Linux Foundation

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
The Linux Foundation
Linux Foundation logo.png
前身
設立年 2000年(19年前) (2000
種類 501(c)(6) organization
目的 オープンソースプロジェクトに関わる持続的なエコシステムを構築し、技術の発展や商業的な活用を促進すること。
位置
メンバー 1,000+協力メンバー[1]
重要人物
従業員
150
ウェブサイト www.linuxfoundation.org

Linux Foundation(リナックスファウンデーション、略称:LF)は、2000年に設立された非営利の技術コンソーシアムである。2007年1月21日Open Source Development LabsFree Standards Group が合併することが公式発表され、Linux Foundationが発足した。組織としての目的は「クローズドなプラットフォームと対抗するための様々なサービスを提供することでLinuxの成長を促進する」ことである[2]。2016年2月からブロックチェーンを開発するハイパーレッジャー・プロジェクトを主導している。

目的[編集]

Linux Foundationの目的は、オープンソースプロジェクトに関わる持続的なエコシステムを構築し、技術の発展や商業的な活用を促進することである。Linuxの作者Linus TorvaldsとLinuxのリードメンテナGreg Kroah-Hartmanのホームでもあり、Linuxカーネル開発を守り、長年の発展を促進するための中立性をもたらすために作られた。

イノベーションを促進するために、Linux技術コミュニティやソフトウェア開発者、ソフトウェア産業、エンドユーザーが協力するイベントのホストも行っており、Linuxやオープンソースが直面する問題解決の手助けを行っている。

Linux Foundationは、年間イベントでの技術情報の提供や教育を通して、Linuxコミュニティを支援もしている。支援しているイベントには、Open Source Leadership Summit、LinuxカーネルサミットOpen Source Summit英語版(旧称:LinuxCon[3]、2009年9月に始まった)。がある。開発者旅行支援(developer travel fund)[4]も行っている。

Linux Foundation Projects[編集]

Linux Foundation Projects(旧称:"Collaborative Projects")は、産業界とエコシステムでのイノベーションを促進するために、開発者たちのコラボレーションを促しているソフトウェアに対して、独立した資金提供を行っている。500以上の企業と数千人の開発者らが、これらのオープンソース・ソフトウェアプロジェクトにコントリビュートしている。

2015年9月時点で、Linux Foundation Projectsのソースコードの総行数は115,013,302行に達した。推定では、これらのプロジェクトでの共同開発に必要な労力は、41,192.25人月におよび、1,356人の開発者が30年開発を行った場合に相当する。推定時点で、Linux Foundation Projectsの開発コストに対する経済的な総価値は、約50億ドルであると推定されている[5]。オープンソースプロジェクトに対する継続的な投資とホストせうるプロジェクトの拡大により、2017年9月までに推定156億ドルまで増加している。

OpenPrintingワークグループ[編集]

LinuxPrinting.orgは、Linuxにおける印刷関連の文書やソフトウェアサポートを提供するWebサイトであった。2006年、これがFree Standards Groupの一部となった。現在では、リナックスファウンデーションの一部となり、名称もOpenPrintingワークグループと変更されている。

この部門は、ベンダー各社の発売したプリンターに関するデータベースを保持している。各プリンタのLinuxサポート状況や使用した際の印刷の質などの情報を収集している。また、Common Unix Printing System (CUPS) でプラグインとして使えるfoomaticスクリプトも開発している。

アクセシビリティ ワークグループ[編集]

IAccessible2インターフェースなど、障害を持つ人々が、LinuxやLinuxベース・アプリケーションをアクセス可能にするための標準

脚注[編集]