LOUDNESS (アルバム)

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LOUDNESS
LOUDNESSスタジオ・アルバム
リリース
録音 -
ジャンル ヘヴィメタル
ハードロック
グルーヴ・メタル
スラッシュ・メタル
時間
レーベル ワーナーミュージック・ジャパン
プロデュース 高崎晃
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 2位(オリコン
  • LOUDNESS 年表
    LOUDEST Ballad Collection
    (1991年)
    LOUDNESS
    (1992年)
    ONCE AND FOR ALL
    (1994年)
    『LOUDNESS』収録のシングル
    1. 「BLACK WIDOW (c/w RACING THE WIND)
      リリース: 1992/05/25
    2. 「SLAUGHTER HOUSE」
      リリース: 1992/08/25
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    LOUDNESS』(ラウドネス)は、日本ヘヴィメタルバンドLOUDNESS1992年6月10日ワーナーミュージック・ジャパンからリリースした、10枚目(英語版、日本語版、リミックス版も含めると13枚目)のオリジナルアルバムである。2002年2月14日に第2期以降の他のアルバムと一緒に廉価盤がリリースされた。その際、帯と歌詞カード、レーベル面のデザインが変更されている。

    内容[編集]

    EZO山田雅樹と元X沢田泰司が加入した第3期LOUDNESSでリリースした最初で最後のオリジナルアルバムである。 オリジナルメンバーの高崎と樋口は「最強のメンバーで製作された、最強のロックアルバム」といっている。歌詞は山田とJODY GRAYが共同で作詞し、「HELL BITES (From The Edge Of Insanity)」と「FIRESTORM」以外は全て英語詞である。ジャケットは美術家の横尾忠則が製作しており、別の視点を見ると人物像と文字が浮かび上がる仕掛けになっている。オリジナルリリースの初回盤はブックレット(写真集)、ブックレットとCDケースを入れる紙製の箱、高崎モデルと沢田モデルのピック、バンド名のロゴステッカー、メンバーのサインが入ったジャンパーのプレゼント応募券が付属するという豪華仕様であった。

    激しく歪んだギターサウンド、野太くのたうつような山田の攻撃的なシャウトなど、当時アメリカで一世を風靡していたパンテラに代表されるグルーヴ・メタルの要素を大胆に取り入れ、マイク・ヴェセーラ在籍時とは大きく変わった方向性を打ち出した。後述のように商業的には最も成功した作品だが、バンド自身は音楽性に悩み、結果的に低迷期に突入してしまう。

    売り上げ[編集]

    • LOUDNESS史上最高位のオリコン初登場2位を記録した。LOUDNESSのオリジナルアルバムの中では最高の売上である。

    収録曲[編集]

    1. PRAY FOR THE DEAD (4:14)
      ギターの激しいイントロから始まるナンバー。歌詞はタイトル通り、戦争で逃げ惑う人々が平和が訪れるよう死者に祈る姿を描いている。ベストアルバム『MASTERS OF LOUDNESS』にも収録されている。オリジナルメンバー復活後の第5期のライブでも演奏された。プロレスラーのマグニチュード岸和田が入場曲として使用している。
    2. SLAUGHTER HOUSE (3:53)
      激しいドラムのイントロから始まるナンバー。歌詞はタイトル通り、屠畜場の生々しい状況を描写している。後に15thシングルとしてリカットされた。ベストアルバム『MASTERS OF LOUDNESS』にも収録されている。オリジナルメンバー復活後の第5期のライブでも演奏された。
    3. WAKING THE DEAD (3:55)
      とあるきっかけで死者が突然復活するという非現実的な歌詞の曲である。
    4. BLACK WIDOW (4:48)
      14thシングル。沢田が加入して初めてレコーディングした曲でもあり、ジャック・オフ・ビブラートというテクニックが印象的なナンバー。後にベストアルバム『MASTERS OF LOUDNESS』に収録される。オリジナルメンバー復活後の第5期のライブでも演奏された。
    5. RACING THE WIND (4:05)
      「BLACK WIDOW」のC/W曲。
    6. LOVE KILLS (5:12)
    7. HELL BITES (From The Edge Of Insanity) (5:54)
      2つの曲を合わせたような変拍子なナンバー。始めはアップテンポな曲調で、歌詞は日本語であるが、間奏のテクニカルなギターソロを境にスローテンポな曲調となり、歌詞も英語のみに変化する。ベストアルバム『MASTERS OF LOUDNESS』にも収録されている。
    8. EVERYONE LIES (4:42)
      この曲のみ元メンバーの山下昌良が作曲した。ベース担当の山下が作曲したので、ベースのプレイがメインになっている。
    9. TWISTED (5:18)
    10. FIRESTORM (4:29)
      このアルバム中で一番速いナンバー。ギターの速弾きをテクニカルに多用している。歌詞は、突然始まった戦争(電撃戦)を兵士側の視線で描いており、戦いを扇動する内容となっている。ベストアルバム『MASTERS OF LOUDNESS』にも収録されている。
      本曲の原型となる楽曲が、1984年に5thアルバム『THUNDER IN THE EAST』のデモとして製作されていたが、当時のプロデューサーだったマックス・ノーマンの判断で没にされている。没になった後もアメリカツアーの序盤では、1曲目として演奏していたが、客の反応は良くなかった。その当時のデモ音源は『THUNDER IN THE EAST』30周年記念アルバム『THUNDER IN THE EAST ULTIMATE EDITION』に収録されている[1]

    参加ミュージシャン[編集]

    前作:
    ON THE PROWL

    LOUDNESSのオリジナルアルバム

    次作:
    HEAVY METAL HIPPIES

    脚注・出典[編集]

    関連項目[編集]