NEVER CHANGE (アルバム)

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NEVER CHANGE
長渕剛カバーアルバム
リリース
録音 1988年
スタジオサウンドバレイ
シャングリラスタジオ
エピキュラススタジオ
ジャンル ポピュラー
フォークソング
フォークソング
時間
レーベル 東芝EMI/エキスプレス
プロデュース 長渕剛
チャート最高順位
長渕剛 年表
LICENSE
1987年
NEVER CHANGE
(1988年)
SINGLE COLLECTION
(1988年)
EANコード
EAN 4988006021631(1988年・LP)
EAN 4988006020948(1988年・CD)
EAN 4988006204447(2006年・CD)
『NEVER CHANGE』収録のシングル
  1. 乾杯
    リリース: 1988年2月5日
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NEVER CHANGE』(ネバー・チェンジ)は、日本のミュージシャンである長渕剛セルフカバーアルバムである。

背景[編集]

前作『LICENSE』(1987年)リリース後、長渕は9月8日の静岡市民文化会館より12月3日の日本武道館に至るまで、全国18都市全20公演におよぶライブツアー「LIVE'87 LICENSE」を開催した[1]。その最中、8月28日放送されたテレビドラマ『スタンドバイミー 〜気まぐれ白書〜』(1987年)にゲスト出演し[2]、さらに8月29日にテレビドラマ『親子ゲーム』(1986年)や映画『男はつらいよ 幸福の青い鳥』(1986年)にて共演した女優の志穂美悦子と再婚した[3]。長渕は入籍のみで済ますつもりであったが、志穂美からの要望により9月17日に千葉真一が修行した寺の近くにある奈良県天川村天河大弁財天社にて挙式した[4]。また、長渕の意向により志穂美は芸能界を引退、専業主婦となり以降は芸能活動を行っていない[4]

これと前後して、9月16日には『LICENSE』に収録されていた「泣いてチンピラ」(1987年)をシングルカットとしてリリースし、翌1988年2月5日には本作からの先行シングルとなる「乾杯-NEW RECORDING VERSION-」(1988年)をリリース、長渕のシングルとしては「順子/涙のセレナーデ」(1980年)以来となるオリコンチャート1位を獲得し、約77万枚を売り上げるなど大ヒットとなった[3]

アルバムタイトルの『NEVER CHANGE』は、後にリリースされたシングル「NEVER CHANGE」(1988年)のタイトルとなった。また、一時期まで長渕のオフィシャルホームページのタイトルとしても用いられた。

録音[編集]

過去の楽曲から、「今の声で、今の気持ちで」改めて録音し直した、セルフカバー・アルバム。アレンジは瀬尾一三と共同で書き直されている。歌詞にある一人称「僕」が、総て「俺」に置き換わっていたり、また一部の楽曲で歌詞の加筆や修正が行われている。

リリース[編集]

1988年3月5日東芝EMIのエキスプレスレーベルより、LPカセットテープCDの3形態でリリースされた。

その後、CDのみ2006年2月8日に24ビット・デジタルリマスター紙ジャケット仕様で再リリースされた[5]

プロモーション[編集]

本作に関するプロモーションとしては、1月27日にフジテレビ系音楽番組『夜のヒットスタジオ』(1985年 - 1989年)に出演し「乾杯」を演奏した他、2月8日にはTBS系音楽番組『ザ・ベストテン』(1987年 - 1989年)に「乾杯」で第8位として出演、3月3日には第2位で再出演を果たした。さらに後に3週連続で第1位を獲得するも、一度も出演しなかった。

また、本作収録の「逆流」がNHK総合テレビドラマ『銀河テレビ小説 新橋烏森口青春篇』(1988年)の主題歌として使用された[6]

ツアー[編集]

本作を受けてのコンサートツアーは「LIVE'88 NEVER CHANGE」と題し、1988年4月20日の宮城県民会館を皮切りに18都市全20公演が行われた[1]。また、ツアーファイナルである6月19日には初となる東京ドーム公演を実施した[7]

チャート成績[編集]

オリコンチャートでは最高位1位となり、売り上げは約31万枚となった[3]。また、2006年の再発版では最高位259位となった[8]

収録曲[編集]

A面
全作曲: 長渕剛、全編曲: 瀬尾一三、長渕剛。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.STAY DREAM(Stay Dream)長渕剛長渕剛
2.僕のギターにはいつもヘビーゲージ(Heavy Gauge)長渕剛長渕剛
3.あんたとあたいは数え唄(Anta to Atai wa Kazoe-uta)長渕剛長渕剛
4.逆流(Gyaku-ryu)長渕剛長渕剛
5.乾杯(Kan-pai)長渕剛長渕剛
B面
#タイトル作詞作曲・編曲時間
6.碑(いしぶみ)(Ishibumi)長渕剛 
7.明日へ向かって(Ashita e Mukatte)長渕剛 
8.夢破れて(Yume Yaburete)長渕剛、松井五郎 
9.Bye Bye 忘れてしまうしかない悲しみに(Bye-Bye)長渕剛 
合計時間:

曲解説[編集]

A面[編集]

  1. STAY DREAM - Stay Dream
    アルバム『STAY DREAM』(1986年)のタイトルナンバーの再録音。また、シングル「NEVER CHANGE」のカップリング曲にもなっている。
  2. 僕のギターにはいつもヘビーゲージ - Heavy Gauge
    アルバム『HEAVY GAUGE』(1983年)より。メロディーが大幅に変わっている。
  3. あんたとあたいは数え唄 - Anta to Atai wa Kazoe-uta
    アルバム『逆流』(1979年)に収められているものとは、大きく楽曲のスタイルが異なっている。大幅にメロディラインが書き直され、また歌詞も一部加筆されている。
  4. 逆流 - Gyaku-ryu
    アルバム『逆流』より。歌詞がすべて「僕」から「俺」に書き換えられている他、曲アレンジが大幅に変わっている。同年秋のNHK銀河テレビ小説「新橋烏森口青春篇」の主題歌となった。
  5. 乾杯 - Kan-pai
    アルバム乾杯より。この音声でシングルが発売された。

B面[編集]

  1. 碑(いしぶみ) - Ishibumi
    アルバム『Bye Bye』(1981年)より。曲調やメロディラインが原曲と全く異なる。後のライブではこちらのバージョンで演奏されていた。
  2. 明日へ向かって - Ashita e Mukatte
    アルバム『HUNGRY』(1985年)より。曲アレンジが軽快になっている。
  3. 夢破れて - Yume Yaburete
    アルバム『時代は僕らに雨を降らしてる』(1982年)より。原曲はほぼギター一本による弾き語りであったが、このバージョンではバックバンドによる演奏が加えられている。
  4. Bye Bye 忘れてしまうしかない悲しみに - Bye-Bye
    アルバム『Bye Bye』より。原曲より演奏時間が短くなっている。

スタッフ・クレジット[編集]

参加ミュージシャン[編集]

スタッフ[編集]

  • 山里剛(ヤマハ音楽振興会 - ディレクター
  • 陣山俊一(ユイ音楽工房) - ディレクター
  • 下河辺晴三(東芝EMI) - ディレクター
  • 石塚良一 (Z's) - レコーディング・エンジニア、リミックス・エンジニア
  • 天童淳 (Z's) - 追加エンジニア
  • 内門幸二 (SOUND ALLEY)) - アシスタント・エンジニア
  • 服部のぶお (SHANGRI-LA) - アシスタント・エンジニア
  • 松原マサノリ (EPICURUS) - アシスタント・エンジニア
  • 瀬尾一三 - マニピュレーター
  • 中山信彦 (SAN MUSIC) - マニピュレーター
  • 浦田恵司 (EMU) - マニピュレーター
  • 荒木浩三 (MUSIC LAND) - ミュージシャン・コーディネーター
  • MITSUKO NAITO(ヤマハ音楽振興会) - スタジオ・コーディネーター
  • 笹川章光 (OFFICE SISTEMA) - エキップメント
  • 田中松五郎(ユイ音楽工房) - チーフ・マネージャー
  • 和井内貞宣(ユイ音楽工房) - パーソナル・マネージャー
  • 石田徳夫(ヤマハ音楽振興会) - プロモーター
  • 渋谷高行(ユイ音楽工房) - プロモーター
  • 鈴木博一(東芝EMI) - プロモーター
  • 瀧口幸男(東芝EMI) - プロモーター
  • 次田勝広 - アート・ディレクター
  • 大川壮一郎 - 写真撮影
  • 寺原隆 - イラストレーター
  • テリー中本 - スペシャル・サンクス
  • 土肥二郎(ヤマハ音楽振興会) - スペシャル・サンクス
  • 川上源一(ヤマハ音楽振興会) - エグゼクティブ・プロデューサー
  • 後藤由多加(ユイ音楽工房) - エグゼクティブ・プロデューサー

リリース履歴[編集]

No. 日付 レーベル 規格 規格品番 最高順位 備考
1 1988年3月5日 東芝EMI/エキスプレス LP
CT
CD
RT28-5061 (LP)
ZT28-5061 (CT)
CT32-5061 (CD)
1位
2 2006年2月8日 東芝EMI/エキスプレス CD TOCT-25953 259位 24ビット・デジタルリマスター紙ジャケット仕様

脚注[編集]

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  1. ^ a b 長渕剛 TSUYOSHI NAGABUCHI|OFFICIAL WEBSITE”. 長渕剛 TSUYOSHI NAGABUCHI|OFFICIAL WEBSITE. 2018年11月22日閲覧。
  2. ^ スタンドバイミー(1)気まぐれ白書 - ドラマ詳細データ”. テレビドラマデータベース. キューズ・クリエイティブ. 2018年11月24日閲覧。
  3. ^ a b c 矢吹光 「第2章 対決! 両雄黄金の経歴」『長渕剛 VS 桑田佳祐』 三一書房1995年3月31日、53 - 126頁。ISBN 9784380952227。
  4. ^ a b 長渕剛と入籍、極秘挙式した志穂美悦子」、ゲンダイネット2013年2月28日2013年4月3日閲覧。
  5. ^ 長渕剛、リマスター&紙ジャケ復刻決定!”. CDジャーナル. 音楽出版 (2005年12月19日). 2018年11月22日閲覧。
  6. ^ 新橋烏森口青春篇 - ドラマ詳細データ”. テレビドラマデータベース. キューズ・クリエイティブ. 2018年11月24日閲覧。
  7. ^ プロフィール”. フォーライフミュージックエンタテイメント. フォーライフミュージックエンタテイメント. 2018年11月22日閲覧。
  8. ^ NEVER CHANGE|長渕剛”. オリコンニュース. オリコン. 2018年11月24日閲覧。