Live Earth

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Live Earth(ライヴ・アース)は、地球温暖化防止活動を促進するために開催された世界規模のチャリティーコンサート。同コンサートはテレビ・ラジオ・インターネットを通じて、世界150カ国以上、20億人が視聴。2007年7月7日に最初に開催され、2008年12月7日にもインドムンバイで開催が予定されていたが、ムンバイ同時多発テロの影響で中止となった。[1]

目次

開催までの経緯

世界7都市で2007年7月7日に7つの大陸で順次開催された、地球温暖化防止を訴える世界規模の同時コンサート。地球温暖化の解決に向けたプロジェクト「S.O.S.(Save Our Selves)」が手がける初の巨大イベント。

2005年のアフリカ貧困撲滅支援コンサート「LIVE 8」でエミー賞を受賞したケビン・ウォールと、ドキュメンタリー映画「不都合な真実」の作者としても知られる元アメリカ合衆国副大統領アル・ゴアが中心メンバーとなって、2007年2月15日に開催を提案し、7つの大陸で行われる 9つのコンサートと視聴参加4会場で開催。100人以上のミュージシャンが集結し、マルチメディアを通じ150カ国に24時間中継され、20億人の観客とともに、気候変動の危機の解決に向けた、世界的なムーブメント。

S.O.S.(SAVE OUR SELVES=自分自身を救え)キャンペーンのミッションは、個人に力を与えて、消費者行動を変え、企業や政治のリーダーを動かし、気候変動の危機に対処する方法を決断させること。 SOSのメッセージは、誰でも、どこでも、気候変動の危機を解決するための呼びかけに応えることができ、またそうしなければならないと、継続して訴えかけた。

開催地

2007年

開催地(2007年)の世界地図

主な出演アーティスト

2007年

ウェンブリー・スタジアム(ロンドン)

ウェンブリーでのコンサート風景

ジャイアンツ・スタジアム(イーストルーサーフォード)

ナショナル・モールワシントンD.C.

幕張メッセ(千葉)

プレゼンター:

東寺(京都)

オージー・スタジアム(シドニー)

HSHノードバンク・アレナ(ハンブルク)

コパカバーナビーチ(リオデジャネイロ)

東方明珠電視塔(上海)

コカ・コーラ・ドーム(ヨハネスブルク)

放送

同コンサートは世界120社がテレビ・ラジオ同時中継した。

オーストラリア
ブラジル
ドイツ
  • ProSieben
日本
イギリス
アメリカ

評価

環境負荷の少ないイベントであることがアピールされていた。日本国内の2会場には、計1万5500人が訪れ、その電力は太陽光やバイオディーゼル燃料の発電でまかなわれ、幕張会場ではボランティアがゴミの9分別に誘導し、ステージ転換の際には生活スタイルの変換を呼びかける映像が流され、京都会場では(メッセージ映像は流されず、)屑物入れを設置せず、係員はゴミの落ちていない会場でイベントを終らせようと呼びかけた。

しかしその一方で、一部のアーティストは聴衆席にむかってペットボトルを飲みかけのまま放り投げ、また、喫煙所の撤収が早すぎたのか会場出入り口には煙草の吸殻が散乱し、指定収集箇所ではないトイレ屑物入れ周辺には使用済みの飲食物容器が山をなした。

環境問題の啓発に、長時間、大量動員のライブがはたしてふさわしいのか、疑問視する向きもあることが報じられた。

関連項目

脚注

  1. ^ テロの影響でチャリティー・ライヴ「The Live Earth India」中止 IBTimes

外部サイト

ウィキメディア・コモンズ


今日は何の日(10月19日

もっと見る

「Live_Earth」のQ&A