NEVER ENDING SUMMER

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NEVER ENDING SUMMER
杉山清貴&オメガトライブスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル AOR
レーベル バップ
プロデュース 藤田浩一
チャート最高順位
  • 8位(オリコン)
杉山清貴&オメガトライブ アルバム 年表
RIVER'S ISLAND
1984年
NEVER ENDING SUMMER
1984年
ANOTHER SUMMER
1985年
『NEVER ENDING SUMMER』収録のシングル
  1. RIVERSIDE HOTEL
    リリース: 1984年10月21日
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NEVER ENDING SUMMER』(ネヴァーエンディングサマー)は、杉山清貴&オメガトライブの3枚目のオリジナルアルバムである。

解説[編集]

スマッシュ・ヒット「Riverside Hotel」をフィーチャーしたサード・アルバムで、デビュー・アルバムの延長線上という本来の路線に軌道修正されている。しかし、歌詞の情景やリリース時期から、夏を題材としながらも“冬オメガ”のイメージの内容となっている。ジャケットの写真はグアムの海で撮影された[1]

A面はシングルの「RIVERSIDE HOTEL」を除く4曲の作曲を杉山清貴が手がけている。

B面は作詞:秋元康、作曲:林哲司による「NEVER ENDING SUMMER」と題した連作集となっており、夏に出会った男女が一度は別れ、再び会おうとするまでを描いている。プロデューサー藤田の意向で林が作った組曲で、じつは IからIVまでをつなげる作業が大変だったそうである。IIのように曲中での転調するパターンも、当時としては珍しかった。IIIはメロディの雰囲気が杉山清貴の目指す曲調に近いと思われる。IVのバラードでは、杉山清貴の実力がいかんなく発揮されている[1]。今作では4曲がメドレー形式でつながり、一つの楽曲となっているが、「III」以外は独立したバージョンが存在する。次のシングル「ふたりの夏物語」ではサブタイトルに「NEVER ENDING SUMMER」とあるものの、作詞者が異なる[2]ため、関連性は無い。

順位は前作「RIVER'S ISLAND」より下げたが、売上枚数は上回った。1985年の年間アルバムチャートでは22位にランクされている。

収録曲[編集]

(レコードは1~5がA面、6~9がB面。演奏時間はレコードの歌詞カードおよび盤面に記載のもの)

  1. Misty Night Cruising (4:31)
    作詞:康珍化 作曲:杉山清貴 編曲:松下誠
    杉山清貴の曲であるが、ほとんどスタジオでのヘッド・アレンジのままで完成したそうである[1]
  2. Eastern Railroad (3:56)
    作詞:有川正沙子 作曲:杉山清貴 編曲:志熊研三
    杉山清貴が初めて作った16ビートの曲[1]
  3. Twilight Bay City (4:13)
    作詞:有川正沙子 作曲:杉山清貴 編曲:志熊研三
    杉山清貴がある夜眠ろうとした時に、メロディが完璧な形で頭の中に浮かんだそうである。後にも先にも楽器を使わずに作曲した唯一の曲で、後からコードを当てはめてみると普段自分が絶対に使わないコード進行だったのでたいへん驚いたということ[1]
  4. Riverside Hotel (4:36)
    作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司 
    4thシングル。
  5. Stay The Night Forever (5:09)
    作詞:有川正沙子 作曲:杉山清貴 編曲:松下誠
    林哲司の影響を受けながら杉山清貴が作り上げた名バラード。それまでの自分にはなかったカラーだそうである[1]
  6. Never Ending Summer I (5:40)
    作詞:秋元康 作曲・編曲:林哲司
    配信限定アルバム「The Other Side Of OMEGATRIBE」に単独バージョンが収録されている他、杉山清貴がソロで発表したライブアルバム「I WANNA HOLD YOU AGAIN」にも単独で収録されている。
  7. Never Ending Summer II (3:30)
    作詞:秋元康 作曲・編曲:林哲司
    キープ株式会社が販売している「ベスト・オブ・ベスト」というCDに単独バージョンが収録されている。
  8. Never Ending Summer III (3:33)
    作詞:秋元康 作曲・編曲:林哲司
  9. Never Ending Summer IV ~ Prolog (5:30)
    作詞:秋元康 作曲・編曲:林哲司
    配信限定アルバム「The Other Side Of OMEGATRIBE」に単独バージョンが収録されている。


※楽曲の明記は無いが、ブラスアレンジとして新田一郎 with ホーンスペクトラムが参加している[3]

クレジット[編集]

  • Exective Producer:Katsuhiko Endo, Atsushi Kitamura
  • Directer:Shigeru Matsuhashi, Ken Shiguma
  • Sound Adviser:Tetusji Hayashi
  • Mixing Engineer:Kunihiko "Jr" Shimizu
  • Overdub Engineer:Jun Wakao, Tatsuo Sekine, Hiroshi Fujita
  • Second Engineer:mizuo "Tamadon" Miura
  • Mixing Studio:日音Cスタジオ
  • Recording Studio:日音、サウンドイン、サウンドシティetc.
  • Digital Recorder:Sony PCM-3324(24ch), JVC DAS-900(Master)
  • Recording Dated:1984年8月10日~1984年11月2日
  • Artist Management:Triangle Production
  • Session Cordination:Sound Seven


  • Front Cover Photo:Tadayasu Ozawa
  • Back Cover Photo:Jushi Watanabe
  • Stylist:Atsuko Shimizu(Back Cover Photo)
  • Design:Takeharu Tanaka, Yumiko Ohta(Soap inc.)

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 杉山清貴&オメガトライブ オリジナル・アルバム5タイトル 2016.8.3ハイレゾ配信 start”. VAP. 2019年4月24日閲覧。
  2. ^ 「ふたりの夏物語」の作詞は康珍化である。
  3. ^ 歌詞カードのクレジット欄に記載がある。