヒートポンプ乾燥、洗剤・柔軟剤自動投入機能、円形タッチパネル液晶搭載の洗濯容量11kg/乾燥容量6kgのドラム式洗濯乾燥機、下部に2kgの攪拌式ミニ洗濯機を備える・販売店舗限定モデル)
    • LG DUALWash Steam DULW18H3VJ・WJ (上部にスチーム機能搭載の洗濯容量11kg/乾燥容量6kgのドラム式洗濯乾燥機、下部に2kgの攪拌式ミニ洗濯機を備える・販売店舗限定モデル)
      • FG1611H2V・W (スチーム機能搭載の洗濯容量11kg/乾燥容量6kgのドラム式洗濯乾燥機。上記のDULW18H3VJ・WJから撹拌式ミニ洗濯機を省いたモデル・販売店舗限定モデル)
    • LG DUALWash DULW18H3WJN (上部に洗濯容量11kg/乾燥容量6kgのドラム式洗濯乾燥機、下部に2kgの攪拌式ミニ洗濯機を備える・販売店舗限定モデル)
      • FG1611H2 (洗濯容量11kg/乾燥容量6kgのドラム式洗濯乾燥機。上記のDULW18H3WJNから撹拌式ミニ洗濯機を省いたモデル・販売店舗限定モデル)

衣類スチーマー&乾燥機[編集]

  • LG Styler

掃除機[編集]

  • LG CordZero (コードレス掃除機)

モニター[編集]

  • LG UltraFine
  • LG UltraGear (ゲーミング向けモニター)
  • LG UltraWide (21:9または曲面モニター)

家庭用ゲーム機[編集]

3DO ALIVE

日本法人[編集]

日本事業所:赤坂ツインタワー

LGエレクトロニクスの完全子会社、LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社LG Electronics Japan, Inc.)。本社は東京都港区赤坂2丁目17-22 赤坂ツインタワー本館9階。代表取締役は李 栄彩。株主は韓国LGエレクトロニクスの100%出資。

2021年には横浜みなとみらい地区に同社グループの研究開発拠点「LGグローバルR&Dセンター(仮称)」を開設予定[9][10]

沿革[編集]

国内工場 [編集]

日本でのCMに出演のタレント[編集]

事件・不祥事[編集]

2014年9月3日昼、国際コンシューマ・エレクトロニクス展(IFA 2014)開催前のドイツベルリンにおいて、LG電子のホームアプライアンス事業本部長である趙成珍(チョ・ソンジン)は、部下と共に家電量販店サターンヨーロッパセンタードイツ語版店を訪れ、サムスン電子製洗濯機の蓋ヒンジ部を破壊し、蓋を閉じられなくした。その犯行は防犯カメラにて確認され、店は警察に通報。役員と部下は逮捕された[13]

また、数キロ先の別店舗シュテーグリッツ店においてもサムスン製クリスタルブルー洗濯機3台が同じ形での破壊が確認され、その模様は防犯カメラに記録されているとサムスン電子は主張している[14]。本件は、サムスン電子により韓国内にて業務妨害や器物損壊などの告訴がなされ、2014年12月26日、ソウル中央地検によりLG電子本社の家宅捜索が行われた[15]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ これらの地域では従来通りLG電子と呼び続けている。

出典[編集]

  1. ^ LG Electronics>Investor Relations>Reports>Annual Reports>Year 2011>76Page>Consolidated Statements of Financial Position>Total equity
  2. ^ LG Electronics>Investor Relations>Reports>Annual Reports>Year 2011>78Page>Consolidated Statements of Operations>Net sales
  3. ^ LG Electronics>Investor Relations>Reports>Annual Reports>Year 2011>78Page>Consolidated Statements of Operations>Operating income
  4. ^ LG Electronics>Investor Relations>Reports>Annual Reports>Year 2011>78Page>Consolidated Statements of Operations>Profit (loss) for the year
  5. ^ LG Electronics>Investor Relations>Reports>Annual Reports>Year 2011>76Page>Consolidated Statements of Financial Position>Total assets
  6. ^ LG Electronics>Investor Relations>Reports>Annual Reports>Year 2011>66Page>EMPLOYEES
  7. ^ 韓経:「5年連続赤字」LGフォンに光は差すのか…「来年は黒字転換」”. 中央日報 (2020年10月2日). 2020年10月2日閲覧。
  8. ^ “韓国で「洗濯機戦争」勃発 LG社長が商売敵サムスンの洗濯機を壊す? 告訴合戦、出国禁止も”. 産経新聞社. (2014年12月24日). http://www.sankei.com/world/news/141222/wor1412220031-n1.html 2015年1月10日閲覧。 
  9. ^ 横浜市/MM21地区55-1街区開発/事業予定者にLGエレクトロニクスら2社(日刊建設工業新聞 2016年12月26日5面)
  10. ^ 研究開発拠点、MMに LGエレクトロニクス・ジャパン(日本経済新聞 2016年12月23日)
  11. ^ LG.Philips、「LG Display」に社名を変更(itmedia 2008年2月14日記事)
  12. ^ LG電子ジャパン、6月1日に、「LG エレクトロニクス・ジャパン」に社名変更(CNET Japan 2008年5月29日記事)
  13. ^ LG간부, IFA 열리는 독일서 타사제품 파손하다 연행
  14. ^ 検察捜査に拡大するサムスンとLGの洗濯機戦争
  15. ^ サムスン洗濯機損壊疑惑 LG本社を家宅捜索=韓国検察

関連項目[編集]