MOTO NAVI

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Moto NAVI(モトナビ)』は、株式会社F10 BOOK(エフテンブック)が発行しているオートバイ雑誌。偶数月24日発売。オートバイに関する情報だけでなく、ファッションやライフスタイルについての記述が多いのが特徴である。 かつては二玄社から発行されていたが、休刊を受けて創刊編集長の河西啓介が商標を買い取り、ボイス・パブリケーションを設立し二玄社から独立するかたちで継続。 2018年12月26日のボイス・パブリケーション倒産を受けて2018年8月号より、編集スタッフは新設されたエフテンブックスに移籍。版元がボイスパブリケーションからエフテンブックに変更された。 二代目編集長はボイス・パブリケーション時代副編集長を勤めた日越翔太。

MOTO NAVIの姉妹誌としては、奇数月26日発売の自動車雑誌『NAVI CARS(ナビカーズ)』がある。かつては、自転車雑誌『BICYCLE NAVI(バイシクルナビ)』も刊行されていたが、2017年9月発売のNo.87をもって休刊した。

内容[編集]

2001年に、二玄社が発行する自動車雑誌「NAVI(ナビ)」のオートバイ版という位置づけで創刊された。創刊以来のキャッチフレーズである「もういちど、オートバイと暮らす。」が示すように、オートバイのあるライフスタイルを提案する編集方針をとっている。

登場するオートバイはBMWドゥカティハーレーダビッドソントライアンフKTMモトグッツィなどの輸入車が比較的多く、それゆえに400cc以上の大型モデルを中心に紹介している。

また、後述するようにオートバイ雑誌にありながらファッション誌的な誌面構成が特徴であり、独自性を発揮しているポイントでもある。

なお、2019年2月号より、創刊以降17年にわたって編集長を務めた河西に代わり、同誌副編集長であった日越翔太が2代目編集長に就任。それまですべて大文字のアルファベットで表記されていたロゴを、「Moto NAVI」と小文字まじりのものに変更した。

特徴[編集]

芸能人やミュージシャンなどの著名人が多く登場することでも知られ、俳優の鈴木一真やミュージシャンの吉川晃司松雪泰子武田真治テリー伊藤長野博V6)、丸山隆平関ジャニ∞)、ケンドーコバヤシ荒川静香プロフィギュアスケーター)など、表紙に登場した人物は多岐にわたる。

また、“懐かしもの”を扱った特集も多く、「片岡義男とオートバイの旅」(2013年10月号)や「俺達のバリバリ伝説。」(2014年10月号)など、70~90年代に流行った小説やマンガを題材として採り上げる企画もある。

写真を多用したビジュアルブックのような誌面構成は、ファッション誌的でもあり、オートバイそのものの情報を多く伝える他誌とは一線を画している。オートバイアパレルに限らず、一般的なメンズアパレルブランドのアイテムを組み合わせた乗車スタイルを提案するなど、スタイルにこだわりのあるライダーに向けたと思われる記事がある反面、サーキットなどでのスポーツ走行を目的とするライダーにとって有用であろう、プロテクターなどの情報は限られている。

主な連載(終了したものも含む)[編集]

  • VOICE:初代編集長の河西によるコラム。イラストは安藤俊彦が担当。
  • オートバイ海外サイト紹介:海外のオートバイ情報を紹介。インターネットサイトから飲食店などのカフェまで、取り上げるジャンルは広い。
  • MUSIC GARAGE:ラジオDJのトムセン陽子による音楽コラム。
  • 後藤武のフルバンクで行きたい食堂:二輪ジャーナリストの後藤武が、ツーリング先で出会う飲食店を紹介。
  • REVIEW:新車紹介ページ。車両自体に関しての記述のほか、エッセイ的な文体でその魅力を語る場合もある。
  • MotoGP TALK:元GPライダーにして、現56デザイン代表の中野真也と編集長がMotoGP最新事情を語り合う。
  • 永遠のクラシックモーターサイクル:国内外のクラシックバイクを緻密な解説で紹介。
  • MOTORCYCLE MAN:オートバイにかかわる職業に就く、さまざまな人にインタビュー。
  • ○と×:編集スタッフによるあとがき。制作期間中に起こった良いこと、悪いことが記される。姉妹紙であった『NAVI』より受け継がれるほか、エフテンブックの発行するすべての雑誌に設けられるコーナーでもある。

データ[編集]

  • 発行元:二玄社(~2010年6月号)→ボイス・パブリケーション(~2018年6月号)→エフテンブック(2018年8月号~)
  • 創刊日:2001年4月
  • 発行日:偶数月24日発売
  • 定価:1,200円